3.7月
夢遊病的なあれがひさしぶりに出て、どうやら記憶のない間の夜中、カフェオレを淹れて、こたつで飲もうとして、全部ひっくり返して、目覚めたらこたつでひっくり返ってるわたし&カフェオレがぐっしょり染み込んだこたつ布団&じゅうたん&座椅子。最悪である。カフェオレなので色もつくし、しかも臭い。急いでこたつ布団を洗濯して干して、ほんとはつづいてじゅうたんも洗って干したいところやけどわたしは労働へ行かねばならないので、臭いじゅうたん&座椅子はそのまま泣く泣く放置して出勤。労働。朝からS監督がひとりでいらしてて、ひさしぶりにおしゃべりできてうれしかった。夜帰宅して、やはり臭い。座椅子に至っては洗いようがないのでどうしようもない。もう捨てないとあかんのかな? 臭いって消えるもの? どうしたらいいのやろうか! 夜I田さんからメールで、インフルになっちゃった、うつしてたらごめんなさいというメールが来てびびる。
3.8火
普通に労働。特筆すべきことはなし。うれしいライブのお誘いが来た。タブレット純さんが、わたしとツーマンしたいとおっしゃってくれている! 実はタブ純さん、4年ぐらい前に高円寺円盤でわたしが毎月きたむらじおをやっていたとき、参助さんの相方としていらしてて、ちょっと接点はあったのですが、いまやテレビでもご活躍のタブ純さん、わたしのことなんか忘れてはるやろうな〜とおもってたのに、まさかのお声がけ、超うれしい! ということで、4月8日にポレポレ坐にてツーマンさせてもらうことになりました。既に結構お席埋まってるそうなのでご予約はお早めに、こちらから☞http://za.polepoletimes.jp/news/2016/01/201648at.html
3.9水
普通に労働。今日は北村ミニ特集を組んでくださった雑誌、カルチャーブロスの発売日。夜、見本誌が届く。全国誌でこんな6ページも割いてくれるなんて、なんてすばらしい雑誌でしょう! インタビュアーは小田部仁さんというライターさんなのやけど、わたしは存じ上げなかったのやけど彼はテラスハウスにも出ていた人で、わたしなんかよりよっぽど有名人な方でおまけにおしゃべりもおもしろくて、インタビュー中も、ご自分の体毛が濃すぎる悩みなんかを打ち明けてくれたりして楽しかった。撮影してくれた楽太郎さんという人は、こちらもわたしなんかよりよっぽどパンチの効いた画になる容姿をしてらっしゃる、髪の毛とお髭がおへそぐらいまであって、首から謎のマンモスの牙みたいなものをぶら下げている強烈な方で、そんなお二人はわたしより断然年下の二十代で、この取材は我が家&我が家の近所で行われたので、必然的にわたしは、その業界ではイケイケの若い男子をふたりも家に連れ込んでいたことになります。その他にも、この特集、なんとアウトデラックスプロデューサーにまでわたしのこと聞きに行ってくださっていたり、メルマガの編集をしてくれている向井透史さんによる文章なんかも載っていて、たいへん記念になる一冊なので、ぜひ買ってね! ちなみにラジオ特集は山ちゃんのインタビューもおもしろいし、独断と偏見で選ぶ21世紀のお笑いラジオという色んなラジオ番組の神回の紹介ページがかなりアツいです。
CULTURE Bros. vol.2 (仮) (TOKYO NEWS MOOK 529号)
- 出版社/メーカー: 東京ニュース通信社
- 発売日: 2016/03/09
- メディア: ムック
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3.10木
