7.6〜12日記

7.6月

6時半に起きて、シャワーしてコーヒー飲みながら日記を更新。9時から会社へ出勤。特筆すべきことはなくいつも通り業務。役員さんが桃をもらってきたらしくて、お裾分けにいただいた。今季初の桃。和歌山ってみかんだけじゃなくて桃も産地なようです。退勤して夕方帰宅したらBさんが荷物を置き配してくれていたので収納。その後、本町文化堂さんに先週ライブのときに忘れ物をしたので取りに行く。雨だったので髪の毛ふたつくくりだったので、嶋田さんに一瞬誰かわからなかったと言われた。髪質上、湿気の多い日は髪の毛がチン毛のようになってしまうので、結んでいます。夜はネトフリで『ガス人間』を観始める。まだ面白さがわからない。

 

7.7火

7時に起きて、朝のルーティンして、久しぶりに晴れたので洗濯回して外干し。ちょっと部屋の掃除家事をして、10時過ぎに家を出てガソスタ経由で海辺のレストランへ出勤。雨続きで2週間くらい来れてなかったので、すごく久しぶりの気持ち。出勤するなりRさんに「逮捕されるんやろ?」と笑われた(先週の日記を参照)。今日はレストランが1周年記念日。忙しいかな、と思ったけど通常営業だったので、特に変わったことはない感じでぼちぼち働く。お天気もあんまりよくなかったので、七夕の天の川も見えないかも。

あんまり忙しくなかったので、おいしいまかないをいただいて、早めに退勤して帰宅。夜は読書したりガス人間見たりおうち時間を満喫。先週でライブバタバタウィークは落ち着いたので、今週はあんまり変わり映えのないのんびりした和歌山生活日記です。

 

7.8水

7時に起きて、朝のルーティンして、海辺のレストランに出勤。ランチの波が過ぎた後、新メニューの山椒のカチョエペぺ用の、山椒の枝と実を分けていくという超絶地味な単純作業をやる。脳死で出来るこういう内職のような業務は大好きなので延々やれる。しかし山椒って口に入れなくてもずっと触ってたら鼻水出ますな。15時半くらいに、東京から門ちゃんツヤ子さん夫妻が遊びに来てくれた。和歌山まではるばる、しかもレンタカー借りて海辺のレストランまで来てくれて、邂逅をよろこびあう。お客さんも引いたので上がっていいよと言ってもらい、門ちゃんツヤ子さんのテーブルに合流してワイワイおしゃべり。ほぼ内容はここに書けませんが、お互い身近なゴシップ話を交換して盛り上がる。門ちゃん(阿佐ヶ谷よるのひるね店主)とは2ヶ月ぶりくらいだけど、ツヤ子さん(イラストレーター)とはずーっと前にみんな群馬の珍宝館へ遊びに行って以来かも。お二人は和歌山くる前に彦根に寄ってきたらしく、円盤の田口さんに会ってきたらしくて写真を見せてもらったら、田口さんなんだか若返っていてびっくりした。よくライブしてた高円寺の円盤もとっくになくなってしまって、当時一緒によくライブしていた仲間たちも散り散りになって、まあわたしも都落ちして和歌山に住み始めたし、みんなそれぞれの人生を生きているなあとかぼんやり考える。夕方、一旦お開きして、わたしは原付で帰宅。したらまたドアノブにBさんからお届け物が届いていた。19時に門ちゃんが車で迎えにきてくれて、夜は海南の方へお魚を食べに行った。と言っても、わたしは生魚が食べられない&誰もお酒を飲まないので、みんな定食を頼んでいた。わたしはマグロの唐揚げ定食。

小鉢のもずくが安もんではないしっかりしたもずくでおいしかった。もちろんマグロの唐揚げも。お店は我ら以外にお客さんいなくて貸切で、お座敷でのんびりさせてもらった。11月のイベントの打ち合わせもした。だいぶ先ですが、11月14、15日と2デイズ、阿佐ヶ谷よるのひるねでライブとトークイベント予定していますので東京のみなさんまたよろしくお願いします。

 

7.9木

7時に起きて、朝のルーティンして今日も海辺のレストランへ出勤。梅雨明けして太陽が本気出してきていて、いよいよ夏。和歌山に来て初めての夏。東京のコンクリートに焼かれる感じの人工的な危険な暑さみたいな感じはなさそうだけど、どうなんやろう。和歌山も暑いのかな。遮るものがなくて風通しはとてもいいので、わりと過ごしやすいんではないだろうかと希望的に甘く見ている。裏の菜園が元気いっぱいになってきていて、今日はおかあさん(Rさんの)のお手伝いでイタリアンパセリを収穫。ミントもめちゃくちゃ増えてる。髪の毛がボーボーになったノビ太郎は散髪されて三兄弟になっていた。

しばらく猫のハナコに会えていなくて淋しい。いつでもあげられるように常にちゅーるをポッケに潜ませているのに。猫ちゃんたちも暑くて日中はどこかで休んでいるらしく、夜にならないと登場しない様子。夕方、Bさんが帰ってきて、またとても大切なものを預かってしまった。どんどん我が家が貴重な資料館のようになってきているが、公に開館はしていませんので悪しからず。帰って夜は読書。

 

7.10金

7時に起きて、朝のルーティンして9時から会社。会社で、先週逮捕されかけた話をしたら、zoomはミラーリング出来るから、銀行のアプリ開いたら口座番号とか暗証番号抜かれてやばいかも、と言われ、もう一個のバレてない方の口座に貯金全部移すべき!と言われる。今のところ残高無事やけど、心配なので一応そうすることに。あと社長が警察に一応話しに行きなさいとおっしゃる。今のところ被害金額はゼロ円やしめんどくさいからもう放置でええわと思ってたので、正直めんどくさい。帰って、夜は読書。栗田シメイ著『檻の中のルフィ 闇バイトを生んだ者たち』読了。

先週、まさに特殊詐欺に遭いかけたので臨場感でノリノリのまんま読んだ。闇バイトやトクリュウという言葉が浸透するきっかけにもなったルフィグループ事件をすごく丁寧に取材されて疾走感あふれる文章で綴られたノンフィクション。報道でやんわり見聞きしていた印象では、てっきり腕っぷしの強い男ばかりの詐欺組織と思いきや、実は暗躍していたのは女子メンバーたちだったことにまずびっくりした。時には自ら女を使ってのしあがり、しかし中には組織内で強姦的ことをされてしまう女子もいて、まあ年頃の男女が集まってフィリピンなんかで軟禁生活させられてたらそういうことも当然あるやろな。詐欺組織というとなんとなくラクして大金稼いでるようなイメージやけど、トップの数名以外は本当に普通の会社員のように朝8時に出社して朝礼して始業し17時退勤、みたいに地道に真面目に働いてて、営業成績を競い合って、ほんとにたまたま業種が特殊詐欺なだけで、みんな一生懸命働いてはるな〜とか思ってしまった。仲間割れ、内ゲバ、結局逮捕されたのもチンコロが原因やし、でもそういう人間模様含めてワンピースみたいな冒険譚ってことなんやろうかね(注:ワンピース自体を読んだことないのであくまで想像です)。

 

7.11土

7時に起きて朝のルーティンして10時すぎに家を出て海辺のレストランに出勤。30度を超えてくると、原付で風を切って走ってても気持ちよさより暑さが勝って体力削られる。いよいよ海がザ夏の海!って感じの飛沫をあげていて、もう海水浴できそう。わたしも今年は海入る気満々だけど、もう20年以上泳いでないので泳げないかもしれません。程よく忙しく働き、お客さん途切れたので15時半くらいに退勤。海辺のレストランは全席テラス席なのでほぼ屋外で働いていて、なのでその反動で帰ってきたらクーラーギンギンにしてしまう。夕方クーラー冷え冷えのベッドに仰臥して村上春樹の新刊を読んでたら気づいたら昼寝していた。こういうのも夏っぽくてええですな。夜は日記を書いたり春樹を読んだり。深夜Kさんから電話かかってきて、いじわる言われておちょくられる。

 

7.12日

5時半に目が覚めてしまう。朝のルーティンして洗濯回して干して、ちょっと家事をして今日も海辺のレストランへ出勤。 Bさんはお店あける前に朝イチ海で泳いできたらしい。元気っ子すぎる。 Bさんはまじで体力がわんぱく中学生。今日は1周年記念パーティで、一日中どえらいカオス空間な営業だった。普通に一般のお客様で昼も夜も満席な上に、芝生にDJブースが登場して、Rさんや Bさんのお友達のDJさんたちがずっと爆音でBPM2万ぐらいの激早音楽が鳴っている。おまけに気温は30度超え。ちょっとしたフェスみたいな空間になっていた。海、山、空、太陽、夕陽、においしいごはん。そら気持ちええわな〜。和歌山の色んな飲食店のオーナーさんたちやらハードコアバンドマンやらが集結していて、ちびっこたちはスイカ割りしたり花火したりしていて、なんかめちゃくちゃ夏やった。今日はRさん、 Bさん、おかあさん(Rさんの)、わたし、と四人体制だったので、はちゃめちゃに忙しかったけど楽しかった。暑すぎてRさんは途中でシャワー浴びに帰宅し、 Bさんに至っては外で植物用のホースで水浴びしていた。自由すぎる。猫たちも一周年を祝いにきてくれていました。

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最近はハナコの彼女のミッシェルちゃんも来ていてわたしははじめて会えた! お上品で引っ込み思案なかわいい子でした。お店閉めたあと、夜にみんなでそうめんを食べた。来年の二周年も四人でわいわい働けたらいいなあと思った。

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6.29〜7.5日記

6.29月

7時に起きて、シャワーしてコーヒー飲みながら日記を更新。午前中、和歌山で二番目にお気にりの喫茶店、さんぽ道さんへモーニングしにいく。

しばし読書して、さてお会計して帰ろ、と思ったら、財布がない! かばんの中身入れ替えたときに入れ忘れたんや! ピーンチ! 正直にママさんに話すと「わたしも時々やっちゃうから気にしないで〜」と言ってくれて、急いで原付かっ飛ばして財布を取りに帰る。先週はアイホン落としたし、ちょっとぼんやりしすぎている。あかん。帰ってきて、午後から長男さんが先週亡くなった林健治さんの遺品のたくさんの本を持って来訪。そのままわたしも車に便乗して健治さんちの遺品整理に一緒にお邪魔する。部屋に入ると、健治さんの匂いがまだ残っていて、なんともいえない気持ちになる。またこのおうちにも遊びにくるつもりやったのに。冷蔵庫には食材もたくさん残ったままで、健治さんはここに帰ってくる気まんまんやったんやな。バーモントカレーのルーも出てきて、これはすごい!(お察しください)荷物を運び出して車に詰めると、空っぽの部屋に健治さんの匂いだけが残っている。

