3.27月
休日。7時に起きてゴミ出し、洗濯して掃除して、コーヒー飲みながら日記を更新。支度して家を出る。前から行きたいお店があって、電車の駅からはどこも遠いので、珍しくバスに乗る。平日の午前中は空いていて快適。景色を眺めながら座ってのんびり過ごす。最寄りのバス停で降りて、3分ほど歩き、ん？このへんなんやけど、ない。どこ？ 何度もGoogleマップを照らし合わせる。どう考えてもここ。看板出てないってことは、閉まってるってことなのか？ しばし立ち往生して、スマホで調べる。わりと気まぐれな店らしく、営業曜日でもやってないこともあるそう。そうなのかー。残念。せっかく来たけど諦めて帰ることに。しかし、今度はなかなかバスが来ない。20分くらい待ったら中野行きのが来たから、まあとりあえず中野まで行こう。中野に着くも、別に行きたい場所はなかったので、東中野まで歩く。東中野の喫茶店ジャックと豆の木へ、はじめて入ってみた。ポレポレ東中野の並びにあって、前から気になっていたのだけど、はじめて入店してみた。
テーブルがひとつだけで、あとはカウンターのみの小さなお店。マスターがひとりで切り盛りしておられる。海賊サンドイッチとゆういかつい名前のサンドイッチがあったのでそれとコーヒー。海賊の中身はツナとキャベツでした。マスターは作り終えると、カウンターの中で週刊誌読みはじめる。ラジオがついていて、こういう喫茶店で流れるラジオはだいたい文化放送。文化放送はTBSやニッポン放送とは明らかに違う、一瞬で文化放送とわかる独特のほっこりした空気感が聞こえるんよね。1時間くらいのんびりして出て、今度は並びにあったミスドへ。カフェオレおかわりしながら、しばし居座ってiPad開いて作業。今日はドーナツは食べなかったけど、全体的に値上げしててびっくり。100円セールやってたのは遥か昔話。夕方ミスドを出て、ちょっと買いたいものがあったので新宿に出て、ぱぱっと買い物だけして西荻に戻る。駅前のお花屋さんで1000円分くらいお花を見繕って帰宅。お花を生けて、洗濯取り込んで、夜はジム。わたしひとりやったので、自分でなわとびしてシャドーしてサンドバッグして、筋トレのトレーナーUさんがいたのでミットやってもらう。4ラウンドやって、最後にもうちょっとひとりでローキックの練習をして帰った。夜はピアノの練習を少し。わたしは何事も計画的にやりたい方で、休日の過ごし方も、いつもあらかじめ時間割を作っていて、でも今日は出鼻から挫かれたので、その後は行き当たりばったりに過ごしたんだけど、まあ、たまにはこんな日もありかな。
3.28火
7時に起きて、なんやかやして支度して、10時半に家を出て、出勤前にユーロスペースで映画『赦し』を鑑賞。女子高生が同級生を殺した事件の、その被害者の親と、加害者の女の子の物語。かっこいいカットがいっぱいあったし、テーマもわたし好みなんやけど、解決の仕方とゆうか、タイトルにもある赦しの部分、被害者父の心の変化が、全く唐突で、説明がなく意味がわからなくて残念だった。オリラジ藤森慎吾が被害者母の再婚相手なんやけど、半分くらいまでオリラジの人って気づかずに見ていて、この人真面目な芝居もうまいんや〜とびっくりした。映画を見終えてから出勤。久しぶりにハンサムボーイとコンビ。いつも面白エピソードを披露してくれるハンサムボーイやけど、今日も最高だった。えらいボロボロのsupremeのリュックを使ってはって、それsupremeなんやね〜ていうと、メルカリで安く買って、まだ1年も使ってないのにボロボロなったから不思議に思って、「supreme 偽物」で調べたら、全部の特徴が当てはまってたらしい。さすがハンサムボーイ。わたしと同い年の彼は、ガールズバーのリカちゃんて20歳の子を落とそうと頑張っており、明らか営業メールなのに一喜一憂してて面白い。23時45分まで働いて帰路。
