あーもう四月も後半、はやい。ちょっとごちょごちょわたわた色々があったので遡って書いてみまーす。
【きいてもらえますか、その一】
先週はライブが二個、ありましたなー。一個は渋谷のセブンスフロアで、ふしぎなよるてゆうイベントにお邪魔。ライブてわたし結構なんちゅうか、？な出来事に巻き込まれることが多くて、それがまあ腹立てたりしつつもおもしろかたりするからに、わりとおけーなのやけど、この日もなかなかでござったねん！きいてもらえますか！
ライブ中にね、わたし歌ってる最中ね、ひっさしぶりに、客席の真ん中らへんでずーとしゃべり続けている人がいて、なんやろなーとおもいつつ、全然しゃべりやまんからおもしろなってきて、そいつをガン見、後半ずっと歌てる最中も曲間の沈黙も凝視してやったのやけどよっぽどおしゃべりが楽しいのか一向にやまん。あーざんねん、わたしの負けやわ、ちーんて感じでライブおわて、楽屋に荷物とりにいったら、さっきのおしゃべり男におつかれさまで〜すって笑顔で挨拶されて、そいつ、この日ライブペインティングで出演するやつやってん！は！おまえ出演者かよ！なんかこうゆうやつ、わたしめちゃ嫌い！そちらこそおしゃべりおつかれさま〜てゆいたかたけどゆえず。おうおうそうかい、おまえさんはどんなライブなペインティングをみしてくれんねんなーて期待。したらやはし、全然おもろくなくて、それほんま、ライブでやる必要ありますかーって内容で、基本絵って出来上がった作品をみせるもんやんかー、描いてる行程を見せるからにはそこをおもろく見せろやてわたしはおもていて、実際そこをちゃんとおもしろく見せる絵かきさんもいるやけど、まあだいたいがただちんたら描いてる様をみせてきて、何がおもろいねんってライブペインティング屋がほとんどよねー、おまけに音楽と一緒にやるてゆう目的でライブイベントにしゃしゃり出てきてるはずやのに、今回のそいつ、ライブおわって客だしＢＧＭ流れてもひとりで無言で絵描きつづけてるし、なんなん関係あらへんやんけ、家で描けや！しょーもないわー不快〜。てゆう出来事でしたとさ。
【きいてもらえますか、その二】
先日、図書館でテキトーに借りた本の中に松浦弥太郎てゆう人のエセーがあって、全然どんな人かしらんけど背表紙の小鳥ちゃんの絵が可愛いから借りて、ぱらぱら読んでみたのやけど、これがめちゃ気色悪くて衝撃！やったのでちょっと、きいてもらえますか！
この本はな、『今日もていねいに。』てタイトルで雑誌暮らしの手帖の編集長の著者が日々の暮らしの慈しみ、うるわしい日常の嗜みなどを綴っているエセー集なんやけど、まあ〜これがきしょいのなんのって、きしょいエピソード１。とあるカフェで著者はパンを食べていました。そこはジャムが何種類も瓶ごとでてきて使い放題、でもお皿は小さいのが一個しかなくて困っていました。それを親切な店員の女の子が察してお皿を持ってきてくれました。うれしかった著者は感謝の気持ちを伝えるべく、帰りにお会計して一旦店を出たあとマカロンを買って再び店に戻りさっきの店員さんにマカロンをプレゼント。これをマカロン・コミュニケーションと呼んで、決してナンパ目的や下心ではなく、感謝の意を伝えるさりげない心遣いですよ〜、みなさん、こういった小さな行動が日々を豊かに丁寧に過ごすステキな振舞いですよ〜とわざわざ指南。ないわ〜！きっしょいわ〜！！まだ下心ある方が正直でよろしいわ！ておもいませんか！ね！ね！
ほいでから、きしょいエピソード２。登山の仕事が入って、インドアーな著者はちょっと憂鬱。でも何事も心の持ちようでたのしく乗り切れるんだーと信じる著者は、自分にぴったりの登山靴をオーダーメイドするべく、そのためだけにわざわざサンフランシスコへ。おまけに、山での缶詰食をアウトドア用のアルミ食器で食べるのが美しくないと感じた著者は、職人さんに漆塗りの檜のお椀を発注。自分専用の登山靴を履いて、檜がぷうんと香る最高のお椀でもっていただく食事はたとえ缶詰食であっても絶品！これで苦手なアウトドアーな仕事もたのしくこなせましたよ、みなさん、これが暮らしのステキな工夫なのですよ。ってさ！なに！なんなん！こいつのやってること、ただの金持ちの道楽やんけ！こんな感じのことを自慢げに一冊ずーと説いているわけです、しかもどうやらこの本の続編も出てるみたい。ない！ほんっまにないわ〜こいつ！これをよしとしている人らはどの層なんやろうか、こんなんがおっけーなんか！ちょっとみなさん、ためしに図書館で借りて、または本屋で立ち読みで、ちょっくら読んでみてもらえませんか！ほいでこの気色悪さを分かち合いたい！このなまあたたかーい分厚い不愉快な圧力！セクシャル弥太スメント！（瞳さんが命名）あー弥太郎、きらいやわー、腹立つ、こんなに腹立つのに、のに、なんやかやでここ１週間ぐらい弥太郎をひきづってしまている、、、くそう！