大家さんを呼んで、最後退去の立ち会い。こうやって遺品整理からアパートの解約から何から何までやってくれる孝行息子がいて、健治さんはほんまに幸せもんやで〜としみじみ思った。独居老人まっしぐらで家族とも縁が切れているわたしは、死んだ後どうなるんやろ。長男さんは作業しながらもマスコミから電話かかってきたりでそっちの対応もしていて、ずっと気丈に振る舞っておられて、悲しむ暇もないような状態で心配になる。健治さんちで保管してあった裁判の資料や大量の新聞記事や雑誌記事や、あとパネルに入った家族写真などもうちで預かることになり、我が家に運んだ。なんだかすごく大切なものをお預かりしてしまって、胸がぎゅっとなる。夜は額装された写真館で撮ったであろう長男さんの少年時代の可愛い写真を眺めながらぼーっとしたり、資料を読み漁ったりして、家族についてぐるぐる考えた。

 

6.30火

7時に起きて、朝のルーティンして9時から会社。細々した事務仕事を淡々と片付ける。夕方退勤して、明日のトイピアノライブの曲順を決めて練習。そういえば、とあるギャラが一向に振り込まれておらず、請求書は先月送ってるのにおかしいぞとなってお伺いのメールを出す。ギャラの催促してくる鬱陶しい乞食と思われないか不安だし、本来こういうお伺いはしたくない。でもしないとわたしぐらいの雑魚野良ミュージシャンは、放置されて忘れ去られて未払いのまま終わりになるので頑張らないといけません。お伺いメール出したらすぐに無事に振り込まれ、やっぱり忘れ去られていたようです。怒。

 

7.1水

雨なので海辺のレストランはおやすみ。朝からトイピアノの練習練習。トイピアノは専用のケースなどが存在しないので、横倒しにして無理やりトランクに詰めて運ぶのだけど、雨なので濡れないようにゴミ袋に入れてぐるぐる巻きに梱包。しかし今年雨多くないか? ライブの日全部雨やで。支度して、午後、少し早めにサザンに乗って大阪へ。難波で降りて、トランク引きずりながら傘さして歩く。ベアーズの前を通過して、喫茶サモアへ。ここは太っちょ猫ちゃんがいる昔ながらの喫茶店。

ミックスサンドとアイスコーヒー。サンドイッチは卵焼きほかほかでパンもふわふわですごくおいしかった。店内、冷房がついてなくて、蒸し暑いっちゃ蒸し暑いけど、まあ我慢できないことはないので、わたしは普通に過ごしてて、他にも男性客がちらほらいたけどみんな黙っていた、が、中国人観光客が入ってきて、カタコトの日本語で開口一番「暑いです!」と何度もママさんに主張してて、ママさんはたぶん冷房つけたくなかったんだけど、あまりにも何度もしつこいので渋々冷房つけていた。中国人、つよ!と思った。それに比べて日本人は奥ゆかしい人種やなあと思った。サモアから大国町側に歩いてって、本日のライブ会場Scent Gallery Cafe Mikayamaへ。今日は20年来の友人で画家の谷内一光くんの個展のオープニングレセプションでライブなのです。一光くんと邂逅をよろこびあい、ギャラリーのユカさんとしばしお喋りしつつ、セッティングしてリハ。一光くんが過去の個展のフライヤーを見せてくれて、なんとちょうど20年前、2006年の7月2日にアメ村の三ツ寺会館のBarガンジャで開催の一光くんの個展でわたしトイピアノライブしていたらしかった。すごい。ピッタリ20年前。お互い、当時は21歳やったのにもう41歳やで〜とか笑いあいながら、でもでも20年間、お互いやめずにやり続けていて、こうやってまたご一緒できるって結構すごいことで、感慨深い気持ちになった。19時半から30分くらい歌わせてもらう。投げ銭くださった皆さま、本買ってくださった方、本当にありがとうございました! 会場、子どもたちもいて、投げ銭でシール帳から大事なぷくぷくシールをくれたりしてほっこり。大好きな友人のここぴちゃんもきてくれて(一光くんとここぴちゃんは姉弟なんです)、ここぴちゃんの超美少年の息子ちゃんとも初対面。いつもインスタでうっとり見てたのだけど、会ったらめっちゃよく喋る気さくな美少年でびっくり。色んな方とお喋りできて楽しい時間だった。一光くん、呼んでくれてありがとうございました。

ユカさんの手作りキンパもおいしかった。お皿が可愛すぎた。クマちゃんバックで致してますやん笑

 

7.2木

7時に起きて、朝のルーティンして9時から会社。いつも通り業務して、午後から晴れてきたので前の街路樹のところの草むしりをした。台風一過してすっかり暑い。退勤して夕方帰宅し、ピアノの練習。していたら、Bさんからとある音源が送られてくる。おおー!めっちゃパンクやん!自分の曲がこんなアレンジになるとわっ!早く演奏したいな。明日は豊田道倫さんと和歌山でツーマン。週に2本もライブあるってかなり久しぶりでなんなら先週もライブあったので、わたしにしては珍しく繁忙期なのだけど、ちょうど梅雨で海辺のレストランの仕事がずっとおやすみ続きだったのでそんなに忙しい感じもなくて寧ろかなりのんびりしている。しかし今日は会社から地味にお腹痛くて貧血気味の体調悪さだったので、明日に備えて早めにお布団入って寝た。

 

7.3金

早よ寝過ぎたので5時台に起きてしまう。ひっさしぶりに晴れたので洗濯回して外干し。今日はライブやけど和歌山でなので余裕かまして朝から喫茶店333に行ってモーニングをキメる。

帰ってきて、今日のライブの曲順を決めて通し練習をしていたら、昼過ぎに電話がかかってくる。警視庁捜査二課の林田という人で、去年特殊詐欺で逮捕された高橋良介という犯人の家から、わたし名義のキャッシュカードが出てきたらしく、どうやらわたしは被害者ではなく、高橋の詐欺グループの一味で資金洗浄をしていたのではないかという容疑がかけられており、今から出頭してくれと言われる。いえ、わたし和歌山にいるので無理です、というと、ほんなら特別にzoomで取り調べをしてやる、と高圧的に言われる。zoomは林田の顔も出してきてて、警察手帳もしっかり見せられる。そこから1時間ほど林田に尋問される。林田は何故かわたしの東京の西荻窪時代の住所も知っていて、わたしのフルネームも、電話番号も知っていた。途中から上田という検事と交代し、なんと逮捕状まで見せられて震える。確かに逮捕状にはわたしの名前が書かれている。警視庁の判も押されている。わたしの全ての銀行口座とそこに入っている金額を言わされる。でも「口座番号や暗証番号は絶対言わないでください!」と言われる。わたしの容疑を晴らすには、わたしの持ち金全てが、高橋良介グループから流れているものでないかどうか調べるしかないらしい。50万ずつ指定口座に振り込めと言われる。一枚ずつお札を調べて、問題なかったら翌日に全額返金、というのをわたしの貯金全額分やるらしい。ここまでわたしは完全に信じてしまっていて、本当に逮捕されて今日のライブは出来なくなってしまうと真っ暗な気持ちになっていた。しかし、指定された口座が、ゆうちょ銀行の小林孝子という人の名義で、これ誰なん?となる。わたしが疑い始めたら上田は「わかりました、これから和歌山県警があなたの家に向かいまして、逮捕となります。先ほどお見せしましたよね、逮捕状はすでにありますので」とか言われる。もうええわ、逮捕でもなんでもされてしまえ!という気になって、勝手にzoomを退出。すぐにBさんに電話して「わたし逮捕されるっぽいねん」と今あった流れを説明すると、「詐欺っすよ」と笑われる。「よくあるやつ、僕もようかかってくる」とのこと。だってだって、逮捕状もあったんよ、わたしの名前も電話番号も住所もバレてたし。こわすぎよ。完全にテンパってたけど、Bさんと喋ったら我に帰れた。Bさんがリンクを送ってくれて、見たらマジで今わたしの身に起きたこととほぼ同じ事例がニュースになっていた。警察がzoomで取り調べとかありえへんらしい。そらそうやんな。ググったらすぐわかることやけど、まる2時間ほどzoomつながされてた間は、一切スマホで変な操作させてもらわれへん上に、最初の段階で、電波の都合で雑音が入ってるからパソコンの電源切ってくれと言われてパソコンも使えなくて、そしてこちらに考える余地を与えないように、思考停止させるように、すごいテンポ感でものっそいシームレスに誘導してきはるんや。まず、台本がかなり良く出来ている。さらに林田も上田も芝居がうまい。なんか演劇とかやってましたか?と思うくらいの、刑事然りとした高圧的などっしりした喋り方やった。詐欺とはわかったけど、ライブの準備しながらも、一応和歌山県警が逮捕しにくるかもしれへんからずっとドキドキしてて、わたしって結構しょぼいな〜と我ながら思いました。無事逮捕されることなく、夕方本日のライブ会場、和歌山の本町文化堂さんへ。店主嶋田さんに会場のセッティングをしてもらって、マイクの準備などしてリハをしていたら、豊田道倫さんが到着。近況報告などしつつ、豊田さんもセッティングしてリハ。18時半くらいに豊田さんは彼女さんを迎えに行きはり、わたしは物販準備したりなど。19時からパラパラお客様がいらっしゃり、19時半からスタート。まずは豊田さんと二人でオープニングトークのコーナー。アンニュイな感じで15分くらい喋って、先にわたしのライブ。MCで先ほどの逮捕されかけた話をしたら笑ってもらえたので、まあネタになったのでよしとします。ラストはマイハッピーお葬式を健治さんにむけて「ケンジハッピーお葬式」歌わせてもらいました。その後、豊田さんのライブ。浅川マキのカバーからはじまり、新曲三昧なセットリストで歌ってくれました。猫のポンズの歌と、新譜『SEXY』に入っている「1970年、わたしは5歳だった」という歌がとてもやさしくて良かった。わたしは、自分のことを私小説のようになんでも生々しく歌にしてしまうけれど、豊田さんは少しズラして物語のように歌うので、一曲ずつが珠玉の短編小説やなあと思いながら聴いていました。豊田さんは中学校の林間学校以来の和歌山だったらしく、ライブは初めてだったとのこと。ぶらくり丁の幸太郎ラーメンの〈想像を絶する鯖寿司〉が気になっているようでした。おいしいんかな。はるばるお越しくださり、ありがとうございました。今日は逮捕されかけたりでうっかりしてて、最後豊田さんと写真撮るのも忘れてしまったので、写真は一枚もなし。まあそういう日もいいでしょう。帰ったら会場に忘れ物をしてきたことに気がついて、色々ダメダメでしたが、無事に逮捕されることなくライブは出来たのでよかったです。

 

7.4土

今日も雨で海辺のレストランはおやすみ。しばらくあっちに行けていなくて、猫のハナコにも会えてなくてさみしい。もうハナコにわたしの顔忘れられてるかも。レストランでいつもRさんの作るおいしいまかないをいただいてたけど、ここ二週間くらいずっとおやすみなので1キロ痩せてしまったよ。まあダイエット成功したとも言えます。朝から本棚を組み立て、健治さんちからお預かりしてきた本たちを並べる。結構事件もののノンフィクション本、しかももう絶版になってるレア本もあるので、読む楽しみが出来てうれしい。午前中、長男さんが紙ものを保存する大きいケースを届けてくれたので、裁判の分厚いファイルや大事な書類たちをファイリングして詰める。我が家、ちょっとした資料館になっている。午後はソファで読書。早速お預かりした中から三好万季著『四人はなぜ死んだのか インターネットで追跡する毒入りカレー事件』を読んだ。

