7.3〜9日記

7.3月

7時に起きて、シャワー浴びてコーヒー飲んで日記を更新。午前中は家で、新しい企画の原稿を書き始める。結構のってきて、もりもりと書く。午後から出勤。職場が暑すぎて、常に軽い熱中症状態。頭痛がひどいので、おでこに冷えピタを貼って働く。夜はお花屋さんボーイとコンビで、平和に和やかに働く。23時半退勤して帰路。電車の中で、めまいと吐き気が来て、これは熱中症なのか、それともパニック発作なのか。脂汗をかきながら、なんとか西荻に帰還。よぼよぼ帰宅して、そっこークーラーをつける。職場がクーラーないので、その反動で家ではクーラーガンギマリ。睡眠薬飲んで、CBDキメて寝る。クーラーのタイマーを2時間にしてたのやけど、起きたらまだクーラーついたままで、えっ故障? と思ったら、なんのことはない、わたしが1時間45分で目覚めただけでした。せめてクーラーがタイマーで切れる時間までは眠りたい。

 

7.4火

7時に起きて、洗濯して掃除して、gionでモーニングしよ、と阿佐ヶ谷へ。お店の前で、見たことある人が、と思ったら、唐組春公演に出ておられた俳優の岡田さんだった。岡田さんもふらっとひとりでモーニングしにきたというので、ご一緒することに。

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岡田さんはホットミルクを飲んでおられて可愛い。本当に偶然ばったりだったけれど、1時間くらいおしゃべりしながらモーニング出来て楽しかった。渋谷でカサヴェテスの映画を見に行くという岡田さんを見送って、わたしはもう少しgionに残って読書。いい朝を過ごせて満足。それからスタバに移動して、iPad開いて原稿。昨日の続き。テーブルの向かいに女女男の中学生3人組がいて、そのうち女男の2人はたぶんカップルなんだけど、スマホを激しく取り合って、取っ組み合いになって、その度に椅子を派手に倒して、というのを繰り返してて、かなりうるさくて鬱陶しい。マナーを弁えられないクソガキは家に帰りなさい。中学生からスタバ来るなんて生意気やし、そもそも今日学校休みなん? 制服なところ見たら、早退してきたんか? 可哀想なのは、カップルじゃないもうひとりの女の子で、椅子が倒れるたびに戻して、ひとり申し訳なさそうにしている。最終的には彼女ひとりで先に帰っていった。あんなバカどもとは友達やめなさい。原稿切り上げて、図書館によって、夕方帰宅。洗濯物を取り込んで畳んだり、ちょっと家事をしてから、夜はジムへ。スーさんが今月いっぱいになってしまったので、スーさんクラスを受けられるのもあと数えるほど。悲しい。今日はカウンターの出し方を教わって、こういう攻撃にはこう返す、という練習をたくさんした。最後はマススパーもやった。楽しく汗をかいて帰宅。夜はNetflixで推しの子を最後まで見た。えっこんな終わり方なん? 何も解決してへんやん? と消化不良。多分じきに第二期始まるんでしょう。

 

7.5水

7時に起きて、だらだらして、11時からジム。主婦のみなさまとスーさんクラス。この水曜の午前クラスはみんな顔馴染みで仲良いので、和気藹々と楽しい。でもスーさんが先生じゃなくなったら、空気変わるやろうし、メンバーも変わるやろうなあ、しょぼん。帰って着替えて、今日は前から気になっていた喫茶店に行くべく、築地へ。築地はナックルズ連載の取材で鈴木智彦さんたちと来て以来。その時は築地に喫茶店があるの知らなかった。場所柄、お寿司やさんなどが多い並びの中、喫茶レンガというこぢんまりした喫茶店を発見。入ると、すごく明るい店主(意外と若くて、中町JPにちょっと似ているお兄さん)が100点満点の接客で迎えてくれて、ミックスサンドのセットを注文。

