12.7〜13日記

12.7月

5連勤後でだいぶ疲れており、なかなか起きれず。起きてはいるのやけど布団から出られない。しかし今日は喫茶店エストレスの仕事の日。仕事自体は16時からなのだけど、洗濯やらそうじやら家事をしたい。連勤続くと家事をしなくなるのであかん。12時前にやっと起きて、シャワー浴びて洗濯してそうじ。着替えて出勤前に、いつもは行かない近所の喫茶店コーヒーの店ビーインに行ってみた。ここは一言で言うと汚くて全然オシャレじゃなくて、ちんちくりんのラーメン屋主人にしか見えないおっさんが「らっしゃい」とおっきな声だしてくるから全く喫茶店風情がない。でもたまにはええか、と思って入ってみたら、思いの外繁盛していておっさんひとりでてんてこ舞いしていた。未だにタバコが吸える西荻唯一の喫茶店やからかな。650円でツナトーストとサラダと炭焼き珈琲はちゃんとサイフォンで淹れてくれるし、なかなか味は悪くない。でもムードがね。まあそれもご愛嬌だけど。急いでたので写真はなし。パパっと食べて飲んで、新宿、某喫茶店へ出勤。夜までは暇だったのだけど、他の飲食店が閉める22時以降混みだすのが困りもの。みんななかなか帰らへん。24時、閉店後、ゴミ出ししてたらいつもホームレスさんに「ありがとね!」と感謝されてしまった。まあ確かに残飯はありますが。なんかなんとも言えない気持ちに。ふー6連勤、よく働きました。

 

12.8火

朝から武蔵境の図書館へ。予約していた本をどっさり取りにいく。ついでにまたあれこれ借りた。そして前回寄って気に入った近所の喫茶店オズの魔法使いに行っておランチ。今日はオムライス。

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薄焼き卵で巻いているわたしの好きなタイプのオムライスだった。食後コーヒー飲みながらしばし借りてきた本を読む読む。至福の時間。一旦帰って、午後から自転車で荻窪の唐組の稽古場へ。唐組さんは今年度は1月に初の試みでテントじゃなく駅前劇場で冬公演があって、またわたし劇中歌を作らせてもらうので、稽古見学に伺った。台本もいただき、しばし稽古を見学。今回は『少女都市からの呼び声』って作品。すでに美術もちょこちょこ出来ててイメージがむくむく。みんな元気に稽古に励んでらっしゃるところを見ると、わたしもバイトばっかりしてる場合ちゃうわっと目が覚める。稽古終わって夜は久保井さんと荻窪の鳥もとで打ち合わせがてら飲んだ。コロナで演劇は特に色々障害があって、それでも負けずに集団を動かして引っ張ってらっしゃるのはすごいなあと頭が上がらない。わたしは劇中歌とゆう形だけどほんのちょっとでもお手伝い出来たらいいな。去年の『ビニールの城』以降ずっとお声かけていただけてるのはほんまにうれしい気持ち。今回もいい曲作ろ! 3時間ほど飲んで自転車で帰宅。久しぶりに自転車こいだら太ももが全然あがらない自分に愕然。脚力がめっちゃ弱ってる。年齢ですかね。

 