カレー事件を分析する本は何冊も出てますが、この本はダントツすごかった! まず、この著者の三好さんはこれを書いた当時中学3年生。学校の夏休みの理科の宿題として、自分なりにこの事件を調べて分析して論文を書いたものが、凄すぎてそのまま文藝春秋読者賞を受賞した衝撃の一冊らしい。三好さんは中学生というピュアなまなざしと瑞々しい好奇心で、マスコミにも惑わされず、あらゆる偏見なく独自の視点でこの事件を分析していって、このカレー事件で4人が亡くなったのは医療ミスだったという結論に辿り着く。ほんまに中学生が書いたのか?と信じられないぐらい、まず文章がうまくて、用いられる比喩表現などもすごくセンスがよくて、小説家としても成功しそうなポテンシャルを持っている。しかし三好さんはこの後、別に作家にはなっておらず、ジャーナリストや物書きにすらなっておらず、高校を中退して医者を目指している、という情報がなんかに書いてあっただけで、今どうなってるのか不明。本のカバーの著者近影の写真は、本当にどこにでもいそうなお転婆そうな可愛い中学生の女の子と言った風貌で、気になる存在すぎる。誰か三好万季さんのその後、知ってる方いたら教えてください。

 

7.5日

また雨やん。もうつまんなすぎる。午前中は洗濯は部屋干しして、掃除したりなんやり家事。映画でも観にいこかな、と思ったけど、カッパ着て原付乗ってまで行く気にはならず。家で日記を書いて、午後はBさんに教えてもらったネトフリの『DAYS』というドラマを一気見した。3.11のときの福島第一原発の内部と政府の命懸けの戦いの日々を事実に基づいてドラマ化されたやつで、東電の方々は想像していた何万倍も何億倍も壮絶な仕事をしておられたことを今更知った。ポップコーン食べながらみよと思って用意してたけど、全然食欲湧かず食べれなかった。主演の役所広司が演じている吉田昌郎さんという福島第一原発電所の所長さんは実在しておられて2年後2013年に亡くなられてるんだけど、やっぱり被爆のせいなんかなと思ってしまう。あと、この吉田さんがだいぶ後半、いよいよ現場が八方塞がりで切羽詰まってきたあたりで、いきなりみんながいる場所でズボンを下ろして何かをしてるシーンがあったんやけど、あれはなんやったんやろう。放尿とかはしてなかったデス。夜はニイマリコさんの『男には簡単な仕事』を読んだ。

男には簡単な仕事

わたしはニイマリコさんと同世代で、東京時代はわりと近い界隈で活動していたので(ニイさんの長く続けておられたHOMMEというバンドのドラマーキクイさんは北村早樹子大バンドのドラマーでもありました)東京のライブハウスシーンで女であるだけで受けてきた仕打ちなどは既視感ありすぎて、せやねんせやねん、うわ〜知ってる〜と独りで相槌打ちながら読んでしまった。ニイさんも音楽レーベルと揉めたのは自分が女だったからと書いておられてて、わたしがなりすレコードと揉めたのも結局ひっくるめると女やったからとしか言いようがなく、色々答え合わせが出来てしまった。とはいえ、わたしは結構女臭い歌をうたって、女臭い小説を書いたりしてしまってるのである程度は自業自得だとも思うけれど、ニイさんは音楽も文章も全く女を使わずに作品を作っておられる(と見受けられる)ので、そこへの怒りはわたしどころじゃないやろうなあと思った。読み終えて、ニイさんと色々おしゃべりしたくなった。誰か企画してくれへんかな。

 

エッセイ『病気の百貨店』は和歌山の本町文化堂さんでもお取り扱い始まりました! 現在買えるお店は、東京→中野タコシェ、代官山蔦屋書店、京都→誠光社、和歌山→本町文化堂の4店舗です。お近くの方はぜひ。お近くじゃない方は北村直販でお求めください

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6.22〜28日記

6.22月

7時に起きて、シャワーしてコーヒー飲みながら日記を更新。そのまま事務作業したり、ちょっと小説を進める。午後から通院なのだけどその前に病院の向かいにある喫茶茶色館でオムライス。

しっかりサラダとスープも付いてきた。腹パン。その後、病院で今日は産婦人科の検査の日。子宮の病気がふたつもあるので、本当は5月に手術することになってたのだけど、その手術前検査で血液の病気が発覚したので手術は延期になっていて、改めて検査になったのです。初めての女医さんで、いつものM字開脚パッカーンの検査、男の先生より緊張した。わたしはノーマルの異性愛者なので、女性にお股をまじまじと見られるってなかなかないからな。組織診という、金属をお股に突っ込んで子宮の奥をえぐって細胞をこそいで検査にかけるやつ。まあまあ痛い。検査結果は手紙で送ってくれるそうで、売店に封筒と切手を買いに行って受付に提出。病院の日はなんやかんやで半日潰れる。同じ病院に先週もお見舞いに行った友人が入院してるので、またお見舞い行こうと思ったけど、「次はカットスイカ買ってきますね!」と約束してしまったので出直すことに。帰宅したらちょうどLINEで、その友人が今朝亡くなったとの報告が届いて血の気が引いた。信じられない。あんなに元気だったのに。先週は「抗がん剤、余裕や!ヒ素に比べたら楽勝やで!」とブラックなジョークも飛ばして笑わせてくれてたのに。そう、何を隠そうその友人とは、林健治さんでした。もうマスコミにもニュースが流れたので書かせていただきます。健治さん、最期まで笑かしてくれて「あんたも病気大変やな」と気遣ってくれて、明るく朗らかなええ男でした。不死身の男の感じがしていたので、絶対大丈夫やと思ってたのに。なんだか力が抜けてしまった。長男さん、辛いやろうな。あんなに仲良し親子やったから。こういうとき、わたしは何ができるんやろう、なんもできひん。無力すぎて情けない。

 

6.23火

あんまり眠れず朝。いつも通りに9時に会社へ出勤。淡々と仕事して夕方退勤。近親葬なのでわたしは参列できないので、お花屋さんで白い菊を買ってきて、お線香の代わりにお香に火をつける。

お香なので部屋がただのええ匂いになってしまって失敗。金曜にライブなのでピアノの前に座って一応練習するも、ため息ばかりついてしまってあんまり練習にならない。読書も本開いたままぼーっとしてしまって進まず。こういうとき、なにして過ごしたらええんやろうね。早めに睡眠薬を倍量飲んで強制終了して寝た。

 

6.24水

早くに寝たので5時には起きてしまった。台風がふたつも来ているらしく、大雨なのでレストランはしばらくおやすみになったので休日。大雨が代わりに泣いてくれてるようなお天気。8時半頃に友人と近所の喫茶店でモーニング会。友人と話していたらちょっと気が紛れた。友人は最近ダイエットに成功して、首回りの肉が落ちたのかめっちゃしゃべりやすくなった!と言っていた。そんなことある? たわいもない話をしてお昼前に解散。そのまま図書館へ。家にいると塞いでしまうので、図書館の自習室で読書したり小説書いたりした。ここぴちゃんにおすすめされた舞城王太郎の『好き好き大好き超愛してる』を読了。

とても有名な小説だけど実は未読で、この歳になって初めて読んだ。そしたら図らずもガン(作中ではASMAとされている)の恋人を看取る物語やって食らってしまった。メンヘラ文学少女の愛読書なイメージがあったけど(すみません)、結構難解な純文学だった気がします。個人の感想です。夕方帰って長男さんとLINE。健治さんの直接的な死因など教えてもらった。めちゃくちゃつらいだろうに、淡々と気丈に報告してくれる長男さんが余計心配になるけれどなにもできず。不甲斐ない。

 

6.25木

明日がライブなので振り替えで9時から会社に出勤。社長が助成金のことを本気で女性金と勘違いしてて笑った。女性なだけでもらえる金とかあるんか? 特筆すべきことはなく淡々と仕事して夕方退勤して、帰宅したらアイホンがない。どこ探してもない。会社か?いや、帰り道にローソンで買い物したときPayPayで払ったからそのあと? 青褪めながら大雨の中、落としたかもしれない道沿いを探す。ない。オワタ。と一応最後に買い物したローソンにいって聞いてみた、ら、ローソンの駐車場に落ちてたらしく、親切な人が届けてくれたとのこと。助かった〜。今週はかなり腑抜けてしまってたのでぼんやりしてたんやな。しっかりせえ。夜、ライブの練習をしながら、マイハッピーお葬式の歌詞を健治さんへ向けて書き換えてみる。こういうの失礼だろうかと悩みながら、やるかやらんかはひとまず置いといて、とりあえず練習しておこう。夜は読書。物語をがっつり読む気になれなかったのでずっと前から積読してた國友公司さんの『ルポ路上メシ』をパラパラ読む。

東京の代々木公園や都庁前や上野公園などで食べられる、炊き出しのごはんを吟味しながら味わうグルメ本。都内では日々たくさんの炊き出しが行われているので、ホームレスになったとて食には困らないらしい。普通に一日3食食べれられる。しかも全部食べてたら寧ろ太るんじゃない?と思うくらいええものを食べておられる。運が良ければうなぎやステーキ丼まで食べれる。まあそれをゲットするには何時間も並んだり、興味のない神父さんの説教を聞かないといけないけど。東京に比べると、西成の炊き出しはちょっと貧相だった。ホームレスになるなら断然東京。

 

6.26金

夜中は強風で窓がガタガタ言ってて台風が本気出してきてる感がある。海辺のレストランは無事だろうか。猫のハナコはちゃんと濡れないところにいるかな。今日は西成でライブなのだけど、大阪市内の方が結構雨ひどい様子で、天王寺駅の雨漏りの映像や、新今宮駅の交差点が冠水してる映像などがTwitterに流れてきて焦る。電車もJRは止まってるらしい。ライブ中止になってる情報とかも流れてくるので心配だ。朝から曲順を決めて通し練習を何度かして、トランクに物販を袋何重にも巻き巻きにして詰めて準備。電車遅れてるかもしれないのでちょっと早めに家を出る。駅まではどしゃ降りやったけど、南海電車は普通に時刻表通りに動いていた。萩ノ茶屋駅で降りる。早速香ばしい西成のかほりが鼻腔を突き抜けてきて、そうそう、これこれ!となんだか懐かしい気持ちになる。高架下の甘党喫茶ハマヤさんに寄って、わらび餅とアイスコーヒー。

