9.18〜24日記

9.18月

7時に起きて、シャワー浴びてコーヒー飲んで日記を更新。ちょっとだらだらしてから、吉祥寺の図書館からのいつものスタバ。大テーブルでiPad開いて小説とにらめっこしていたら、向かいの席の男性がめっちゃチョコマカチョコマカ動き回ってるのですごく気になるなあ、ノートパソコン開きながら、爪噛んだり、頭掻いたり文房具触ったり、どんな顔してるんやろ、と顔をあげたら、わ!K藤K郎やんけ! 超超有名脚本家のあの。うっそーん、こんなところで仕事してはるんや〜。確かにステッカー貼りまくりノートパソコン、よく見ると彼脚本のドラマや映画のステッカーがいっぱい。めっちゃわかりやすい。しかし目の前にKドKンおると思うと、わたしはソワソワしてもうて、全然原稿集中出来ませんでした。時間になったので、渋谷へ移動して出勤。昨日、ちょっとうちの現場始まって以来の大きめの事故があったらしく、今後はそれを防ぐために、新たに業務が増えた。最近、地味に細々とした業務が増えていっているが、まあやむなし。なんかやたらファミリー層や若者が多いなあとおもてたら、そうか今日は祝日なのだった。それなりに働き、23時半退勤。帰って、Netflixに『ベイビーわるきゅーれ』が来ていたので鑑賞。これは劇場でも観たんだけど、改めて最高だった。まひろちゃんとちさとちゃん、世界でいちばん可愛い殺し屋。殺し屋としてはめちゃくちゃ強強なのに、普段はゆるっゆるのダメ人間で、ふたりは同居してるんだけど、そのお家もとってもガーリーで可愛くて、隅々まで素晴らしい映画。そういえばコワすぎの大迫さんも出ていたね。

 

9.19火

7時に起きて、洗濯したり掃除したりして、午前中、唐組の最後の曲を2パターン作って送って、今日は仕事前に人間関係で原稿。いよいよ締め切りが迫ってきているので、本気出してもりもり書く。時間になったので出勤。初っ端から某先輩が大暴れで、「女は全員、生き物としてバカなんだよ!」という、この令和のコンプラの時代に、なかなかにレトロな思考を大発表される。そんな話を聞かされていたせいか、わたしは急にめちゃくちゃ胃が痛くなって、ただでさえ暑いのに、変な脂汗出てきてほんとにつらい。ひっさびさに強烈な胃痛で背中伸ばせなくてずっと猫背。所長が大正漢方胃腸薬をくれたので飲んだけど、あんまり変わらず。なんやろこれ、やっぱりストレスですかね? あんまりストレスで片付けるの好きじゃないのだけど、変なもの食べた覚えもないし。結局この日一日中胃が痛くて駄目だった。よぼよぼと帰宅し、早めに睡眠薬飲んで気絶。

 

