3.21〜27日記

3.21月
昨日はレコ発後、結局朝7時まで飯田さんと飲んでいて、帰宅してもなぜかわたしは元気で眠気もなかったので別に寝なくてもええか〜て気持ちで、衣装洗濯して片づけたりネットで自分検索してみんなの感想を読んで余韻に浸ったりしつつ、しかし寒すぎる。こたつにクビまで埋まってもしもしカメさん状態になってたら気づいたら寝ていた、3時間ぐらい。お薬飲まずに3時間も寝るってやっぱりよっぽど疲れてたんは疲れてたんやな〜わたし。てことで起きたらもうすぐおひる。マッハでこの日記の先週分を書く。あ、この日記はだいたい月曜の早朝3〜6時ぐらいの間に一週間分一気に書くことが多いのです。なので一週間分をぶわーっと書いて、しかし今回はだいじなレコ発ライブの大きな長い一日があるのでかなり時間がかかった。日記を更新してたら黒猫さんがぴんぽんで、昨夜の物販の売れ残り分の大量のTシャツ&トートバッグの在庫が届く。しかし数の偏り方がなかなか! トートバッグの赤色だけ残り僅かですが、あとは在庫たくさん。ちょっと作りすぎたんかな。まあこれからもライブで売って行こう。夜はニッポン放送へ、最後の「今夜もオトパラ!」出演。先月はじめて出たのに、それから立て続けて3回も出していただいてほんとにうれしかった! でも残念ながらもう番組終わっちゃうのです。野球はじまっちゃうからね。3回とも月曜日やったのでオトナの達人は松江哲明監督で、松江さんともこんな形で何度も会えてうれしかったな。松江監督のコーナーは控室で毎回聴いてて、そのあとの20時台のコーナーがわたしゲストの時間。前回はしょぼいジングルを勝手に作って行きましたが、今回はオトパラのテーマソングを勝手に作っていきました。聴いてらしゃらない方はなんのこと?てなるかもですが、この「今夜もオトパラ!」てタイトル、ラジオやから音のパラダイスて思ってしまいがちですが、もちろんそういう意味合いもあるのかもですが、根本はオトナのオトコのパラダイス! なのです。上柳さんと松本さんていう、いいおっさんふたりが、真面目なニュースも議論しつつ、でも仲良くおしっことかおっぱいとかのはなしを深夜でもないのに堂々としている、その感じが聴いててにやにやしちゃって好きで、そういうテーマソングを作りました。ちょっとお下品な歌詞もあるから怒られるかな? てびびってたのやけど、おふたりとも「ぼくたちのことよくわかってくれてる!」と気に行ってくださってうれしかった! その後はわたしの嫌いなものベスト3と称して、わたしの日頃からむかついている世の中のあれやこれやをおはなししたらあっという間に終わっちゃった。今日もたのしかったー! けどもうおしまいかと思うとかなしい。またニッポン放送来れますようにって念じながら帰りました。

3.22火
普通に労働。ひさしぶりにAちゃんとシフトが一緒になって、Aちゃんは一昨日のレコ発も旦那様と見に来てくれてたしおしゃべりしたいこと山盛りやったけど、お客がきすぎて忙しすぎてあんまりしゃべれなかった、無念。

3.23水
普通に労働。今日も混んだ。終わって打ち合わせがあったはずなんやけど明日に延期になったのでまっすぐ帰宅。ここいちばんに気張らないとあかんかったレコ発が終わってしまって、なんかぽかーんとしている。

3.24木
朝から虎の門の方の病院。月イチの通院でよかったんが、2週に一回になったのでなんか病院ばっかり行ってて嫌になる。一旦帰って、夕方4/8のタブレット純さんとの打ち合わせのために東中野へ、向かっている途中山手線が人身事故で止まっていたので、急遽山手線を使わない経路に変更したら、わたしが諦めて地下鉄乗り場の方へ歩き出した1分後には運転再開していたらしいガッデム! おかげで打ち合わせにちょっと遅れてしまった。打ち合わせはたいへん盛り上がって3時間近くおしゃべりしてしまった。なんでもないおはなしをだらだらしてるだけでおもしろいし、たぶんこれ第三者が聴いててもおもしろい!(タブレットさんがね)ふたりでラジオやりたいですね、とかラジオっこふたりは盛り上がったのでした。でもおしゃべり以外に音楽でも、この4/8はちょっと他では見られへん感じのことをふたりでやることに決まった! 絶対おもしろいからぜひみなさま来てほしいですよ、と呼びかけたいところですがまだ二週間前にも関わらずタブレットさん人気ですさまじい予約数になってるみたいなので、小声でおしらせです☆ 打ち合わせたのしかったな〜て帰りの電車で、最近ときどきなるのやけど、めまいと吐き気と尿意が突如炸裂してすんごい具合悪くなって、電車途中下車してお便所に駆け込み、おしっこを出して飴ちゃんを食べてひと休みする、ていう例の症状が現れてびっしょり冷や汗かいて便器に座っている頃、どうやら「今夜もオトパラ!」最後の放送でラストのオンエア曲でわたしの「マイハッピーお葬式」を流してくださっていたそうな。オトパラチームのなんたる小粋な計らい! 感激すぎますがそれを聞き逃してしまったわたしのなんたる愚鈍なことか。。。チーン。