朝から月イチの虎の門の方の病院。このところの体調の絶不調を訴え、明らかに腫れている右手や左足を見せると先生もこりゃいかん!となり、いつもの血液検査&尿検査に加えて超音波の検査なんかもして、そしたらどえらい炎症反応が出て、やっぱり! 急性増悪(ゾウオではなくゾウアクと読みます、急に症状が悪化するという意味)出ちゃったか〜みたいなことを言われ、今まで薬で落ち着いていたはずの症状が突然爆発したらしい。ということでお薬が倍増し、半年ぐらい前に終わったはずの、自己注射を再びやらねばならんくなってガッデム。いや、別に自分で腹にお注射打つのはね、嫌いじゃないのよ。わたしお注射嫌いじゃないので、採血のときとかも、針刺されるのガン見するタイプやしね。だから自分でお注射も楽しいアトラクションとして受け入れられるのでいいのです、が、この注射めっちゃ高いねん。3割負担でも1本5000円するねん。これを、二週に1回自分で打つねんけど、そしたら注射だけで月1万円かかるのです。もちろん他のお薬代やら検査代診察代でねわたしの医療費だいたい月3万とかなのよ。先生、お金がなくってですね、どうにかならないもんでしょうか、と相談してみたら、じゃあ注射やめようか、と軽く言われ、いや、やめたら症状悪いままやんか! どうにか楽になりたいよ! だって来週は大事なレコ発ライブがあるからね! このままの痛い痛い病ではピアノも弾けないし困るねん! てことで、いや、大丈夫です、お金は、なんとか、はい、、、と泣き寝入り、お注射も処方してもらう。はあ。えらいことになってるわ〜っと憂鬱な気持ちでびっこを引きながら帰宅。ライブの宣伝業務などをがんばる。友人知人に、レコ発のおしらせを送って来てくださいと泣きつく、あのわたしがいちばん苦手な業務なのですが、H澤氏がそのへんのプロモーションなんもしてくれへんので自分でやる他ないのである。そこで、わたしはどえらいことに気がついてしまった。わたし、おしらせメールするにあたり、フライヤーの情報を見てメールしていたのですが、ん? と思ってUFOクラブのサイトなどを見てみると、なんと開演時間が、フライヤーと1時間ずれているんである! うそん!? これ、どっちが正しいの!? てなって、H澤氏に電話。出ず。何度しても出ず。留守電にもならず。緊急事態なので頼むから電話折り返してくれとメールする(普通に業務連絡のメールをしてももうH澤氏は全部無視するようになっているので、緊急を煽るしかないのである)しばらくしてかかってきて、時間が間違ってるむねを伝える。どっちが正しいんですかね? と聞くと、どっちだっけ? と言いやがる。しらんがな! お宅が決めたんやろ! とにかく、もう仕事する気なくなってるかもしれないですけど、これはあなたの過失なので、なんとか始末してくれと懇願する。実はH澤氏に1週間くらい前に、なんで業務連絡も全無視するのかと問い詰めたところ、なにをやっても北村さんに怒られるから僕は鬱状態なんですよ、と言われ、そう言われるとこっちももうお手上げやんか。病んだもん勝ちですかって話なんですけどね。でもやっぱり世の中病んだもの勝ちなんやな〜と思った、わたしは負けたわ〜と先週までは思っていたけど、でも、もうあかん! もうこっちだって我慢できひん! 実はフライヤーだけならず、特設サイトも誤情報だらけで、めちゃくちゃなことになっていて、北村早樹子公式サイトはわらびすこ舎の副舎長がつくってくれてるのやけど、このアルバム特設サイトは別でH澤氏側がつくっていてですね、だからこの顛末なのやけど、その辺も至急直してくれと訴える。鬱状態とかゆうて許してもらえると思うなよ! 病んだもん勝ちならば、わたしの方が絶対的に病気やからね! 申し訳ないけど、持病がこのように目に見えて急性増悪になってるのも、ストレスが原因の9割と思われる。そのストレスの元凶はどう考えてもあなたなのですよって、もう言わせてもらいたい! ということで、おしらせメールを出していた方々へ片っ端から訂正メールを出して、疲れ果てたところで、夜、新宿へ。今日は大バンドの初のリハなのである。みんな忙しいメンバーなので時間が本当に限られていて、ちゃんと出来るか心配も多々。やったのやけど、いざスタジオで音だしてみると、みなさんさすがの腕前で、あっこれ大丈夫や! と安心した。しかも、当初この曲くらいしか出来ないかな〜時間ないし、とかおもってた曲たちだけじゃなく、この曲もやろうよ、とドラムのキクイさんが積極的におっしゃってくれて、結構な曲数バンドで演奏できることになった! うれしい! やっぱり生ドラムと生ベースがいるといい! 大バンド、かなりロックな仕上がりになりそうです。絶対見に来た方がいいです! だからお願い、3月20日は19時半〜UFOクラブに来てね!!
