4.10〜16日記

4.10月

7時に起きて、シャワー浴びて、コーヒー飲んで日記を更新。今日は仕事の前に、ちょっくら三茶へ。久しぶりの三茶、田園都市線はなんかいつまでも苦手意識があるけど、まあ、2駅なのですぐ。まずは目的地の行きたかった本屋さんへ。しかし、まだ開いていなかった。喫茶店で時間を潰す。潰すとゆうか、こちらも目的地なんだけど。三茶といえば、喫茶セブン! はじめて奥の席の、ちょっとした中庭?のようなとこの隣へ。

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セブンはオムナポが有名やけど、今日はそんな食べられないので、サンドイッチとアイスコーヒー。セブンは至るところにスヌーピーが隠れていて可愛い。1時間半くらい読書してお店を出て、その後、前から行きたかった個人書店、トワイライライトさんへ。階段上がると、ギャラリーが併設してあって、カウンターではおしゃれお兄さんがパソコンカタカタしておられる。こじんまりしたお店だけど、とにかく選書が素晴らしかった。大型書店も好きやけど、こうゆう、セレクトショップ書店も、いいお店いっぱい出来ているよね。悩みに悩んで、1冊だけ購入し退店。茶沢通り久しぶりに歩いたけど、パン屋さんばっかりなんですね。田園都市線で渋谷まで戻るも、今度は地下の迷宮から出られない。渋谷駅、どんどん変わるからついていけまへん。無駄に歩き回って時間余裕あったはずがいつの間にかギリギリに。仕事は今日も新人さんがたくさん。まだ打ち解けてないので何喋ったらいいかわからず、無駄に気疲れする。23時45分まで働いて帰路。

 

4.11火

7時に起きて、洗濯して掃除して、午前中に原宿の美容院で白髪染めに。はじめてのとこだったし、すごいちゃらそうなお兄さんが担当になったから心配だったけど、安くて早くて、まあよかったかな。病院後、クリスティーで遅めのモーニング。

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しばし読書して、その後、高円寺某所の唐組さんの稽古場へ。春公演『透明人間』の通し稽古を見させていただいた。最高だった! 今回、ほんとに大傑作ですわ! と、わたしごときが偉そうに褒めるのも恐縮な話ですが、ほんとにめちゃくちゃ面白かった! ネタバレになるのであんまり書きませんが、唐組がやる透明人間は、大袈裟じゃなく、人生変わる級のパワーがある。現にわたしは8年前の透明人間で、はじめて唐組を観て、大大衝撃を受け、こんな素晴らしいものを知らずに今まで生きてきたなんて!と、人生を悔いた。稽古場でこんなに面白いんやから、紅テントで観るのが本当に楽しみや! 終わって、みんなでそのまま稽古場で軽く乾杯。今日が稽古最終で、みなさんは明日から旅公演の支度。岡山が初日で、神戸、新宿、鬼子母神、長野、と回られる。どうかみなさま、お身体にはお気をつけて、いってらっしゃいましとお見送りした。

 

4.12水

脇腹&右腰の激烈な痛みで目を覚まして、おしっこをしておまたを拭いたら、石のような5ミリぐらいの塊が2粒、トイレ紙に付着した。おお! ついに出ましたか! これが石なのか! 血尿〜腎盂腎炎と来て、石が出れば治ったと見ていいんだろうけど、これってどれぐらい出るものなんや? 2粒で終わり?なわけはないか。でもとりあえず安心したのと、なんかちょっと達成感があって、石は水で綺麗に洗って、しばし観察してみた。すごい、ほんまに石である。しかもちょっとキラキラしている。外歩いてて、たまに靴の中に石ころが混入することあるやんか、まさにあの石ころ。こんなんが何故、勝手に内臓に出現するのか、全くのナゾ。観察してると、捨てるのもなんか勿体ない気がしてきたので、ティッシュに包んで保管。11時からジム。先週から体調不良で休んでたから、1週間ぶりのジム。楽しいスーさんクラス。結構ハードだったけど楽しかった。体調のことはあれだけど、やっぱりジムでキックボクシングするのは、精神を病まないために必要な行為である。帰って支度して、出勤。今日も新人さんと。お花屋さんをやるのが夢な32歳の彼は、醸し出す雰囲気がなんとなく芸大生におったような、懐かしい感じで、でも話すと、学生時代はずっとサッカーやってたらしいバリバリの体育会系だった。23時45分まで働いて帰路。