わらび餅が大好物なので、喫茶店でわらび餅食べれるなんて最高すぎる。正直おかわりしたかった。わらび餅ならどんぶり一杯食べれる。ご高齢のご夫婦(たぶん)でやっておられるんだけど、ママさんは矍鑠としててずっと姿勢ピンとして立っておられてかっこいい。客層はザ西成感溢れる感じでしたが、そこそこずっと客足途絶えず。いつまでも残っていて欲しいお店。16時半くらいに本日のライブ会場、西成の釜晴れさんへ。店主早苗さんとお久しぶりの再会。聞いたら前回IKAZUGOKEでお世話になったのは8年前やったらしい。もう8年経ったのか! リハをさせてもらって、おしゃべりしてたらカニコーセンさんから「JRが80分遅れて足止め食らってます」とのこと。こら、お客さん来ないかもな、と最悪のことも考え始める。しかし18時過ぎから逞しいお客さんたちがパラパラいらっしゃって、カニさんも無事に到着し、19時にはお客さんぎっしり! アンニュイな感じで最初にちょっとカニさんとトークして、そのまままずはカニさんのライブ。カニさんは明日50歳のお誕生日で50曲歌うという過酷なワンマンライブを控えていらっしゃるのだけど、こんな日にツーマンしてくれて感謝でした。わたしもたいがい自分のプライベーツをなんでも歌にしてしもてますが、カニさんもそうやな〜と思いながら聴いていました。でも色々打ち込みでも工夫が凝らされていたり、洋楽のオマージュなんかも混ぜ込まれてるので、しみったれた感じは全然しないし、楽しく聴ける。見習いたい。続いてわたしのひたすら辛気臭いライブ。MCでは10年ぐらい前にとあるおっさんに「金輪際大阪の敷居を跨ぐな」と言われて大阪出禁になった話をしました。笑ってもらえてよかったです。ラストはマイハッピーお葬式を「ケンジハッピーお葬式」に作り替えて、健治さんへ向けて歌わせてもらいました。こういうことをするタイプでは全くないのですが、どうしても健治さんに歌いたかったです。終わって、物販もたくさん買っていただけて大感謝でした。誰かが中古屋さんに売ったわたしの7インチレコード(サイン付き)を買ったお客さんがおられて、初めてサインの名義変更を承りました。そして『病気の百貨店』は持っていった10冊中2冊が乱丁落丁で仰天。1ページめから途中のページが来ていて、目次とか本来の1ページめが一番最後に回ってしまっている変な本が混ざっていました。もし買ってしまった方で、変なの当たってしまった方いましたらお取り替えしますので、お手数ですがwarabisco15@yahoo.co.jpまでご一報ください。早苗さんのおいしいごはんをいただきながらみんなで打ち上げ。釜晴れに集まるお客さんはおもしろくてあったかい方ばかりで、大阪出禁女ですが、釜晴れだったら安心してライブできることがわかりました。電車が止まらないか心配だったので、ちょっと早めにお暇し、帰りのサザンは贅沢に指定席で帰りました。台風の中お越しくださった皆様、カニさん、早苗さん、本当にありがとうございました。

 

6.27土

引き続き雨。そろそろ洗濯物が満杯やけど、わたしはなるべく洗濯物はお日様にあてたい人なので回す気になれず。右手の薬指が異様に腫れている。昨日ぶつけた覚えはないので、これはリウマチが出てきとりますな。昼から雨は上がったのでスーパー行こかと思ったけど、めんどくなって結局ずっと家でパジャマで過ごしてしまった。ちょっとパソコン仕事をしたくらいで、生産的なことは何もする気にならず。アマプラで『フロントライン』という映画を見た。もはやちょっと今更感ありますが、日本のコロナの始まりだったダイヤモンドプリンセス号の内側を描いたパンデミック映画で、お医者さんて身体張ってこんなに大変で壮絶なお仕事なんかと驚いた。が、ラストがなんか最終的にめっちゃ綺麗事に収まってて、ウソつけっと思ってしまった。映画観たくらいであとは溝口VS青汁王子のしょうもない詐欺師バトルを追っかけたりして全く無駄な時間を過ごしてしまった。

 

6.28日

夜中に猛烈な吐き気で目が覚めて、ひたすら胃液を吐くという謎の発作がひっさしぶりに到来。和歌山引っ越してからはあんまり出なくなってたので、東京での日々のストレスとかまあそんなやつが原因かなとか思ってたけど、ほんまになんなんや。一応主治医には伝えてます。そのままソファで変な態勢で気絶して朝を迎える。7時くらいには収まっていた。朝シャンして洗濯回して、雨止んだぽいけれど、一応ひよって部屋干し。午前中は図書館に予約のを取りに行って、ついでに自習室いこと思ったら日曜なので学生さんたちがぎっしり勉強してはってどこもあいてなかったので、一階のスタバで日記を書く書く。いつもガラガラのスタバだけど、今日はそこそこ席埋まってて、こっちも学生さんがみんな勉強してる感じ。途中雨降ってきたので部屋干し正解だった。焼き芋食べながら昼過ぎに帰って、来週はトイピアノでもライブがあるのでちょっと触って練習。Twitter見たら、美輪明宏が亡くなった訃報が流れてきた。美輪明宏も死ぬんか。中学生のとき、美輪明宏の『紫の履歴書』で読書感想文を書いたらちょっとした賞をもらってしまい、校内放送で朗読させられるという辱めに遭いました。その後、美輪さんの『白呪』というアルバムを高校生のときにめっちゃ聴いていて、こら一回舞台もみとかなあかんなと、梅田のシアタードラマシティかなんかに『椿姫』を見に行ったような記憶。ですがわたしは美輪さんのスピ方面には全くハマれなくて、ありがたいお言葉系の本やテレビでのご活躍は全く見ていません。美輪さんの思い出は以上となります。絶対死なない気がする人が死んでしまう一週間だった。

来週はライブが2本あります。この2本の後は白紙ですのでこの機会にぜひきてね。

⭐︎友人の画家、谷内一光くんの個展のオープニングパーティでトイピアノライブします。7月1日水曜日の午後19時半頃から。絵の具舞踏が衝撃的な一光くんですが、絵はあったかくてやさしくて元気もらえます。

 

⭐︎7月3日金曜日は和歌山のイケてる本屋さん、本町文化堂さんのお二階で、先輩ミュージシャンの豊田道倫さんをお招きしてツーマンします。豊田さんは東京時代からとてもお世話になっていて、お茶飲み友達でもあるのですが、出会って15年、どんなときでもずっとひたむきに曲を作り続けておられて大変リスペクトしております。ベシャリもめちゃくちゃおもろい方なので、トークコーナーもやろかなと思ってます。ぜひ来てください! ご予約はwarabisco15@yahoo.co.jpまでお名前と人数を! お待ちしてます!

 

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6.15〜21日記

6.15月

6時半に起きて、朝のルーティンしてコーヒー飲みながら日記を更新。支度して9時半のサザンで大阪へ。天下茶屋で堺筋線に乗り換えて、堺筋本町で友人のここぴちゃんと待ち合わせ。今日はここぴちゃんと喫茶店デートなのです。まずは船場センタービルのスカーレットへ。キャラクターの赤ずきんちゃんが可愛くて気になってたのだけど、平日しか開いてない&営業時間が14時までなのでなかなかハードルが高いお店。タバコ屋さん併設でおねえさんがワンオペでやってるちっちゃなお店。

アイスカフェオレは綺麗な二層になって出てきておいしかった。ここぴちゃんと積もる話で盛り上がる。帰りに赤ずきんちゃんのドリップパックもお土産に買いました。ちなみにこの赤ずきんちゃんは手塚プロの©️がついてたので本物です。どういう関係があるんだろね。北浜方面へお散歩しながら、途中ここぴちゃんのおすすめの本屋さんに行こうとしたけど月曜定休日だった、残念。お次はこちらもずっと来たかった珈琲リヴォリという喫茶店へ。おひるどきはオフィス街のサラリーマンがいっぱいで満席だったけどタイミングよく入れた。ごはん食べようとなって、週替わりのセットを注文。

サラダのドレッシングも手作りでフルーティなお味で、スープもおいしくてサンドイッチもおしゃれな味でおいしかった。全部手が込んでいた。恐らく家族経営?ぽい庶民的な喫茶店なのだけど、ごはんは本格的だった。ここぴちゃんと恋バナで盛り上がる。お悩みも聞いてもらった。ここぴちゃんはわたしが高校生の頃に出会って、当時から超美人でおしゃれでセンス抜群なかっこいい憧れのおねえさんだって、あれから20年以上経った今も全く変わらず爆イケスーパー主婦。最近は哲学にハマっているらしくて、このもの性という概念を教えてもらった。我々人間の個というものは属性を組み合わせただけでは決してそれその人にはならない。好きな人とそっくりそのままの同じ属性を全て完璧に持ち得た人が現れたとしても、その人でないなら1ミリも好きじゃない。逆に属性が全て変わってしまっても、その人そのものだったら絶対的に好き。ものすごく納得してしまった。リヴォリを出て、ちょっとお散歩して、喫茶ゼー六でアイスモナカを買って、川沿いに座ってアイス食べながらおしゃべり。ここぴちゃんは読書家さんなので、本の話もたくさん出来てうれしかった。昔挫折したウィトゲンシュタイン、また読んでみようかな。夕方、ここぴちゃんのお友達のやっているギャラリとアパレルのお店に寄り道。我々が川べりに座って喋ってるのずっと丸見えだったらしい。本町〜北浜界隈は喫茶店もたくさんあるし、オフィス街なだけじゃなく意外と文化的な街でええとこやった。また来たい。喫茶店たくさん行けたしおいしいものもたくさん食べて大好きなお友達といっぱい話せて大充実の1日だった。

 

6.16火

7時に起きて、朝のルーティンして9時から会社。淡々と仕事。事務作業してたら、トークのお仕事とライブのご依頼が同時に届いてうれしかった。帰って来週のライブに向けてピアノの練習。こないだBさんに教えてもらったとある曲をカバーしてみようかなとコードとって練習してみる。すごくいい曲だけど、これは男女デュエットで歌わな意味ないから、ひとりでは無理やな。夜は知人にオススメされた映画『52ヘルツのクジラたち』という映画をネトフリで鑑賞。なんでも斜に構えて見てしまう癖があるので、あー最近よくあるヤングケアラーですか、不幸な女の子が田舎に移住して、はいはいはい、と冷めた気持ちで見てたのに、気づいたらちょっと泣いてしまっててびっくりした。この人だけはどんなことがあって絶対幸せになってほしいと願う人がわたしにもいて、うっかり志尊淳に感情移入してしもた。

 

6.17水

お天気が雨予報で微妙なので海辺のレストランはお休みになった。朝のルーティンして、ひよこ号で和歌山駅の方へ。銀行よって、駅ビルでちょっと買い物して、行きつけの喫茶山さんへ。

ママさんの同級生のおっちゃんとまたご一緒になっておしゃべり。すごいアンタッチャブルな話を聞いてしまった。こんなガーリーで可愛い喫茶店なのに、常連客はハードコアおっちゃんオンパレードでおもしろい。午後から日赤病院へ。友人が入院しているので、お見舞いへ。抗がん剤治療で入院しているので心配だったのだけど、病室に行ってみるとすごく元気そうで、「抗がん剤、余裕やわ」と言っててさすがだった。どうやら抗がん剤を乗り切る裏技があるらしく、点滴入ったら即尿で出しまくることらしい。買って行ったシュークリームもパクパク食べてくれて食欲旺盛でひと安心。おしゃべりも絶好調で、ブラックな笑いでいっぱい笑かしてくれておもしろすぎてなかなか切り上げられず、2時間くらい居座ってしまった。とりあえず元気そうで何より。夕方帰宅して、ピアノの練習したり読書したりして夜を過ごす。濱野ちひろ『無機的な恋人たち』読了。

濱野ちひろさんは前作『聖なるズー』が動物とセックスする人たちのノンフィクションですごくおもしろかって、今作はラブドール愛好家たちのノンフィクション。前作ほどの驚きはなかったけど、ラストの方で出てくる「人間ラブドール製造所」という人間をラブドールに仕立て上げてくれるお店をやってる人の話がおもしろかった。

 

6.18木

7時に起きて、朝のルーティンして10時過ぎにおうちを出て海辺のレストランへ出勤。開店前、テーブルを拭いてたらトンボがいた。

トンボってなんとなく晩夏から秋口に出てくるイメージやったので、もう?と驚いた。レストランのお給料はいつも手渡しなんやけど、今日もらった5月分が予想外にめっちゃ多くてびっくりした。タイムカードはつけてるけど実は時給がいくらかも知らなくて、いつもRさんがざっくり計算して渡してくれてるのだけど、こんなにいただいてええの?!と帰って封筒開いて仰天。確かに5月は殺人的な忙しさだったけど。今日も楽しく働いて夕方退勤。ピアノの練習したりなんやりして、夜はアマプラで『国宝』。映画館で見たとき程の感動はないけど、歌舞伎の美しさだけでずっと見ていられるな〜と思った。映画館では3時間以上あったイメージやったけど、意外と短かった。配信版でちょっと短くなってる?

