6.6〜12日記

6.6金
引越し前日にして病院デー。二度目の大学病院受診。思いもよらぬきっかけから、自分内で今までこっそりひっそり守ってきたとあることが決壊。ちょっとまじで青天の霹靂。大雨の中、ばっきばきのよれっよれになってとぼとぼ帰宅。胸のざわざわが止まらない。

6.7土
引越し当日。いちばん安いお時間お任せパックのため、トラックが何時にくるのかいまいち読めず朝からずっと待ちぼうけ。おつむの中は昨日のあのことがずっとぐわんぐわん回っていて、あの目が、あの顔が、あの言葉が追ったててくる。外は昨日からずっと大雨。15時ぐらいにやっとトラックが到着して運び出し開始。この部屋に住んで2年間、まあまあ色々あったけど、それよりも昨日のあのこと。思い出したら腹立つし悲しい悔しい、せやのに胸がきゅうんてなってる。これなに。くるしい。おえおえおえ〜。18時半頃新しい家に到着。段ボールに囲まれて力尽きる。

6.8日
まだまだずっと外は雨。無心で段ボールを開梱開梱開梱。それなりに部屋らしい部屋になる。近所を探検しようっと傘さしてお外に出る。うす暗くて柄悪くて、なんてわたしにぴったりな町なんでしょう。わたしは新しい土地に来たら区役所で転入届出すより真っ先に行かねばならん公共施設がありますの、そう、図書館!てことで足立区図書館へ。ちょっとなかなか辺鄙な場所で、入り口がどこかわからずぐるぐるした。早速カード作って色々借りる。ちなみにわたし東京の図書館カード、渋谷区新宿区目黒区豊島区とコンプリートしててこの度5枚目の足立区カードをゲッツしました。

6.9月
ここから労働に通うのはじめて。満員電車いややなあとびびりながら駅に行く。早朝からこんなにも人が……みんなお勤めえらいね。電車通勤、片道1時間弱かかるのやけど、読書がめちゃ捗る。これはどんどん本買ったり借りたりしなあかんわ。くるみさんオススメの吉村昭『少女架刑』読む。死体になった16歳の少女が、病院に売られてわけわからん実験台にされて最期焼かれて骨なるんやけど、骨になっても感情があってずっと恥じらっている。おまた解剖されてるとことかたまらん感じで胸キュンぴゅあな乙女小説やった。

6.10火
相変わらずあのことで頭がおかしい。労働中もずっとあの目があの顔が責めてくる攻めてくる。青天の霹靂から後、あることが気になりすぎて調べまくっている。ネットでぐぐって情報収集するも事足りず、図書館の蔵書検索してもない感じ。でも千代田区図書館にはちょっとあるぽい。千代田区図書館いってみよかな。

6.11水
また雨やんけー。家でだらだら寝よと思ったけどやっぱりあのこと考えちゃって眠れない。完全病気やがな。夕方洗濯機の配達。そうです、今回のおうちは洗濯機が置けるのです。わーい!て思ったんも束の間、あれっこれこの蛇口から水漏れてますね〜と取り付け業者の兄ちゃんにゆわれる。新居でもまた水難かいな。もう勘弁勘弁。

6.12木
2時半起きで優雅に目覚めてコーヒーいれて、誰も読まない本を書いている。合間に例の調査。朝からなにしてんのやろわたし。5時過ぎには家でて、通勤電車また1時間弱の読書タイム。労働前に遊びすぎかな。