10.18〜24日記

10.18土
もう秋やん、てことでちょっと衣替え的なことして押入れ整理。しかし近年わたし、ほんまに服買わなくなった。そもそも洋服屋さん的なお店に入らない。なんかそうゆう装飾への興味関心が低すぎて女子としてあかんレベルやとおもう。いちばん洋服とか好きやった時代ってたぶん10〜12年ぐらい前で、高校生の頃、心斎橋にオシャレサロン椿屋ってゆうちっさい古着屋さんがあって、ぐりこさんてゆうおねえさんがやってるお店で、そこで買った洋服を未だにずっと着ている。そもそもが古着なやつを10年以上着てるってちょっと引くよね。でも東京ではどこで服買ったらいいか全然わからない。夜、ちょっと某所におでかけ。とても楽しい時間を過ごしたくさん笑ってご満悦。こんなにどきどき気分で電車乗ったの、どんなけぶりやろう。

10.19日
3年ぐらい前に、毎月高円寺円盤できたむらじおをやっていたときにご一緒やったメンバーで、ミュージカルをやろう企画があり、一度冬の円盤ジャンボリーで最初の15分ぶんだけ上演してその後企画自体がストップしてしまっていた『二十四の瞳ちゃん』がなんと再始動するらしい!ということで飯田華子ちゃんとニュートレド竹田さんとでミーティング。飯田さんちに集まって、昼間っからみんなでコンビニ買い出しに行ってお酒のみのみ(わたしはのめないのでセブンイレブンのコーヒーやけど)猫をなでなで、カシオトーンこちょこちょやりながら、今後の計画をわりと本気で具体的に話合って色々決まる。これちゃんと実現したら結構おもろい!あ、全くご存じない方に、二十四の瞳ちゃんをちょこっとご紹介。とある日本のどこかの淋しい孤島で小学校の先生をしているアキラ(飯田さん)は実は革命を信じている青年、ある日海辺で釣りをしていたら、全身に目玉が二十四個ある化け物の瞳ちゃん(わたし)が釣れてしまい、そのまま家に連れて帰る。瞳ちゃんは全身目玉だらけだけど最強の目玉がおまたにあって、これで見つめられると人は死ぬ、とゆうことが発覚。革命戦士アキラはこれは使える!っと瞳ちゃんを殺戮兵器として掲げ革命戦争をはじめるのであった……みたいなおはなし。なんじゃそら!て感じやけど、おもしろそうやろ。さすが飯田さん、いかれたおはなし作るよね☆瞳ちゃん会議以外にも三人で色々語らった。実ははじめてかも。帰りしな駅までの道中、竹田さんが、自分内でいちばん大事なものてみなさん何ですか話になって、えーむつかしい話やな、とりあえず音楽ではないわ残念ながらってわたしがゆったら飯田さんも紙芝居なわけは絶対にないですって言い出して、竹田氏は信じられないとゆう顔つきで、ぼくは音楽です!と言い切っててすごいと思った。ところで自分の大事なことってなんやろって改めて考えてて、あーそれは一人でいることかもなって結論が出た。わたしは歌うこともそうやけど、バンドとかできないし常に孤独であることに拘ってしまっている。孤独であらねばならん!みたいなこの、なんてゆうのか自分で自分にかけてる呪いのようなものがいつか剥がれるときが来るのかなあ。

10.20月
奥歯が取れました事件から1週間が経ち、慣れた、慣れたとゆうか思いのほか奥歯がない暮らしとゆうのも悪くない、なんか別にもういらんのじゃね?とか思ってしまうけど虫湧いて歯茎腐ってきてゾンビ化、みたいな絵を想像してしまうのであかんあかん歯医者いっとかなって労働後、近所の歯医者へ。取れた歯まるごと持って行ったら、安く済ませるならこれをこのままボンドでつけますけどまた取れる可能性ありです、一から新しい歯を作り直した方が安心ですがそれには通っていただかないといけませんし、歯だけでそうですね〜1万はかかります、ちなみにボンドだと三桁です、さあどっち!とゆわれ、そんなもん前者に決まってるよね!てことで、強力ボンドでぎゅっと歯をくっつけて5分で治療終了。お会計は初診料合わせて920円也。やっすー!最高やんこの歯医者!これからなんかあったらここ来よってるんるんで帰宅。しかしその夜にも顎関節症が復活。どうやら奥歯ない方が顎にはやさしいみたいで、奥歯取り戻すとともに顎関節症も戻ってきてしまいました。

