6.26〜7.2日記

6.26月

7時に起きて、シャワー浴びてカフェオレを飲んで日記を更新。パニック発作起きてから吐き気が頻繁に来るのだけど、ブラックコーヒー飲むと吐き気スイッチが入る気がして、怖くて飲めなくなってしまった。悲しい。日記を更新して、トランク開けて今夜からの和歌山旅の準備をする。和歌山も暑そうなので、衣類が少なくて済むのはありがたい。今日は23時半に仕事終わったらそのままそのあしでバスタ新宿から夜行バスに乗るので、トランクをひきずって出勤。夕方、本社のMさんがやってきて、聞いてください、彼女ができましたー!と報告してくれた。Mさんはまだ31歳なのに、仕事が大変すぎてめちゃくちゃ老けているので、やっと彼女が出来て報われてよかったな〜という感じ。写真見せてもらったら、思いの外、真っ当そうな女性だった。Mさんは今時日サロに行ってこんがり焼いてて元走り屋の元スカウトのヤンチャボーイなので、てっきりギャルとかキャバ助とか、ケバい女性が好みなんかと思ってたので意外だった。どうぞお幸せに。23時半仕事上がって、その足で急いで新宿。南口からバスタ新宿に上がって、高速バスに乗り込む。久々の高速バスやけど、高速バス乗車民って、なかなかの貧困層やなあ、と毎度思う。わたし自身も身分相応。4列シートだったけど、運よくわたしの隣の席は空席だったので、到着まで広々と使わせていただいた。しかもこのバスはコンセントもあるしWi-Fiも飛んでて、頭を覆うカバーみたいなのがあるから、消灯後にスマホを触ってもオッケー。でも一応ちゃんと寝てみようと、睡眠薬を爆食いして目を瞑る。と、2、3時間は眠れた。起きてしまってからは、アニメ『推しの子』を見たり、Kindleで本読んだりして朝まで過ごした。

 

6.27火

バスの中でパニック発作きたらどうしよう、とビビっていたのだけど、何事もなく無事に朝8時半、大阪難波に到着。なんばウォークのトイレで顔洗って歯磨きして、キョロキョロしながら南海電車の乗り場へ。和歌山へは南海なら難波から一本で行ける。1時間半くらいかかるけど。車窓の景色がどんどん緑燃ゆる田園風景に。10時半ごろに無事和歌山市駅に到着。駅までるみたんが迎えにきてくれていた。るみたんはもう20年来の親友。わたしのような欠陥人間と、唯一ずっと友達でいてくれている、貴重な大好きなお友達。去年の10月にきて以来だから半年ちょっとぶりだけど、お互い積もる話があったので、まずはスタバで話し込む。その後駅ビルでお蕎麦を食べて、歩いてるみたんちへ。るみたんちはとても立派な3階建ての一軒家。3階はゲストルームのようになっていて、いつもそこへ泊めていいただいている。ソファーや机や椅子が、るみたんが汐留に住んでたときを彷彿して懐かしくなる。積もる話をしつつ、CBDの話で盛り上がり、お互いのベイプを試し吸い。るみたんの使っているやつが良さそうだったので、早速楽天で注文。そうこうしていたら、るみたんの娘ちゃんSちゃんが小学校から帰宅。抱き合って邂逅をよろこぶ。Sちゃんはわたしなんかにも懐いてくれる、とても明るくて元気いっぱいでおもしろい、太陽のような女の子。一緒に宿題をやったあと、お絵描きしたりトランプをしたりして遊ぶ。子どもと遊ぶって、すごくヒーリング効果があるなあと思う。今わたし、ほんとに病気まみれで身も心もボロボロだったのだけど、Sちゃんと遊んでいたら見る見る元気が湧いてきた。晩御飯は唐揚げとお味噌汁と白菜サラダ。るみたんが作ってくれたなめこのお味噌汁が沁みる。こういう、ちゃんとしたごはんをわたしは普段全く食べていないし、孤独なひとり暮らしなので、こうやってみんなで食卓を囲んで食べる幸福感に、なんだか胸がキューンとなる。ごはんのあと、Sちゃんがお風呂に入ってる間に、ぷらっとひとりで散歩がてら、行きたかった本屋プラグさんへ。ここはめちゃくちゃ選書が素晴らしい本屋さんで、新刊も古本もある。吟味して2冊購入。帰ってわたしもお風呂をいただいて、寝る前にSちゃんのお琴の練習を見せてもらう。Sちゃんは習い事でお琴と日本舞踊をやっている。チューリップとジュピターを弾いてくれた。夜、どこからともなく「ぷおーーー」という音が聞こえてきていて、Sちゃんにこれ何?と聞くと、おとうが法螺貝吹いてるねん! と言われる。Sちゃんのお父さん、るみたんの旦那さんは、小学校の先生なのだけど、趣味は法螺貝と一本下駄での散歩で、天狗を目指してるらしい。おもしろすぎる。10時ぐらいにおやすみなさいをして、るみたんにiPadを借り、ディズニープラスでずっと見たかった『ガンニバル』を一気見。村の因習もので大変好みなストーリーだし、役者さんもみんな素晴らしく、映像の質感も、わざと毛穴まで映す感じ、ざらざらしていて素晴らしい。4話まで見て、寝た。

