11.1〜7日記

11.1月

もう11月か! はやすぎ。9時に起きて、シャワーしてコーヒー飲んで日記の更新。今日は仕事遅番なので、それまでは家でピアノの練習。一応、楽器不可の物件なので、音はすごくちいさく、歌う声もひそひそ声で。このアパート入居者はじいさんばあさんや、働いてなさそうな人ばっかりで、日中ずっとみなさん在宅してはるので、音が出せなくてつらい。支度して出勤、 15時から仕事。今日から制服が冬服。ネクタイ締めてジャケットを着衣。去年からやけど、こんな格好で働くことになるとは思わへんかったなあ。特になにもなく平和に業務。23時半まで働いて帰路。この時間の電車の乗車率が明らかに上がっている実感。緊急事態宣言中は、夜23時半なんて電車スカスカやったのに、今はリュックをおなかにしないとあかんぐらい混んでる。酔っ払いも増えてる。ファッキン。

 

11.2火

9時に起きて、今日も遅番なので、出勤までピアノを触る。ちょっと新しい曲出来そうやけど、明日には絶対間に合わへんので中座。曲順通りに、通し練習を二回ほどやった。化粧して着替えて、 15時から仕事。特に何もなく平和に終了。23時半に帰路。帰って、明日着る服やら物販の準備をしてから寝た。

 

11.3水

今日はライブ。8時に起きて、シャワーして朝からピアノあけて、ちいさい音でこそこそ練習。コーヒー飲んでチョコ食べて、着替えてお化粧して、11時45分に家を出る。阿佐ヶ谷よるのひるねはうちから二駅と近いので助かる。綾瀬時代は片道1時間かかってたからなあ。12時に会場入り。店主門ちゃんとおしゃべりしつつ、マイクなどを調整してリハ。新しいピアノになって初ライブ。わたしはいつもピアノは会場のものに頼りっぱなしで、よって場所によりけりで型やコンディションが全然違うので、わりとしっかりめにリハで触らしてもらいたい派。ワンマンやとゆっくりリハ出来るからいい。13時開場でぱらぱらとお客様がいらっしゃり、A子さんがりんごと手作りケーキをくれた!うれしー。C子ちゃんがベビーカーで赤ちゃんを連れて登場。赤ちゃんはいるだけで現場が朗らかになるね。だけど残念ながら、ライブがはじまると冷ややかなムードになるのだけど。13時半開演。赤ちゃんにはきつい雰囲気やろうから、最前列心配だったけど、終始泣かずに落ち着いていた。(途中から寝ていた)ええ子や。14曲ぶっ続けで歌った。久しぶりにおおきな声でたっぷり歌えて気持ちよかった。お越しくださった聴いてくださったみなさま、店主門ちゃん、ありがとうございました。ライブはやっぱり、ワンマンがいいなあ。自分を見に来てくれた方たちばっかりやって思うと、安心して歌える。次回はたぶん1月9日ですので、予定あけといてくださいね! ライブ終わった後、SさんとC子ちゃんと赤ちゃんでお茶しながらしばし歓談。話題は偏頭痛や飲んでる薬など、主に病気の話だった。年寄りみたいやね。よるひるを出てもまだ 15時半で、西荻帰って、それいゆに寄りひとり打ち上げ。

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お酒が飲めないので、打ち上げってこうゆうのがいいな、とゆうのをひとりでやる。ライブが早い時間に終わるとまだ喫茶店あいてるからいいね。

 

11.4木

8時に起きて洗濯干して、10時半から新宿の持病の通院。今日は主治医の予約。急に痛みが出てるのは季節の変わり目だからでしょうってゆわれたけど、これまでそんなことなかったんやけどなあ。薬はちょっと増えて、あと緊急で痛いときはてきめんに効く湿布があるからといって、湿布を出された。まあ、使ってみよ。通院終わりに、せっかく新宿出たので、紀伊國屋書店へ。あれーっめっちゃ工事中やん。一階二階が全部封鎖されて、文芸は四階に移動していた。ノンフィクション棚に『ヤクザ・チルドレン』とゆう興味深い本が出てたので購入。

朝からなんも食べてなかったので、ベルクに寄って昼ごはん。

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べルクはささっと食べて飲んで帰らなあかんから、ゆっくり本読んだりは出来ひんから、あんまり来ないのやけど、たまに来ると悪くないね。安いし。でもやっぱり本が読みたくて、アール座読書館へ。

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お紅茶飲みながら2時間みっちり読書。西加奈子さんの新刊『夜が明ける』読了。

