ちゃーといんしたで、ちゃーといん！

いつものように平日の朝、労働先でぼんやりレジに立っていたら、満面の笑顔が妙に鼻につくおばさん二人組が入ってきて、いらしゃいませーてゆうたら、返す刀で「目覚めよ！」に勧誘されました。びっくりした。あれっておうちにぴんぽんって来るんちゃうん。喫茶店の店員に勧誘とかするもん？すみません仕事中ですのでーとお断りすると、すたすた帰って行かれましたが、え、それゆうためだけにわざわざ入ってきたんか！階段までのぼって！（お店は２階）せめて席すわってコーヒーの一杯でもたのめや！まあちょっとしたおもしろ体験でした。しかし宗教の布教活動、結構東京お盛んなんやね。昨日も新宿の東南口の階段のとこでティッシュ集団にまぎれてモ○ミの塔が冊子配っておられました。

あー９月。六本木に平野勝之監督の『監督失格』をみにいきました。春ぐらいからずっとたのしみにしとったのやけど、みてしまうとそんな劇的な感動もなくって拍子抜けちゃった。でもほんま文字どおりべっとり舐め回すように映す、監督の愛する由美香さんを延々みせられて、ちょっとわたしも好きな人に会いたい会いたい会いたいやんかーもんもんもんってきもちが募ってしまたよ！脳みそからよだれ垂らしながら帰りの夜道、ちんたら自転車ころがしてたら迷子になりました。きょろきょろしてたら外人に「オッハー！」って軽快に声かけられたよ、とりあえず朝ではないで！外人はいつでも陽気やね。六本木とか青山とかあのへん、港区むずいわー。しかも背高い人が絶対的に多い！すれ違う人みんなみんな、手足にょきにょきでわたしの目線からは全然顔がみれない。わたしてこんなちんちくりんやったけって、改めて思い知らされました。

今日は高円寺円盤に納品にうかがいました。ほいだらなんと、シングル『マイクを握って』円盤チャート４位やった！うひょ〜！チャートにランクインなんて生まれてはじめてです。http://enbanchart.blogspot.com/　うれしいね。ありがとうございます。ジョニーさんとしばしおしゃべりして、そういえばっとおもて円盤でいままで色々が売れた分の明細をみしてもろたら、結構な額になっておりちょっと浮かれる。まあ2006年からいっぺんも清算してへんからな。５年分かよっとおもうとそんなもんやな。田口さん不在やったので、清算は次回のお楽しみにとっておきました。

最近の読書。

共犯者 (新潮クライムファイル)

もうとおの昔に絶版なってて、古本屋とか全然売ってなくてアマゾンとか超プレミア価格なってて買えず、都内の図書館みっつで予約して、ものすごく待ってようやく読めました。映画『冷たい熱帯魚』のもとの、埼玉愛犬家殺人事件の、映画の中の吹越さんの役の人が書いた本です。映画のまんまとゆえばまんまやけど、当事者がつづる村田＝関根はまじで異常やけど、笹川の良ちゃんがよ〜って笹川良一と友達って設定やったり、例の、ボデーを透明にしてやろうか！とか、元気があればなんでもできるっ！とか、名ぜりふもそのままで妙に人懐こくかわいいおっさん像やった。でもやはし凄惨な事件であるし、きっつい生々しい部分も多く、なかなかすごい本でした。

消された一家―北九州・連続監禁殺人事件 (新潮文庫)

でも事件もんで、ダントツで強烈やったのはこれやな。

ガールフレンド (P‐Vine BOOKs)

友達のことや家族のことや生活のことがソフトフォーカスな目線でじゅんわり書かれていて、すごくなんか、読んでて力がぬけていいエセー集やなーて、ぱらぱら読んでいる。漫画はしらんけど、しまおさんて、活動の感じが昔の武田百合子さんとか矢川澄子さんとか、わたしの大好きな女性の系譜にいてらしゃるわー。結構いかつい男性陣、男性文化人に囲まれてるのやけれど、その中でオンナ臭さを出すでもなく至って自然、でも滲み出てるガーリーさ！みたいな。

量子回廊 (年刊日本ＳＦ傑作選) (創元ＳＦ文庫)

ＳＦてそんな得意じゃないのやが、変な短い小話がいっぱい入っててこれもぱらぱら読んでは吹き出している。木下古栗て人の「ラビアコントロール」て話がすごかった。一言でゆうとな、ラビアがね、翼になってばっさーって飛んでいくの。めちゃくちゃ！

はて、あしたはわたし、加地チルドレンの一員で名古屋にいきます。たぶん。シネマスコーレとゆうところで、映画『加地等がいた-僕の歌を聴いとくれ-』の上映イベントで、またこないだのアップリンクのときのつづきで、トーク＆ライブならしいんですが、ちょっとよくわからない。まだなんの準備もしてないし、事前連絡もない。もしも無事に名古屋にたどりついたら、、、いいですね！一応→http://kajihitoshi-movie.perfect-world.me/