 

6.28水

6時半に起きて、顔洗って2階のダイニングへ降りる。るみたんがフルーツを剥いたりとうもろこしを茹でたりしてくれて、みんなで朝ごはん。ごはんの後は、おとうが和室で勤行をしている。これもるみたんちのいつもの風景。Sちゃんを小学校へお見送りした後、わたしたちは車でるみたんオススメの喫茶店へ。カフェド羅漢という、お寺?に併設の喫茶店なのだけど、ここが内装から素晴らしいお店で感動。まだ間に合ったのでモーニングを注文。

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和歌山は素敵な喫茶店もたくさんあるので最高。るみたんから、今アメリカでZ世代に大人気らしい、Be Realという、映えないSNSを教えてもらって始める。本当の友達だけと、日常の、全く盛らない映えない写真をシェアしあうアプリで、ランダムな時間に勝手に通知が来ると2分以内に自分の目の前の景色を撮ると同時にインカメで自分の間抜けな顔も撮られて、それを載せるんだけど、こう見られたいとか人眼を一切気にしなくていい。それから、るみたんからとてもおもしろい、画期的な企画を提案してもらい、早速実践に移す。ちょっとまだどうなるかわからんけど、うまいこと行ったらかなり楽しそう。お昼ぐらいにおうちに帰って、まほうえんの開園の準備をする。るみたんは週に1回、自宅の一部をこども図書館のように開放していて、そこに近所の子どもたちが集まるんである。そこでトイピアノでお歌の時間を、前回からやらせてもらっている。13時前くらいに、Sちゃんが帰宅し、それから続々と子どもたちがやってくる。前回は子どもたち全員で10人未満とかだったのだけど、この半年でめちゃくちゃ子どもたちが増えて、なんとこの日は34人来たらしい。流石にその人数の小学生が集まると、ほんとに終始大騒ぎで大変賑やか。中庭では女の子も男の子も、半裸になって水遊び。みんなで宿題をやったり、絵本を読んだり、おままごとをやったり、折り紙をやったり、ボードゲームをやったり、おやつを食べたり、ほんとにみんなめちゃくちゃ楽しそうで、こんな場所が小学生の時にあったら最高だろうなあという場所。子どもたちに「おかあ」と呼ばれて慕われている、みんなのお母さんのような、るみたんは、本業は魔女なので、図書館の選書はこっそり結構とんがった本をたくさん並べていて、なんと昨日わたしが勧めたギンティ小林さんの『ばちあたり怪談』を早速Amazonで買って、面出しで並べてくれていた。16時くらいから、お歌の時間。るみたん作詞わたし作曲の、まほうえんの校歌?を、子どもたちが大合唱してくれて、感動。子どもたちの声って、なんでこんなに尊く可愛いのやろう。何人かの女の子が、トイピアノの伴奏を、「どうやって弾いてるの?教えて〜」と来てくれて、こうやって弾くんだよ〜と教えてあげたりして、すごく楽しかった。17時くらいにだんだんみんなお迎えが来たりして、帰っていき、6年生のおねえさんたちがみんな進んでお片付けをし始めてくれて、みんなとってもいい子たちだった。18時過ぎに全員帰っていき、楽しかったけど疲れた〜と、るみたんとSちゃんと和室に寝転ぶ。楽しいけど、子どもたちのエネルギーってすごいから、こちらもめちゃくちゃ体力がいる。るみたん、これを毎週、大人ひとりでワンオペやなんて。尊敬のまなざし。疲れたから、今日はウーバーしましょう、と韓国冷麺を頼んで、3人で晩御飯。順番にお風呂に入って、お琴の練習をして、10時ごろにSちゃんにおやすみをして、わたしは今日も『ガンニバル』の続きを、と思って見てたのやけど、かなり疲れてたようで、珍しく途中で寝落ちしてしまった。2時頃に目が覚めたので、そこからまた見始めて、ラストまで鑑賞。

