解放

地震について色んな人が色んなことゆってるけど、村西とおるの日記がいちばん感動した!
3連休なかびの日曜だのに、地震のあれやこれやで経営が火の車的な理由で今日はバイト来なくてええと突然ゆわれ、ぽっかり暇になったので白昼家で読書に勤しんでいたら、突然大家のおばあちゃんとその息子と思しきおっさんが抜き打ち家庭訪問にやってきて焦る。地震後のアパートの具合を見にやってきたのやけど、楽器不可やのにごっつい電子ピアノあるしひやひやや。ひび割れた壁をばっこんばっこん叩いて、あーとかうーとかゆいながら写真とって帰られましたが、せっかく片付けて砂もそうじしたのにまたぼろぼろ剥がれてきて砂ぽくなったやんけ!なんか地震時、トイレは柱多いから安全とかゆいますが、我が家はいちばんトイレがひび割れまくってて、余震のたびに新たな亀裂がぴきーと増えてて危ないです。あと今日気づいたのやけどアパートの瓦屋根、地震で落ちたんかずれたんかしらんけど、ブルーシートで押さえてあった!なんか色々ぎりぎりのおうちやわー。
すっかり西村賢太にはまって、文庫を追っかける。『暗渠の宿』『小銭をかぞえる』おもしろひどい!女の罵り方が最低すぎてもう爽快!あとアンヌ・ヴィアゼムスキーとゆう人の『少女』を読む。わたしはあんまし映画あかるくないので、ロベール・ブレッソンとかみたことないけど、老齢の監督となにもしらない少女の縺れ合いってええわ〜。少女目線で読むと結構きついけど、じわじわと身も心も陵辱されてゆきながらも、しっかり女になってゆく感じが、ずきん。
あ、発売からもうだいぶ経ちますが、『明るみ』のハイライト的な曲「解放」のPVが出来てきました。堀内博志監督の新作映画の予告編のようにもなっています。そっちはどんなおはなしかしらんのやけど、お料理してるシーンがええね!