 

6.19金

7時に起きて、朝のルーティンして会社へ出勤。最近また焼き芋にハマっていて、昼休憩は市駅のスーパーに買いに行って焼き芋を食べている。特筆すべきことはなく業務に励み、夕方退勤。図書館に寄ってから帰宅。したら冷凍庫がほんの数ミリ空いてて、中のアイスが全滅してて泣いた。サクレレモンもスイカバーもジュースになってた。もう我が家の冷蔵庫は15年選手なので、密閉しにくくなっててちゃんと閉めたつもりでもちょびっとだけ開いてたりするんや。そろそろ買い替え時かもしれまへん。真っ赤なやつで気に入ってるんだけど。宅急便で大洋図書さんから卸値で買わせてもらった物販用の『ちんぺろ』も届いた。来週の西成ライブに持って行きます。夜は読書。何故かまた山上さんブームが来ていて、鈴木エイト氏の『山上徹也とは何者だったのか』を読了。

お父さんが自殺し、お母さんが統一教会に献金しすぎて自己破産し、お兄さんも自殺してしまい、孤立無援となった山上さんを当初引き取ろうと言ってくれていた伯父さんは実は弁護士で、その伯父さんのもとへ度々取材に行くんやけど、伯父さんは最初「わたしは何も思っていません」と冷たくそっけないんやけど、実は弁護士としての知識を活かして、山上さんの今後を考えておられることが窺い知れてちょっと救いがあるなと思った。色んな本で書かれてるけど、山上さんはこの家族この生い立ちでありながらも自分がちゃんとしないとと自衛隊に行ったり除隊した後も色んなアルバイトをして資格も取ったりして、すごく真面目に堅実に生きていこうとしてて、でも本当に苦しいのは、自殺したり宗教に狂ったりできる人より、こういうまともな感覚のある人なんやよな、と思ってしんどくなった。ひろゆきが言ってたけど、本当は手作りの銃なんかより、爆弾の方が捕まりにくくてお手軽に作れるらしいんだけど、爆弾だと周囲の人まで巻き込んで殺してしまうから、安倍さんだけを単独で的確に狙える銃で、わざわざ至近距離まで近づいて撃ったらしい。ここまで切羽詰まった状態でも、そういう配慮をするってある意味すごいなあと思う。

 

6.20土

今日は一日雨で、海辺のレストランはおやすみ。わたしは急遽、アップリンク京都で平岡香純監督の映画の特集上映のアフタートークのオファーをいただいたので、すんごく久しぶりに京都へ。せっかくなので、京都の行きたかった喫茶店にも行こうということで、10時半のサザンに乗って京都を目指す。乗換案内で調べたら色んな行き方あるけど、いちばん楽そうなのは天下茶屋で堺筋線に乗って、そのまま阪急乗り入れのやつを狙ったら良さげだったので、天下茶屋で乗り換える。途中ほとんどの駅に停まるのでかなり時間はかかったけど、乗り換え一回だけで烏丸駅まで着いた。南海〜御堂筋線〜JR〜地下鉄といっぱい乗り換えた方が時間的には早く着くっぽかったけど、いっぱい歩くのしんどいし、楽ちんがいちばん。乗りっぱなしだと読書もできるので、この作戦は成功(たぶん)。烏丸駅で地下鉄に乗り換えて北大路。初めて降りたような気でいたけど、たぶん昔、なりすレコード時代にツアーで京都回ったときに来たような気がする。雨だけど長靴できたので足濡れる心配なくて外歩くのも苦じゃない。見た目ダサいけど。10分ほど歩いた先に、ずっと行きたかった喫茶翡翠はありました。和歌山にも喫茶ヒスイというお店があって、そこも内装がすごく古き良きゴージャスが満開で最高なんだけど、京都の翡翠も素晴らしかった。外装も看板もショーケースも、シャンデリアやソファもすごく味わい深い色褪せ具合で全体がセピア。大衆喫茶感もあって、男子学生たちがきゃっきゃと楽しそうに働いてて、健やかでいいなあ。ナポリタンもおいしかった。

お店を出て、バスで今度は丸太町河原町という場所へ。京都はバス社会なのか、すごいたくさんバスが走っててしかも本数も多くて、和歌山のバスはリアルに2時間に一本とかなのでちょっと羨ましい。『病気の百貨店』を取り扱ってくださっている本屋さんの誠光社さんに初めて伺いました。誠光社の店主堀部さんは、もともと一乗寺にあった恵文社で長らく店長してらして、わたしは高校生のときから恵文社のファンで恵文社に行きたいがためにわざわざ京都に行ったりしていて、その後恵文社で森下くるみさんを招いてトークイベントさせてもらったりライブもさせてもらったり、で、数年前に堀部さんは恵文社を卒業されて誠光社をオープンされてて、ずっと気になっていた本屋さんでした。雨なのにお客さんがたくさんいて、京都の文化度の高さに驚きつつ、本棚見て回ってたら『病気の百貨店』は色んな棚に何箇所も並べてくださっていた。堀部さんにご挨拶。あんな病気の本をだしたので、さぞ病人なんやろうと思ってたら、わたしが普通に元気なのでちょっと困っておられた笑 そう、わたしは元気なのです、まあ一応病気ではあるんですが。本も一冊買って、近くのかもがわカフェという可愛いカフェへ。

窓辺の席で本読みながら、雨を見ながら、お紅茶飲んで、ちゃっかりおやつも頼んで、至福の時間を過ごす。すっかり京都を満喫して、またバスに乗って、本日のメインであるアップリンクがある烏丸御池で下車。平岡香純ちゃんとトーク前に軽く打ち合わせをすることになって、近くのカフェで待ち合わせる。香純ちゃんの大学の同級生のお友達もいらしてて、お茶しながらしばしお喋り。香純ちゃんは髪の毛がセーラームーンみたいに結んでて可愛かった。打ち合わせもしたけど、普通に楽しくお茶会してしまった。壇上では話せない内緒話もして盛り上がった。わたしは映画の上映も見たかったので、先に出てアップリンクへ。京都のアップリンク、初めて来たけれど、新しくて綺麗なミニシアターだった。平岡香純監督の活動25周年を記念した「CINEMA IS RUNWAY」という特集上映は、長編の『落書き色町』『THE PRIMITCHIBU WORLD』の他、チャットモンチーのMVなども盛りだくさんで、4月にシネヌーヴォでも見たんだけど、今回新たな発見もあって何回見てもおもしろいし没入できるし大好きで、わたしは香純ちゃん作品のいちファン。なので、アフタートークもその目線で、なんでわたしはこんなに香純ちゃんの作品に惹かれるのかを語らせてもらいました。香純ちゃんの作品はいつも主軸になる女の子と男の子がいて、ふたりは一見大人だけど心は無垢な少年少女のままで、社会で生きていくにはあまりにも難がありすぎる状態。なのだけど、彼女たちは果敢に外に飛び出して、傷つきながらもちゃんと働いて生きていこうとするのです。そう、どの子たちもみんな労働しているのです。『落書き色町』のピカさん(あふりらんぽ)は女郎屋でお客をとり、一光くんは四足歩行ながらパトロールしている。『THE PRIMITCHIBU WORLD』のちーちゃんは西成でお花を売り、ぽーは…あんまり働いてないかもしれない苦笑 最新作の『ECHO BLOOM』は洋服の工場が舞台。どの作品も一見、白昼夢のような、ふわふわしたファンタジーの夢物語にも見えるんだけど、人間はイノセントなままでは生きていけなくて、例えそこが戦場のような過酷な場所であっても、社会に出て、働いて生きていかなければいけないってことを、ちゃんと見せてくれている。こんなにお花畑で、煌びやかで、可愛い世界なのに、ちゃんと泥臭くて、血生臭くて、地に足がついている。だから信用できるし、すごく説得力があるんやなあと思って、それを伝えたかったのですが、どうだろうか、トークの中で伝わっただろうか。とにかく香純ちゃんの作品は最高なんです。今後の作品もたのしみ! 終わって撮影タイムして、出口でご挨拶などしてたら、話しかけてくれたお客さんが、「もしかして昔わたしはあなたに電池を貸したことがあるかもしれません」と言われて、8年ぐらい前にヒゲの未亡人と一緒にツアーで京都にライブしに来たときに、わたしのライブで使うCDプレイヤーの電池が切れてて音が出なくて困ってたときに客席から電池を貸してくれたおねえさんがいて、その方だった! びっくり! 今日も映画を見に来て、わたしがそのときの女だとは知らなかったけどトークで喋ってる声とか話し方で思い出してくれたらしい。おもしろい再会だった。終わって少し香純ちゃんたちと喋って、わたしは和歌山まで帰らないといけないので終電がそろそろで先にお暇した。映画のアフタートーク、すごく久しぶりにやったけど、なかなかたのしかったな。味をしめたので、もし北村にオファーしてもいいよって人いたらお気軽にお声がけください。わりとフッ軽なので関西ならどこでも駆けつけます。


6.21日

ゆっくり寝るつもりがちゃんと7時前にはお目目ぱっちり。起きて朝のルーティンして洗濯回して干す。午前中からもう暑い。和歌山も今日は30度超えてるらしい。流石に暑いので今年初のエアコンをつけた。一瞬で涼しくなって、なんて快適なんや。クーラーすごい。快適な部屋で日記を書いたり読書したりしておうち時間を満喫。どうやら世の中的には今サッカーのW杯?かなんかをやっているらしいんやけど、わたしは格闘技以外はスポーツ観戦が一切できない人間なので超どうでもいい。今週はたくさんお出かけしてお友達とも遊んだりトークしたり、わたし的にはアクティブな一週間やった。

 

【ライブのお知らせ】

6月26日金曜日は大阪西成の釜晴れさんでカニさんとツーマンです。

こちらは予約制じゃないので、気が向いたら当日ふらっとお越しください。

翌週7月3日金曜は和歌山で豊田道倫さんとツーマンです。こちらはご予約の方はwarabisco15@yahoo.co.jpまで、お名前と人数を書いて送信してください。

