5.12〜16日記

5.12月
バブーシュカワンマンおわってきもちがぼんやりモード。やる気なく労働疲労。帰って夜、昨日Hさん事務所から譲り受けたレコードプレイヤーでレコード鑑賞。た、たのしい。はずかしながらこの歳までわたし、レコードとゆうものに触れたことがなかったのやけど、こんなに可愛くてこんなにイカした機器やったとわ!針を置いてばちばちってゆう音もずきゅんやし、ぐるぐるまわる盤面をみてるだけでうきうきしちゃうね。

5.13火
労働中、大阪時代チューバディスク時代にちょっとだけお話させてもらったことのある、すごい音楽家のWさんがばったりいらっしゃり、うっかり調子こいてはなしかけてしまったらちゃんと覚えてくださっていて感動。Wさんが大阪にライブしにいらしていた時、大正にあるチューバディスク事務所で、Wさんが仲良しやったチューバボス中島さんと敏腕美人秘書Kさんとわたしとわたしの元旦那さんとで、みんなでたこ焼きパーティして大変たのしかったなあ。もう8年ぐらい前のお話。なつかしいこと思い出して、大阪でもいい思い出ちょっとはあったなって感傷に浸りながら帰りしな自転車こいでたら近所でばったり、保育園のお迎え帰りのKちゃんと娘のTちゃん&Tちゃんにばったり。次女のTちゃんの方ははじめてコニチワしたけどすやすやおねんね中だった。長女のTちゃんは1歳頃ママパパがライブ中にわたし抱っこ係してたり我が家にも遊びにきてくれてふたりでお留守番とかもしてたのやけどKちゃん夫妻が隣駅に引っ越してからとんとご無沙汰。まだ3歳なのにすっかり美女に育っていてドキッ!

5.14水
朝イチ引っ越しお見積もり一括サイトから申し込んだら電話が鳴りまくり。昼から立て続けに営業マンが訪問見積もり合戦。ゆうてた時間より遅く来たり早く来たりするもんやからバッティングしてもうて、同時にふたつの引越し屋さんが電卓たたいてカマの掛け合いとかはじまって汗汗汗。うちだとこれこれこれぐらいでこのサービスつけさせてもらってこの額でどうでしょう!いやいやうちでは税込みでこれで行けますよ!どやどやどや!って求愛攻撃、かぐや姫状態で疲れたけどちょっとおもろかった。そしてそんなかぐや姫ごっこしてるうちにシロアリの卵が孵化したのか、やけにブンブン飛んでるな〜と思って飛んでくる方を見たら押入れの角の柱が真っ黒になっており、ぎっしりびっちりハネアリが犇いていてぎょえ〜〜〜〜!わたし、まあそこそこ虫とかイケる口やったからなんとか頑張れたけど、これ苦手な人やったら気絶するレベルの気色悪さ!かぐや姫ごっこ終わって営業マン帰ったらすぐさま薬局にアリ用アースジェット買いにいって、部屋中にふりかけまくる。とりあえずは殺して掃除したけど、これ見えない卵がいっぱい潜んでるらしいからまた数日後にはブンブン飛び出すらしい。こわい。夜、シネマカリテへ『アクトオブキリング』を観にいく。期待しまくっていただけにちょっと?が多い作品やったけど、最後の突然げぼを吐き出すシーンのげぼ音がものっすごくてあとを引きずる。あの音、編集してのあの感じなんかね?それとも生々しさが膨張しただけ?惨殺を再現とか色々えげつないシーン多かったけどいちばんリアルに怖かったのは隣の家にカツアゲしにいくシーンやった。

5.15木
労働疲労。不動産屋とちょっと揉める疲れる。家でレコードをひたすら聴く。Hさんからプレイヤーと一緒にお借りしたクリスの『プードル』とゆうレコード、女の子のおしゃまな胸のうちがぎゅんぎゅんに詰まっていてたまらん。「水着の胸が少しゆるいのはしょうがないの」「私はどんな女のひとになるのかな」って呟く少女は「どうぞ泣いてもいいのよママ 私が話聞いてあげるから」ってママの心配もしてあげるねん、たーまーらーんー。ところで、もう少女でもなんでもないわたしですが、ユニクロのブラトップ(キャミソールの中にカップがついてるのでブラジャーいらずの便利な下着)ってわたしくらいの控え目サイズのお乳には全く役に立ちません!ブラトップの胸が少しゆるいのはしょうがないの。いや全然しょうがなくない!

5.16金
労働疲労。後、そのまま労働先でHさんとMさんと打ち合わせ。具体的に色々決まってきてうれしい。わたし如きの人間をこやって気にかけてくれて色々動いてくださる力を貸してくださる方がいてるなんて、ほんまに奇跡的なことやなあと思う。打ち合わせ後、シアタープーにてMTワンマンの受付嬢。じゅんじゅんやパグタスりっちゃんさんに会えてうれしかった。MTライブ、今回はややおとなしめの選曲て感じやったけど、突然小学校の校歌を歌いだしたりしてそれがまためちゃ勇ましい歌い方でひっくり返る。MTが23歳のときに作った幻のカセット作品のCDRを買って帰る。遅ればせながら林美紀さんの訃報を知る。4年ぐらい前に対バンさせてもらって人柄もピアノも本当にあったかく朗らかでライブもすばらしかって、ケーキを焼く歌、今でもときどき思い出す。あんまり訃報に揺らぐことはないわたしやけど、ちょっとひさしぶりに堪えている。