12.14〜20日記

12.14月

10時に起きて洗濯してそうじして、こたつに入ったらまたうとうと。あかん!と奮起して、りんごを食べようと包丁で切ってたら左の薬指をすぱっと切ってしまった。ガーン。でも目が覚めた。コントのセリフ覚えをし、15時に家を出て今日は週イチの喫茶店ウエイトレスの仕事。冬場の水仕事は手指に最悪で瞬く間にあかぎれまくり、しかも今朝包丁でも切ったし、まじで水触りたくない、けどそうはいかない。しかも今、お客さん帰るごとにテーブルも椅子もメニューも1ページずつ全部アルコール消毒しなあかんから、傷口にいちいち染みるんである。つらー。まあ消毒しまくるのは傷にはいいのかな? 店はコロナにも関わらずそんなに暇ではない。年末年始もっと混むのかなあ。いややなあ。まあわたしは今年は主に駐車場に入るので関係ないが。24時まで働いて帰路。

 

12.15火

朝から虎ノ門の病院へ。今日は線維筋痛症の診察。先月から主治医が変わったのやが、着いたら一瞬で呼ばれてびっくり。どんだけ人気ない先生なんやろ。まあ待つストレスないから全然いい。血液検査して、尿検査はおしっこが1ミリも出なかったのでなし。おなかに高級お注射ぶっ込んでもらって診察終了。いつもなら3時間はかかってたのが30分で終わった。素晴らしいー。お薬を大量に受け取って帰路。帰りの丸ノ内線で爆睡していて、気づいたら折り返して逆向きで池袋行きの新宿駅になってて焦った。わたしどんだけ寝たんや。帰りに吉祥寺に寄って、ちょっと買い物。行きたかった文房具屋さんは火曜日定休日だった。がーん。おなかすいたので、たまには吉祥寺の喫茶店行くかと、はじめてゆりあぺむぺるに入った。テーブルクロスがかわいい店内。

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ナポリタンはなんかオシャンなレストランちっくなやつが来てちょっとイメージと違ったけど、コーヒーは飲みやすくてすっきりしたおいしいやつだった。しばし読書。帰って、ピアノの前に座って作曲作業。唐組の冬公演『少女都市からの呼び声』の劇中歌の曲作りに励む。自分でゆうのもあれですが、唐さんの言葉はわたしのメロディの癖とすごい奇跡的に合うので、ハマるとおーってマリアージュが起きるので、ひたすらそれを探す作業。むつかしいけど楽しい時間。2パターン作って夜、演出の久保井さんに送った。

 

12.16水

朝から部屋の片付け&そうじ。12時にいきつけのそれいゆでナポリタンおランチ。週に一度はそれいゆに行かないとあかん。13時に飯田さんが西荻に来訪。今日はIKAZUGOKE練習の日。飯田さんと西荻にいる違和感。飯田さんは段ボールを抱えて西成で買ったドカジャンを着て、完全に現場終わりの肉体労働者で笑う。我が家で、しばしコーヒー飲みながら歓談後、コント及びラップの練習を入念にやった。今回は新ネタがいくつかあるのでなかなかドキドキだけど楽しみ、飯田さんがマイクをアレにするとゆうベタベタに最低な提案をしてきてくれて爆笑しながら採用。こうゆうのがコントの練習で楽しいところ。5時間ほど、下品なことを大きな声で掛け合ったりラップで唱えたり、お隣さんにはひたすらごめんな時間。まあでも普段お隣さんはうちの壁に向かって壁逆立ちしたりボール遊びしたり、下手くそなあいみょん弾き語りしたりしてはるから、どっこいどっこいやんね。夜は飯田さんと西荻で飲みたかったけど、夜は予定が出来たらしくって19時頃に帰って行かれた。ドカジャンに段ボール担いで改札に消えていく飯田さんは完全に現場帰りの肉体労働者でした。

 