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サラダとスープまでついてきて、これで1000円は安い。サンドイッチはとろとろ卵とウインナが挟まっている。おいしい。店主の動きを見ていると、なかなか味わい深いお方で、声の掛け方もばか丁寧なんだけど癖が強めで、全体的に独特の立ち振る舞いで面白い。色んな意味で、わざわざ築地までくる価値のある、いい喫茶店だった。お店を出て、有楽町まで20分ほど歩き、ヒューマントラストシネマ有楽町でホン・サンスの映画『小説家の映画』を鑑賞。今回も特に大きな展開はなくて、ひたすら小説家のおばちゃんと、女優のお姉さんの会話劇が続いていくんだけど、全然飽きずに見ていられた。本当にこれ台本あるんやろうか?と思うくらい、すごく自然な会話劇なので、これは役者さんたちの力量が凄まじいのであろう。終わって、そのまま新橋駅まで歩く。17時半にニュー新橋ビルで友人と待ち合わせ。3階のカトレアという喫茶店でお茶しながらおしゃべり。趣味の話がとても合うことが発覚し、共通言語がありまくるので楽しい。喫茶店の話、秘宝館の話、ストリップの話などで盛り上がった。閉店時間まで話し込んで、その後ニュー新橋ビルを一緒に探検。怪しいマッサージ屋さんを流しながら、そういえば一軒だけ風俗店があるらしいので、探してみることに。そしたらすぐに見つかった。ファッションヘルスラズベリードールという看板が堂々と出ていた。当店は日本人キャストしかいません!と書いてあった。1階に降りてきて、ムサシヤって行ったことある?となり、わたしは行ったことなかったんだけど、オムライスがおいしいらしいので、少し並んで、ムサシヤでごはんにした。並んでたけどカウンターだけのお店で、回転がいいので割とすぐに座れた。

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オムライスなのに、ナポリタンが付け合わせの域を超えた量乗っていて、おいしかったけど流石に多すぎて残してしまった。ごめんなさい。えきで友人と別れ、東京駅まで出てから中央線でゆっくり座って帰宅。今日はジム行って、喫茶店行って、映画見て、探検して、たくさん食べたし充実した休日だった。

 

7.6木

7時に起きて、なんやかんやして、11時からジム。ゆうま先生のクラスは2週間ぶり。ゆうま先生はまだ25歳なのに教え方が上手くて、端々に頭の良さを感じていたのだけど、今日おしゃべりしていたら大阪の某国公立大学卒業で、なるほど!どおりで賢いわけや!となった。今日は会員さんわたしともうひとりしかいなかったので、すごくみっちり教えてもらえて、なかなかハードだったけど楽しい1時間だった。ジム終わりにそのまま精神科の病院へ行って診察。パニック発作が出た旨を伝え、サインバルタという抗うつ薬が増えた。そういえば昔も飲んでたことがある薬やなあ。帰って急いで着替えて支度して出勤。今日も今日とて、めちゃくちゃ暑くてぐったり。4月から歌舞伎町の現場に異動したおかっぱさんが、愚痴を聞いてほしいとのことで、遊びに来る。歌舞伎町の現場は責任者が常駐してないので、おかっぱさんがほぼ責任者がわりのことをやらされてて、おまけに不潔で遅刻ばっかりする子や、話の通じない同僚ばっかりで、かなり辛そうだった。トラブルが起きても助け合える人がいなくて、おかっぱさんがひとりで奮闘しているらしく、可哀想。8月で辞めようかな〜と言っていた。23時半まで働いて帰路。夜、Netflixで映画『夜、鳥たちが啼く』を鑑賞。佐藤泰志原作らしい、売れない小説家の鬱屈と性欲、って感じの作品だった。

 

7.7金

6時過ぎには目が覚めてしまって、窓は全開でもすでに寝苦しい感じ。不眠症プラスこの気温で夏場は不眠に拍車がかかって困る。先週は和歌山行ってたから一週間ジム行ってなくて、今週三日連続で行ったから、今日は流石に筋肉痛。やっぱり休むとすぐに身体って衰えるもんやな。家にいても暑くてダラダラしてしまうだけやので、早めに家を出て渋谷の人間関係へ。カフェラテ飲みながら読書。小説の参考資料として、『宅間守精神鑑定書』という本を図書館で借りて読んでいる。