3.25金
普通に労働。夜は渋谷のユーロライブへ、SWANNYの『花はどこへ行ったの?』を見に行きました。このお芝居を書いてらっしゃるときにC子せんせいはボッティチェリの「プリマヴェーラ」て絵みたいなのをやろうと思ってるんだよねってゆってらっしゃって、その時点ではどんなお芝居なんやろ???て?がたくさん出てたのやけど、最初のシーンはじまったらまさにあの絵そのものなヌーディな恰好をした柔らかそうな女性たちが舞っていて、こういうことやったのか!て思ったけど、すぐにそのイメージもばんばん更新されていって、現代の円山町、ラブホテルで掃除のアルバイトをしてる女の子のはなしにはじまって、そこからスナックのホステスとママと酔客、かと思いきや戦中の政治家たちの芸者遊び、そして最後にはおばあちゃんになったホステスさんがお願い事をするのやけど、それがすごくちっぽけだけど女の子の願いを象徴していて、すごくきゅんとした。C子せんせいは本当にへんてこなお芝居をいつも作ってて、ツイッター河井克夫さんが書いてらしゃったのやけどあれは演劇という名を借りたなんかまた全然違う新しい演し物だ! って、まさにそんな感じで、とにかく役者さんはめっちゃ踊る、ふるにゃんまでが今回めっちゃ踊っててしかも意外と(失礼!)すごく軽やかに舞っていらしておもしろかった。そして時代設定も、舞台も、いつもぜんぶめちゃくちゃ行き来するし役名もひとりでいくつかあるんやけど、でも決してややこしくて小難しい感じではなくてすごく見やすくてストーリーもちゃんとわかりやすくて、でもへんてこで不思議なものを見たなーってなるのです。C子せんせいて何者なんやろうな〜。観終わって、渋谷駅で半蔵門線を待ってたら、「北村さんですか?」と声をかけられて、は、はい、と小声で応えると、「わたし、I田H子の母親です!」と言われて、うひゃ〜お母さま〜っとテンションがあがる。ほんの数分だけやったけど、もっとおしゃべりしたりぐらい楽しかった。わたしは、基本、生まれてきたことをハッピーと思えない人間で、母親教室でも、I田さんともよくそんなはなしになるんやけど、でも、わたしはすごーく変なはなしなんやけど、本当にI田さんと出会えたこと、I田さんと仲良くなたこと、とにかくI田さんが大好きで、神様わたしという人間にI田さんと出会わせてくれてありがとうって気持ちで、だからお母さまにも、I田H子さんってゆう女の子を産みおとしてくれてありがとうございます! って言いたいような気持ちだった。これわりとまじな気持ち。

3.26土
なんか無意識のうちに洗濯機をまわしていたらしく、朝起きたら洗濯機の中に固まった洗濯物が詰まっていた。しゃあないのでパンパンして伸ばして干した。家で宿題の文章をちょっと書いて、昼から大学病院。今日は検査。卵巣に影あり、という不安な結果が出る。わたしこれ以上病気増えたらどうするねん!勘弁してくれー。

3.27日
今日はお花見。近所の公園で、大好きなI田さんとお花見しようてはなしになってて、朝から変な煮物作ったりウインナーたこさんにしたり、しょぼいお弁当を作る。しかしお弁当箱とかタッパーのような気の利いたものは我が家にはないので(普段全くお料理しないので)お皿にラップしてカバンに詰めて自転車で公園へ。桜、まだ全然咲いてなかったけど、蕾もかわいいし、メジロがやってきて蕾つっついててかわいかった。I田さんとわたしと、KさんとHさんと4人でこじんまりとお花見。気兼ねなくのんびりだらだらおしゃべりして楽しかった。やんちゃボウヤのHさんは、お菓子をハトに撒いてそしたらすごい集まってきちゃって気づいたら我らのシートもお弁当も砂だらけやんけ!てなったけどそういうのも含め楽しかった。寒くなってきたので夕方I田さんちへ移動して飲み直し。Hさんが突然、みんな月収いくら?て言いだして、何故か発表する流れに。わたしも、バイト代がこれくらいであとは細々としたおギャラで暮らしています、てゆって、I田さんもおなじような感じやって、たぶん30代の平均月収の半分以下なんやろうな〜て話になった。しょぼーん。ショボーンとか言いながら、でもこんなぐらいの低所得でもこうやって好きな友達と遊べてわたしはそれなりに楽しく今暮らせてて幸せなんやけどね。KさんとHさんは順番に熟睡していて、平和な絵やなあと思った。わたしは足立区に引っ越して来たとき、本当に誰も近所に知人なんていなくて、孤独になるためにやってきたようなところがちょっとあったのやけど、結果的に今までのどこの暮らしよりもこうやって友達と遊べている。年越しお正月も一緒に過ごし、お花見もしちゃうような友達が近所にいるって、こんな幸せなことないよね。友達ってすばらしいな〜とかシラフの脳みそでしみじみ感じたのでした。