8.7月
7時に起きて、シャワー浴びてコーヒー飲んで日記を更新。暑いので午前中からクーラーつけてしまい、二度寝に成功。一度寝では2、3時間しか眠れていないので、二度寝めで1、2時間寝てやっとちょうどぐらい。積極的に二度寝していきたい。しかし二度寝していたら宅急便の再配達を逃してしまった。配達員さんごめんなさい。午後から支度して出勤。少し前から来ている21歳の新人さんがちょっと色んな意味でやばすぎて、尻拭いに忙しくてぐったり疲れる。多動で、全く空気が読めなくて、人の話を聞かなくて、注意されてもずっとヘラヘラと笑っているという、たぶんあの病気なんだけど、昔に同じ病気の人がいたから、あの苦しみ再びという感じで先が思いやられる。お花屋さんボーイと労い合いながらなんとか働いて、23時半退勤。業務以外のことで疲れ果てた。せっかくいいメンバーと穏やかに働けていたのになあ、しょぼん。帰って、TVerでドラマ『最高の教師』を見る。今季はドラマはこれだけ見ている。もうこの年になると学園ものは恥ずかしくなって見てられないんだけど、このドラマは松岡茉優ちゃんが素晴らしいので見ていられる。そして生徒役で窪塚洋介の息子が出ていて、お父さんほどのアクの強さはないんだけど、セリフを喋る時の独特の間合いというのか、顔全体の纏っている空気が、本当にお父さんそっくりで、遺伝子すごーっと思った。
8.8火
6時に起きて、シャワー浴びてコーヒー飲んで、支度して出勤。今日は午前出勤。今日もT先輩は新人女性H本さんがいるのでゴキゲン。このふたり、もしかしてもしかするかもな〜とスケベな想像して楽しんでいる。歳の差15歳だけど。今日も灼熱の現場、汗みずくになって働き、19時半退勤。暑さでいつも以上に疲れて、後半バテバテだった。軽い熱中症になっていた。しかし今日は夜、小説家のめろんさんと会うのです。着替えて急いで、いつもの人間関係へ。カウンターで注文してたらちょうどめろんさん到着。夜はバーになる人間関係だけど、わたしもめろんさんも下戸なので、ソフトドリンクで乾杯し、お互いの近況報告をしあう。めろんさんとも、もう出会ってなんやかや17、8年ぐらい経つ。小説家の川上未映子さんがまだ歌手だった頃、一緒にライブさせてもらって、その打ち上げに未映子さんのお友達として遊びに来ていためろんさんと出会ったのが最初。当時もキラキラのイケメン小説家だったけど、今でもなんら衰えないイケメンぷり。実はちんぺろを書くよう本気で後押ししてくれたのもめろんさんだったし、編集者T石さんに繋げてくれたのもめろんさんだったんだけど、T石さんはいなくなり、編集者が変わった旨を報告し、しかしその編集者がフィードバック遅すぎて、メールの返信1ヶ月待ちとかザラなんです、と泣きつくと、そんなもんやで、とのこと。編集者って、そんなもんらしいね。もう期待するのやめよう。それを待つ間に、わたしの次書くべきものをめちゃくちゃ具体的に提案してくれて、うわ、これは書こう、もう、すぐ書き始めよう！ と久しぶりにやる気が出た。めろんさんは頼りになるし、おもろいし、イケメンだし、おしゃべり止まらなくてずっと楽しかった。ごはん食べようとなって、色々考えた結果、神座のラーメンを食べに行くことに。わたしもめろんさんも、ギトギトラーメンは苦手なのだけど、神座のラーメンは白菜たっぷりであっさりなのであれはほぼうどん、と意見が一致。7、8年ぶりに食べたけど、やさしい味でおいしかった。22時くらいに渋谷駅で別れて帰路。ちょっとちんぺろが滞りすぎて落ち込んでいた最近だったけど、書くべきことが見つかって元気が出た。めろんさん大感謝。
8.9水