 

4.13木

わたしは村上春樹の世界観は好きじゃなくて、特に村上作品の主人公にありがちな、キザでアンニュイな男性像を、きしょって思ってしまうのだけど、でもなんやかやで無視は出来ないので、一応春樹の小説はたぶん全部読んでいる。今日は何の日か、そう、春樹の6年ぶりの新作長編小説の発売日なんである。嫌いなのに、なんやかんや気になってしまうわたしは、なんと早朝販売会を目掛けて、9時くらいに御茶ノ水丸善へ足を伸ばした。御茶ノ水駅南側の丸善の前の特設青空販売所て、無事に新刊確保。

さて、これを今日はどこで読もうかしら。それはやっぱり喫茶店でしょう。てことで、行きつけの名曲珈琲麦へ。

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お気に入りの席で、6番モーニングをいただきながら、早速読む。買ったばかりの本を喫茶店で開く瞬間がいちばん好き。しかし、春樹の今作。冒頭20ページ読む。え、なんか、全然ノレない。幻想的すぎて、ふわふわふわふわしてて、掴みどころがなさすぎる。(これは春樹が意図的ににやっておられるんでしょう)。なんかイマイチかも〜と思いながら、しばらく我慢して読む。飽きてきたので、河岸を変えることに。しっかり静かに集中して本が読める喫茶店、てことで、最近復活した名曲喫茶ルネッサンスへ。ピンクの壁にアンティークなランプや置物が山盛りの最高な店内に、レコードから流れる弦楽四重奏。(撮影禁止なので写真はなし)隅っこの席でアイスコーヒーを飲みながら、春樹の新刊をめくる。しっとりとした良き時間。ルネッサンスは携帯の電波が悪いので、スマホをよそ見したりしないで済むのもよい。1時間半ぐらい読んで、店を出る。ルネッサンスの上の階に入っている蟹ブックスにも寄った。こちらも素敵な選書の個人書店さん。本屋と名曲喫茶が入ったビルって、天国やんか。お花屋さんにもよって夕方、帰宅し、16時半から一件zoomの打ち合わせ。わたしはzoomの使い方がイマイチわかっておらず、ちゃんと繋がるか毎回ヒヤヒヤしてるのやが、なんとか繋がってよかった。夜はジムへ。ゆうま先生のクラスでは受け返しの練習からスパーリングまでやって、そのあと手塚先生のクラスはいつものようになかなかハードだったけど、今日も楽しく2時間、いい運動になった。夜はCBD吸いながら、Netflixで『ドントブリーズ』とゆう映画を観た。盲目のばりくそ強いじいさんが、強盗に入った少年少女と戦うんだけど、軽い海外ドラマなノリで見たら、なかなかじいさんの闇が深くて楽しめた。

 

4.14金

またしても腹痛と腰痛で吐きそうになりながら目覚めて、おしっこしたら、石が一粒。なんか石のコレクションが楽しくなってきた。誰かに見せたいけど、こんなん誰も見たくないか笑 どれぐらい石がいるのかわからんから、いつまたあの痛みが来るんかわからんのでビビりながらの生活。でも、結石って出産の次に痛いと聞くけど、正直わたしは、え、こんなもん?ぐらいだった。まあわたしは持病で常に色々痛いから、痛みに慣れてるのもあるでしょう。昼まで家で、春樹の新刊を読み進めながら過ごして、第一部を読み終わったので、出勤。強烈な新人さんが入っていて、24歳の関西人女性なんだけど、初日にしてあの鬼軍曹T先輩にまで馴れ馴れしくタメ口で喋れる、ちょっと規格外すぎる子で驚き。キレるかと思いきやT先輩も満更でもなさそうで、寧ろなんかうれしそうでテンション爆上がりしていて、それはきっと彼女のぴちぴちスラックスのむちむちぷりぷりのお尻に首ったけになっているからだろうと推測。しかし彼女は誰にでも特に用もないのにダル絡みする、典型的な関西人中の関西人な感じで、もうずっと喋っている(仕事の話やなく雑談)。めんどくさいから黙っていたら「静かにしてたら眠くなってもうたわ〜」と壁によっかかってだらだらしてて、常に動きがヨレヨレで、N島さんが「え、酔っ払ってる?」と聞いちゃうのもわかるような、全動作が常に酔っ払いの動きなんである。悪い子じゃないけど、こうゆう、スーツ来てビシッとして車を誘導する仕事は向いてないんちゃうの、とゆうか水商売やったらさぞかし人気出るやろうに、とゆうと、やはり今までは夜職をやっていたらしく、でしょうね、仕事で車入れに来るお客さんにも、飲み屋の接客で話しかけるから、おっさんはまあ、うれしそうにしてるけど、このままではちょっと事件の予感や。しかし彼女の誰の懐にでも一瞬で滑り込める才能には感心するし、わたしには絶対できないことなので、羨ましくもある。にしても無駄に疲れた。元気すぎる人といると疲れる。わたしは静かに働きたい。モデルくんとは、静かに話しながらも楽しく働けていたから、本当にかけがえない子だったなあと淋しく思う。23時45分まで働いて帰路。

