11月のおわりをかみしめる、ぎゅ

連休はただ労働して、明けて24日は高円寺円盤で、チェロの坂本弘道さんと初顔合わせで初ライブでした。坂本さんとははじめましてではなかったけれど、未映子さんや英子おねえさんとのデュオや、爆裂ソロライブや、わたしの大好きなあの曲が聴けたCOTSUCOTSUのライブなど拝見していて、ただただかっこいい、いちファンだったので、このようにまさか共演できるだなんて、恐れ多くてどっきどきで、しかもわたし、普段ひとりぼっちでしかライブもしてないので、そんな、リハも当日のほんのちょっとだけで、大丈夫かしらんととてもふあんでしたが、坂本さんの温かさにも緊張感にもすごく支えられ、なんとか、出来ました。客観的にどうやったんか、とゆうのを、こっそりYさん式録音法(最近になってやっと習得)で録音してたものを聴いて、ふむふむと今反省しつつ、しかし背中で感じる坂本さんのエネルギーはすごかった。なにが飛び出すのやろうってゆう未知感と、だけど事前にお渡しした音源をしっかり聴いてくださってて、交わるとこはばっしと交わってくださって、もう、なんか色々恐縮すぎるのとうれしすぎるので、アップライトピアノの黒色に映る坂本さんを時折見つめながらうっとり、ああこれはほんまに現実かしら、と何度も思いながら歌いました。小豆プレイやのこぎりプレイ、みたかったな〜。わたしは背中ごしなのでみれない・・・。だけどすごい勉強になったし、強烈体験やった、セッティングしてくださった田口さんに感謝、そして引き受けてくださった坂本さんに感謝、そしてそして、観に来てくださったお客さまに感謝でした。終わって、坂本さんともバイバイして、田口さんとR子さんと観に来てくれたNちゃんで、いつもの(といってもわたしはまだ2回目)円盤すぐ側の角の韓国料理屋さんへ。ここは店員さんの行動がいちいち面白く可愛らしく、お料理も安くて美味しくてちょっと意味不明で、気に入ってしまった。韓国料理を最近食べれるようになりました、とゆうかおいしいね!辛いもんばっかりじゃないし、ちょっと辛いぐらいは美味と思えるようになってきた、わたしの舌も成長したもんだに!そして韓国への興味がぐつぐつと湧いてきています。
あ、因みに、来年年明け、1月10日の『円盤ジャンボリー2010』に、またまた坂本さんとデュオででます!今度は場所は円盤じゃなくて渋谷のO-nestです。初nest、ほいで初の円ジャン、他の出演者さんが豪華すぎて今からひえ〜とびびっていますが、たのしみ!

そいで昨日25日は休日、坂本さんとの余韻に浸りながら、音源聴いていろいろ反省しつつ、円盤で買った収穫本、矢川澄子野溝七生子というひと―散けし団欒』(晶文社)をぱらぱら読んだり、そうじなどする。夜、自転車で新宿、シアターぷーへ、今年最後の豊田さんワンマンを観にゆく。本当に、ご本人もおっしゃってたよう、今年の集大成的ライブで、曲ももりだくさん、一曲一曲ていねいに、だけどアグレッシブに歌う豊田さんの歌が、やっぱりわたしは大好きで、とてもリスペクトだと再確認でした。人間の、生活の、危うさや脆さ、だめだめなことも、凄まじい情念も、ころっと歌として収まれば、なんてすばらしい名曲!新曲が「泥酔の夜、抱擁の朝」「反抗」ともにすごかったなあ。「反抗」はほんまに大名曲!とても、ああ豊田さんだなあと思った。今年は豊田さんに出会えて、何度もライブを拝見できて、それだけで良い年だったかも、と思いました。

今日は労働、年末に向けてか、なんか人が増えてきてるのか新宿。平日なのに結構混んだなあ。もう11月もおわりか〜。