11.26〜12.2日記

11.26月
そうだ、それいゆへ行こう!と思い立ち、ひとりはるばる西荻窪へ。それいゆは西荻窪にある喫茶店。わたしが東京にある喫茶店で好きな店5本の指には入る。しかし西荻は遠い。遠いけどわざわざ来る甲斐はある。11時過ぎていたけどまだモーニングやっていたのでモーニングを注文。ワンプレートに薄めのトーストとサラダとベーコンエッグにコーヒー。充実の朝ごはん。テーブルに生花が飾ってあってうれしい。阿佐ヶ谷ギオンもそうだけど、生花が花瓶にささってる喫茶店はいい喫茶店。パソコンをひらけて1時間半ほど小説を書く。1時頃に店を出て、久しぶりの西荻なのでしばし散歩。好きな古本屋音羽館に寄るも、特に欲しい本は見当たらず。ちょっと足を伸ばしてもう一軒古本屋によるも、ここでも欲しい本は見当たらず。まあそうゆう日もある。せっかく西荻窪まできたからもう一軒喫茶店に寄ろうと思ったけど、店の前まできてあんまり気が乗らず扉を開けられず、結局再びそれいゆに戻ってきてしまった。1日に二回もおなじに喫茶店にいくとか変だよね。でもそれいゆの店員さん(何故かシュッとしたハンサムボーイばかり)はしれっとほったらかしといてくれるので居心地がいい。今度は紅茶を頼んで、またしても小説を書く。筆が乗ってきたところで充電が切れたのであえなくパソコンしまって、夕方帰路。夜はアマゾンプライムで映画「この子の七つのお祝いに」を見る。岸田今日子のお化け感は若い頃から一貫してるな〜と思ったり、岩下志麻綺麗〜と思ったり、着物や小道具可愛い〜と萌えたりした。横溝映画は間違いない。

11.27火
朝から普通に労働。特筆すべきことはなし。後、夜は神保町ミリオン出版鈴木智彦さんとナックルズの連載対談。鈴木さんはこれまでは背中に西成って刺繍がしてあるスカジャンとかいつもお召しになっていたのだけど、今日はボタンダウンのシャツなんかをお召しになっておられてイメチェンされていた。なんでも数日前にサカゼンに行き、上から下まで揃えたそうな。しかも担当編集H川さんに寄せたらしく、たしかに服装H川さんと瓜二つだった!1時間ほど楽しくおしゃべりし、外で撮影。引きで並んでる写真みると、えっわたしてこんなちっさいの?となった。終わって、今日は鈴木さんはもう一本仕事あるそうなのでごはんは行かず、駅で別れてまっすぐ帰宅した。

11.28水
朝からとあるオーディションへ。新橋だったのだけど乗り換えが面倒なので霞ヶ関から歩くことに。霞ヶ関〜日比谷〜新橋〜銀座のあたりは歩ける範囲だね。オーディションは守秘義務があるので詳しくは言えません。うまくいったか不安が残りますがオーディション終わってお昼。新橋なのでお気に入りのニュー新橋ビルへ。このビルは大阪駅ビルと似た匂いのする、いい具合に寂れたビルで、怪しいマッサージ屋とゲーセンと喫茶店が入っている。ナポリタンが食べたくて喫茶室ポワに行くも、なんとシャッターがしまっている!ぐぐると、10月末で閉店していた!ガッテーム!仕方ないので喫茶フジへ。ここはどでかい富士山の絵が飾ってある謎の喫茶店で、メニューには富士宮やきそばなんてある。ちょっと焼きそばの気分じゃなかったので、ハーフサイズのホットサンドとアイスコーヒー。わたしは受動喫煙はきらいじゃないのやが、隣の席のじじいがくっせぇパイプをふかしはじめたのでさすがに耐えられず長居はせず早々に退店。そこから渋谷に出て、辛口O野くんが褒めていたので、映画『アゴーストストーリー』を見る。

ちょっと予告編をみて思ってたのと違うかったけど、不思議な映画だった。まずほぼセリフがない。でもストーリーはなんとなくあるし、監督が伝えたいのであろう、癒えることのない孤独とは、みたいなテーマはしっかり伝わる。おばけが最後ぺしゃんこになるシーンはなんか泣けた。変わった映画だったけど、客席割と埋まっていて、啜り泣いてる人もいた。映画を見て外に出るとまだ外明るくてあったかかったので明治神宮前まで歩いて帰った。

