9.5〜11日記

9.5月
普通に労働。勤務中、H肉T子せんせいがたまたま打ち合わせでいらしてて、ばったりお会いできてうれしい! しばしわいわいおしゃべり。可愛いお相撲さんの写真など見せてもらった。と同時間帯に別の席ではわたしが今読んでいる本の作家さんがいらしてて興奮。こちらは面識もないただのファンなのでもちろん話しかけたりしませんが。この労働はこうやって色んな人と会ったりこっそり眺めたりできるのが醍醐味である。帰ってI田さんとの小説書こうと思ってたけどあんまり書く気が起きなくてごろごろしてしまった。

9.6火
普通に労働。今日も知ってる人がふたり来た。ひとりは「だ・い・す・き」PVのときに美術やってくれていたYちゃん。2年ぶりぐらいに会えてうれしかった。もうひと方は別室で、こちらもひさしぶりに会ったけど色々複雑な心境。ところで口内炎と唇の荒れがえげつなくて、調べたらこれはビタミンBが欠乏しているせいやとのことやからチョコラBB飲みまくってるのに全然治りません。でもチョコラBB効果でおしっこはえげついない黄土色なんですけどね! あとわたし今まで平熱35.5℃くらいの超低体温人間やったのに、こないだ病院で計ったら37.1℃もあって、それから最近毎日趣味でお熱はかってるんやけど、毎日36.8℃〜37.0℃ぐらいはあることが発覚。これは、平熱が上がったということなのかん? なんか、平熱は低いより高い方が健康といいますが、平熱1℃上げると体調すこぶるよくなりますよ、だから身体は絶対冷やさないように!みたいなことをテレビで意識高い系の熟女タレントかなんかがゆうとったけど、平熱1℃上がっても健康になれてる実感は全くありません。今月はツアーがあって、大阪では流しをやる企画に参加してて、せやけどわたし、所謂歌謡曲とか全然知らないからどうしましょってなってて、ツイッターでリクエストを募ることに。さっそく色々送っていただいて、勉強勉強勉強。

9.7水
今月は宿題が多い! けど何からやったらいいかわからんくて思考停止に陥り、図書館からは返却期限が過ぎていますの取り立てメールがきまくるので読書も忙しいしって自分に言い訳しまくりで結局だらだら本読んでたら結構時間が過ぎていて焦る。とりあえず小説の続きを書いたり消したり書いたりして、煮詰まったので今度は流しでやる曲の練習。昭和の歌謡曲って、シンプルなコードで展開も2つくらいしかないのに、すごく良い曲が多くて驚く。そして、わたし今までカバーとか殆どやったことなかったけど、こうやって名曲を練習してみるとすごく勉強になるわ〜。しかし時間がなさすぎる。というか、そこそこ音楽的素養のあるミュージシャンならこんくらいチョチョイノチョイなんやろうけど、わたしまともにピアノ弾けない、自分の曲のピアノしか弾けないような人間なので、ある意味自分で曲作るより大変な作業かもしれない。うー。

9.8木
普通に労働。帰りに小説の参考文献を探しに紀伊國屋よったら、結局あんまり関係ないかもしれない本を買ってしまった。帰って読書読書時々執筆。

「鬼畜」の家:わが子を殺す親たち

「鬼畜」の家:わが子を殺す親たち

「子供を殺してください」という親たち (新潮文庫)

「子供を殺してください」という親たち (新潮文庫)

9.9金
朝からお風呂で髪の毛を切って失敗。左右が違う。でも、これ以上短くしたくないから諦める。それからひさしぶりに晴れたので洗濯物をいっぱい干して、小説の方はいったん置いといて、ツアー旅だったら書けなくからその分の宿題の特選小説連載エッセイの原稿を書きはじめる。ほんでから流しの曲の練習をして、コードをがんばって耳コピしたりして、夜は再び小説の方に戻って執筆。あー今日わたしすごい頑張ったんちゃうか! 

9.10土
わたしはハイパー気がちっさいので、締め切りとかすぐビビって気が気じゃなくなって、だから基本どの宿題も巻き気味でやっていかないと不安な人なのやけど、ツアーに出ちゃうと8日間作業できないからその前にって感じで、今やってる映画の劇伴の音楽づくり作業。でもこれはわたしひとりの一存で出来たーって話でもないから、進め方がむずい。トンチンカンな方向性にひとりでどんどん進んでもあかんし。みんな映画の劇伴屋さんってどういう風に進めてるんやろうね? 夕方から下北、バブーシュカへ飯田さんのワンマンを見に行く。名作「歌舞伎町ムーンライト伝説」や「虹川虻子」はもちろん今日も最高やったけど「熱海にて」や「桃太郎」っていうわたし的に初見のやつも見れて、あと新作「ポケモンGOに捧ぐ」も爆笑やった。「桃太郎」で飯田さんは段ボールの鬼に一生懸命技をかけて柔道してておなか抱えて笑った。城引き鬼?っていうオリジナル鬼が出てきて衝撃を受けたのやけど、帰り道飯田さんに聞いたら、そういう絵本昔読んだことあるっていうけどそんな鬼聞いたことない! というかどちらにしてももはや飯田物語の登場人物にしか思えないからすごいよね。終わって、「歌舞伎町ムーンライト伝説」の飯田さんの相方の海月ちゃん(ダッチワイフ)の空気を抜くの手伝ってたら、お尻の穴からぴゅうと水が出てきて仰天&爆笑。休憩中にプレゼントコーナーがあって、3位金紙、2位お医者さんごっこセット、1位ランチョンマット、という、抜群のチョイスセンスにも感動。大人が大人に金紙(折り紙の金)あげるっておもしろすぎる! でも保育園の頃とか、折り紙の好きな色すごい大事にしてたよね。飯田さんと一緒に足立区帰ってきて、居酒屋へ。われらの行きつけの店はだいたい11時とかには閉まるから、もうちょっと遅くまでやってるいつもとは違う区域の串焼きやさんへ。おまかせ串焼き頼んだら、ステーキとか、殻付きエビとか、予想外の立派なやつ出てきて焦った。漬物がなかなか衝撃的にしょっぱくておいしいけどまたしても残してしまった。飯田さんとは先週も飲んだけどやっぱりまだ話したりなくて、もう一軒、でももう日付かわると庄やぐらいしか開いてなくて庄や。ここでもきゅうりの一本漬けが衝撃的に辛くて、なに、これが足立区の平均のしょっぱみなんかな? チェーン店でも東京の西の方とは明らかに味付違う気がする。結局閉店まで盛り上がって話し込み、4時ぐらいに帰宅。

9.11日
朝帰りしたからゆっくり寝よと思ってたら、なんと今日は我がアパートの前の神社のお祭り。朝から太鼓ピーヒャラの練習がうるさくて全然寝られない。諦めて起きて、小説の続きを書いて、でも眠い気がしてうとうとしちゃってあんまり捗らない。映画の劇伴の音楽の宿題を3曲作って、監督に送る。涼しいから窓開けっぱなして過ごしてたけど祭囃子があまりにうるさくて何も捗らないので結局締め切って作業。途中でコンビニにコーヒー買いに行きたかったのに、わたしのアパートの前、足立区のお祭りヤンキ―&キッズのたまり場になってて怖くて出られず。ファック。なんか家の周囲をずっと取り囲まれているとプライバシーが確保できなくってすごいストレスが溜まる。わたし、ちゃんと家賃払ってるんやぜ!? て気持ちになってくる。