12.26〜1.1日記

12.26月
メルマガの原稿を仕上げてM井さんに送信。なんとかこのメルマガも今年一年お休みせずに続けられてよかった。読んでくださってる人、ごくごくわずかとは思いますが、ありがとうごいざいました。あとは、昨日のはっぴーな余韻に浸って色々反芻しひとり家でぼんやり過ごした。

12.27火
朝から普通に労働。通勤中、ひさしぶりに電車寝過ごして目が覚めたら終点代々木上原やった。でも余裕持って家出てるので引き返しても遅刻はせず。年末年始は労働先が一年でいちばん忙しい時期なのでどたばた。その他は特筆すべきことはなし。

12.28水
朝から普通に労働。世の中的には昨日今日で仕事おさめな会社が多いのかな。早朝の電車はすいていた。東京から人がどんどん減っていき、スーパーなんかもお正月飾りやおせち材料やおモチばっかり売るようになる季節、わたしはこの時期どんどん気持ちが落ち込んでいく。みんな家族や家族的な場所があるんやな〜と見せつけられる。あたたかなお正月というのとは遠い遠い暮らしをもうずっとしていて、でもそれは自ら好き好んで選んだんでしょ、といわれるとその通りなのやけど、自分がいかに孤独な人間かというのを思い知らされると結構しんどいものでもある。お正月は嫌い。

12.29木
朝から普通に労働。すっごく混んだ。1時間ごとのレジ締めのときに、うひょ〜といちいち小声が出る売り上げ。明日明後日はライブで休むので、わたし的には労働納め。最後に同僚のおじいちゃんと下ネタ言い合ってちょけ納めた。労働後、渋谷のNESTへ、先輩ミュージシャンの豊田道倫&mtvbandのライブを見に行った。ここで(去年はクアトロやったけど)豊田さんを見ると一年が終わるなあという気持ちになる。ベースの宇波さんがなんかほっそりして若返ってたので、どうしたんですか〜?と問うと、ダイエットに成功して10キロ痩せたとのこと! ひええ! 男子もダイエットとかするのやなあ。でも宇波さん、痩せて若返ったらなんかゲイっぽくなった。久下さんのドラムと宇波さんのベースの絡みは改めてかっこいい。鈍打されてぼこぼこになる。そして豊田さんのスター性も年々際立って行っている気がする。音楽ももちろん素晴らしいけど、アクションのひとつひとつやMCが全部おもしろい。笑いが止まらない。最後アンコールでひとりで、黒のハットに赤いネックウォーマーにジャケットで出てきて、小さいキーボード弾き語りで『UFOキャッチャー』を歌ったのやけど、ヘンテコすぎるファッションやのに歌が染み入りすぎてちょっと落涙寸前になった。「狂おしく生きてゆく 死に物狂いでがっついて 明日も昨日も明後日も 飯を食わねばならない」ってすごい歌詞やなあと改めて思う。終わって上のバースペースで8年ぶりくらいにあったI田くんとおしゃべり。I田くん、大学の後輩でもあったのやけど一時期は豊田さんの側近としてよく会ってて、でもその後旅立って北海道に行ったと聞いてて、元気かなあ生きてるかなあとたまに思ってたのやけど、元気に幸せそうに彼女さんとおそろいのお帽子を被っていて幸せそうで安心。でもおしゃべりはソリッドでおもしろかった。野球DJでエロ本編集者でもあるSキュウさんともひさしぶりに会っておしゃべり。ラーメンパンダまでご存じで色々足立区の素晴らしさを語らえてうれしかった。豊田さんとも近況報告をしあったりして、相変わらずこの方はプライベートめちゃくちゃで愉快やなあと思った。でも、豊田さんは、自分はミュージシャンやからめちゃくちゃしていなければいけない!という暗示を自分にかけてあのように振舞っていらっしゃるのかもなあ、とかも思った。

12.30金
お昼に飯田さんが我が家に来て、今日の円盤で一緒にやるコントの練習と打ち合わせ。それから一緒に電車乗って高円寺へ。高円寺円盤、今日は毎年やっている2016年の業務報告というその年の一年の報告をやる企画。ついたら粟生さんの業務報告をやってて、まもなくわたしの、きたむらじお。これはわたしラジオ番組のていで、一切どこにも放送されない完全現場型のラジオ番組という設定でおしゃべりをする企画で昔はここ円盤で毎月やってたのやけど、今は年末のみやっている感じ。ラジオ番組のていで一年の報告をした。けどこれも、電波に乗らないからこそできる話ばかりというか、ネット上には乗せられないし書けないような内容やったので詳細は来て聞いてくださった方のみのお楽しみでした。その後、須川さんのインド映画史のコーナーが一時間あって、飯田華子さんとわたしのユニットでのライブ。ラップでクールにはじまって、ミュージカル仕立てのコント「足立区の片目」をやって、最後は「後家殺し」を歌って締め。みんな笑ってくださって、楽しかったうれしかった。良いライブ納めが出来た気がした。着替えたり片づけたりなどして、虹釜さんの業務報告を聞く。虹釜さんは「カレー野獣館」とか文章はあれ日本語のようで日本語でない解読不能な怪文を書かれるので、トークも何喋ってるかわからん感じのを想像してたけど、意外とちゃんと喋ってらっしゃって、というか、頑張って伝わるように喋ろうとしてらっしゃるのでちゃんとこちら側に伝わる(ところどころわからんこともあったけど)面白いトークやった。わたしが最近よく怒ってるのは、当たり前に伝わるものやと思って相手のことを考えずに自分勝手に喋ってはるけどそんなんでは伝わるわけないやろって人が多すぎて、聞いてても全然言葉が耳に入ってこなかったり何が言いたいのか全然わからへんわ〜ってゆうおもんない人、世の中に多すぎるよね!怒怒怒! ってときどきなるんやけど、だってわたしはよく天然ちゃんと誤解されがちなのやけどこれでもこんな感じでもわたしは一応常々、ちゃんと伝わるように脳みそを使って喋っているつもりやし、それもちゃんと面白く伝わるようにね、一生懸命喋っているわけなのです! って自分でこうやって説明すると自己弁明してるみたいで気持ち悪いですが、えっと話を戻すと、虹釜さんはすごくちゃんと相手側のことを考えて、一生懸命喋ってらっしゃったので、好感が持てたし面白かった。その後、店主田口さんの年間業務報告を聞いて、最後に扇里さんの落語「芝浜」。このお話、確かT田さんが昔に落語のCDをいくつかくれたときに談志の「芝浜」が入ってて、何回か聞いたことある話やったはずやのやけど、やっぱり落語ってやる人によって全然印象が違うみたいで、えーこんな話やったっけ? と初めて聞いたような気持ちやった。終わって、円盤に入荷してた可愛い食器シリーズを物色し、昔のお稚児さんの絵がついたアイスペールとグラスを購入してにんまり。飯田さんと高架下の韓国料理屋さんで飲んだ。コーンのヒゲ茶がおいしかったけど、店員のおばちゃん、我らが注文するときの韓国料理の発音が下手くそやから、いちいち鼻先で笑ってきて怖かった。でも料理はおいしかった。途中で円盤店主田口さんがアイスペール付属のトング入れ忘れたといって持ってきてくれて、ちょっと一緒に飲んでおしゃべりしてたらたのしくてついつい遅くなってしまって、気づいたら終電3分前で、マッハでお会計して駅まで猛ダッシュ。なんとか間に合ってホッ。飯田さんと語らいながら楽しく帰りました。

