12.6〜12日記

12.6土
寒い、家が寒すぎる。ストーブの灯油がしばらく前に切れてしまってでも近所に徒歩圏内で灯油売ってるガソリンスタンドとか見つけられず、いよいよ今年こそ越冬危うしとゆう感じ。こたつに埋まってても、出てる部分、手などがどうしてもちんちんに冷えてしまうので何もできない!てことで近所のミスドに避難。カフェオレおかわりしまくってゲエ吐きそうなるも、あったかいから読書もはかどるはかどる。しかし土曜の昼下がりのミスドは家族連れであふれてて、どうやら近所の幼稚園で集会かなんかあったぽくて年長組さんくらいの子供&父母て組み合わせが席巻しており、わたしたぶんお母さん側と同世代ぐらいなんやろな〜とか考えだしたらだんだん沈鬱な気持ちになってきて帰宅。

12.7日
今日も今日とてミスドに避難。しかし実は胃はまだ全快ではないので胃潰瘍のお薬飲みながら、せやのにカフェオレおかわりしまくってゲエゲエなってるわたしはいったいどないなりたいんやって自分でも?と思う。書きかけの歌詞がいい感じで形になって盛り上がってきてこっからはピアノ触らな無理やんってなってなくなく帰宅。しかし鍵盤冷たすぎてまじで拷問。冬場はスイッチひとつで鍵盤がぬくぬく発熱する、指暖房機能搭載ほかほかピアノ、とかでえへんもんかな〜絶対需要あると思うわ〜でもきっと出たところでめっちゃ高くてわたし如きには買えんやろうと思い至って諦めた。10日の坂本さんとのライブの曲順考えたり譜面送ったりしながら、仁義なき戦いシリーズを初めて見て大変興奮。役者陣、ビッグスター揃いやから当然といえば当然なんやけど、脇の脇まで全員がめちゃんこ味わいのある絵になる面構えの男たちが揃ってて惚れ惚れ。

12.8月
労働後、蔦屋さんで仁義なきシリーズをごっそり借りて。あと紀伊国屋でこれ

仁義なき戦い 浪漫アルバム

仁義なき戦い 浪漫アルバム

を買って帰宅。教科書のように読みながらほくほくと鑑賞。これは女が出しゃばって大好きって公言するんは憚られる、女がつけ入る余地のない完全に完璧な男の浪漫男の世界やから、軽々しく感想とかゆえん感じあるので慎みますが、かっこいいかっこよすぎる、文太さんは言わずもながなやけど、たっつあんも北大路欣也山城新伍松方弘樹小林旭渡瀬恒彦も川谷拓三もめっちゃかっこいい、でも男前度でゆうたら成田三樹夫最高やなあ、いやでもわたしは意外と金子信雄が好きです、めっちゃむかつくけどさ〜可愛いやんおとうちゃん、ふふふ。

12.9火
朝から仁義なき一本みて出勤。頭の中ではあのテーマ曲がずっと流れてるし、仕事中も頭の中で酒井哲さんの声でナレーションとゆうか実況中継が流れてきて困る。労働後、渋谷のルノアールで某誌の取材を1個してもらう。はじめてのライターさんやったけど、ルミエル聖歌の説明をしてて、この曲は魔女の友達がいまして、いやほんまに魔術を研究している儀式を生業としているほんまもんの魔女でして、とかって説明するとだいたい「いやいやなにゆうてるの……(苦笑)」て雰囲気なるんやけど、この方は「えっそれってもしかしてVICEに出てた魔女?えっ友達なんですか!?」てるみたんのこと東京リチュアルのことご存じやった!興奮!すごいねるみたん!

12.10水
ライブ、の前におひるまシネマカリテでギドクの『メビウス』を鑑賞。これまた期待しすぎてたのか、うっまあそうかこんなもんか……てなってしまったのもあるけどそれでもあの女優さんの下半身の暴れ方は忘れられなくて、良い具合に触発されてわたしも暴れたい気持ち満々で、試聴室入りしてリハ。ひさしぶりにチェロの坂本弘道さんとデュオでライブ、しかも10曲全部ご一緒するとゆうたぶん過去最高のセット。もうリハからやばい。坂本さんの凄まじさをひさしぶりに間近で感じてぞぞぞーてなって、もちろん本番も、「千の針山」〜「解放」の流れ、曲間ふくめ最強やったんではなかろうか!「朝も昼も夜も」も「春の熱」も「卵のエチュード」も素晴らしかったけど!わたしはピアノの向こう側にチラっと見える影しかわからんのやけど、坂本さんはチェロ&のこぎりや小道具たちを用いて、音で風をふかせ雨をふらせ嵐を巻き起こして星までふらせてしまう、本当に、うわっ今星がふってる!て瞬間があって、まことにスペクタクルなライブになっていたと思います。あーかっこいかった〜。極上の体験でした。お越しくださった方ありがとうございました!
それからこの日はとある大大大好きなお方から『グレイテスト・ヒッツ』へのすんばらしい美文が届いて、帰り道電車で何回も何回も読み返してうれし泣きした。

12.11木
昨日がなんかすごく色んなことがあった日やったので、打って変わって特に記憶がない日。普通に労働だけした。

12.12金
なりすレコードイベントで渋谷ラストワルツでライブ。色々あったけど、モーガン・フィッシャーがやばかった!なにあれあの芸達者な外人!日本語もぺらぺらなのは言わずもがな、べしゃり芸がいちいち冴えっ冴えで戦慄!わたしら日本人、母国語やねんからもっとがんばらなあかんよね、反省反省。このモーガンさん、あの「オーザヤングデュ〜」の人やったんやな!デビッド・ボウイ!わたしの貧しく狭い音楽知識の中で、貴重な貴重な知ってる洋楽でした。終わって、見に来てくれたN島さんと、TのK山さんと映画のはなしでひと盛り上がりしたけどわたしのしらん映画ばっかりやったなー。みんな色々みてはる。最近仁義なき戦いにはまりまして〜てゆうてたら、K山さんが、「あっぼく前にいた会社の社長があのたっつあんのモデルになった人!」的なこと言い出して、えええー!まじか!山健!てそれ完全にヤ○ザやーん!