9.20水

起きたら胃痛は消えていた! よかった。あれはなんやったんやろ。今日は労働は休みで、家事を諸々した後、阿佐ヶ谷のgionさんへモーニングしに行く。

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お気に入りの席が空いててラッキー。しばらく読書さしてもらって、12時半くらいに出て、唐組の稽古場へ行く。みなさん、クーラーのなくて暑い中稽古に励んでおられる。しかし、わたしは職場がクーラーないし、唐組さんは稽古場クーラーないし、恋人はおうちにクーラーがありません。わたしのまわり、クーラーなさすぎるのは気のせいでしょうか。今日は美仁音ちゃんと愛ちゃんのとても重要なシーンを稽古しておられて、久保井さんのスパルタ演出で見る見る引き込まれる素敵なシーンになっていて感激。舞台美術も結構仕上がってきていて、これがめちゃくちゃかっこいくて惚れ惚れ。昨日送った歌をうたってくれる影山さんに聞いてもらって、その場でiPadでカラオケを作ったりして、これで劇中歌作曲のわたしの仕事は一応一通り終わった。今日はずーっと何十年も唐組の劇中歌を作っておられた先輩、安保由夫さんの命日。今回の秋公演、安保さんの曲もあるのだけど、やっぱりぐうの音も出ないほどに素晴らしいんだよね。比べるのもおこがましいけど、やっぱり敵わんわ〜と思った。稽古終わり、高円寺の駅まで歩いてる最中に雷がバリバリ鳴り出して結果土砂降りに。日傘をさして小走りで駅まで。商店街の角のお花屋さんで白いトルコキキョウを買って西荻に戻る。久しぶりに八百屋さんがまだ開いてる時間に帰れたので寄る。子どもの頭ぐらいあるドデカい梨がちょっと傷物のため150円やって、あとリンゴやバナナなどたくさん買った。やっぱり西友より断然八百屋さんの方が安くて美味しそう。でもあんまり開いてるタイミングで行けへんのよね。帰って、お花をいけたりして、夜はドデカい梨を剥いて食べながら雨の音を聞きながら原稿。絶対一回では食べられへん量やと思ってたのに、気づいたら全部食べてしまっていた。梨ならなんぼでも食べれるらしい。深夜、恋人の影響で倉橋ヨエコさんを聴きながら、CBD吸ってチル。

 

9.21木

7時に起きて、なんやかんやして、早めに家を出て渋谷へ、行こうとしたらなんか吉祥寺駅で線路に降りて走ってる不審者がいるとかで総武線が止まっている。まあ急がへんしええか、と思ってベンチで読書してたんやけど、30分経っても動かない。放送で「只今不審者を捕獲して、吉祥寺駅まで歩いてるところです」とかなんとか、その不審者は線路に降りて、一体何がしたいねん。やっと復旧して動き出したけど、渋谷まで1時間以上かかった。いつもの人間関係で小説のラストを一旦書き終える。まだ改稿したりいじるけど、一旦終わりまで行けた。が、タイトルが決まらない。わたしは曲名とかアルバムタイトルとかもそうだけど、タイトルをつけるのが大変苦手である。10個ぐらい候補を書き出したけど、どれもパッとせんなあ。時間になったので、TSUTAYA前に移動。恋人とおち会って、一緒に青山の方へ歩く。青学の前を通ったら、青学、敷地内にサーティーワンがあって、さすがやなあとか言いながら、20分ぐらいてくてく歩く。わたしも恋人も青山なんて似合わない人間なので、若干肩身が狭い。迷いながらも、アキオナガサワギャラリー、発見。一階がものすごくオシャレな流木屋さんで戸惑いつつも、2階へ。そう、今日のデートは、蛭子能収さんの最後の展覧会を見に行くのが目的。わたしも恋人も蛭子さんのファンであり今回の展覧会のプロデューサー根本敬さんのファンでもある(本当に趣味があうわたしたち)。会場、平日の真っ昼間なのに結構大繁盛していた。そして一際迫力のある後ろ姿が、とおもたら根本敬さんが在廊してらした。蛭子さんは公表しておられるよう認知症で、最近はもうテレビで見られることもなくなり、もちろん漫画もずっと書いておられなかったんだけど、今回、盟友の根本さんが奮起して蛭子さんに新作の絵をたくさん描かせて最後の展覧会が実現。そのエピソードだけでもグッと来るんだけど、在廊してお客さんの写真撮影にも応じて、蛭子さんの絵の解説なんかもしておられる献身的な根本さんを見るとさらにグッとくる。そして蛭子さんの作品は、どれも色使いがビビットで美しい抽象画で、かなり大きい作品もあって、なかなか迫力があった。だけど今までの漫画とかの画風とはもう完全に別物という感じ。でも一枚、明らかにギャラリーに来てからペラ紙に描かれたと思われる作品は、いつもの蛭子さんの人間の描き方のまんまのだったから、時々思い出したように描けたりするのかなあ。2周ぐらいじっくり鑑賞。色んな著名人が続々いらっしゃてるらいしツイートは見ていたけど、わたしたちが行った日も、ガロの漫画家さんや某HIPHOPミュージシャンや、あと井上咲楽ちゃんも来てらした。テレビで見てた時は全然わからんかったけど、彼女こういうの好きな方なんですね。ギャラリーを出て恋人とちょっと青山を散歩するも、あまりにオシャレすぎて居心地が悪く、お茶でもしたいけど青山は本当に喫茶店がなくって、雨も降ってきたのでしゃあなしでスタバに入る。恋人はスタバ入るの人生で2回目らしい。恋人はソイラテ、わたしはアーモンドミルクラテを飲んでいたら、某芸人兼格闘家のJ氏が入ってきて、おお!っとなった。格闘家としてどうかは知らんけど、彼の格闘技の解説YouTube、口悪くて結構好きで見ています。恋人とは話が弾みすぎて、たぶん5時間ぐらいおしゃべりしていた。途中でスタッフさんが「試食のコーヒーとスコーンです」と言って小さい紙コップ持って来てくれたんだけど、これ京都のぶぶ漬け的なやつ?とか言い合いながらも、さらに長居してしまい、失礼しました。すっかり夜になったので、代々木公園まで歩く。というのも、代々木公園でキャンドルジュンがイベントやってるらしいので。しかし着いたらもうほぼほぼ終わってて、キャンドルは半分以上消えてて、ステージも撤収作業中。でも片付けているキャンドルジュンが遠目に確認出来たので満足。耳に刺さったオクラまでは確認出来ませんでしたが。ご飯でも食べよう、となって原宿まで戻ったけれど、20時すぎた原宿は本当に真っ暗で、飲食店が何もない。フラフラ明治通りまで出て、やっとあったガラガラのラーメン屋さんに入った。わたしはまぜそば、恋人は牡蠣ラーメン。まぜそばおいしかったけど麺多くて残してしまった。暗い竹下通りを歩いて原宿まで戻り、ここでお別れ。今日はわりと行き当たりばったりだったけれど、恋人とはおしゃべりしてるだけでずっと楽しいので、いい日だった。

