ファッキン・電飾

あーしばらく日記書いていませんでした。目下プライベーツの色々で割とメンタルぐったりしてますが、まあそれは書けん。12月は人も街も浮き足立っててもう嫌い嫌い!特にイルミネーションと呼ばれる電飾がまじで腹立つわー。きらきらちかちか、ここぞとばかりに調子乗りやがって、うんこー!ほんま、コンセント引っこ抜いてまわりたい。新宿、歌舞伎町のネオンは嫌いちゃうのに、南口とか高島屋とからへんの電飾は嫌いやわー!一番腹立つんは、通勤路やから毎日のように見るはめになっておる文化女子大のあの微妙な電飾!学校如きが、何をしとんねん!あ〜スーパー玉出のあの年中イカれた電飾はむしろ愛おしいのにな〜、おなじ電球の群れやのにこの差はなんやろね。

はい、もう文句しか出てくる気がしないので、読書録でも書きます。


さいごの色街 飛田

さいごの色街 飛田

これはちょっとまじですごい本やった!飛田とヤクザ、裏社会との関係とか、橋下府知事(あ、もう府知事ちゃうか、大阪市長か)のエピソードもでてくるし、事実をしっかり書きとめながらも、飛田まわりで生きている人々の胸のうちにもがっつり入り込んで描いていて何回もうるってきました。しかし女の子の避妊方法にはまじで絶句。。。飛田で生きる人インタビューでまゆ美ママとゆうのが出てくるんやけど、この人がほんまかっこいくって震えた。高校生の頃、社会見学と称して恋人の自転車の後ろに乗って走り抜けながら見た(こうゆう行為はほんまはすごくあかん)飛田の景色は、未だにくっきり残っているし、あの胸の詰まる感覚、湿った切なさ100%の感覚は、その後10年生きた今も塗り替えられていない。


東電OL殺人事件 (新潮文庫)

東電OL殺人事件 (新潮文庫)

べたですが『恋の罪』みてからすっかり心奪われてしまってしばらくずっと泰子のことを考えている。これの著者は逮捕されたゴビンダの冤罪をはらすために故郷ネパールまで行って家族にあったりしてはるけど、申し訳ないけどわたし的には殺ってるか殺ってないかは結構どうでもよくて、まあヤってたことは認めてるのやし、ほんでこの日本に出稼ぎに来てたゴビンダて人の、故郷の家族を思いやる気持ちとその裏腹の細かな浅ましさとかが興味深かったです。給料は故郷にしっかり仕送りしていてご立派、かと思いきや、定期券を大幅にキセルして購入してたり同僚に嘘吐いてお金借りて女を買っていたりとゆう、白と黒がね。ほんでやはし、泰子の堕ちていき方は無視できない。これは、きっと多くの女子がもってる感情で、わたしなんかはすごく共鳴してしまう部分が多すぎて狼狽。これ、もしわたしリアルタイムでこの事件しってたら、確実に泰子症候群なってたやろな。はあ。セブンイレブンのオデンの汁をしみじみとすすって、今日も泰子をおもっておる。


恋する原発

恋する原発

不謹慎とかもうそうゆう話ちゃうね、盛大に笑える面白小説やった。小学生にセックスで授業&説教するところが最高でした。でも前半の感じはすごいよかったのに、最終的に、え、そっち行くんやーて感じで、結局どっかで聞いたことあるような話に纏まって行ってしもててちょっと残念。あと歌モンのネタ?みたいのんが出てきまくるんやけど、あれはどうなん?すごい著者のどや顔が透けてみえるんやけど、完全にすべってたで!


ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集

ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集

あましピンとこんかったのは、わたしが特に、歌舞伎町ビル火災にも、911にも、もちろんボブディランにも、全然思いいれもなんもないからなんか、たんにつまらんからなんか、ほーん、て感じでさめざめ流し読みましたが、流し読むんにはちょうどよい温度の本でした。別段劇的ななんかを持ってるわけでもないけど普通に都会の片隅で暮らしてる人が、期待も込みでちょっぴり事件に色めきたって右往左往するはなし、普通からちょっぴり逸脱したいよーってはなしやった。


あ、あしたは西荻窪サンジャックで、ジョニー大蔵大臣とツーマンしますよ↓

12月6日(火) @西荻窪サンジャック 
http://pomkn.cocolog-nifty.com/kikaku/
時間:18時半開場19時半開演
料金:チャージ2500円(+1ドリンクご注文、おつまみ付)
出演:ジョニー大蔵大臣(水中、それは苦しい)、北村早樹子

遂にわたし、ラップをお披露目します!マイクを握ってあの曲を、歌っちゃうよ!きてなー。