 

 

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6.8〜14日記

6.8月

6時に起きて、シャワーしてコーヒー飲みながら日記の続きを急いで書く。いつもだいたい月曜朝には書き終えててアップするだけなんだけど、昨日一昨日と遊んでいたので、書けていなかった。アップして、午前中はまだ雨が降ってなかったので、ひよこ号で喫茶店ブラジリアンというお店へ。

モーニング終わってたので、ミックスサンドとアイスコーヒー。シンプルな卵焼きとハムの美しい断面のサンドイッチ。お皿もグラスも品が良くレトロなやつで気に入りました。店内はそこそこ広くて隣の席との距離もしっかりめにとってあるので、書き物したりしても大丈夫そう。油断してのんびり読書してたら気づいたら雨が降ってきていた。またしてもカッパ持ってこずで原付で濡れそぼって帰宅。午後は家で事務仕事や家事やらしてたら夕方Kさんから電話かかってきて、秘密基地に集合とのことだったので、コンビニでお酒を買って雨なので今日はバスで向かう。偶然Kさんと同じバスだった。バス降りたら、Kさんは傘持ってなくて、普通に濡れてたけどどうやら傘はささない主義みたいだった。昨日も一日雨だったけど、Bさんも傘ささない人だった。和歌山の人は傘ささないのかな。秘密基地に到着し、Kさんが持ってきたケンタッキーを食べながら、BさんとKさんのおもしろコンビ芸にキャッキャと笑う。アランちゃんには首輪もついてすっかり家猫のようになっていた。

ケンタッキーの骨を食べています。アランちゃんは繊細で怖がりな猫ちゃんなので、まだわたしには触らせてくれませんが、Bさんには懐いているようで抱っこして踊らせたりしていた。BさんとKさんは仲良しなのでいつも男ふたりで一緒にお風呂入るんだけど(ゲイではない)、今日は一緒に湯船に入ったらザッバーンとお湯が溢れて脱衣所まで浸水してて爆笑だった。夜遅くにRさんが帰ってきて、激うま焼き飯を作ってくれた。海辺のレストランはイタリアンの店だけど、Rさんは焼き飯も上手で店出せるレベル。ひとしきりはしゃいで遊んで、12時前くらいにKさんがタクシー呼んでくれたの便乗して一緒に帰った。楽しい一日だった。これはなんの生き物かわからないBさんのぬいぐるみ、足だけ生えてて笑っているにっこりちゃん。

 

6.9火

7時に起きて、朝のルーティンして9時から会社。最近プリンターが新調されたので、それの使い方を探りながら大量の資料を印刷してファイリングなど。夕方会社終わって帰宅して、夜はBさんに教えてもらった映画『ジャンクフード』を鑑賞。ザ90年代の、セックスドラッグバイオレンスな作品で、初期の豊田利晃作品とか、初期の瀬々敬久作品とか、狂気の桜とか鮫肌男と桃尻女とかあの辺の触感の映画で大好物だった。鬼丸さんって亡くなったんですね。作品の中の刹那的に生きるギャングがあまりにもハマりすぎる俳優さんだったので、早死にしたと知るとうわーと思ってしまう。その点、このあたりの作品の雰囲気を纏ったまま、今や映画もドラマも引っ張りだこの売れっ子俳優さんになられた渋川清彦さん(KEEさん)は、すごい偉業をなされておられるのだな〜。

 

6.10水

6時に起きて、朝のルーティンしてモーニングページ書いて、今日はBさんがうちにとめたままだった原付に乗って海辺のレストランへ出勤。乗り慣れない原付乗れるかな〜と不安だったけど、乗ってみたら原理は同じで普通に乗れました。むしろわたしのひよこ号(ビーノ)よりBさんのレッツの方が車体軽くて乗りやすかった。梅雨入りしてお天気がイマイチ続きなので、5月のような殺人的な繁盛ぶりは過ぎ去り、程よい感じで楽しく働く。15時過ぎにお客さん引いたので上がって、ひとりで海に遊びに行った。海水浴にはまだ早いので、砂浜誰もいなくて淋しくて、潮騒を聞きながら波を眺める時間が結構気に入っていて、週に1回は来ている。ビーチ沿いにある古い旅館の前でハナコと遭遇し、ポケットに潜ませていたちゅーるをあげて撫で撫でタイムして癒される。旅館のスタッフのおじさんが出てきて、ハナコを触りながらおじさんとちょっとおしゃべり。おじさんはハナコのことをぽん太と呼んでいた。旅館ではぽん太と呼ばれている様子。ふと顔をあげると、ハナコにそっくりな猫が水道管の上に寝ていた。もしかしたら兄弟?

下にいるのがハナコです。ハナコ、兄弟がいたんだね。遊んで夕方レストランに戻ってきたらBさんが帰ってきて、車でおうちまで送ってもらった(今日はBさんの原付で来たので帰りの足がなかった)。道中、とある場所へ連れてってもらって、詳細は書けませんが会いたかった人に会わせてもらった。帰り道、車の中が西陽に焼かれて眩しくて、それもひっくるめてなんだか忘れられない時間になった。今日はBさんのリュックの中には大量のアンパンマンシリーズのぬいぐるみが入ってて、カビるんるんをもらった。

 

6.11木

7時に起きて、朝のルーティンして今日も海辺のレストランへ出勤。海辺のレストランは厨房の小屋以外全部が屋外なので、日々虫との戦いである。今日は客席にでかいカマキリが出て、お客さんから悲鳴が上がったのでわたしが捕獲して畑の方へリリースした。それから油断してたら厨房のハチミツのボトルに漫画みたいなありんこの大行列が出来てたので撃退。ありんこの臭覚ってすごくて、ハチミツ隠してもしばらくずっと迷子状態でうろうろしててなかなかしぶとかった。虫全般わりといけるクチのわたしですが、アシナガバチはさすがにだめでビビりながら追い出すのが精一杯だった。今日ものんびり営業だったので3時過ぎに上がって帰宅。家でアイス食べながら読書。桐野夏生先生の新刊を読了。

韓国の芸能界の闇を桐野夏生先生が書いたらどうなるんやろって期待して読んだけれど、桐野先生にしては薄味な作品だった。まあ今作は過激さよりも、男同士のブロマンス的なのを主軸に描かれてるので(おそらく)、これはこれでありですが。

 

6.12金

7時に起きて、朝のルーティンして9時から会社へ出勤。夕方退勤して、図書館に寄って帰宅。夜はネトフリでおすすめに出てきた『リタイアメントプラン殺し屋の引退生活』という映画を鑑賞。ニコラスケイジが強すぎ殺し屋じいちゃんで大活躍して、ちゃんと悪が成敗されて気持ちよく見終えられる作品だった。アマプラに『国宝』も来ているのでもっかい見たいけど、家で3時間半は意外と見るのにもパワーいるのでまだ見れていない。映画館ではガッと集中して没入して見れて最高だったけど、家だとな〜。夜は早めにお布団入って読書。小川哲さんの新書を読了。

わかりやすく言えば小説の書き方本で、しかし全部が小川さん独自の書き方なので真似できるかどうかはさておきです。小説書いてるというと、「ネタ提供してあげるよ」とか「僕の人生を書いてよ」とかわたしぐらいの雑魚レベルでも時々言われるのだけど、そうやって他人から聞かされる話はほぼ確実に小説にはならない、と書かれていて激しく同意した。例題として書かれている小川さんの掌篇が全部おもしろくてさすがだった。しかし実はわたしは小川さんの小説を一冊も読んだことがない。すみません。

 

6.13土

7時に起きて、朝のルーティンして海辺のレストランへ出勤。お天気もいいし土曜なので忙しいかと思ったらそうでもなかった。帰ってきて、夜は東京から日比谷カタンさんが近所にライブしにきているとのことでふらっと見に行った。GIMMESというロックバーで、カタンさんのお弟子さんシュムシュムグミラスティクムさんが主催のポスト幻聴サロンというイベント。シュムシュムさんは女性のギター弾き語りの方なのだけど、畳一畳分くらいの大量のエフェクターを駆使し、とても難解で洒落たコード進行で歌う不思議な音楽だった。さすがカタンさんのお弟子さん。そしてカタンさんのライブは、相変わらず情報過多で全てが過剰なやりすぎ盛りすぎショウで最高だった。MCの話芸もキレキレだし、シンゴジラは一人芝居というか落語みたいな場面もあって芸達者すぎた。カタンさんはわたしが上京してすぐくらい、15年くらい前に確か秋葉原グッドマンで対バンして、その後一緒に名古屋にもライブしに行ったり、企画にも呼んでもらってパフューム歌ったり踊ったり、色々コラボもさせてもらってて、でも最後にご一緒してからたぶん6年は経っていた。まさか和歌山でお会いできるとは。終わって、会場でそのまま打ち上げ。和歌山で色んな音楽イベントを企画していてカフェも経営しておられる住職のモリッシーさんも来てらしておしゃべり。シュムシュムさんが健康診断を何年もブッチしまくってるという話から、健康とか病気の話になり、わたしは気がついたら「ステロイド北村」と命名されていた。あ、ステロイドといっても筋肉増強剤ではない方の、プレドニンの方のステロイドです。ちなみにカタンさんはヨーグルトを毎日400グラム食べるらしいです。1時過ぎまでみんなでおしゃべりして解散。自転車キコキコ漕いで帰宅。カタンさんの手デカすぎないか。



6.14日

7時に起きて、朝のルーティンして洗濯回して干して、パソコンで日記を書く。11時くらいにぬけ殻出版社長が増刷した『病気の百貨店』の第二刷ぶんを届けにきてくれた。

おかげさまで、初版分は売り切れまして、ひっそり重版してもらえました。といっても商業出版ではないので、部数はめちゃくちゃ少量なのですが、重版って言葉だけでうれしいね。しばしおうちでお茶飲んでおしゃべりして、ぬけ殻社長をお見送りし、わたしはそのまま図書館へ。どうやら今発売中の文芸誌、文學界の矢野利裕さんの連載で、わたしの『ちんぺろ』を言及してくれてるらしいとちんぺろ担当編集から連絡がきたので確かめに行った。ほんのちょびっとですが書いてくださってました。わたしは新人雑魚作家なので、ほぼなんの媒体からも取り上げてもらえずショボンだったのでうれしかったです、ありがとうございました。図書館にいたらゲリラ豪雨的なのがきて、洗濯物が死んだ。雨宿りして上がってから帰宅。夜はネトフリで『逆火』という映画を見た。ヤングケアラーの苦労話を書いたノンフィクション本が原作の映画の制作チームの話で、クランクイン目前で実はその原作本はゴーストライターがでっち上げた作り話ということが発覚して、実際はヤングケアラーどころかもしかしたらお父さんに保険金かけて殺していたかもしれなくて、このまま続けるべきか中断するべきか助監督が煩悶し奔走する映画。ラストだけが唐突に意味不明だった。

 