12.17木

寒すぎる。こたつから出られないがこたつの中にいると脳みそフリーズして何もできない。こりゃいかん。セリフのおさらいをやるんやけど、途中から譫言になってて自分でもホラー。睡眠薬がぬけてなくて睡魔に負けてるだけなんやろうけど、なんかが取り憑いたみたいになっている。くわばらくわばら。14時に家を出て駐車場の仕事へ。T先輩が突然のダイエット宣言。2月に健康診断があるからそれまでに体脂肪を一桁にするらしー。すごー。モデルくんはなんにもしてないのにすでに体脂肪8%らしい。さすがモデル。でもモデルくんは筋肉つけたいらしく、T先輩に筋トレ本を借りていて、それが休憩室においてあってぱらっとみたんやけど、めちゃくちゃ本気のボディビルダーのグラビアで解説されてるやつで、ちょっとこれはある意味エロ本なんですけど!と笑ってしまう。でも影響うけて、わたしも筋トレしようかな。まずは現状把握だ、と帰って、ずっと電池切れて埃かぶってた妹のおさがりの体重計に電池入れて乗ったら、体脂肪15%だった。これはどうなん? でもわたし、年齢とともに確実に身体の質が変わってきてるのは実感してて、筋肉やった場所が脂肪になってきているような気がする、腕立ては骨折してから左腕ひじに力かけられなくなったから無理やから、まずは腹筋でもやろう。

 

12.18金

寒すぎてなかなか起きられない。起きてもすぐこたつにインして出られない、怠け者の愚図。しかしこれではあかんとピアノの前に座り、唐組の曲作り。仕事行くまでに時間がちょっとしかないので集中して短時間だけ。昼から駐車場の仕事。の前にちょっと贈り物を買いにアコメヤへ。はじめて入ったけど、アコメヤ、ちょっと上等の海苔とかふりかけとかお茶とかジャムとかハンドクリームとか、日本のカルディみたいな感じでなかなか楽しかった。でも安くはないから自分のものとしては買えないなあ。プレゼントにはいいかな。で、そのあと仕事。M林さんの現在妊娠中の(妊娠してるのは奥さんだけど)子どもちゃんの性別が判明したので、また子どもちゃんの名前大喜利がはじまってて楽しかった。T先輩はひどくて、車の名前からだんだん駅名になって最後マクドのメニューの名前になっててもうめちゃくちゃで爆笑。楽しい職場だ。夜はモデルくんとコンビ。とにかく現場寒いので踊ろうってことになって、モデルくんが好きな3代目の「流星」ってゆう歌の振付を教えてもらい、ふたりで踊りながら仕事。なんじゃこの職場。楽しい職場だなあ。24時15分まで働いて帰路。

 

12.19土

明日のIKAZUGOKEワンマンにむけて、仕事前に朝からひとりでコントの家練習と、ピアノの練習。をして昼から駐車場の仕事へ。今日は前半はじいさんばっかりでつまんない職場。しかも原因不明の機械停止が起きててんやわんや。まあしゃあない。夜はレッスン終わりのモデルくんとコンビ。モデルくんは明日23歳のお誕生日らしい。若い。わたしとひと回り以上違う。モデルくんは今時の子なので、基本全然話合わないんやけど、それはそれで話出来るとゆうか、最近のこと教えてもらっておばちゃん勉強している感じ。ちょっと焦ったのは、懐メロとしてELTコブクロを聴いてるとゆってて、えっもうその辺て懐メロの扱いなんやね。わたしの中学高校時代に流行ってた音楽。確かにもう17.8年前か。焦るわ〜。モデルくんは三代目が好きらしいんやけど、わたしの中で三代目てゆうたら、三代目魚武濱田成夫さんなんやけど、そんなん通じるはずもなく。三代目魚武濱田成夫さん、昔わたしの働いてる喫茶店の常連さんやったんやけどなー。すっかり来なくなっちゃったけど。夜、モデルくんに、N島さんてどんな歌歌ってるんですか?と聞かれたので、悩んだけどP-shirtsの曲を聴かせてみた。仕事中と雰囲気違う! 声いい! なんかこの辺から歌ってる! と色々新鮮な感想が聞けてよかった。わたし、余計なことしてもうたかなあ。N島さんが仕事しにくくならなければいいけど。24時15分まで働いて帰路。

