11.8〜14日記

11.8土
名古屋2日目、朝ホテルチェックアウトして荷物を一旦シネマスコーレにもっていって預かってもらう。と、スコーレ前には昨日のお客さんが3人ほどいらしゃるではないか!まだ10時やのに!なんで!?と思ったら、『殺人ワークショップ』整理券を取りに朝一並んではったらしい。もう白石愛どんなけ!?と感激しちょっとおはなししてそれからわたしは喫茶店めぐり旅を再開、喫茶すずを探し、発見。外観の佇まいから色褪せ具合も完璧でめっちゃええ感じやん〜とうきうきしながらからんころんと入店すると、「今日土曜だからあと10分で閉店なのよ」とゆわれる。ちーん。あきらめて退散。。。なんか近場にええ喫茶店ないかな〜て探しがてら近辺を散歩散歩散歩。何気にこの名古屋駅の西側は結構なディープタウンならしく、確かに大声で独り言ゆうてるおっさん率高し。西成感ややあり。うむ、嫌いじゃない。てお昼になってお昼ごはんをKさんらと食べることになったので合流。味噌カツなるものを食べました。カツに甘い味噌が塗ってあったね!(そのまま)その後、コメダでお茶して語らって、亀島って駅まで歩き、地下鉄で伏見。伏見地下街がおもろいよって事前情報をもらっていたのでいってみる。ちょうど骨董市がやってて、誇りかぶった食器とか時計とか兜とかみてたら四天王寺さんの骨董市思い出す。お目当ての古本屋はっけん!夢中で漁ってたら「北村さん?」と声かけられハッと振り返ると昨日のお客さん!びびる。2冊だけ購入して地下鉄、今度は鶴舞に降り立つ。待ち合わせていたK吉さんにお電話、巨大な歩道橋の上でロマンチックに再会、たぶん1年半ぶり?ぐらいの再会。行きたかった喫茶新潟で3、4時間おしゃべり。東京ではできひんようなやばい話をたくさん聞く。わたしも気が緩んでお悩み相談などしてしまうと、「この話はまた『溺死ジャーナル』で」とニヤつかれる。どきっ。その後鶴舞古書街を案内してもらい、昔のスタジオボイスバックナンバーが叩き売られてるところから、K吉さんやT田さんが昔連載してたページを教えてもらい立ち読み。しかしリアルタイムではしらんかったけど、スタジオボイス、コラム陣ええ面々が揃ってたんですな〜今こうゆう雑誌ないもん。なるべく荷物増やすまいと我慢したけどちょびちょび購入し、K吉さんに昔話を聞きながらたのしく夜道を散歩。名前忘れた薄暗い駅まで来て、そろそろわたしはスコーレ舞台挨拶にもどる時間、K吉さんはビデオ試写室にいきますとのことでお別れする。たのしいひとときやった。スコーレに戻るとお客さんが前の道にわんさか溢れててたまげる。せきあまってたら見ようとおもってたんやけど、立ち見のお客さんまでぎっしりらしいので諦める。待ち時間、向かいの立ち飲み屋で主演の宇野さん、DV彼氏役の細川さん、コワすぎ久保山さんと暖をとる。隣の控室かわりのスコーレカフェには、お客さんやスコーレ元スタッフさんからの差し入れのおいしそうなもんがたくさん届いてて、なんやろねこの感じ、アットホーミーとゆうんかね、東京ではない、大阪でもない温かさ、ウエルカムの仕方になんか目から鱗でした。上映後の舞台挨拶がこれまただいぶ気が狂ってて、スコーレ名物坪井さんが司会をしつつ、白石さん&宇野さんにいじられつっこまれまくる、ちょっと新喜劇みたいでおもしかった。坪井さんの計らいで「卵のエチュード」PVをどーんと流してもらい、映画館で真っ暗で爆音で見るとうわってなった。途中からトークにも呼んで貰い、最後はサイン会。劇場真ん中に机と椅子が並べられて、お客さんがぐるっと並び、順番にパンフやCDにサイン。しかもお客さんの数が、ほぼ全員ちゃう?てぐらいで半端やない!結局サインにも1時間近くかかり、もう12時回ってるのに、監督やキャスト陣とおしゃべりしたいお客さんは前の道にわらわらおって、名古屋の人々のアツさに気圧される。みんなと打ちあがりたい気持ち山盛りやったけど、わたしは翌朝7時のバスで東京戻って即ライブとゆう強行スケズールやったので、なくなく諦め、しかもこの日はホテルがどこも取れず(なにやらスマップが近所でコンサートしてるらしく遠征組が名古屋中のホテルを占拠してしまわれていた)スコーレのVHS倉庫にしてる部屋にむりやり泊めてもらう。この部屋がすごくて、ワンルームぎっしり映画のVHSがしき詰まってて、たぶん1本倒したらドミノ倒し的にいってしまわれる!そんな緊張感ある部屋の隙間に布団しいてちょっぴり横になり1、2時間ぐらいは寝たかな。買った古本とか荷物整理しつつ、頭では翌日の聡子ちゃんとやるデュエットの歌を反芻しながら、シャワー浴びたり準備して、6時ぐらいに外へ出る。気持ちの良い朝、名古屋駅まで3駅ぐらいあるんやけど歩こうかな〜て思って歩き出すも、全然道逆方向に行ってることが発覚。焦って近くの駅から電車乗る。バスは余裕で間に合って、ふう。2泊3日の名古屋、たのしかった満喫したでももっと堪能したかったまたこよ絶対こよって思って帰京の途につきました。