7時に起きて、今日はお休みなのだけど、雨か〜とどんよりした気持ち。しかし家にいてもだらだらしてしまうだけなので、本とiPadを持って喫茶店へ。久しぶりに高円寺の喫茶あろうむさんへ。モーニングの時間には初めて来た。シナモントーストを注文。
あろうむはとにかくサラダが山盛りでうれしい。今日はなすの煮浸しまで乗っていた。野菜をこんなにたくさんの種類、なかなか食べられないので助かる。アイスコーヒーもジョッキで来るし最高。あろうむはママさんの人柄に吸い寄せられて集まった常連さんでいつも賑わっている。常連さんばかりの店って、居心地悪いことが多いんだけど、あろうむのママさんはわたしみたいな恥ずかしがりやのひとり客にも分け隔てなく温かさを分けてくださるので、居心地がいい。1時間ぐらい読書して、少し雨が弱まった瞬間に店を出て、吉祥寺へ。昨日めろんさんにおすすめしてもらった本が、吉祥寺のジュンク堂にしかないことが発覚したので、真っ直ぐコピスの中へ。無事発見して購入。後、原稿をやりにドトールへ。昨日めろんさんにご提案もらった原稿を早速書き始める。も、なかなか難しい。でも書きたいことがあるって、何より幸せやし楽しい。3時間ぐらい書いて、西荻に帰宅。帰りに八百屋さんに寄ったら、梨が一個150円まで下がっていたので購入。果物の中で梨が一番好きなので、今年もいっぱいために食べれますように。夜、再び新宿に出て、西口のルノアールで19時から取材。22時頃解散。帰って深夜はYouTubeをディグってCBD吸ってチル。
8.10木
7時に起きて、洗濯して掃除して、ちょっとだらだらして、午前中から新宿。今日は先週に引き続き、ラースフォントリアーの『キングダムII』を見るのである。まだ時間あるので、スタバで2時間ほど原稿をやってから、シネマート新宿へ。Iも5時間あったけど、IIはそれ以上に長かった。しかしいつものトリアーの胸糞鬱映画ではなく、お茶の間サスペンスどラマなので見やすくて良い。しかし流石に長すぎて、途中何度か意識は飛びました笑 先週Ⅰ見た時も思ったけど、ラストの盛り上がりで伏線を一気に回収して行くところが、爆笑しながらも本当に爽快で素晴らしくて感動した。いよいよ最新作『エクソダス』は再来週に見るつもり。また5時間あるけど、楽しみや。帰りにお花屋さんに寄るも、夏のお花って、全然可愛いのがなくって、渋々蓮の花を一本買った。まだ蕾だけど、ちゃんと開くかな？ そうそう、ハスの花って、茎が完全に蓮根だった。夜はジムへ。ゆうま先生のクラスは今日も人数少なかったのでみっちりミットやってもらえた。手塚先生のテクニッククラスは、ちょっと普段やらない、走り込んでのパンチ打ち込みをやった。手塚先生はサーキットがバリきついのだけど、やり切った感あるので満足。夜は読書しながらCBD吸ってチル。
8.11金
6時半に起きて、シャワー浴びてコーヒー飲んで、なんやかんやして、仕事前に人間関係へ。今日は祝日だから混んでるかなと思ったけど、まあいつもくらいだった。お盆だから、逆に都内は人が減ったりしてのかな？ 2時間ぐらい原稿してから出勤。死んだ顔で仕事して、休憩時間は読書。めろんさんに絶対読んでとい割れた、保坂和志さんの『書きあぐねている人のための小説入門』を読了。