 

12.20日

8時半に起きて、シャワー浴びてあまりに部屋が寒いのではじめてエアコンの暖房をつける。そして小さな音でピアノの練習&コントのセリフのおさらいをする。一通りやって衣装に着替えて準備。今日は荷物が少なめなので助かる。今日はIKAZUGOKEのクリスマスワンマンライブの日。11時半に家を出ていざ横浜へ。渋谷まで出て、東横線で横浜、そこから京急日ノ出町。片道1時間半ほどの道のりは、時間的には綾瀬在住のときと変わらず。会場試聴室について、店主三沢さんと1年ぶりの再会。おしゃべりしていたら飯田さんが到着。ふたりでコントのセリフ合わせをしながら準備。14時にPAさんが来て、リハ開始。一通りの全通しが出来てひと安心。リハ終わってお化粧したり準備していたらあっとゆうまに開場。今日は16時オープンと早い。16時40分から10分押しで本番スタート。前半はコントとラップ、そして飯田さんのソロ。飯田さんのソロは2本とも新作で、淫乱女と売女がカッパと仲良しする最終的にはハートフルな短編と、旦那を戦地に見送った女房の性欲問題と百合、最終的に時事提起、かなり演出がこんだ段ボールひとり芝居。どちらも面白く拝見。さすが飯田さんだなあとゆう素晴らしい作品だった。休憩挟んで二部はわたしのソロ後、わたしの作ったひどい内容のコントと新曲ラップ「風呂に入れ」、それから飯田さん作のクリスマス儀式コントでした。いや〜我ながらひどい内容。しかし久しぶりに飯田さんとコントは楽しかった。お客さまも、このコロナ禍にも関わらず、予約ソールドアウトな具合で来ていただいて、みなさま本当にありがとうございました。横浜でIKAZUGOKEワンマンをやると、あーこれで一年終われるな〜って感じがします。今年もなんとか出来て本当によかった。投げ銭も本当にたくさん、みなさま感謝感謝、ありがとうございました。終わって、1時間半ほどお客さん、横浜の仲間たちと会場で飲む。わたし、あんまり大勢で飲むのは得意じゃないのだけど、毎年横浜ワンマンのあとはみんなと飲むの楽しみで、横浜の人たちはみんな粋でいいなあ、東京の人だとこういう飲み方は出来ないんよなあなぜか、とか思ったりした。そうそう、埼玉からはじめてきてくれたお兄さんがいて、話してみたら、なんと箕面出身で、しかも小学校も中学校もおなじでびっくり! 天狗祭りの話や、い組ろ組の話で盛り上がった。試聴室で飲んだあと、飯田さんと数名のお客さんとで、近くのぴーとゆう飲み屋さんへ移動。ぴーのマスターはライブにも来てくださる方で、お店はわたしははじめてお邪魔。おつまみが3品500円とたいへん安く、しかもカウンター6席だけの小さいバーなのにほうれん草おひたしとかシュウマイとかあってちゃんとごはんでおいしい。閉店22時まで楽しく飲んだ。お店を出ると外は極寒。震えながら飯田さんと日ノ出町まで歩いて帰路。しかし去年までは一緒に綾瀬まで帰れていて、その道中も好きだったんだけど、もうわたしが引っ越ししちゃったので横浜駅でお別れ。さみしい。東横線〜JRと乗り継いで帰宅。ああ、楽しい一日でした。年内、もうあとはひたすら仕事しかない。