だまだま

金木犀の匂いがつんと鼻につく季節、お花にさして興味のないわたしですら振り向いてしまう強烈なあの刺激臭、もちろんいい匂いなんやろうけれど、昔からおかあさんが金木犀、臭いわ〜嫌い!と毎年この時期になると不機嫌になっていた思い出から、金木犀=悪者てゆう認識になってしまってて、なんか今では匂う度におかあさん思い出すしちょっと不愉快おセンチな初秋です。

全くどうでもいい作品自体は読んだこともない作家さんの日記エセーみたいなのを図書館でテキトーに借りて、ぱらぱら読みはじめたら、100%うつ病日記やってたまげる。なにこれ、この人うつ病やったんかー。今半分ぐらいやけど、ついに入院しはった。ダルイダルイと毎日綴っており、しかしそんな文章を読んでなんかきもちが落ち着いたりするのはなんでかな、ふしぎ。あとオクターヴ・ミルボー責苦の庭』読む。中国処刑場の死にかけの囚人たちに餌(とゆっても腐った肉)をあげるのが最高にたのしー、みたいな狂ったクララちゃんの話やけど、それより何気なくいきなり出てくるお花描写からの性的な脅迫がなんとなんとこわいこと!食卓にお花を飾って愛でたりしている女子たち奥さまたちに読ましたい!「…奥さん、花はあれをいつでもどこでもやっている。あれしか考えていない。それこそ道理なんだ…」てそんな迫り方、あるか!わっるー!!しかしこの手のお話の狂った女の子て、だいたいクララて名前な気がします。家畜人ヤプーとか。

あー時間はあるけどお金がない!電気代とガス代の支払い、びんぼー。ご近所のKちゃんは出産のため実家に帰省中で不在だし、大好きなRちゃんはここ数日何故か音信不通だのよ〜。大仰にならずふらっと会える友達てわたし、ほんまおらんなあ。そもそも友達がおらん。今日はお風呂で髪切った、結構ばさっと。今回もなかなかのざんばらです。しかしもうかれこれ10年一緒の髪形やなわたし、おもしろみないね。自分でこれしか切られへんし、美容院&美容師嫌いは未だに治らんから仕方ない。自分でじゃこじゃこっと直角に鋏入れるのはきもちい。

ちょっと知りたくなかった情報とゆうか単なる噂とゆうかぼんやりと漂うものをきいて、全く何の根拠も信憑性もないのに落ち込む。結構落ち込む。詳しくはこんなとこに書けんけど。だけどこんなことで落ち込むなんてね、わたしちっさい。ゆっくりじんわりと日々沈んで行ってるのは、ずっとひっかかってるものがなかなかほどけず縺れてだまだまがおっきく重くなってきてるからね。