11.9日
トランク引きずってそのまま神保町試聴室入りするつもりやったんやけど、実は名古屋で物販が売り切れたのでこれはあかん、なんとしても取りに帰らねば、とゆうことでバスが着いたらマッハで一旦帰宅して物販を詰め、再び電車で神保町。ヒソワイどんの最終回でゲストは初のミュージシャン柴田聡子ちゃん!聡子ちゃんの「しんけんなひとり」とわたしの「だ・い・す・き」を一緒に歌おうてことでリハであわせる。むずい。むずいけど、すごくいい感じではないか!なんやかやで本番になり、ヒソワイ部分ではゆるっと下ネタをお届けしてしまい、失礼しました。改めて聡子ちゃんの歌を聴いていて、言葉の選び方組合し方が本当にセンス抜群やなあとおもう。実はすごくキツイ内容の歌の場合、わたしはもうこれでもかってキツイ言葉を並べてしまいがちやけど、聡子ちゃんはすごく軽やかに愉快に言葉を並べていく、からすいすいっと耳障りよく入ってきて、でも途中で、うわっ!てびびる。最後のデュエットも、キンチョーしてずるずるのとこもあったけど最終回にふさわしく、明るく爽やかに終われたんではないかな。めでたしめでたし。たのしかった、けど正直体力がもう結構ギブ!なんか名古屋へ旅立つ前の日、木曜日から日曜日まで、続けてながーい一日やったんちゃうかな。よぼよぼ三日ぶりにおうちに帰りました。

11.10月
とゆうことで三日分の疲労をチャージ。労働も休みとってたので、家で洗濯したりそうじしたり、あとは細々とメール&事務作業。

11.11火
カセットレボリューションとゆうカセットテープのコンピに一曲参加して、それに連動してる展示&ライブイベントが神宮前のギャラリーであってお呼ばれ。豊田道倫さんとのツーマン。行ってみると、なんか白いシャレオツな感じのスペースに円筒型のよくわからん一見灰皿にしかみえんスピーカーがぽんと置いてあるだけの空間で、電子ピアノをお借りすることになっていて用意してくれてたんやけどセッティングしていざ弾いてみるとペダルが真逆に反応するとゆう謎の現象がおきる!ふつうペダルは踏むと音が伸びるシステムなんやがなんかの信号が逆にいってしまってるらしい。ちょっとしばらく脳味噌を逆回転させてがんばるも、やっぱりむり!身体と脳味噌つながらん!どうしよって困ってたらよしってH澤さんが渋谷の楽器屋まで買いに走ってくれることに。ペダル買ってきてくれて新品を差し込むも、うそやん、やっぱり逆のまま。これピアノ側の故障?うそやんうそやんって、電源入れなおしたりしてたらなんか拍子に元通りに回路が繋がったのか正常通り使えるようになった。よかった!そんなこんなでピアノは使えるようになったけど、PAとか色々ちょっと難ありで詳細は省きますがしんどい日やった。でも豊田さんは聴いたことない新曲ばっかり歌って攻めたライブをしてはってさすがやった。終わって神宮前交差点のなんかこじゃれたカフェバーみたいなとこにみんなで行った。ひさしぶりに豊田さんといっぱいしゃべって楽しかったので、総じてまあ、よしとしよう。

11.12水
朝から虎ノ門の方の病院。ひっさびさにめっちゃくちゃ下手くそな看護婦さんに当たってしまい、採血下手すぎて4つも失敗の穴開けられた上、血まみれになる。もう勘弁勘弁って次検尿でお便所で便器にまたがって紙コップつっこんでたらありゃりゃって揺れてる揺れてるこれ地震地震やね、道理でコップの口からはずしまくるわけですね!ちょっと面白体験やった。

11.13木
一週間ぶりの労働。後、くるみさんとお茶する。去年まではご近所さんやったのやけど、西の遠くに引っ越していかれてしまってからかなり久しぶりの再会やって、改めてお会いしてみると本当に美しすぎて可愛すぎて完璧すぎて緊張緊張。でも楽しく幸せなひとときを過ごし、ほっこり満たされて帰宅。のはずが帰り道メール仕事していたとある案件でイライライラ。

11.14金
労働後、またしてもイライラ案件が。翌日のアレが大変憂鬱。