堂々と人見知る

人見知り病はもうほぼ治ったつもりになってたけど、全然治ってなかった。最近は試聴室の自分企画のライブか、お呼ばれイベントでも誰かしら知ってる人がいたし、あと撮影で白石さんが来てくれていたりするからライブの日に完全ぼっち状態ってゆうのはほぼなかって、それが先日ひさしぶりにその状態になり、もう全然あかんかった。ライブ当日って、自分に許された持ち時間のステージの上以外はほんっまに居場所がなくって、楽屋も客席もどこにいてもしんどく、わたしは上手に社交や営業トークが全くできひんからスタッフさんとも対バンさんとも全然しゃべれへんくて、でも他のみなさまがそのへんを上手にこなしてわいわいしてはる現場にいるとまじで死にたくなってきて、会場とびだしてひとり近所を徘徊。ちょうど徒歩10分くらいの場所に某大型書店があったので逃げ込む。普段手にとらんけど系をぱらぱら読む。

池尻大橋の回、当時付き合ってはった彼女さんとの思い出を綴ってるのやけど、たまたま開いたページがこれで立ち読みながらちょっと泣きかけた。この人の文章を読んでたら、ぼっちでええわ堂々と人見知って生きていこ!てなんでかわからんけど勇気づけられて、よしっと本閉じて会場にもどった。