 

6.29木

明け方にまた少し寝て、6時半くらいに2階に降りると、るみたんが朝ごはんの支度をしていてSちゃんも起きていた。もう今日東京に帰らなあかんのかと思うと悲しい。おとうとSちゃんはパンを食べて、わたしはるみたんが淹れてくれたコーヒーにアーモンドミルクを入れて飲んだ。誰かが用意してくれたものを食べるって、しみじみと幸せだなあと思う。Sちゃんはおしゃれさんで、毎日自分で着ていく洋服を選んでて、昨日はガーリーなレモンの総柄のワンピースで、今日はボーイッシュにETのTシャツとショートパンツ。どっちも可愛い。8時過ぎにSちゃんとおとうをお見送りして、るみたんとお茶飲みながらまったりおしゃべり。10時頃にるみたんは用事があってお出かけするので、わたしは家でお留守番。こんな立派な一軒家でお留守番なんて、なんか不思議な気持ち。リビングでゴロンして本を読んだり、3階でトランクに帰る準備をしたりしていたら、るみたんが帰ってきたので、今日も車で別の喫茶店へ連れて行ってもらう。今日はガス燈という喫茶店。こちらも、外観からお城みたいでとってもかっこいい。中も、古いステンドグラスやシャンデリアが綺麗にお手入れして昔のまま残っている感じで、とても瀟洒で素晴らしい。まだギリギリモーニング間に合ったので、わたしはモーニング。るみたんはナポリタン。