【ライブのお知らせ】

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6.1〜7日記

6.1月

昨日は久しぶりに大阪で遊んだしお寝坊しよと思ったのに結局6時半には起きてしまい、朝のルーティンしてコーヒー飲みながら日記を更新。もう6月。和歌山に引っ越してまる半年が過ぎた。最初の浮き足立ったワクワク期間は終わって、日々は淡々としてきている。月曜は会社も海辺のレストランバイトも大体お休みなので、今日はなにしよかな。いい天気だし、前から行ってみたかった喫茶店に原付を走らせる。紀ノ川を渡って、松江というところにある、喫茶アトムというお店へ。おばあちゃんママさんがひとりでやっておられるお店で、BGMはテレビ。常連さんたちがモーニングしながらテレビに釘付けな感じののんびりしたお店。

モーニングはナポリタンや一口コロッケがついててとっても豪華。これで650円。アイスコーヒーの氷は製氷器のやつじゃなくてちゃんと砕いたロック氷だった。壁画みたいな年季の入った壁紙や犬やバイクの置き物なども、味わいがあってよき。しばし読書して長閑な午前中を満喫し、午後からガーデンパークの映画館(最近よく行っている)で、是枝監督の『箱の中の羊』を鑑賞。事故で息子を亡くした夫婦が、ヒューマノイドという、めちゃくちゃ良くできたロボットを迎えて一緒に暮らすのだけど、ロボットは故人のデータをあらかじめかなり緻密にプログラミングしているので、ほんとに息子にそっくりではあるのだけど、やはり人間のようにはいかなくて云々かんぬんという、カズオイシグロ的なゆるーいSFを映像化した感じの作品だった。わざわざ映画館で見るほどのもんでもなかった。千鳥の大吾は千鳥の大吾のまんまで超自然に是枝作品に存在してて、そこはすごかった。是枝さんあて書きしたんやろうか。終わって、セリアと無印でちょっと買い物して帰宅。夜はおうちで小説の続きを書く。

 

6.2火

7時に起きて、朝のルーティンして、北村直販の発送をしてから会社へ出勤。台風が来ているらしいけど、どんなもんなんやろう。雨は降ってるには降ってるけれど、風はそんなでもなさそう。仕事終わって、夕方誠光社さんへの納品分の『病気の百貨店』を梱包して発送しにいく。クロネコさんよりゆうパックの方がお安いですね。台風となると、海辺のレストランや、ハナコたち猫ちゃんが無事が心配。ちゃんと濡れないところで過ごせているかしら。わたしの原付のシートにときどき座ってるキジトラの猫ちゃんは最近見なくなってしまった。いつでも餌付けできるように、カバンにちゅーるを潜ませているのに。夕方あたりから、気圧のアレで持病が出てきて関節痛が出始めたので、夜は大人しく早めに睡眠薬飲んで寝た。

 

6.3水

凄まじい関節痛で飛び起きてしまった。深夜2時。びっくりした。どんなけ寝返り打っても、痛くない姿勢が見つからない。こっち向きやと肩が死ぬ、こっちやと背骨が、こっちやと腕が、股関節が、膝が、もうどうしたらええねんってなるやつ。ちゃんと薬も飲んでるのに、こんなに痛くなるの久しぶりなので焦る。寝たり起きたりしてなんとか朝を迎えたら、だいぶ痛みは引いていた。雨もやんで、台風が過ぎたらしいので、たぶん全ては台風のせい。発病してもう13、4年経つのでその間に何回も台風あったけど、こんなに顕著に関節攻撃されたの初めてや。でも今日はまだ雨風あるので海辺のレストランはおやすみになったのでちょうどよかった。午前中はベッドで読書、やっと樋口毅宏さんの『アクシデント・レポート』読み終わった。ジャンボ機墜落事故は新興宗教や反原発や陰謀論やスピが蠢く、仕組まれた殺人事件だった(のか?)午後にはだいぶ元気になってきたし、おなかもすいたので、また原付飛ばして喫茶333というお店へ。ここ来るのは二回目で、前来たときは、隣のテーブルで年寄りに保険解約させてドルを買わせる詐欺師のおばはんが活動してはっておもしろかったのです。今日はいなかった。オムライスを注文。

ママさんが「卵失敗して破れたから二重なってます〜」と言ってて、正直でええ店です。破けたまんまで全然よかったのにね。だって550円ですぜ。学食とかでももっとするで。帰り道、Googleマップ入れずに勘のみを頼りに原付走らせてたら全然おうちにつかなくて何故か西浜の方に出てきてしまったけど、そういう回り道もたのしい。帰ってからはひたすら小説を書く。もうちょっと200枚超えるのでがんばりましょう。

 

6.4木

7時に起きて、朝のルーティンして10時すぎにおうちを出て海辺のレストランへ出勤。台風で色々ふっ飛んでないか心配だったけど、RさんBさんがメダカや植物たちや神様(当レストランには祭壇があります)も色々避難させたりしてたみたいで無事だった。ハナコもにゃ〜と元気に登場したのでよかった。

最近は舌が肥えてカリカリを食べなくなってきているので、やわらかフードを混ぜて食べさせています。和歌山も梅雨入りしたそうで、今日も途中から雨降ってきて、お客さんも止まってしまったのでわたしはちょっと早めに上がって帰宅。カッパ持ってこなかったので濡れてしまった。この季節、カッパは原付に乗せとかないとあきまへんな。

 

6.5金

7時に起きて、朝のルーティンして洗濯回して干して会社へ出勤。休憩中に、吉本ばななさんのnoteを購入して読んだら、想像の何倍も超えてくる壮絶な家族の地獄が書かれていて震えた。そして狂人を家族に持つ境遇としてこれは全く他人事ではなく、明日は我が身である。しかしどんな目に遭っても、お姉さんは本来は素敵な人なんだと繰り返し書いておられるばななさんに涙が出る。家族を断ち切ることは、四肢を切り落とされるように痛い。だけどそれでも断ち切らなければいけない場合もある。午後、会社の入口に蜂の巣があることが発覚し、みんなでてんやわんやしながら駆除。結果巣の中に蜂さんはいなくてからっぽだった。そうゆうこともあるんですな。夕方退勤して、本町文化堂さんに7/3のチラシを持って行った。気づいたら小雨がふってきており、洗濯物はしっとりしてしまった。夜は少し小説を書いた。

 

6.6土

6時に起きて、朝のルーティンして日記を書いて10時すぎにおうちを出て海辺のレストランの出勤。5月は毎週土日は殺人的な忙しさだったけど、梅雨入りして少し落ち着いた様子。夕方あがって、今日は大阪へおでかけ。Bさんと落ち合って、サザンでなんばへ出る。夜はロフトプラスワンで和歌山カレー事件長男さんと大山寛人さんと松本麗華さんのトークイベントを鑑賞。配信なしイベントなので、内容はあんまり漏らせませんが、ものすごいペースでビールを飲んで酔っ払った林さんが、松本麗華さんに鋭く切り込んだ質問をしてすごいエピソードを聞き出したり、大阪拘置所の小林竜司死刑囚の自殺の裏側の胸が苦しくなるドラマを話したり、時事問題からサブカルまで多種多様なギャグを飛ばして笑いをとりながらも、本音と建前のどちらも語るすごく貴重な会だった。林さんは自分の辛さは引っ込めて、どんなけ恵まれた地位やお金があっても、震えるぐらい悩んでたりするってことを何度も言ってて、あれだけ苦しめられたはずの報道側の人に対しても相手の悩みに思いを馳せたりされてて、その心の広さに脱帽だった。最後は大山寛人さんのカラオケで締め。みなさんキャラクターの棲み分けがしっかりされてて、いいトリオだった。

終わって、会場で常連さんたちとみんなでおしゃべり。3時頃まで会場で打ちあげして、そのあと天ちらバーとゆう店で5時まで飲んだ。わたしはずっと烏龍茶だったけど。久しぶりに朝まで遊んで、みんなとお別れしたあと、Bさんと5時半くらいに漫画喫茶に入って、睡眠薬飲んでパタっと寝た。

 

6.7日

3時間はしっかり寝て、9時くらいに目覚めて、ドリンクバーのコーヒー飲みながらだらだら。11時くらいにチェックアウトして、Bさんとなんばをお散歩してご飯食べようとなり元禄寿司へ。

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わたしは生魚が食べられないので、シーチキン軍艦、コーンサラダ、茶碗蒸しを食べた。生魚食べれないけど回転寿司は好き。その後、雨の中黒門市場の方をお散歩。Bさんが曲がり角を曲がるたびに「あっ立ちバックしてる!」とか笑かしてくるのでずっと笑ってた。行きたい喫茶店は日曜日でだいたい休みだったので、おとなしくホシノコーヒーに入ってお茶して、爆笑トークで盛り上がる。趣味が合いすぎて打てば響き合えるおしゃべりは延々続けていられる。その後、裏なんばの安居酒屋に移動してまたおしゃべり。いい話したかと思うと同時にはちゃめちゃに下ネタでボケ倒したりもしてくるので忙しい。夜はアメ村のライブハウスキングコブラへ、林さんのお友達ビリーさんのoiパンクバンドのライブを見に行った。入口の受付の人に何故かわたし、Bさんの子供と思われてて爆笑。もう41歳なんですけどね。Bさんが大きすぎてわたしが小さすぎるのが問題。oiパンクは全く未知の音楽だったけど、ポジパンってゆうのかしら、シンプルなスリーコードで「生きててくれてありがとう」って歌う歌はぐっときた。ひねくれ人間の我らだけど、シンプルでポジティブな言葉って強いなあと思った。途中でライブハウスを出て、ビリーさんとビリーさんのお子さんとBさんとアメ村のホルモン屋さんに行った。ビリーさんはものすごく思想の強い方ではあるのだけど、話がおもしろくてサブカルにも博識でずっと楽しかった。Bさんの本をすごくしっかり読み解いて語っておられて、ちょっと泣きそうになってしまった。政治の話から、音楽や映画や思想の話まで、ビリーさんは本当に嘘のない人で、なんでも率直に言葉にされるので気持ちがいいなあと思った。アツい握手を交わし合ってお別れし、わたしとBさんは南海難波駅まで歩く。Bさんは歩きながらすごくシームレスに5発くらい小ゲロを吐いててそれがあまりに自然すぎて笑った。確かに昨日からずっと飲んでるもんね。サザンに乗って和歌山へ帰る。昨夜から遊び倒したけど、楽し過ぎて全然写真撮ってなくって、記録が残っていなくて残念。でも思い出は心の中に残っていればいいか。

 

【ライブのお知らせ】

 

5.25〜31日記

5.25月

7時に起きて、シャワー浴びてコーヒー飲みながら日記を更新。洗濯回して干して、10時過ぎにおうちを出て、郵便局で北村直販の発送してから海辺のレストランへ出勤。月曜日なのでさすがに土日ほどの忙しさはなくて、みんなでたのしく働き今日は16時くらいに上がって、海の方へ遊びにいった。誰もいない静かな浜辺で、小さく寄せては返す波を見ながらぼんやりするのが最近気に入っている。砂浜に透明でぷるぷるのゼリーみたいな綺麗なまるい塊がいくつも落ちてて、たぶんクラゲの死体。浜辺を引き上げて、お気に入りのベンチのところで涼みながら読書してたら、ニャ〜という声が聞こえてきて、振り向くとハナコがいた。ポケットに潜ませていたちゅーるをあげてしばし戯れる。