3.29水
7時に起きて、朝からピアノの練習。今日はライブなので、曲順を決めて通し練習。10時から歯医者。11時からジム。1時間楽しいスーさんクラスを受けて、帰って着替えて支度して、それいゆにおひるを食べに行こうと思ったら、店の前にO杉さんが出ていて「さっき電気系統が全部ダメになっちゃって営業停止になっちゃった」とのこと。えー！そんなことあるんや！ てことで、諦めて阿佐ヶ谷のgionに行くことに。ライブの日は元気が出るものを食べたいので、ナポリタン。
いつ食べてもおいしいgionナポリ。しばしゆっくりして、新宿に出て、15時から武蔵野館でパトリス・ルコント監督の新作映画『メグレと若い女の死』を鑑賞。パトリス・ルコント作品には父との思い出があり、髪結いの亭主も仕立て屋の恋も大好きなんだけど、今作、見たタイミングが悪かった。ジムで運動してごはんも食べたばっかり。心地よいフランス語を聞いてると、もちろん寝ますわな。てゆうことで映画に非はなく、わたしのスケジュールミスにより、ちゃんと見れなかった。反省。改めて元気なときに見に行こう。そして、武蔵野館はやめよう。武蔵野館の座席って、背もたれが高いわりに傾斜があまりないので、わたしみたいに座高が低いと、画面の下4分の1は前の座席に隠れてしまって、字幕のとこが見えないんである。これ、わたしだけ？ 普通の身長があれば見えるんやろか？ でも小柄な人もいるでしょ？ 寝てもうて落ち込みながら、渋谷に出て、桜ヶ丘、本日のライブ会場スナック雨へ。電子ピアノをマスターの池田さんにセッティングしてもらって、しかしペダルが反応しなくて、池田さんがジャックを出し入れしていた、ら、なんとジャックの入り口の縁？の部分がゴボッと内側に飲み込まれてしまった。終わった！ これは修理は不可能と池田さんが瞬時に判断し、「今から買ってきます！」と電子ピアノの本体を買いに行かれた！ そして30分後くらいに新品の電子ピアノを担いで帰ってきた！ すごい！ 男前すぎる対応に感激。ニューピアノをセットしてリハ。千絵ちゃんママとのデュエットもリハ。18時すぎにお客さんの大佐が来てくれて、久しぶりにおしゃべり。本番までまだ2時間あり、わたしは職場のグループLINEでモデルくんが心配な投稿をたくさんしてたので、道中にあったドーナツ屋さんで差し入れを買って、職場に顔を出した。詳細は書かないけど、みんな仲良しの我が職場がちょっと今、こじれちゃってて、まあ、人間関係色々あるよね。30分くらい話して、あと5時間頑張ってーと言ってスナック雨に戻る。スナック雨とゆうだけあって、昼間は晴れてたのに本降りの雨が降り出していて、いいのか悪いのか。なんやかやで20時になり、本番。スナック雨は普段はバーでライブ営業はあんまりしてないのに、機材は充実していて池田さんのPAも安心のクオリティなので、かなり音の環境はよかった。わたしはこのところ持病のせいで、右手首が奇形のため、今回も2曲目から右手痺れてきてて、結構危なっかしいライブになっちゃった。おまけに朝も昼も夜もの歌の途中で咳き込んでしまい、泣きたい気持ちに。最後は千絵ちゃんママと涙くんさよならをデュエット。2回ミュージカルをご一緒している千絵ちゃんは役者であり演出家でもあるんだけど、芝居はあんなにうまいのに、まさかの歌唱力で、それが本当に最高なので、一緒に歌うの楽しいんだけど、久しぶりに聴いたら歌が上手くなっちゃっていて、ちょっと残念。笑 1時間くらい歌って終わり。お越しくださった方、ありがとうございました。終わって、千絵ちゃん特製シュクメルリをいただいた。はじめて食べたシュクメルリ、にんにくの効いたクリームシチューて感じですごく美味しかった。1時間くらいみんなとおしゃべりして、帰路。今日は朝から、歯医者→ジム→喫茶店→映画→ライブ、と詰め込んだ充実の1日だった(映画は寝たけど)。