 

9.22金

雨やな〜と思いながら起きて、朝小説を印刷しにコンビニへ。最寄りのコンビニは、いつ行ってもやる気なさそうな太っちょの40代くらいの店長がワンオペなんやけど、今日初めておばさんがいた。珍しくおばさんと店長の二人態勢だったんだけど、パートさんぽいおばさんの方がえらいぽくて店長めっちゃヘコヘコと敬語でおばさんと話してて、ちょっと変な感じだった。まあおばさんの方が歳は上ぽいけど。帰って自分の書いた小説をしみじみ読みながらタイトルが浮かび上がってこないか頑張るも、これやっ!ピカーン!と輝くようなものは降りて来ず。まああと一週間あるからギリギリまで悩むしかない。ちょっと細々した買い物をするべく、吉祥寺に寄ってから出勤。外がやっと涼しくなったので、流石にもう、職場もマシやろう、と思ったのにやっぱりまだ普通にめっちゃ暑い。しかも今日は湿気がすごくて不快指数120%やった。ちょっと職場で今、こんなところにも書けないような結構ハイカロリーな問題に直面しており、と言っても業務とは無関係なんだけど、それをこっそり所長に打ち明けた。笑い話にしてしまいたいけどそうもいかず、結構めんどくさいことになってきてて、最近の胃痛の原因もこれな気がしている。水木と全然元気だったのに、労働にくると今日もやっぱりちょっと胃が痛いし、あとなんか肩とか足とかも痛い病気でてもうてて(これは持病の症状かと思われる)、心身共々きっつう〜て感じである。なんでこんなことなってもうたんやろね。人間関係ってむずいわ。今日はモデルくんがいたので、なるべくアホみたいな話をして気を紛らわした。モデルくん声枯れてて、風邪ではないっていうから、性病ちゃうん? 喉クラミジアやで〜とか脅かして遊んだ。なんとか23時半まで働いて帰路。深夜、アマプラで『少女は悪魔を待ちわびて』という韓国ホラー映画を見る。殺人鬼役の役者さんがなんか誰かに似てるわ〜と思ったら、キックボクサーの白鳥大珠に似てるんだった。

