9.13〜19日記

9.13土
主題歌させてもらった白石晃士監督の『殺人ワークショップ』初日。とゆうことで監督やキャスト陣の舞台挨拶があってわたしは別に呼ばれてもいないのやけど、主題歌シングル物販お願いしてるのもあってアップリンクのぞきにゆく。なんと初日は昼夜二回とも満席やって!めでたい!裏の控室で白石さんらとおしゃべりしてたらなんやかやで舞台挨拶まででしゃばって上がりこむ羽目に。お目汚し失礼いたしました。その後、夜の回のあとまで暇なので渋谷に繰り出す。そうやそうやもう13日やんあれってそろそろの頃やっけ、って東急上のジュンク堂に行って某文芸誌の某コーナーの中間発表をチラ見。ぎょ!残ってる!しかも*印ついてる!でも、最終5作には残ってなーい!ああ人生こんなもんこんなもん。やることなすこと中途半端でわたしの能力なんてこんなもん。てずどーんて気持ちでベローチェ皆川博子読んでたら、殺人ワークショップ主演の宇野さんが入ってきて「北村さん」って話しかけられてドキーッ!とゆうことでふたりで舞台挨拶までお茶するとゆう光栄な機会に恵まれしばしおしゃべり。結局、白石監督が如何に天才で努力家で、信用信頼できる人かってことをふたりで語らった1時間でした。その後ちょっと早いけど誰かいるかなって、ご一緒にアップリンクに戻ると、白石さんが菓子パンをもぐもぐ食べておられ、「そうそう今晩のバルト9の方のオールナイト上映、こっちの舞台挨拶のあとで間に合いますかね〜」とかゆってたら、「電車やとどう頑張っても最初10分ぐらいは遅れるんじゃないかな、でもこの一作目の内田裕也の『コミック雑誌なんかいらない』は最初の10分が最高やからね〜えっ北村さんこれ見たことないの?それは絶対見た方が良い!もう今すぐバルト9向かった方が良い!」って白石さん&宇野さんに背中押されて、舞台挨拶ぶっちぎって(別にもともと呼ばれてもないのやけど)バルト9へ。余裕で間に合って、『コミック雑誌なんかいらない』『素晴らしき哉、人生』『ある優しき殺人者の記録』3本立てオールナイト上映を堪能。『コミック雑誌……』まじで最高やった。。。内田裕也は申し訳ないけど今までわたし、行動は確かに狂ってるけどなんでそんなに大御所扱いされてるんかわからんおじいさん、てぐらいの認識やったんやけど、こんな映画を、自身で企画して脚本かいて主演してって、一気に超リスペクト枠にインしました。キャスト陣もすごいけど、現代の倫理観念ではアウトすぎる映したらあかん映像のオンパレードやんか!三浦和義はまあ置いといて、神戸のヤクザ事務所とかまじやろ役者とかやなくほんまもんやろ!気合入りすぎてるわー!しかしもう30年以上前の映画のはずで、内田裕也自身も若くてかわいい顔してた(ARATAに似てるね)し、たけしも鶴太郎も力也も桑名正博も桃井かおりも里佳子もめっちゃ若いんやけど、片桐はいりだけは今と全く一緒でびっくりした。大変感銘をうけ、続いて『素晴らしき哉、』すみません、うとうとしていてあまり覚えていない。で、最後、二度目の『ある優』三本目でややつかれてたけど、がっちりガン見。一回目見たときは、白石さん天才や!てなったけど、二回目見ると、その緻密に練りこまれた設定・脚本、絵の流れ方とか全部完璧で、ああ白石さんはさっき宇野さんともしゃべったけど、めっちゃんこ努力家の秀才型なんやなって改めて敬服。良い3本立てオールナイト上映でした。途中寝たけど。でもあれね、適度に空いてる映画館で良い映画みながら時々うとうとしながら朝まで過ごすってなかなか極上の過ごし方ですな。映画館の椅子って快適やし。

9.14日
朝帰りで、あーもう寝よって薬飲んでお布団入るも、7時台からずっと祭囃子が聴こえていてうるさくて寝られない。我が家の目の前には神社があるのやけど、怖ろしいことにこの土日お祭りなのである。朝からピーヒャラやっており、町内のじじばばからヤンキーから子どもらまでがハッピ着て我がアパートのまわりを占拠しており、おまえは完全に包囲されている状態でまじ勘弁していただいきたい!わっしょいわっしょいと掛け声もいっちょ前に鳴り響いてるもんやから、ちょびっと窓開けてみてみたら、えっうそやんっこれがお神輿なわけ?まことに信じがたいことに、お神輿とゆうていでわっしょいされていたのは軽トラで、軽トラの荷台にちょうちんがぶら下がってるだけ。それをゆっくり運転して、ハッピのガキどもおやじどもが後ろからついてってるだけ。なにこれ!全く担いでないやん!?わっしょいしてないやん!?わっしょい口だけやん!?現代のオートマティックお神輿に衝撃を受けた日。

9.15月
祝日、労働、疲労

9.16火
労働、疲労。わらびすこ舎副舎長との対談、インタビューごっこしたやつが公開→http://kitamurasakiko.net/kaigi2 読んでね☆ 別件でちょっとまた問題案件が勃発。メールのラリーが続く。

9.17水
問題案件でずっともやもやむずむずしてて何も手につかず。ちょっと部屋で録音などやりはじめるも捗らず苛々々。あかん。

9.18木
労働後、問題案件の話し合い。個室がいいとこのことでカラオケ屋に連れて行かれる。メールラリーでは伝え切れんかったことを話される。困惑。こんなとこに詳しくは書けんけど、相当困ったことになった。こうゆう処遇にぶち当たったことがないのでどうしたらいいのかわからない。超ガッデムうんこちゃん

9.19金
すっかり秋で寒くなってきたので冬布団を押入れから出して、朝、干そうと思ってベッドにのぼってよいしょっと布団持ちあげたところでバランスを崩して落下。向かいの大家さんの駐車場に右ひざから落下し、頭の上から布団&物干し竿がすこんすこんすこーんと降ってくるとゆう漫画みたいな体験をする。痛い。恥ずかしい。そして、見事に大家の車の上に物干し竿ヒットしたのでやばい!でもぱっと見たところ奇跡的に目立った傷は見当たらない。ほっ。大家さんかなりのご高齢やので、どうかばれませんように。まんまんちゃあん。しかし膝から流血&青タンでなかなか痛い。えーん。そんなドンクサ芸をやってる場合ではなく、今日はアップリンクで『殺人ワークショップ』上映&ライブ&トークのイベントの日。きっとがらがらやろう、、、どうしよう、、、とかぶるってたのやけど、なんやかやで殆ど席もうまり、わたしも最後列で監督と並んで拝見。実は完成版は初見。改めて、自分内の殺意をほじくりだされて掻き立てられて焦る。そのままライブ。あかん、映画に触発されて、歌いながら殺したい人が明確に頭の中に登場してきて動揺。その後監督とトーク。「殺したい人、いるんですか?」と質問。白石さんの小学生時代のデンジャラス秘話を聞き出す。すごい、小学生から既に今の作風を予感する感性をお持ちやったのやなあ、あーくわばらくわばら。っとゆうことでイベントはたいへんたのしかった&物販もたくさんお求めいただき、みなさまありがとうございました。