わたし、小説の書き方読本系は、10年ぐらい前に一冊だけ読んだくらいやったので、大変勉強になった。と言っても、保坂さんは結局は、小説って、こういう方程式に当てはめて、こういうテクニックを使って書く、とかそういうもんじゃないですよ、という考え方で、ただ、こういう書き方、こういう考え方は変だよ、時間の無駄だからやめなさい、とかそういうことがびっしり書いてある本だった。これは先日めろんさんと人間関係で話したときにハッとしたんだけど、純文学の中にわたしがどうしても苦手な作家さんが何人かいて（具体名は出しませんが）、その共通点をめろんさんが指摘されてて、そう！それ！となって、あえてその代表格とも言える保坂さんの小説の書き方本を読んでみて、わたしの今の芸風？（というほどの作品は何も発表できてないのだけど）は一回捨ててみて、こっちの書き方で書いてみたら、なんか全く別の扉が開くかもしれん！と健やかな気持ちになれた。ちんぺろはそのままで行くけどね。ちんぺろを放置されてる間に、別のをしこしこ書きます。仕事はひたすら暑いでで何事もなく終了。23時45分退勤。帰って、アマプラに最近きた、白石晃士監督の『ほんとにあった！呪いのビデオTHE MOVIE』を鑑賞。2003年公開の作品だから、色々めちゃくちゃレトロなんやけど、「このビデオを見た友人が死んだんです」「これ見たあと急に視力がめちゃくちゃ悪くなったんです」「これ見て事故に遭いました」と、原始的に口伝いにしていくだけでだんだん怖くなってくる手法は、最新技術のCGとかお金のかかった特殊造形の化け物とかにも勝る怖さがあるな〜と、白石さんの原点を見て思いました。そして白石さんがめっちゃ若くてほっぺが桃色でキュートでした。
8.12土
6時に起きてしまって、シャワー、コーヒー、蓮の花のお水換え。まだ蕾は全然開きません。楽しみにしていた梨を食べる。全然味がしない！ ショック！ やっぱり安くなってるってことは、美味しくないってことなのか。しょぼん。まだあと二つあるんだけど。だらだらしつつ、日記を書いて、午後から出勤。久しぶりにモデルくんと一緒になり、最近のわたしの酷い話を聞いてもらって笑ってもらう。モデルくんはほんとに弟のように可愛いので、結構なんでも話せてしまうし、モデルくんもなんでも話してくれる。今日は暑いだけではなく、地下の貯水槽から汚水の臭いを上がってきていて、ずっと生ゴミが腐った臭いの中での労働。暑くて臭い、ほんとに底辺の仕事やなあ、と改めて思うけど、モデルくんのような可愛い弟が一緒だと頑張れる。でも今月はモデルくんと一緒になるのは今日だけだった。しょんぼり。休憩時間に、赤松利市さんの新刊『救い難き人』を読了。
在日、被差別の方々を取り上げた本はそれなりに読んできたけれど、ここまでその方々を極悪人に仕立て上げた本は初めて読んだ。これが小説だからこそ出来る技なんやなあ。女性を心身共に虐め倒すファックシーンはもはや赤松さんの十八番。それもフィクションやからこそで、西村賢太さんとは違うんよね。楽しませていただきました。23時45分まで働いて帰路。
8.13日
6時半に起きる。台風はまだ来てないのか雨は降っていない。でもむっとした湿気はある。午前中、吉祥寺の図書館へ行き、予約資料を引き取って、そのままスタバへ。大テーブルでiPad開いて原稿。夏休みの宿題に励む少年3人組が向かいにいて、今日の子たちは静かに勉強しててえらかった。このスタバはほんとに中高生が多い。最近の子供たちはお金持ちやなあ。午後から出勤。最高気温はそんなに高くないはずやのに、今日は湿度がえぐくて我が職場は過去イチしんどい暑さだった。何もしてなくても眼鏡がくもる。茹だる暑さ、ほんと身体がサラダチキンになっちゃう。サウナに着衣のまま入って、マスクして手袋もして8時間入っている感じ、これは令和の拷問です。おまけにお盆だからかなかなか忙しく、23時45分、命からがら退勤。地上にあがると雨は降っていない。台風はどうなったんやろ。明日が本番なんだっけ。てことは明日もサウナ確定やんけ〜。