3.30木
7時に起きて、今日も相変わらず身体が痛い。朝は請求書を書いたり事務仕事して、11時からジムへ。4人だけだったので、レガースつけて受け返しの練習をたくさんした。ゆうま先生曰く、わたしは対人になった途端にめっちゃ距離あけてしまうらしく、人を殴る蹴るとゆうがどうしても抵抗があって、当たらないように当たらないようにやってしまう。改めて、わたしは全く格闘技に向いていない。まあ趣味なので試合出るわけじゃないので別にいいんだけど、人を殴れるメンタルを持ちえている人って、結構稀有やと思う。帰って支度して、おしっこしたら、真っ赤なおしっこが出て、え、これ血尿！？ ちょちょちょ待ってよ。血尿てなんで出るん？ 腎臓がなんかやばいんやっけ？ 一瞬生理かと思ったけど、膣からじゃなく尿道からの感覚だし、色が明らかに違う。生理はどろりとした赤やけど、血尿は色水のような、さらりとした鮮やかな赤。不安だが、とりあえず時間なので出勤。の前に不動産屋に家賃を持って行ったら閉まっていた。おいおい、月末やねんから開けとけよ。そろそろこの手渡し家賃システムどうにかしてほしい。徒労感にもやもやしながら出勤。すると、また新たに新人さんが。２０歳の小柄な男の子で、身長がわたしより小さい。そして初日なのにもう雑談出来るくらい肝が据わっていて、しかも面白い。ちょこまかと動くのが小動物的で可愛いし、発言も独特で、ちょっとおばちゃんみたいで笑える。楽しい子でよかった。夜はおかっぱさんとコンビ。N島さんから、某事件のおかっぱさん側の意見を聞き出しといてと言われたのだが、荷が重い。でも帰りがけになんとか聞けた。どちらの意見もわかるだけに、解決法がむずい。あとはN島さんに任せよ。23時半まで働いて帰路。
3.31金
7時に起きて、おしっこは通常の色。昨日の真っ赤な血尿は一回だけやったから、これほっといてもいいやつ？ なんやかやして、朝イチで不動産屋に家賃を持っていく。一旦帰って支度して、ちょっと早めに渋谷。人間関係へ。カフェラテ飲みながら読書。又吉直樹さんの新刊エッセイ読了。
素晴らしいエッセイ集だった。のびのびと自由で、でも丁寧な描写で、芸人さんらしく笑かしてもくれて、大事に抱きしめたくなる一冊だった。15時から出勤。今日も可愛い新人くんがいて、まだ二日目なのに結構動けていて、頑張っていて、よしよしと褒める。なんか20歳くらいの子を見ると、わたしはすっかり、おかんのような目線になってしまう。夜はモデルくんと。モデルくんはわたしにだけ秘密のプライベートの話を打ち明けてくれているので、微笑ましく聞いている。詳細は書きませんが、可愛い弟が幸せなら、ねえちゃんはうれしいぞよ。しかし弟のように可愛がっているモデルくんは、4月から千葉の現場にも行くので、あんまり会えなくなるので淋しい。この仕事3年目になるけど、いちばん働きやすい相手がモデルくんで、わたしたちはあうんの呼吸で支え合って働ける、いいコンビだったんだけどなー。23時45分、月末締めをして帰路。帰り、総武線人身事故でめちゃくちゃ遅れてて、しかもわたしは体調が悪く、腰痛と吐き気でぐったりしながら帰宅。
4.1土