震える力のこもった作品だった。西加奈子さんの小説は主人公男性が多い印象なんやけど、女性が描いてる感じがしなくて、思春期男子の自意識の爆発や葛藤をすごく生々しく描いていてすごいなあと思う。夕方西荻に帰って、17時から歯医者。今日は病院ばっかり行ってるわ。わたしの休日ってほぼ病院の予定で埋まってる。かなし。帰ったらなんか疲れてぱたんと寝てしまった。22時頃に起き出したけど、だらだらして睡眠薬飲んでまた寝た。

 

11.5金

9時に起きて、突然掃除モードになり、お風呂やトイレを磨く。綺麗になって満足。今日は遅番なので、仕事前に人間関係に寄って、『ヤクザ・チルドレン』を読む。ヤクザだけじゃなく、右翼の親の元に生まれた子どもの話もあったり、なかなか興味深い。そしてだいたいのヤクザの親はシャブ中。ひどいやつは子供が母親に覚醒剤無理やり打たれて、そこから中毒になっていく。だいたいの家庭は育児放棄で崩壊している。育てられへんのになんでそんなポコポコ産むん?て話やけど、シャブ中のキメセクは気持ち良すぎて制御できなくなっててすぐ中出しするんやろね。えぐいなあ。 15時から仕事。ちょっと前まで苦手やったMとコンビを組むことが多いので、最近よく喋る。Mはど天然で純朴なアホなので、可愛いかも?と思えてきた。Mのすごいところは、憎むとか、恨むとか、そうゆう感情がないところ。いつも楽しそう。幸せな人やね。突然、てんとう虫捕まえた!と言って、地下3階からわざわざ地上まで出て、逃しに行っていた。少年や。23時半まで働いて帰路。

 

11.6土

9時に起きる。毎年楽しみにしてる行事があって、それは東京拘置所開放デーと、死刑囚表現展。開放デーは今年もなかったけど、死刑囚表現展は無事開催! てことで、仕事前に八丁堀まで行くことに。場所は去年とおなじ、松本治一郎記念会館。今年も所狭しと展示されていた。埼玉愛犬家殺人事件の風間博子は今年も超大作を出品。めちゃくちゃ細かく花びら一枚一枚まで丁寧に描いた花畑の絵がすごかった。この人年々画力上がってはる。碧南市パチンコ店長夫婦殺人事件の堀慶末は去年は赤松利市さんの肖像画描いてたのやけど、今年は女の子ばっかり描いてて、ももクロを2枚も描いてた、趣味変わったんかな。秋葉原通り魔事件の加藤智大は去年は謎のパズルみたいな絵いっぱい描いてた記憶やのに、今年は漫画ちっくな絵ばっかり描いてた。全員死刑のおかん、北村真美ちゃんは今年は一枚だけ、ちょうちょの絵を描いてて、この人毎年ほんと子どもみたいな絵出してる。と、毎年来てるとなんか比較して見たりしてしまう。林真須美も画風は変わらず、初年は下手すぎやったのが、ちょっとずつ上手くなってきた気もする。山田浩二は鬼滅の刃の絵ばっかりやった。見終えて、まだ仕事までちょっと時間あったので、去年も行った喫茶店、珈琲専科タウンへ。

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サンドイッチとアイスコーヒーいただきながら、パンフレットを見てたら、なんと、我が愛しの坂口弘さまが、文芸作品を出品していたらしい! でも文芸作品は展示はしてないので見れず。まあ、坂口弘さまがまだご健在で、文章(短歌かな?)をしたためておられることを知れたので、それだけでよかった。あー芸術の秋やね〜て気持ちで渋谷に戻り、 15時から仕事。今日もモデルくんとMとなので、「死刑囚表現展行ってきてさ〜」て話はさすがにできない。北村さんのそっちの面は職場では見せてない。仕事は平和に終了。23時半に帰路。

 

11.7日

7時起き、昨夜は3時半に寝たので眠い。なんとか起きてシャワー浴びてコーヒー。身体がだるい。9時に家を出て仕事へ。電車の中で、薬を飲んでくるの忘れたことに気づく。ぴーんち。しかしもう帰れない。ポーチの中にはロキソニン睡眠薬しか入ってない。今日はロキソニンで乗り切るしかない。仕事してたら案の定、足の関節が痛くなってきたので、ロキソニンを飲む。しかしやっぱりいつもの薬のパワーには全然届かないので、身体じゅう痛い。そんな日に限って忙しい。でも今日はモデルくんとハンサムボーイとだったので、おしゃべりしてたら気が紛れた。ハンサムボーイは毎日お弁当作ってきてるし料理結構ちゃんとする人なのに、包丁持ってないと聞いて驚愕。すべてハサミで切って調理するらしい。斬新。19時半に退勤。ヨボヨボと帰宅。