5.23〜29日記

5.23土
夕方から新宿。待ち合わせの歌舞伎町のゲート下に立っていると、すれ違う人すれ違う人まじで外人しかいない!例のゴジラもはじめてみたけど、真下からやとなんにもみえなくて意外と存在感うすかった。M井さんと歌舞伎町のコーヒーショップcool。この店もなかなかガラ悪くて臭くて汚くて穴場でござるな!しかも24時間やて!店員、最初おっさんしかおらんくて、前来たときもおっさんしかおらんかったからそうゆう店かと思ってたけど、23時ぐらいから出勤してきた子がまさかのかわい子ちゃんやってびびる。こんな店にこんな子ひとりだけおったら色んな意味でやばそう。そんなことはさておき、M井さんにとある原稿をぼぼぼっとお渡しし、色々おはなし。今後のたのしい計画をねりねり。2時間ぐらい話してM井さんが、あれっスマホどこだっけ?ていいだして、はっさっきそうゆえば自転車のかごに剥き出しで入ってたのみましたけど、まさかかごに置きっぱなし、、、ちょっと見てきます!て走って自転車見に行ったら、まだ入ってた!こんな外人ばっかりが跋扈する治安の悪さでゆうたら日本で3本の指には入るでしょてゆう歌舞伎町のど真ん中の!自転車のかごに!無防備にむき出しでほりこまれていたアイホンが!2時間手つかずでぶじやったなんて!この奇跡!信じられるでしょうか!そんなこともありつつ、結構おはなし盛り上がってなんやかや深夜。間に合えば新文芸坐の白石監督オールナイト行こうかとおもてたけど、とっくにはじまってるのでやめて帰宅。てゆうか終電やった。


5.24日
昨日のM井さんとのおはなしで俄然やる気が出てきたので、ちょっと文章をもりもり、あれこれ書いては消し書いては消し。う〜ん、むずい。途中グザヴィエ・ドランの『トム・アット・ザ・ファーム』みる。すごい暗くてすばらしかった!『Mommy』観て超感動したわて副舎長にゆうたら、「わたしはMommy全然だめでした、それよりトム観てよ」てずっとゆわれてて、やっと観た次第ですが、なるほど、これは副舎長は断然こっちでしょう。わたしはどっちも好きやけど、とゆうかやはし通底してのテーマがやっぱりおかんで、これはわたしがどうしてもそうゆう見方をしてしまうからなのかもしれんけど、このトムの方はお兄ちゃんがやばいやつ扱いされてて、でもその原因は間違いなくこのおかんやろ、一見ただの息子を愛する可哀想な老人ですって顔してるけどこのおかんこそ一番罪深い!あとMommyでもあったけど、ダンスのシーンがとてもよかった。あとエンディングのアメリカにはうんざり、みたいな歌が頭から離れんくて、勝手にトムヨークやとばっかりおもてたけど、全然ちゃうかった。。。

5.25月
労働後、歯医者。担当医がまたもやボンド推しのやる気ないおっさんの方に代わっている!でもすでにこの歯は前回やる気満々の女医にセメント埋め込まれて銀歯つくる方向で進んでるので、ボンドでは済まされない!麻酔二本ほど打たれ、けずったり型とったりがっつり治療。歯医者の麻酔、ひさしぶりにされたけど、すごいね、なんか画面がぶよぶよのゴム人形になったみたいで触るとめちゃ気持ち悪い。てゆうかわたしめっちゃブスやん!て鏡みて改めてショックを受ける。いや、顔の質自体はいつもと変わらんクオリティやので元からこれぐらいのブスではあったはず。。。こんなもん、こんなもんやでな、と自分に言い聞かせる。。。自分のブスさにもがっかりやし麻酔のせいでなんも食べれん、どころかなんか飲もうとしても麻痺してておクチ閉じなくて漏れて来る始末で今日はもうむり!て結論を下して早々に就寝。

5.26火
早々に就寝したら、まあそうなるわね、ていつものあれで、また日付変わる前に起床。M井さんに送る文章の続きを書く。あとトラッシュアップの連載の原稿も書く。そっから労働、夕方帰宅したら早速M井さんから丁寧に添削してくれた返信がきていて、色々勉強になる!しかし、改めて文章書くことのむつかしさを噛みしめる。。。

5.27水
もう夏やんーてゆうお天気、洗濯干したらすぐぱきっと乾いて気持ち良い。昨日の原稿を一回全部ボツにして、新たに文章を書き直しだす。あかんわと一回中断して、今週末の打ち合わせにむけておうちで新アルバムのデモ録音にはげむ。だいぶ前に一回だけライブでやった歌とか掘り返してたら意外といいやんっておもたけどコードとか全然思い出せなくてあっれれ〜てなって無駄に時間かかってしまた。夜はまた文章の続きをやる。大した量じゃないのにすっごい時間かかってる。

5.28木
労働後、帰ってまたしばし例の文章とにらめっこして、夜えいやっとM井さんに送信。そしたら今回は色よいお返事が!褒めてもらえるうれしいもんやね。しかしこの手の文章は書きがながらすっごい自分自身と向き合わねばならないとゆうか自分自身をえぐりださねばならないとゆうか、結構しんどい行為なんやな〜て実感。読者側で読んでるときは逆に、すごい気楽に読んじゃうタイプの文章やのに、書く側は大変なんやな〜。改めて、世の文筆家さん全般にリスペクトやと思いました。

5.29金
労働後、池袋の東京芸術劇場へお芝居見に行く。今度お世話になる松井周さんが役者として出られている、城山羊の会『仲直りするために果物を』てゆうお芝居。基本、作演出をやられていることが多い松井さんやけど、いち役者さんとしてこんなおもしろい人やとわ!すんごい気色悪くてすばらしかった!それも全然芝居感がないごくごく自然体の気色悪さでびっくり!演技って、こうゆうことなの?色んな分野においてわりと過激なものを好みがちなわたしはどちらかとゆうとくっさいお芝居(特に演劇においては)が好きやておもってたけど、自然体のすごさをはじめて体感!いや〜いいもの見た!制作Tさんに連れて行ってもらって楽屋へご挨拶。そしたら松井さん着替え途中でパンツで小走っててそれがまた気持ち悪くて最高だった!ヘンゼルとグレーテルがより一層楽しみになってきました!