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モーニングなのに、なんとハンバーグやエビフライまで付いていて、めちゃくちゃ豪華でびっくり。お子様ランチみたいで大満足。るみたんとここには書けないような話で盛り上がる。るみたんは話がおもしろくて、喋り上手の聞き上手だから、聞いてても楽しいし、喋ってても楽しい。ああるみたんが東京にいたら、もっと頻繁に遊べるのになあ。わたしは、たぶん人格に問題があるからだと思うのだけど、女の子と仲良くなっても一時的に親密になるだけで、ある程度期間が長くなると嫌われてしまうことが多くて、20年もずっと変わらず仲良くしていてくれるのはほんとに大袈裟ではなく、るみたんしかいない。デザートに、るみたんはクリームあんみつ、わたしはいちごアイスを頼んだら、フルーツもたくさん乗っかったちょっとしたパフェくらい豪華な一皿が登場。とってもおいしかった。ほんとにここ、めちゃくちゃいい喫茶店。和歌山最高。本当はもう一軒、ヒスイという喫茶店にも行きたかったのだけど、臨時休業していて行けなかった。残念。また次回のお楽しみにとっておこう。帰りに車でスーパーと本屋さんが一緒になった施設に寄ってもらう。スーパー隣接の書店なのに結構しっかり本揃ってて、おまけに24時間営業。素晴らしい。スーパーでお買い物して車で帰宅。少ししてSちゃんが学校から帰宅。おままごとをしたり、ぬいぐるみ遊びをしたり、女の子の遊びを満喫して、童心に帰るとはこのこと!という感じで、すごく楽しくて癒された。もっとずっと遊んでいたかったけれど、そろそろわたしは関空へ向かわなければいけない時間。最後にるみたんとSちゃんと三人で仲良しチェキを撮った。お守りにしよう。17時半くらいにお見送りしてもらってお別れ。2泊3日、一瞬だった。パニック発作も一度も起きなかったし、たくさん食べてよく眠って、身も心も健康になった。ありがとう、るみたんSちゃん。ありがとう和歌山。南海サザンクロスに乗るも、何故か全然冷房が効いていなくて、めちゃくちゃ暑くて気持ち悪くなる。その後、関空についてチェックインするも、LCCの第二ターミナルは糞しょぼくて、コンビニすらなくて、冷房もあんまり効いてなくて暑くて、飛行機乗り込むまでに体調悪くなってしまった。おまけに飛行機は遅れてて、20分遅れでやっと搭乗。おかげに成田に到着も遅れて、終電がギリッギリになって、空港内、トランク引きながら走って、また吐きそうになった。なんとか西荻に帰ったらもう1時前。疲れたけど、すごく楽しい2泊3日だった。

 

6.30金

7時に起きて、溜まった洗濯物をドバッと干すも、すぐに雨が降ってきたので取り込む。昨日放り出したまま寝たので、荷物を整理してトランクを押入れの天袋にしまう。東京も本格的に暑くなってきたのか、エアコンつけてないと部屋が暑い。でも何故か痩せ我慢して、扇風機だけで乗り切り、代わりにガリガリくんを食べた。午後から出勤、和歌山のお土産を持って行く。エアコンなしの職場はいよいよ灼熱で、立ってるだけで汗がだらだら。これ痩せるわ。まだ6月でこの暑さだということは、7月8月どうなるねん。夜は大江くん似の21歳と平和に働き、23時半退勤。帰り道、ちょうど後藤まりこさんがスペースをやっていたのでイヤホンで聴きながら。するとまりこさん、わたしに話しかけてくれて、クレカ不正利用大丈夫?とか言ってくれて、感激した。

 

7.1土

6時半に目が覚めて、シャワー浴びてコーヒーを飲み(もう吐き気は無くなった)、なんやかんやして、10時に不動産屋へ家賃を払いに行く。ほんまは昨日までだったのやけど、和歌山行ったりなんだりですっかり忘れていた。それから新宿に出て、まずは紀伊国屋書店。ひとまわりして、桐野夏生先生の新刊を買う。それからテアトル新宿へ。しかし土曜日の新宿、めちゃくちゃ人が多い。雨やのにみんな一斉に出かけるんやなあ。テアトル新宿でチケットを買って、そのまま5丁目の方へ歩き、猫のいる喫茶店、カフェアルルへ。アルルは最近なんかめちゃくちゃ混んでいて、今日も雨の中5組くらい並んでいた。諦めて、近所の喫茶グループに行ってみるも休みだったので、仕方がない、とアルル最後尾へ。オードリーのANNを聴きながら待つ。意外と早くて、20分くらいの待ちで入れた。いつもはナポリタンやけど、実は食べたことなかった名物メニューのインドオムラというのを注文。

