おへそのお悩み

恥ずかしいからあんまりおっきい声ではいえないのやけど、昨晩、あれ、なんかおへそぬれてるわーておもてパジャマめくって触ると、ち、血!!ってなって、おへそから流血。そんな大量出血ではなくてすぐ止まったのやけど、おへそよくみると中身が透けててピンクの肉みたいのみえてびびる。おへそて確か内臓繋がってるんよな、とか考えたらなんか奥まで腸とか覗ける気がして、ひやあああこわい。しかしおへそから出血てなんやろうか。そして自分のおへそのことを書くときのこのちょっと恥ずかしい感じもまた、なんなんやろうか。

鬼六せんせいが亡くなられましたね。あんまりしらんけど、『美少年』て短編だけ覚えている。有名なやつ。官能小説てどっからがそれなんか、いまいち括りがわからんけれど、いま読んでいる岡本敏子の『奇跡』てゆうのがめちゃんこいい!太郎の方がなにかと話題の昨今やけど、生涯太郎を見守り支え続けた敏子さんがまさかこんな小説書いてたなんて。性描写にめちゃ心がこもっていて、隠語もばしばし出て来るんやけど下品じゃないとゆうか、男性をちゃんと敬ってる感じがびっしり伝わってきて、あーすばらしい女性やったのやな〜ておもいました。でも敏子さんて妻ではなくって養女やったんやね〜。しらんかった。あと海猫沢めろんせんせーの『愛についての感じ』を遅ればせながら拝読。全部文芸誌掲載のときに読んだことある話やったけど、最後の「新世界」、改めてめちゃよかた。めろんさんの作品でいちばん好き。飛田のたま子ちゃんとヤクザの金城。しょんべん臭がみちみちの西成舞台に、こんな甘酸っぱいおはなし書けるなんてめろんさんすごいわー。青くさーいシーンも圧倒的なピュアさで押し切ってて、嘆きの壁らへんのくだりとかたまらん。あーなんか西成の空気すいたくなってきた。極道ながれから元後藤組組長後藤忠政の『憚りながら』読む。なんか感化されてヤクザ用語使いたい病発病。サツにチンコロしてやるよ!とかゆいたい。あ〜わたしてベタにアウトローミーハーやわ〜。

とかゆいながら、先月末に『ブラックスワン』みたのと一昨日バイトの休憩中にテレビでローザンヌ決勝をちょびっとみたのでスイッチ入って、いまむしょうにバレエがみたいです。ちゃんとした全幕もんのバレエがみたい。ジゼルとかみたい。ヤクザとバレエて両極端やけど、わたしからしたら等間隔とゆうかどっちもおなじぐらい、遠くて、怖くて、なんか惹かれる。

あ、あしたは円盤でライブですよ〜。

5月11日(水)
川染喜弘presents』
@高円寺円盤 http://enban.web.fc2.com/
時間:18時50分開場19時開演
料金:1500円(1ドリンク付)
出演:川染喜弘、北村早樹子、本間智教