虫たち

もう五月。あったかくなっていろんな虫さんがげんきなってくる季節やね。先日今年初のゴキちゃんを撃退しました、労働先にて。背中赤いまだ若い子やった。あと地震でどっかに穴あいたのんか、蟻ちゃんが我が家の流しをうろうろしている。みつけ次第水責めにして葬るんやけど、どんどん出て来る。巣あるんかなー。ほいでから通勤路の並木道の下を自転車でびゅーんと走ると、緑色のちいちゃい虫、葉っぱとか植物につくやつ、名前しらんけど、あいつが結構な量身体に纏わり付いてびっくりする。あの虫なんなのやろう。

ゴルデンウイークはおわったのかな?まだ途中なんか?ゴルデンてゆってもわたしはまともな勤め人ではなくちんぴらなので、普通に労働しつつだらだらもして特にゴルデン感はない1週間でござりました。でもライブをふたつ見に行きました。

いっこめはネストでザーメンズ企画。わたしライブ会場で踊ったりできひん体質なのやけど、しょっぱなからクリトリックリスさんが最高すぎて気付いたら結構のりのりでありました。クリトリックリスさん、すんごいはじけるポップなスカムに乗せて歌う語る言葉がぜんぶ切なくて心わしづかまれたわー。にわとりコッコちゃん思い出しても泣ける。友川カズキさん曲は聴いていたけどライブはじめてみた。眼の光り方がすごい。一番前いって地べたに三角座りして拝む。MCが予想外に饒舌でらして、ふぐりもぐぞ!とかお客さんに凄んでておもしろかた。男は全員殴って女は全員犯してやるって言葉がかっこよかたな。豊田道倫ザーメンズは久下さんのドラムがいつにも増して殺意に満ちていて豊田さんのエレキがまた頭からシャキーンと尖りに尖っていてあーなんて恐ろしい音!「大海原」とゆう新曲にびびる。大人の自由さとしんどさとせつなさとパワーをたんまり見て聴いた夜でした。

にこめは大好きな石橋英子×アチコワンマンショー!おふたりでのライブ拝見するんはたぶん1年以上ぶりで、最高に心みたされて胸がぽかぽかになりました。「私のお気に入りじゃないもの」でこっそりうるるん。ああこんなに手放しできもちよくて愛おしい音楽はない!て客席みんながおもてる感じがした。わたしライブ会場でライブを鑑賞している人々の顔をこっそり鑑賞するのが好きなんやけど、ほんま、みんなトロンと表情が緩んでいてええ顔していた。「春と小石」は、らららんらららら〜んを客席全体で小声ではにかみ合唱。英子アチコせんせいと放課後の講堂にいるみたい、みんなこどもの顔でした。おわって打ち上げにも少しお邪魔。あんなにうっとりなライブの打ち上げだのに、何故か気付いたら初対面の男性陣にカンパニー松尾作品のすばらしさを説明するとゆう事態になっていた。謎。自転車で「夜鷹の星」歌いながら帰宅。すてきなこどもの日でした。ちゃん。