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オムライスの中身はカレーピラフで、ケチャップの代わりにカレーがかかっている。結構スパイシーでおいしかった。アイスコーヒーを飲みながら、iPadを開いてしばし日記を書く。時間になったので、テアトル新宿に戻り、映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』を鑑賞。監督は片山慎三さんと内田英治さんだし、主演は伊藤沙莉さんだし、絶対おもろいやろ、と思って期待したら、完全に肩透かし喰らった。残念。たぶんやけど、脚本が致命的につまらない。役者は大好きな宇野祥平さんも出てるし、主要キャストはみんなうまい方やのに、なんか全体的に薄ら寒いのはなんでや。ロケーションは、カールモールだったり、カフェアルルも出てくるし、馴染みのある好きなお店ばっかりが使われているだけに、つまらないのが非常に残念。見終わって、そのまま真っ直ぐ今度は歌舞伎町へ。今日のメインはロフトプラスワンで行われる、ギンティ小林さんの新刊発売記念イベント。ギンティさんは実はわたしの喫茶店連載の編集者でもあるんだけど、本業はわたしなんかよりよっぽど売れっ子の、心霊にばちあたりな行いをする企画をリポートする本を何作も書いておられる作家さんなんである。ロフトプラスワン、すごい、お客さん大入り。ギンティさんと相方市川夕太郎さんに楽屋に呼んでいただいたので、楽屋に上がらせていただいてしばし雑談。編集者鬼頭さんとも久しぶりにご対面。お元気になられたようでホッとした。夕太郎さんとブレイキングダウンの話で盛り上がったりしつつ、イベントスタートしてわたしはそのまま楽屋のモニターで見させてもらった。そしたら途中で裏口階段から颯爽と、本日ゲストの平山夢明さんが登場。緊張したけど、すごく気さくな楽しいおじさまで、モニターの映像を2人で見ながらゲラゲラ笑った。今回の新刊は『ばちあたり怪談』というタイトルだけど、全然怪談本ではない、と夕太郎さんが最初におっしゃってたけど、ほんとにその通りで、ひたすらばちあたり取材をしまくっていくお二人。イベントは映像を流しながらで、はっきりと幽霊が映った某廃病院の心霊ビデオを見て、その映像通りに白い顔を再現するという、めちゃくちゃバカらしい肝試しをふたりでやっておられて、真っ暗な病院の廊下で、怖いよ〜って半泣きで震えながら自らの顔を白塗りしているおじさんふたり、大爆笑だった。久しぶりにあんなに笑ったわ。涙出るほど笑った。あまり内容はネットに書くとよくないので、これ以上は書くのは控えます。イベント後のサイン会も大繁盛だった。改めて、こんなにすごい方に編集者としてついてもらってるんやな、と恐れ多くも誇らしい気持ちになった。ギンティさんと夕太郎さんのユニットは、ここ7年くらい、活動が止まっていたけれど、平山さんにも発破かけられて、これからまた活動再開する様子なので大期待。今日は映画はつまんなかったけど、最終的にはとても楽しかったのでいい1日だった。

 

7.2日

急に来客が来ることになったので、朝から急いで片付け&掃除。暑いのでついにクーラーを解禁。クーラー、涼しい、最高。お昼前に知人が来訪。2、3時間ほどおしゃべりして楽しいひとときを過ごし、その後わたしは支度して出勤。今日は最高気温33度ともう真夏。よって職場もめちゃあつ。でも今日は湿気がないのでまだ少し過ごしやすかった。カラッとしてるだけでだいぶ楽やね。しかし巡回中エレベーターの鏡に映った自分を見たら、眼球から出血していて、充血じゃなく、完全に真っ赤な血が滲んでて震える。頼むからもうこれ以上病気増やさんといてください。休憩中読書で市川沙央さんの『ハンチバック』読了。

先天性ミオパチーとゆう難病当事者である作者が、病気で生きる現実を生々しく書いておられるんだけど、読者に不思議と可哀想とか憐憫の感想は抱かせない強さがあって、爽快でかっこいいな、と思った。23時45分まで働いて帰路。