10.21火
労働後、H澤さんとタワレコ新宿店のI田さんの元へ、7インチ『マイハッピーお葬式』の納品。なんか色々大人の事情でこの7インチはタワレコ流通していなかったのやけど、この度やっとこさ大人の事情が噛み合ったらしくって、店頭に並びました。が、もうこのお葬式7インチ、レーベル在庫はゼロなので、本当にちょびっと、今並んでる分で終了とのこと。間違いなく世界じゅうでいちばんわたしのCDを売ってくださっている恩人I田さん売り場に、これで全北村商品並べれてたことに、うれしい。納品のあとは丸の内へ、N島さんとH澤さんを引き合わせるべく三者ではじめてのご対面。わたしの目からみてもおふたりとも結構な曲者でらしゃるので、全然ウマが合わなかったらどうしよってどきどきやったけど、すぐ打ち解けてわたしのわからん音楽のはなしでおふたり大いに盛り上がっておられ、めでたしめでたし。大事なお仕事のはなし、大人のはなしもしっかり出来たし、ひと安心。

10.22水
朝から雨の中新宿へ。武蔵野館でラースフォントリアーの『ニンフォマニアック』とキムギドクの『レッド・ファミリー』の2本をぶっ続けで鑑賞。ふたつとも超たのしみにしていたのやけど、変な方向に期待しすぎていたため、なんか煮え切らんとゆうか腑に落ちんとゆうか満たされんまま終わってしまった。どちらにもゆえるんやけど、あくまで健全な家庭環境をしっている、帰るべき家庭、家族あってのはなしやね。でも『ニンフォ』は音楽がめちゃかっこいかったのと、『レッド…』はべたにあのラストの船の上での長回し茶番芝居とてもよかったなあ。家族てゆうもんの認識はほんまにお国柄で全然ちゃうもんやておもた。どっちもまた違うベクトルやけどすごく結びつきが熱くて根深で強い。に比べて日本はすごく冷めているなあ。とゆうのを踏まえて、自分は腐っても日本人やと改めて思いました。

10.23木
朝から労働先にN島さんS木さんがいらしてて、わいわいってちょっと話してゴキゲンで仕事してたら昼から別件でH澤さんもいらしてて、その後今度はS石監督と漫画家K崎さんがいらして、なんなん今日!てなりながら仕事終えて、S石さんK崎さんのティータイムに混ぜてもらってしばしお茶する。K崎さんのS石監督リスペクトがすごくておもしろかった。K崎さんはこれから『キス我慢選手権2』の2回目か3回目をみにゆくといっておられ、ほんまに映画が好きな方なんやなあと認識(あとつけ麺と)夕方から労働先の飲み会があって、偶然にも白石ファンやとゆう同僚が辞めてしまう飲み会やったのでちょっと待ち合わせ場所まで一瞬S石さん連行して会わせたりして勝手ににやにや。いままで職場は文化的な話が合う人いなかったんやけどこの1.2ヶ月で突然3人現れたのでその面々で夕方5時からはじめてみんなおしゃべりとまらず、一軒目めだかで4時間、二軒目上海なんとかってゆうゲットー感半端やない中華屋に移動してまた話とまらず、しかしわたしひとり翌日も早番2時起きやので泣く泣く途中離脱。あー人といっぱい会っておしゃべりして、たのしい日やった。帰りに携帯みたら某お方からうれしい胸きゅんメールが来ていた。

10.24金
ちょっとだけ寝て労働へ。ちゃんと寝坊しんと労働行くわたしえらすぎ☆しかし朝から寒くて身体がたがたとまらず。ただ気温が低いから寒いとかじゃない感じ。ぞぞぞ系のいやな寒気。休憩中テンションあげるために、某お方とのメール何度もみてにやにやする。脳みそ内まじでお花畑なるこの感じ、恋やな♡労働後、ちょっと某所へ展示見に行こかなとおもてたけど、やはし体調悪く断念してよぼよぼと帰宅。