12.31土
朝はゆっくり起きて今年最後の洗濯などをして、夜は日本橋浜町のレコードコンビニで、岸野さんにお声かけていただいて「第二回輝け!紅白レコード大賞歌合戦」の審査員をしにいく。レコードコンビニは、チェーンの某コンビニの店内のパン棚がDJブースになって、昼間は普通のコンビニが夜になるとDJイベントが行われたりする知る人ぞ知るコンビニらしい。はじめてお邪魔したけど、ほんとに店内はお菓子やジュースやお酒やカップラーメンなどが普通に陳列されてるコンビニ。おもしろい。そこで岸野雄一さんと秘密博士が、昭和の和モノレコードを紅白歌合戦と同じように紅組白組的に分けて対戦形式で流して、しかもレコードを流してるということじゃなく、本当に現地に歌いに来てくれるという設定で小芝居をしたりなんかして進行していく面白い番組。当たり前ですがもうお亡くなりになってる方も多々おられて天国からの参加者も多い。今年亡くなったテントさんの「わらびもち」が聴けて、またこれがすごくニューウェイビーなシャレてる曲で(テントさんは歌ってるというかいつもの通りに喋ってはるんやけど)素敵やったのと、あと初めて聴いた、大友裕子さんという人の「手切れ金」て歌が強烈に格好良かった! 

審査員は漫画家の山田参助さんとわたしとさいたまんぞうさんというなんかすごい組み合わせ。わたしは音楽的な知識が皆無なので審査コメントは全く音楽関係なく、第一印象と容姿のインパクトとゴシップをほんのり混ぜた感じの、審査員失格な感じで失礼いたしました。そういえば参助さんは今日は「飯田市消防団団長」とおっきく刺繍の入った本物の長野県飯田市消防団長着るはっぴをお召しになっていた。紅白終了時間と同じ時間に終了して、みんなでささやかにカウントダウンをして、ちょっとしばらくおしゃべりし、わたし電車で足立区へ帰還。大晦日は一晩中電車動いてるとはいえ、30分に一本とかになるので、乗り換えめっちゃ走ってなんとか前の電車に乗るなど謎の頑張りをした。足立区へ戻ってI田さんちへお邪魔し、年はもう明けてしまったけど、今年も元旦朝をI田さんちで迎えた。I田さんは昼間におばあちゃんちでお酒飲み過ぎたらしく、珍しくずっと麦茶とポンジュースを飲んでた。けど朝方にはキンミヤを飲みだし、そしてパクチー味のペヤングを食べだした! 最近はまってるらしい! パクチーペヤング、小袋に乾燥パクチーが入ってて、見た目がすごい大麻っぽくて笑った。朝までしゃべりたくり、ここにはまさか書けないような話ばかりで盛り上がって、7時半ごろに帰宅。元旦の朝は足立区すごく静かで長閑、と思いきや、駅前の自販機がものすごく無残にばっきばきに割られてたり、自転車が大量にひっくり帰ってたり、安定の荒廃ぶり。でも空は珍しく抜けるような水色で気持ちよく、あ〜新年か〜と嫌でも感じてしまう。

1.1日
朝帰りして寝正月。のつもりが1時間ぐらいで起きちゃって、でもこたつの方で結局ずっとゴロゴロしていた。テレビをつけたら正月番組ばっかりでおめでとうおめでとうと連呼してるのでぐったりしてすぐ消した。やっぱりお正月は苦手。わたしのアパートのすぐそばに小さい神社があるので、初詣に来ているのであろう家族たち、子どもたちの声がずっと聞こえてきていちいち沈む。わたしは本当に行事が嫌い。わたしの願いは毎日がただの平日になることです。ポストを開けたら年賀状、今年は3枚きた。おばあちゃんと、辰巳出版の担当編集O高さんと、HランディングスのM屋さん。わたしはもう何年も一枚も年賀状出してないのやけど、この3人はお返事書こうかなあとか思いつつ、まだ年賀状買ってないけどまだ売ってるのかな。