もう4月かよ！ と慄きながら起きる。実はここ2週間くらい下腹部がずっと膨れて固くなってる気がしてて、腰の右側から脇腹にかけてが痛くて、吐き気もすごくて、心当たりはあって、わたし12月末から生理が謎に3週間続き、その後2月来なくて3月も来なくて、でも生理来てないのに生理痛だけいつもの10倍増しで来てて、こらなんか、子宮がなんかあかん気がする、とゆうので、勇気を出して、朝イチに駅の向こう側の婦人科の病院へ。おまたぱっかんの椅子に座り、膣に棒を突っ込んでエコー検査。したら、なんか右側の卵巣だけぱんぱんに腫れて液体が溜まったままらしくて、通常その液体が外に出て行って経血になるみたいなんやけど、その生理が2か月止まってるから古い液体が溜まって卵巣が腫れてるらしく、排卵も止まってるとゆう状態らしい(なんか先生いっぱい難しい言葉で説明しはったから、解釈間違ってるかも)。と、言われましても、で、どうしたらいいの？て話で、とりあえずもうちょっと待ったら、もしかしたら生理が来て古い液体が流れるかもしれないから、生理後の卵巣を見たいて言われて、でも1週間経っても生理来なかったら、もっかい診察に来て、考えましょう、と言われた。ちなみに血尿は、これとは関係がないから別くちで腎臓が悪い可能性があるから泌尿器科に行かなあかんらしい。婦人科だけで解決すると思ったのにー。そんなんで今日は薬も特になし。わたし、生理痛はあんまひどくないし、腰には来ないタイプやのやけど、今腰が激痛で吐きそうなんですけど。なんなのこれ。手持ちのロキソニン飲んでるとちょっとは気休めになるけど、薬切れたらまた激痛やし、これいつまでなの？とゆう不安。ちょっともう、これ以上病気増えないでくれよ。いよいよ病気の総合百貨店やでこれ。しんどいけども、仕事は休めないのでちゃんと出勤。今我が職場、ちょっと謎の仲違いが起きてしまっていて、ある人とある人が全く口を聞かず、連携が取れなくなっているので、わたしが間に入って、両方の話を聞いていて、しかし今日のわたしは腰痛と吐き気で普通に働くのもしんどいのに、なんで余計な気まで使わないかんねん！とちょっと苛々してしまう。わたしが間に入らんと業務が破綻するので、頑張るしかなし。体調悪いねんけど、とすら言い出せない苦しみ。身悶えながら、23時45分まで働いて帰路。今日も総武線は遅れていて、おまけに駅についたら雨。濡れそぼりながら帰宅。
4.2日
7時に起きると、ちょっと腰痛はましになっているような気もする。吐き気も昨夜よりはマシ。しかしほんまにわたし、決して虚弱ぶる気はないが、逞しくありたいと心から思っているのやが、残念ながら身体弱いんやろな。病気を各種取り揃えております状態。あんまり長生きする気はないけど、着々と確実に死に向かっている。ソファーでコーヒー飲みながら読書。姫野カオルコさんの新刊『悪口と幸せ』読了。
小顔信仰、二重信仰、長身信仰、足長信仰など、最近の言葉でいうところのルッキズムを、御伽話の王女さまから、女優、モデル、という女性の人生を使って描かれている。チビやハゲは黒塗りで消してボカして表記してあるけど、あだ名で豆タンクとしっかり書かれていたり、姫野カオルコ先生の持ち前の鮮やかな皮肉とユーモアで、自己肯定感について真正面から描いてくれている、痛快な連作短編集だった。あー脇腹も腰も痛いし、急激な吐き気も来るから、仕事行きたくないけど、休むわけにもいかんのでちゃんと出勤。またしても今日初日の新人さん(60歳)が来ている。新規現場に送り込む新人さんを、うちで研修するとゆう謎の体制が出来上がっているので仕方ない。23時45分まで働いて帰路。今日は昨日ほど吐き気はこなかったのでよかったけど、わりと命からがら生き延びているギリギリの毎日です。