11/29木
朝からひさしぶりに東京地裁で裁判傍聴。なんか今日めっちゃテレビ局のクルマ止まってるなぁーと思ってたら、なんと今日は吉澤ひとみ三田佳子の息子と歌のおにいさんの3人の裁判がある日であった!吉澤ひとみ三田佳子の息子は、抽選でたぶん倍率何百倍とかだからはなから諦めて、歌のおにいさん覚せい剤裁判にいく。こちらは傍聴席がらがらでちょっとかわいそうだった。歌のお兄さんは今は音楽の先生と絵の先生をしたり、作曲したり絵を描いて売ったりしていたらしく、そんな活動知らんかったわ〜アーティストさんなんですね。そしてファンの住職のひとが保釈金を出したとかで釈放されていて、今はお寺に身を寄せているらしかった。穏便な感じで裁判は30分くらいでおわり、お次は殺人、死体損壊、死体遺棄の裁判。こちらは50代のおっさんが元彼女を殺してバラバラにして川に流した事件だったのだけど、聞いてると彼女とゆうのは西川口のデリヘル嬢で、おっさんはその客だったんだけど一線を超えて付き合い一時期は同棲していたらしい。西川口のサンキューとゆうお店の店長が証言台に上がっていて、結構詳しく喋っていたのだけど、この店長「亡くなった子のことを悪く言うのはあれですが」といいながらも、彼女は売れっ子ではあったがすぐ本番をするし、勝手にラインや連絡先交換して店外デートするし、お店の規則破りまくりで注意しても治らず手のやける子やったらしい。借金返したら税理士になりたいとゆうものの、勉強してるそぶりもなく、あいつは全部考えが甘いんですよ!と店長ゆっていた。だいたい証人っていいことしか言わないから、こうゆう正直な人は新鮮や。午後からは件の吉澤ひとみ裁判があったけど、20席の傍聴席に対して千人以上が抽選とのことなので絶対当たらないので帰路につく。帰って小説の続きとにらめっこしたり、探し物をしていたら一日が終わった。

11.30金
朝から普通に労働。もう定番なんだけど、散髪にいってきた店長の髪型が雛鳥のようになっているのを目撃し、新人ギャルが衝撃を受けていた。いやほんとに、生まれたてでまだ毛が濡れててまばらで地肌が見えてる雛鳥みたいになっていて、わたしも毎度のことながら笑いそうになる。店長ただでさえガリガリで貧相やのに、あの髪型はやめたほうがええよって誰か注意してあげてよって感じ。本人はイケてると思ってるのであろうか?仕事終わりで、一昨日のオーディションは落ちましたと連絡。まあそんな気はしていた。それとは別に、明日もオーディションにいくことになった。

12.1土
朝、寝起きから寒すぎたので、今年初のお風呂を沸かすことにする。(普段はシャワーオンリー派)どうせ冷めるので46度の激アツのお湯を張り、アイホンジップロックに入れてYouTubeを見ながら浸かる。ああぬくい。あったまる。お風呂ってええやん、という気になる。出来れば毎日お湯浸かりたいけど、そしてわたしの持病的にも毎日浸かったほうがいいんだけど、残念ながら我が家はプロパンガスなためガス代がめっちゃ高い。なので請求が怖くて滅多にお風呂には入れない。しばし貴重なお湯を堪能して、それから部屋の片付け。おひるから駅に榎本さんを迎えに行き、今日は12/7のトイピアノワンマンの練習。榎本さん、りんごと洋ナシを持ってきますてくれた。先日のお見舞い会お疲れ様でしたトークで盛り上がりつつ、練習。この日はわたしが骨折中に右手一本で作った新曲をやるんだけど、リズムをヘンテコにしてしまったので、頭の中で音がゲシュタルト崩壊してわけわかめになり、二人で悩む。でもまあなんとかなりそうなところに落ち着いたからよかった。練習終わってバタバタと榎本さんを見送って、夜は赤坂で某CMオーディション。その場で化粧ポーチがいると言われ、しかしわたし持っていなくてピンチ!(普段化粧直ししない派なのでポーチをほぼ持ち歩いていない)結局申し出て貸してもらうことに恥ずかしい。オーディション内容は守秘義務があるので言えませんが、はじめて会った人たちとのチームプレイがむずかしくて難儀した。みんなうまかったなあ〜。でも受かればいいな〜。

12.2日
このところ睡眠薬の効きがよくてぽっくり寝れていたのだけど、何故か昨夜は全く眠れず、規定量のあとに追いレンドルミンまでしたのにダメ、榎本さんに教えてもらったメトロノームを聞いて寝るライフハックを試すも全然眠れず。結局朝までずっと意識があった。なのでなんか身体が変なまま労働へ。寝てないわりにはよく動けた。帰って夜はM1を見た。上沼恵美子を東京でみかけるのはもはや年1のM1ぐらいやな〜。