12.9水

朝、飯田さんからIKAZUGOKEクリスマスワンマンのコントの台本が届く。なかなかひどくて爆笑。久しぶりのIKAZUGOKE、新ネタも新曲ラップもあってたのしみ。だけど台本覚えないとあかん! なんやかやでわたし、週5.6で働いていて、休みが12月ほぼない。でも暇になると病む時期だから、忙しいぐらいの方がいいとゆうことにしよう。今日は昼から虎ノ門の病院。精神科で睡眠薬の処方をしてもらう。もうどうせもらう薬は変わらんし、わたしは自殺の心配もないとのことで最長の三ヶ月分の処方をしてもらった。待ち時間にアイホンのアプリで1/10の本厄生誕会のチラシを作った。1/10に阿佐ヶ谷よるのひるねで本厄を記念して生誕ライブをします。久しぶりにワンマン、たっぷり歌いますのでぜひきてください。完全予約制なのでお早めに予約を。すでに残席僅かです。病院終わって15時半ごろに西荻に帰っていつものそれいゆで遅めのおランチ。それいゆ、わたしもまあまあの常連に入ってしまうかもしれんけど、わたしがいるときによく見かける常連さんが何人かいて、その中に変わったおばさんがいて、数分おきに謎の音叉みたいなんを体に当てては机に立てている。なんかの儀式っぽい。お紅茶飲みながらしばし読書して一旦帰宅。夜再び渋谷へ。アップリンク白石晃士監督の映画『恋するけだもの』を見に行った。ちょっと早く着いたので、ベローチェでコーヒー飲んでたら、白石さんとばったり会ってしばしお茶する。久しぶりにおはなしできて楽しかった。そして『恋するけだもの』最高だった! 鮮やかな暴力に次ぐ暴力描写。甘い言葉を囁いた直後に上顎と下顎を裂いて殺すなんて白石映画でしか見られないね。今作はアクションもすごくて見応えあって楽しかった。我らがヒーロー宇野祥平さんはなにをやっても間違いない! 白石映画は暴力シーンも素晴らしいけど会話劇としても秀逸で、掛け合い漫才みてるみたいで笑わされまくり、脚本もいいし役者さんもうまいんやろうなあ。そうそう、これこれ、こうゆうのんがみたかってん、これぞ白石映画やわ!と手放し万歳で楽しめた90分やった。終わったあとちょっと白石さんと宇野さんとおしゃべり。宇野さん、閉鎖病棟見てくれたらしい! 宇野さんは、芝居になるとむちゃくちゃにはち切れたこともしはるけど普段は寡黙で温厚でジェントルマンな方なのでギャップにドキっとする。久しぶりに映画館で遊んで楽しい日だった。

 

12.10木

12時に家を出て駐車場の仕事へ。職場が本当に寒いので、今日から背中にカイロ、ジャケットの下にカーディガンを着て、ズボンの下にはパッチを履いて完全防備。職場では、モデルくんの引っ越し先をみんなで探してあげる余計なお世話合戦をして楽しく労働。T先輩は初台幡ヶ谷近辺を推してて、わたしそういえば初台に5年住んでたなぁーもう遥か昔やけど。便利はいいとこやったけど、なんか孤独やった思い出しかないなあ。ってそれはわたしが当時不毛な恋愛をしていただけであって、初台に罪はないか。みんなで和気藹々と24時まで働いて帰路。

 

12.11金

仕事に行く前に家でコントの台本覚え。仕事の休み時間もひたすら台本覚え。仕事中もマスクの下でこっそりもごもご唱えている。聞かれたらかなり頭おかしい人なので、マスクがあってほんとよかったな〜。夜、ほろ酔いのK藤さんが遊びにきてしばしおしゃべり。K藤さんは変な人だけど愉快でたのしい。靴の中にチャーハンが入ったとゆって一生懸命靴の中を見ていた。24時まで働いて帰路。帰ってからもひと仕事しようと思ってもなかなかそんな気になれず、だいたい1時に帰ったらお風呂入ってコタツでお茶とか飲みながらYouTubeとか見てだらだらして気づいたら3時とかで睡眠薬飲んで布団入る感じ。作曲する時間がない。

 

12.12土

はやめに起きて朝に作業しようと思い、『少女都市からの呼び声』の台本を読む読む。なんとまあ、すごい話だ! 唐さんの書く物語には毎度度肝を抜かれまくる。台本読み込むだけで時間になってしまい、作曲するところまで進まなかった。やむなし。準備して昼から駐車場の仕事。最近土日は忙しい。みんなむちゃくちゃおでかけしてまっせ。でも今日はN島さんがいる日だったので安心して働けた。M林さんやモデルくんがコンビだとわたしが一応先輩になるのでいざとゆうときが頼れる人いなくて実はどきどきなんである。24時まで働いて帰路。

 

12.13日

危うく寝過ごすところだった。今日は11時に家を出て仕事へ。出勤早々バタバタ忙しくイライラしちゃいそうだったけど、N島さんが来てくれてホッ。夜、ふらっとモデルくんが休みなのに手土産にシュークリームをもって遊びにきた。なんて可愛い子なんだ! 仕事しながら、N島さんと3人でなんやかや3時間ぐらいおしゃべり。N島さんはおにいちゃん、モデルくんは弟って感じだから、ほんとに仕事してる気がしない。アットホームな職場です、とかよく聞くけど、そんなん嘘や〜ありえへんありえへんって思ってたけど、今の駐車場はそのアットホームてやつかもしれない。いい職場だなあ〜としみじみ感じながら24時まで働き帰路。週5週6の労働に耐えれてるんは、今の職場やからやろうなあ。