 

9.23土

6時に起きて、シャワー浴びてちょっとだらだらして、9時過ぎに家を出て、10時から新宿の美容院で白髪染め。めっちゃ安い美容院を見つけたので初めて行ってみたんだけど、新宿の怪しいマッサージ屋さんとか入ってる謎の雑居ビルにあって、あんまり綺麗じゃない美容院で、美容師さんもみんなオシャレ感全く漂っていない、普通のおばちゃんとか普通のおっさんがやっていて、でも髪の毛を切る技術はなかなかお上手、そして早くって、気に入った。11時には終わってしまって、一回帰るのもめんどくさいので、渋谷まで出て、いつもの人間関係。昨日、センター街で火事があったので、人間関係も近いからちょっと心配してたんだけど、全然大丈夫でよかった。というか、火事になったビル探しながらセンター街歩いてみたけど、どこが現場かわからんぐらいだった。出勤までの時間、iPadで日記を書き書き。15時から出勤。昨日から左肩と右足が痛いので動きにくい。左手が上がらない。最近はあんまり関節痛来てなかったのだけどなあ。ハンサムボーイが、俺うつ病かも、と言い出して、最近お酒飲むぐらいしか楽しみがない、と言っていた。ゆうてなかったけど、わたし毎日抗うつ剤飲んでるねん、と言うと、うそ〜!北村ちゃん元気やん!と言われる。わたしもうつ病の自覚はないねんけど、精神科医曰くそうやねんて。抗うつ剤飲んでるから元気なんかもね。ハンサムボーイは同い年で、やっぱりこんな仕事をしかもバイトでやってるというのが不安で、お金もなさすぎて思い詰めて鬱になると言うていて、でも今更社員で頑張る気持ちも湧かへんしな〜と、まあね、この歳でこんな暮らし、とか改めて思うと落ち込むわなあ。でもなんか結局、モデルくんにセフレ一人こっちに回してって言ってみようかな〜とかそんな話で終わったので、セックスしたら治るうつ病かもね。23時半まで働いて帰路。

 

9.24日

7時に起きて、洗濯したりなんやりして、午前中、小説の最後の改稿をやってから、吉祥寺へ。今日はそれいゆの仲良しのウエイター大杉さんが月イチの自分の喫茶店を間借り営業される日。何にしょうか迷ったけど、結局いつものナポリタンにしてしまった。

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お通しで枝豆が出てきました。美味しくいただいてる間、大杉さんがピアノを弾いてくれる。そう、この間借りされてる武蔵野倶楽部は生ピアノが置いてある素敵なお店なんである。そして、お客さんわたししかいなかったので、大杉さんが、北村さんも弾いて〜マイハッピーお葬式歌って〜とおっしゃるので、恥ずかしながら歌わしていただく。ホール係のユカさんと3人で話してたら、ユカさんなんと偶然映画『閉鎖病棟』見てくれていた。1時間ぐらいほっこりと過ごし、その後出勤。最近ジムで筋トレを始めたという21歳の純朴ボーイ、腕筋肉痛すぎて手が上がらないらしい。最初そうなるよね。わたしもキックボクシング1ヶ月休んでるから、もう筋肉ゼロに戻ってるやろうな。今日はRIZIN。平本蓮出ないし、あんまり気乗りしないカードやったのでPPVは買わず。結果だけ知ってのあれですが、クレベルに金原さんが勝ったとかアツい! アーセン負けたけどちょっとグッと来た! 安保はきしょい! 木村ミノルは一周まわっておもろい! 23時45分まで働いて帰路。すっかり夜は涼しくなって、ああ夏が終わったね。晩夏って人肌恋しくてなんか淋しくなるよね。