1月20日(日)

加護ちゃんはわたしの中で今も変わらず永遠のラブなアイドルやけど、それ以外は特に別に、ももクロちゃんの『バトル&ロマンス』は一時期すごく聴いたけどその後はさっぱりやし、基本的にわたしはアイドルちゃんをブブカ的な歪んだ見方(てゆうても最近のブブカはアイドル愛溢れているよね!)でしかみれんからあんまり好き好き好きーてなったりはしないのやけど、再びまたちょっと夢中になりそうなのと出会ってしまたよ!


去年も確かこれぐらいの時期に、某小説家U沢氏に誘っていただいて観に行ったことがあったのやけど、今年もまた同じくU沢氏が誘ってくださって、慣れないお台場くんだりまで繰り出しまして、観てきましたよ、でんぱ組.incのワンマンライブin ZEPP TOKYO!!いやあああああ、もうまさかの号泣!もうもうもう、あかんね、女の子の剥きだしの本音を、弱さを、それも普段はそうゆう負を閉じ込めて、ひたすら陽の明るい笑顔を振りまいているアイドルちゃんたちの、破裂してしまった弱い部分をみせられてしまうと、そらもう、泣く泣く泣くってな〜〜〜。でんぱ組ちゃんは、ちっちゃい頃からアイドルとして扱われて生きてきた女の子らではなく、いじめられっこやったり引きこもりやったりで、学生時代に大きな顔して生きてこられなかった女の子たちが、自分の意思でがんばってエイヤっと部屋を飛び出してやっているアイドルちゃんで、今回のワンマンでみんながひとりづつ、真っ暗な中でマイクもって独白するとゆう演出、演出やけどその独白はみんなすごく生々しい内容を素朴な自分のことばで語っていて、おかあさんごめんなさい、産んでくれてありがとう、とか、なかなかゆわれへんからね、特にこじらせてる側の女子はよ!でもでも、終わってからも翌日も後を引いてずっと残ってるのは、古川未鈴ちゃんの、わたしは恨みをはらすためにアイドルをやっています、とゆう独白で、彼女の抑揚のない口調とか忘れられへん、いまでもこの「W.W.D」のPV見てはあの独白おもいだしてひとりで泣いている。

しかしお台場とかいつぶりやろ、夜景がわらっちゃうぐらいトキオでアーバン感が半端やなく、ゆりかもめとかちょっと興奮しちゃった。U沢氏に誘われたみなみなさんで、日曜の人気の少ないビーナスポートのフードコートでごはん食べたのやけど、値段は確かにごぼう天うどん850円もしてお台場価格やけど、フードコート自体は田舎のイズミヤ臭がちょっとしておもしろかった。ライブ中わたしが号泣していた隣で静かに瞑想に入っていた小説家T本さんの、最近のライフワークをふむふむと聞く。こっち側の人間にとってナンパとは苦行に他ならず、1ナンパで1週間は寝込むほど消耗するそうな。それでもまたがんばって繰り出す、健気なT本さんは、でんぱ組を観てまじ泣きしかけたのを一応男の子やから避けるべく、感情を遠くに飛ばそうと瞑想に入ったとのこと。変な人やね。U沢氏やライターA宮さんに最近の病状をきかれて答えていると、もうそれは早急に病人で病人として売っていった方がいいとアドバイスされるの巻。あっはは〜、いやそれはないけどな!