勘弁二連発、うそ、一個はほんま

6月、もうほんのすぐそこまできてる、身に迫る梅雨の気配にびびりながら日々暮らしておるのやけれど(少量のこそぶる雨や一瞬の夕立にも、現在の我が病身の関節全般神経全般はびんびん反応して激痛やので、それがだらだら続くらしい梅雨をわたしは果たして越せるのでしょうか、自信はあんまりない……)うーんと先週は黄金町試聴室でライブをしました。店長の三沢さんはじめ、試聴室のみんなは実は去年、いや一昨年の夏かな、わたしが人生でいちばんめちゃくちゃだったあの夏にみんなでシールを貼り合った仲……とゆうと意味がわかりませんけど、簡単にゆうとシール貼りの内職バイトをした仲(厳密には雇う方・雇われる方の間柄もちろんわたしは雇われる側)で、その後も一年に二回か三回ぐらいライブに呼んでくれはるくって、なんかこんな気持ちは間違ってるんやろうけど、わたしは試聴室に限り、ライブにかこつけてみんなに会いに行ってるんかもな、とかしみじみ思った今回でした。ただ、ぬくぬくモードに浸るとわたしはたぶんダメな類で、色々気をつけねばとおもいました。都内からはるばる見に来てくださった某S石監督と女優N山さんと、帰りに安居酒屋でごはん食べて一緒に帰りました。S石監督は、ごはん食べながら電車乗りながら歩きながらも、優しい目つきでしかし眼鏡の奥の眼球をぎらんと光らせて、隅の隅まで人間観察しておられ、わたしぼんやりしてたらいきなしとんでもない過去の恥部をあぶられたりして、大変焦りました。さっすが、あんだけ鬼畜な変態映画の数々を撮ってらしゃる監督なだけあるわ〜。いや、だけど物凄く色々わたしの体調やらなんやら気遣ってくださってほんとやさしくて、試聴室のみんなもほんまにやさしくて、そうゆうのん慣れてへんちゅうかそうゆう身分ちゃうっちゅうか、うれしいのになんかどうしていいかわからんくて、やさしくされるとかまじで勘弁!って、、、うそうそ、ほんまはいちいち泣きそうでした。

そんなこんなしながら最近は、ちょっとだけ某映画音楽のお手伝いで、曲作りの相談&ピアノ弾いてくれたら5000円あげるよってゆわれて、ワーイ!とついてった形で、一曲、曲作りのお手伝いとそれのレコーディングでピアノ弾きました。いやこれが色々おもてた以上に大変やった。もともとのオッファーが、「明るくて前向きでからっぽな曲」とか「ナチュラルでオーガニック」とかまじで悉くわたしの音楽とかけ離れたタイプのもので、まあそれはその映画の主人公が歌ってる設定の歌やし、監督の要望ならしいし、おまけにわたしは普段から曲作りは完全にひとりぼっちでやるもの、て感じで捉えてるので、誰かと一緒にとか無理やった!そうそう、無理なんやった!と、だんだん思い出してきたところで、もう後には引けなく、しかし他人の曲の作り方って意外としらないとゆうか、へ〜〜〜〜まじ、そんな感じで!作るんか〜!と結構驚愕したりして、まあ色々おもうところだらけやったけど、これはあくまでわたしはお手伝いなだけで、作詞作曲はもう一方のメインの方やからわたしはお手伝いに徹しておればおっけーなはず、と自分に言い聞かせてなんとか乗り切りましたが、終わったとおもってたレコーディングが実はそれ、デモ版のレコーディングやったとか、そんな噂もあるのでわからん。でももう終わったことにしたい、切に。。。