 

4.15土

6時半くらいに雨の音で目覚める。最近腹痛と吐き気で目覚める日々だったので、普通に目が覚めただけでちょっとホッとする。雨だけど、家にいると病むので、支度して早々と家を出る。土曜日だから喫茶店どこも混むしなあ、と思いながら、まあ混んでるながらも安定の人間関係へ。カフェラテ飲みながら、春樹を読み進める。第一部までは不安になるぐらい低速進行で退屈だったのやけど、第二部からは急に面白くなってきた。よかった〜とひと安心。その後15時から出勤。今日は1週間ぶりに相方がモデルくんで、新人さんもいなかったので、とても快適に働ける。モデルくんの近況を聞きつつ、わたしのこの1週間の職場でのモヤモヤやイライラを聞いてもらう。今までは、日々の業務上のちょっとしたストレスなんかをモデルくんに聞いてもらうことで癒されていたのやなあとしみじみ思う。今は新人さんと所長のN島さんしかいないから、N島さんはプライベートではもう20年来の仲だけど、やはり職場では所長さんだから同じ目線では話せない。まあ、仕方ないね。仲良く23時45分まで働いて帰路。

 

4.16日

7時に起きて、シャワー浴びてなんやかやして、10時から駅の反対側にある、日曜日もやっている皮膚科に行く。とゆうのも、実はこの1ヶ月くらい、太ももの裏側からお尻にかけての広範囲にわたって、謎の湿疹が出来ていて、心配になったので病院にかかる。出てきたのは若い女医さん。女医さんにスカートをめくって湿疹を見せる。と、あーこれは湿疹じゃなくて痣ですね、内出血してます、と言われる。確かに痒くないから湿疹ではなさそう。しかしなんでこんなに大量の痣が? キックボクシングでも、太もも裏を蹴られたことはないし。女医さんには、たぶん持病の膠原病の症状だと思うので、そっちの先生に相談してください、と言われた。確かに痣が出来やすいのは出来やすいんやけど、しかし何故こんなとこにこんな大量に?(ざっと数えて20個は超えてる) 血尿とか腎盂腎炎にも関係あるのかないのか? なんしか病気まみれ人間やから、もはやどれがどの病気の症状かがわからない。病院後、吉祥寺の図書館に寄り、側のスタバで引き続き春樹を読む。後、15時から出勤。今日もモデルくんとコンビなので、仲良く楽しく働く。モデルくんは私生活が充実しているようで何より。23時45分まで働いて帰路。帰ってTVerでドラマ『だが、情熱はある』を見る。南キャン山ちゃんとオードリー若林の半生をジャニーズのふたりが演じてるんだけど、ふたりともモノマネの域を超えて、そっくりなんである。ヒコロヒーや光石研さん、白石加代子さんまで、脇を固める俳優陣が豪華なのも素晴らしい。今期楽しみなドラマです。さて、4/18火曜日は阿佐ヶ谷よるのひるねにてワンマンがあります。19時半から、チャージ2000円、予約は katumelon@yahoo.co.jp まで。お待ちしてます⭐︎