脅迫

昨日は早朝、新宿南口の交差点でおばけをみる。わたしが東京に来て一個めに出会ったおばけで、でもたたかいの末もう一年ちょっと前にばっつりおわかれしたおばけ。この広い東京でばったりしてまうやなんて。ついてない。おかげで一日動揺して変なきもちのまま過ごしてしまった。いまはいまでいまのおばけがいるのやもん、一個め相手にしてる場合やない。

なんかほんとにもうきもちが切羽詰まっていて、普段滅多に夢みないのに毎晩変な夢みてうなされるし、なんやろうこのじんわりした包み込むような脅迫。胃がぎゅんぎゅん痛い。落ち着かへんからおちおち本も読めない!とかゆいつつもこのおとろしい状況から逃避したいがためについつい本ひらいてしまう。やけど新しい物語に手を伸ばすパワーはないのでもう何回も読み慣れた、ちくまのヴァージニア・ウルフ短篇集をめくっています。ウルフは女問題!て作家だし、晩年の講演を纏めた有名なみすずのやつとか結構がちがち厳格でこわいのやけどこの短篇集は、そんな主張とか激しさはなくって、うつろう景色や状況をきらっとつやっと綴っていて、その対象は結婚生活の終わりだったり女子寮のレズビアーンなやりとりだったりするのやけど、そこに感情をこめていないからしんどさがない。一篇づつの短さもいいよね。もう6、7年ぐらいずっと読んでいます。

だんだんと秋も深まって、通勤路の遊歩道、落ち葉がさくさくです。やきいも食べたいね。ちゃんと落ち葉あつめて火おこしてね。保育園〜学童保育時代、みんなでいもほり行って落ち葉で焚火してやきいもしたなあ、だけど綺麗に焼けたためしがない、いつもホイル開けたら黒焦げか生の記憶です。でもそんなでも楽しく美味しかった思い出だの。実家の近くのいもほり行ってた畑、まだ残ってるのやろうか。

久しぶりに妹と電話。いってらっしゃいした。

あしたポッキーの日は高円寺円盤でライブをしまふ。19時半からで1000円ドリンクつき、予約いらないし安いのでみなさまお気軽にぜひ〜。詳細は↓
http://d.hatena.ne.jp/warabisco15/