あの宅間守は、池田小事件を起こす前からかなり何度も事件を起こしていて、その度に精神病であることを盾に刑罰を逃れていた。全部が演技やったとは思えなくて、ほんまに妄想性人格障害自己愛性人格障害統合失調症双極性障害などなど、色々病名がつくぐらいには病気やって、それに本人もきっと苦しんではいたんやと思う。本人は自分のことを「倫理に反して、道徳的にも道義的にも反してることばっかりやっている人間」と言っていて、子どものときから、相手がいちばん嫌がることに情熱を注ぐような子どもだった。でもそうなったのも、彼の生い立ちから問題があって、母親は彼がお腹にいる時から、「気持ち悪い、産みたくない」と言ってて、実際産んでからも母乳を与えるのも嫌がっていたらしく、母親から普通に与えられるはずの愛情がそもそも欠落した家庭やった。母親に当てた手紙が出てくるんだけど、これはわりと共感できるというか、人ごとと思えない内容だった。父親も父親で、毎日家族みんなを殴る蹴るの超DV男だったらしくて、宅間守は母性も父性も浴びることなく育ってしまった。でも、そんなめちゃくちゃな宅間守やけど、5回も結婚出来ている、というところがびっくりトピックなんやけど、その理由は経歴を詐称しまくって、お見合いパーティで医者になりすましてみたり、公務員になりすましてみたりして、実際結婚出来てしまってるのがすごい。池田小事件後も、最終的に支援者の女性と獄中結婚してそのまま死刑執行されていたので、孤独に死んでいったわけではないのか、と思うとなんとも言えない。大阪の池田市はわたしの地元の隣の市ではあるんやけど、宅間守は女を車に乗せてうちの地元の山林でレイプ、とゆうのをよくやっていたり、首吊って自殺するならこの山林やな、とも計画していたことが書かれていて、おお!となった。気を取り直して、午後から出勤。イレギュラーな事件が多発して、バタバタと大変だったけど、今日は所長がいたので助かった。やっぱり現場には責任者が常駐してくれないと困るよね。23時半に仕事あがって、帰ろうと事務所を出たら、エレベーター前の壁に派手な吐瀉物が2吐き分、びっしゃーとぶちまけられていて、渋谷の酔っ払いがわざわざ地下3階まで降りてきて吐きまくった模様。最悪や。死んでくれ。コロナが明けて、渋谷で路上飲みしている頭の悪い雑魚どもが最近めちゃくちゃ湧いてて、本当に心底死んでくれという気持ちになった。

 

7.8土

7時に起きて、暑いので午前中から自分に負けてクーラーつけてしまった。おまけにガリガリくんまで食べてしまった。最近、アイスはお昼に一個食べて、帰ってきて夜中にも一個食べてしまう。職場の冷凍庫にもチューペットを常備してて食べるので、ちょっとアイス食べ過ぎでやばいかもしれない。iPadで日記を書いて、ちょっとダラダラして、午後から出勤。久しぶりに、モデルくんとハンサムボーイと一緒だったので、積もる話が盛り上がって、仕事中ずっと楽しかった。最近入った身長187センチの27歳の長身くんは、ティンダーですごい怖い体験をしたらしく、田中みな実似の可愛い子とメッセージやりとりしていて、いざ会う約束をして待ち合わせ場所に行くと、黒人の女性が現れて、「チェリーボーイ?」と聞かれて、怖すぎたので走って逃げたらしい。そんなことあるんやな〜。モデルくんは今日も仕事上がりにティンダーで出会った子とデートらしい。ハンサムボーイはその子の写真を見て、「量産型女子だね」と意外に冷めていて、ハンサムボーイは量産型女子には興味ないらしい。夜、無事業務終えて締め作業をした後、ハンサムボーイはまたズボンの股座が裂けて、金玉飛び出しそうになっていたため、脱がして縫ってあげた。わたしゃおかんか!(ハンサムボーイは同い年です)

 

7.9日

昨夜2時過ぎからふぉいが久しぶりに配信していたので、それを耳元で流しながらベッドに入って寝たのだけど、6時過ぎに起きたらまだ配信していた。ふぉいは昨夜仙台でライブやってるのに、打ち上げもせずにそのまま日帰りで直帰して、ゲーム配信を4時間以上やってて、あんな見た目であんなキラキラしたところに立つ人なのに、こういうところが好きやな、と思う。起きてシャワー浴びてコーヒー飲んで、やっぱりあかんと朝からクーラーの中でだらだら。桐野夏生先生の新刊短編集をサクッと読了。

桐野夏生先生、短編になると意外とライトな後味で、期待していたぐっちょぐちょの読後感は得られず。少し原稿をやってから出勤。今日は気温が高い上に雨も降ったから湿度がやばくて、まじで大袈裟じゃなくサウナの中での労働。そんなサウナで9時間拘束なので、だんだん脳が湧いてきますわ〜。水風呂ないし。23時45分まで働いて帰路。深夜Netflixで映画『哀愁しんでれら』を見た。感想は特になし。