寝て明けて、週末、支払い、びんぼー

土曜日、いつもの病院へ。ひさしぶりの目黒、雨、朝から並ぶ。いつも思うけど、なかなかの光景。もう、顔見知りの人も出てきた、けど、当然誰もしゃべらない。引越して、なんかひさしぶりの目黒、ちょっくら散歩。近所の私立中学高校の個人面談の日やったのか、お母さんと女学生とゆう組み合わせをたくさんみた。渋谷でちょっと寄り道、人間関係でスコーン買って帰って、アルマイト先の同僚が貸してくれた『コヨーテアグリー』とゆう映画のDVDをみる。この手の女子恋愛もんは特に、接したことのない領域なので新鮮やったが、米国女子、こわー!!とゆう感想。まあああ〜腰を振るのなんの。たしかに、ええ身体してんな〜ぼいんちゃん。とか、見方がもうおっさんか。。。木曜にNちゃんと話してた桐野夏生の『残虐記』をさっそくブックオフで発見してさらっと読むも、なんか、なんやこれは、むきーて感じで、案の定、Nちゃんのゆってた通りの結果になる。ついでに、桜庭一樹の新刊『製鉄天使』も読む、けど、わたしは『赤朽葉家の伝説』は衝撃的に感動したけど、こっちあかん、赤朽葉の一部分を広げた小説なんやが、ヤンキーちゅうものがもともと得意でないからか、生理的に、口調とかが受け付けん。笑えたらまだええけど、笑えもせん、さむー…と引いてまう感じ。。。わたしは『ファミリーポートレイト』でどぎゃーと感動して、『赤朽葉…』『私の男』ぐらいまではすごく、よかった、だけどそこから昔を遡るにつれ、うむ?ううむ?と思ってて、今回の『製鉄天使』はわたしの桜庭作品の苦手要素詰め込みで来たか!あらら〜とゆう感じで、途中で頓挫!たぶん適当に流し読んでグッバイしてしまうでしょう。
夜は、シネマート新宿に井土紀州監督の『行旅死亡人』公開記念オールナイトレイトショーに行く。も、途中こっくりこっくり寝てしまったことを激しく後悔。おうちの布団じゃあんなに寝れないのに、なんでや!たのしみしていたのに!と自分にがっかり。井土監督の新作、行旅以外のを2本と、トークショーをはさんで、最後に伝説の『百年の絶唱』やったのやが、すごい、おっきーな正に映写機、をどでーんと客席に置いての上映で、がらころがらころとええ音が鳴ってて、しかしその音すらも眠気を誘発するのか、途中途中寝てしまい、ああもう、ほんまに自分が最低です。もっかい、あの夜を、プレイバック!と真剣にお祈りします。朝5時すぎ、全部の上映後、エレベーターの出口のところに立って、帰るお客さんひとりひとりに黙って頭を下げてらっしゃった井土監督、映画に対する姿勢や、一貫したポリシーみたいなのんがそこにぎゅっと凝縮されて見えて、すごい、この人は本当に朴訥とスマートでかっこいいなあとおもった。わたしはただの井土監督ファンです。
そのまま、日曜は朝から労働。西武はシネマートのすぐ側なので、そっこー着いて、なんか変な感じ。一夜があけたのか。日曜、朝から夕方まで、いつものようにどたばた働いた。

今日も労働。今日は帰り際にキャメラマンのN光さんとA恋のIさんが来てくれました。打ち合わせー。みんな打ち合わせー。こっそりうふふとにやにやして退勤、そうゆえば色々の支払いがたまってたと思いだし、銀行でなけなしの諭吉を1枚お引き出し。電気代水道代、前の家のNTT使用量とか一気に支払ったら、即刻びんぼう!今日は新宿と下北と、行きたいライブがふたつあったのやが、迷いに迷って、結局どっちもあきらめる。だってびんぼう!とゆうか最近、贅沢しすぎている?ちゃうか、今月は大阪行ったからお金がないのか。いや、それプラスいろいろ観たり聴いたりあそびすぎてるから、お金がないのか。今日はおとなしくおうちで読書でもします。ところでシュペルヴィエル『海に住む少女』、めちゃんこいいわ〜!!

よくなかった本をあえてご紹介↓

製鉄天使

製鉄天使

残虐記 (新潮文庫)

残虐記 (新潮文庫)