可愛いハナコ。夕方帰って、夜はアマプラで『水のないプール』をみた。名作とされてるけど実は初見だった。内田裕也が若い。

 

5.26火

5時に目が覚めて、朝のルーティンをしてコーヒー飲んでモーニングページを書いてゆで卵作って会社へ出勤。今日はひたすら資料をコピーしてファイリングの作業。こういう脳死でできる単純作業は好き。会社はもうクーラーがついていた。家はまだつけてないけど、我が家はめちゃくちゃ西陽が入る家なので、夕方帰るとかなり部屋が暑くなっている。夜は書きかけの小説の原稿とにらめっこ。続きを書き始めたはいいがなかなか筆が進まず滞っている。小説は乗ってくると勝手に手が動いてもりもり書けるけど、乗ってくるまでがしんどい。まあなんでもそうか。

 

5.27水

6時に起きる。今日は雨で海辺のレストランはおやすみ。久しぶりにおうちでモーニングごっこをする。

扇風機も出した。可愛いけど壊れててスイッチは一段階しかつきません。水曜日だし映画でも見にいこうと、カッパを着て原付でガーデンパークの映画館へ。予告編見てずっと気になっていたマーシャ・シリンスキ監督『落下音』という作品を見た。


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映像のタッチとか音楽とか、すごく好みのテイストではあるのだけど、すごくわかりにくい映画で、しかも長くて155分もあるのでところどころうとうとしてしまったけど、映画館でうとうとするのも好きなので決して退屈だったわけではないです。4人の(4時代の)少女たちは、田舎ではあるけどメイドさんが何人もいるような裕福な家庭で過ごしていて、何不自由なく楽しく暮らしているあどけない少女なのに何故か死ぬことをすごく考えていて、それもメンヘラみたいな感じで死にたがるとかではなくて、「死ぬってなに?」的な哲学的な煩悶をしていて、なんでそんな発想なるんやろって思ってたら、どうやらこの時代、というかこの地域の風習なのか、人が死んだら死体に綺麗な洋服を着せてお化粧して、瞼を縫って無理やり目を開かせて、さも生きてるかのように座らせてみんなで家族写真を撮る、という謎の儀式をしてるかららしい。ホラー映画と書かれてたけど、すごくわかりにくくて簡単には怖がらせてもらえない不思議な映画だった。ちょうど終わったタイミングで時間が合ったので、佐藤二朗原作脚本主演の『名無し』も続けて鑑賞。


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こっちはめちゃくちゃわかりやすい映画で、佐藤二朗さん演じる山田太郎は異能の右手を持っており、触ったものを朽ち果てさせる力がある。そのせいで、誰とも手をつなげず、誰とも繋がれない、社会からも隔絶され圧倒的な孤独の中で生きている、ということを描きたかったんだろうけど、色々ツッコミどころ満載だった。『爆弾』の佐藤二朗さんはめちゃくちゃ喋るけど、こっちの佐藤二朗さんはほぼ喋らない、喋れない設定で、喋れない人がなんとか振り絞った心の叫びみたいなんが何回か出るんだけど、すごいカスッカスの声でゆっくりテンポで喋る感じがわざとらしくって冷めてしまったな〜。久しぶりに映画館で2本立てして、よき休日だった。夜、東京の元同僚の同い年のハンサムボーイから半年ぶりにLINEが来て、銀行残高が39円になったから見てってスクショが送られてきて、相変わらず元気そうだった。

 

5.28木

6時に起きたら、今日もお天気微妙なのでと海辺のレストランは出勤しなくてよくなったので、二度寝しようと思ったけど寝れそうになかったので、そのまま起きる。朝のルーティンをして、北村直販の梱包作業をして郵便局へ。その後、和歌山でいちばんお気に入りの喫茶店山さんへ。

すっかり常連ヅラ、というわけではないけれど、ママさんがやさしく迎えてくれておしゃべりしてくださるので、最近は居合わせた他のお客さんともおしゃべりさせてもらっていて、今日はママさんの小学校時代の同級生というおじさんと、その友達とおしゃべり。こんなに可愛い喫茶店なのに、常連さんはなかなかパンチの効いたキャラクターのおじさんたちが多く(たぶんみんなママさんのファン)、今日もなかなかにハードコアなエピソードをお聞きした。原付でちょっと走って、午後から太田というところにある美容院へ。今日の今日で予約できるところを探したので、あんまり期待はしてなかったけど、とりあえず要望通りに切ってもらえたのでよしとしましょう。初めての場所に原付で行くの、土地勘もないし免許とりたてなので引っ越してきた当初は毎日ドキドキだったけど、最近はむしろ楽しく感じてきています。季節的にも風を切って走るのが気持ちいい。まあ所詮原付なので30キロですが。帰って、夜はパソコン開いて小説とにらめっこ。ちょっと進んだ。

 

5.29金

5時に目が覚めてしまう。どんどん起きる時間が早くなっていっている。朝のルーティンして洗濯回して干して、水回りの掃除やらして、9時から会社。夕方退勤して、7月のライブの件で本町文化堂さんへ。ちょこっと打ち合わせして、お花買って帰ろうと思ってぶらくり丁を抜けて業務スーパーの方へ行ってたら、HOMEという洋服屋さんの前でKさんとばったり遭遇。どうやらKさんはここのお店の方たちと仲良しらしく、店の前のベンチでみんなで一服しながらワイワイしていた。店員さんたちを紹介してくれてワイワイに混ぜてもらった。店主さんにいきなり体重をほぼ当てられてびっくりしたけど、洋服屋さんは体型を見るのが仕事やから職業病ならしい。身長は151センチって言ってるのに誰にも信じてもらえなくて、150ないやろって言われて、最終的にメジャーで測られました(靴込みで155センチあった!)。店主さんも店員さんもみんな腕ムキムキで、それもそのはず、入り口に懸垂バーがあって、久しぶりにぶら下がったけど全く身体持ち上がらず笑われた。メンズのかっちょ良い系の洋服屋さんなのでわたしが着れるものは売ってなかったけど、オリジナルのお香も売っていて、匂ってみたらめっちゃいい匂いやったので買わせてもらった。月に一回お花屋さんが出張してきてPOPUPやってるらしいので、今度お花買いに来よう。帰って、夜は家で読書。樋口毅宏さんの『アクシデント・レポート』

広辞苑ぐらい分厚くして、しかも二段組なのでめちゃくちゃ長い小説。1995年にジャンボ機が墜落して、その関係者たちのインタビュー集、みたいな作りのフィクションなんやけど、樋口毅宏さんなので、村上春樹の『アフターダーク』みたいに進むわけはなくて、被害者も悪人だらけで性格も口も素行も悪くておもしろい。しかも生存者だけじゃなく、死者にもしれっとインタビューしてて、これどういうこと?ってなる。時事的なニュースもちょいちょい挟まり、明らかに松ちゃんとしか思えない芸人が失墜していく模様が登場し、これが刊行されたの10年前やのになんで書けたんや?安倍さん射殺前に『中野正彦の昭和九十二年』で書いてしまっていて発売即回収になったこともあるので、樋口毅宏さんは本当に予知能力があるんだと思う。

 

5.30土

4時半に目が覚めてしまい、そこから寝られず。朝のルーティンして、コーヒー飲みながら日記を書いたりのんびり過ごし、10時過ぎにおうちを出て海辺のレストランへ出勤。新しくメダカと太っちょ金魚を飼い始めていた。

あとこの目玉付きのジャガイモみたいな謎の植物が仲間入りしてて爆笑。なんですかこれ。ジャガイモではなくて、頭から髪の毛みたいに草が生えてくるらしい。色んな顔つきのこの子が店内に10匹ぐらいいました。愉快な職場です。今日も大繁盛でランチタイムははちゃめちゃに忙しかった。今日は和歌山も気温30度とかになってたので汗かきました。まだ5月でこんなに暑いとは。夕方上がって、Bさんとちょっとおしゃべりして帰宅。暑いのでアイスを買って帰った。すでにアイス生活始まっています。

 

5.31日

久しぶりにちゃんと眠れて7時に起きた。朝のルーティンしてコーヒー飲みながら日記の続きを書いて、おひるから大阪へおでかけ。大阪行く=コーヒーサロンチロルさんに行くはセットなので、南海を住吉大社で降りて、てくてく歩いて北加賀屋。

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今日はホットサンドをいただいた。卵焼きがぶ厚くてホカホカでおいしい。居心地良すぎて1時間半ぐらいのんびり読書させていただき至福のひととき。チロルを出て、また20分くらい歩いて、名村造船所の方へ。懐かしい。ここで野外演劇公演に参加してたのはもう20年くらい前のこと。なんかこのあたり、今はアートな街になってるんですな。造船所の向かいくらいにある、club daphniaとゆう場所へ、20年来の友人である谷内一光くんの絵の具舞踏を見に行きました。はじめて行った場所だったけど、倉庫を改造したようなクラブで、奥に中庭があって、一光くんの絵の具舞踏はそこだった。何年ぶりに見たやろう。わたしが東京に16年いたとゆうことは、16年ぶりかもしれない。一光くんは絵描きさんなんだけど、たぶん世界で誰もやっていないであろう絵の具舞踏とゆうパホーマンスをやってて、文字通り全身で絵の具をかぶって舞うんである。生で見ないとそのすごさは伝わらないだろうけど、こうゆうことです。

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眼球まで絵の具まみれになって、すごく身体を張って命を削ってパホーマンスをしていて、見ていた子供たちの中には怖いと泣いちゃう子もいたけど、わたしにはものすごく神々しい、うつくしい舞いだった。なんか、自分の身体を生贄に差し出して祈っているような表現だった。20年前から一切ぶれずに尖り続けてる一光くんは本当にかっこよかった。見にこれて本当によかった。その後はクラブフロアの方で色々見たり、ちょっと外に休憩しに行ったりして、夜は作家としてすごく尊敬している『世の人』の著者マリヲくんのライブをはじめて見た。

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今日は中田粥さんとダンサーの煙巻ヨーコさんとの3人のセット。マリヲくんはノイズを操りながらラップ、といっても所謂ノリノリなラップとは違うくて、下を向いて叫び続けている様は、マリヲくんの文章と同じで命のぎりぎりのところをなぞっているような、ヒリヒリキリキリしたライブだった。煙巻ヨーコさんは昔BabyQの公演やデグルチーニのライブで見ていたのだけど、よくある即興コンテンポラリーダンスとは次元の違うホンモノの前衛を体現していらしてかっこよかった。あんまりこうゆうクラブイベントには行かないけれど、来てみるとおもしろいし刺激をもらえるし、友人たちはみんなかっこいいから自分も頑張らないとな〜とシンプルに思えた。帰り道、まんまるの綺麗な満月が浮かんでて、一光くんもマリヲくんも、なんとなく月に帰ってしまいそうな存在やな〜と思った。

 

【ライブのお知らせ】

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豊田道倫さんを和歌山にお呼びしてツーマンします。ご予約はwarabisco15@yahoo.co.jpまで。f:id:warabisco:20260601011447j:image

その前に6月は西成でカニコーセンさんと再び。アンニュイにお届けします。

 

【北村直販もよろしくデス

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