3.11金
急にお薬が倍増したからか、一日中やんわりとしためまいと吐き気に襲われていてなんのやる気もしない思考停止状態で腐っていた。いや、レコ発の構成を考えようとノートにごちょごちょと書いてはいるのやけど考えがまとまらない。夜になって、方向転換して某別の音楽の宿題にとりかかる。ところでI田さんのインフルはうつらなかったらしい! さすがにもう5日経ってるから大丈夫やろう。わたしはキツめの持病はもっているけど、意外と免疫はあるのかもしれない。こう見えて実は風邪はあんまりひかない。1年に1回ぐらい大きい風邪をひいて一度ひくと相当弱ってしまうのやけど、それぐらいしかひかない。手洗いうがいを狂ったようにしているおかげかな? ものっそい濃ゆいイソジンで一日10回ぐらいうがいするからね!(単純にイソジンの味が好きというのもある)あと基本口では呼吸しないよう心掛けている。鼻には鼻毛というバイキンをガードする武器があるけど、喉に喉毛はないからさ! ってそんなん意味あるんかわからんけど。
3.12土
I田さんと駅のホームで待ち合わせて、中目黒にある某印刷屋さんへ。実は3月20日のレコ発から、北村至上何気に初のグッズが発売されます! イラストデザインは当然I田さん、いやもうイニシャル外そう、飯田華子さん! のキュートかつ愉快でキマってるイラストのTシャツ&トートバッグが発売されるのです! それの色を指定したり納品の打ち合わせをしに業者さんのところへ訪問。ふたりで足立区を飛び出し、慣れないオシャレタウン中目黒の地を、アイホンの地図とにらめっこしながら印刷屋さんに到着。わたしはてっきりなんか、キンコーズ的なところを想像していたのやけど、到着してみると、まさかの家内制手工業的なこじんまりした町工場、しかもたぶんおっさんがひとりで切り盛りしてるぽい。そーっと扉を開ける。なんか、あんまり機嫌がよくなさそうないかにも職人ぽい感じのおっさんが出てきて、色々説明してくれる。最初わたしと飯田さんはびびっていた。ところが、このおっさん、しゃべりだすとなかなかキャラの立ったいい塩梅に狂ったおっさんで、なんか色の説明やったはずがだんだん身の上話がヒートアップしてきて、自分は洋服を選ぶとき値段は一切見ない、昔バブルの時代には近所の代官山で軽く100万とか余裕で買い物していた、などと聞いてもいないご自分の話をはじめて、そこからなんか、俺流女の子を口説き方、みたいなことをすんごく楽しそうに話だして、全然本題へ行ってくれない。最初、わたしも飯田さんも、なんかめんどくさいおっさん出てきたどうしよう……て感じやったのやけど、なんかだんだんおもしろくなってきて、ほー、へーっとなんやかんやで結構話を聞いてしまった。一応無事に全部決まって発注、支払いも済ませ、まだおっさんはしゃべりたそうやったけど、さすがにもう飽きてきたので、ありがとうございました、よろしくお願いします、を何度も繰り返して無理矢理切り上げて外に出た。飯田さんと、いや〜まさかの感じの強烈なおっさんやったね、でもめんどくさいけど嫌いじゃない、変人やけどいい仕事はしてくれそうやね、的な話をしながら目黒川の周辺を散歩。お茶でもしましょかってゆってたのやけど結局ちょうちんぶら下がった飲み屋に入る。シャレオツなカフェよりは我らはこっちやよねって感じ。飯田さんは病み上がりで1週間ぶりのお酒やったよう。飯田さんとわたし、1月までは結構頻繁に会っていたけど2月3月あんまり会えてなかったのでわたしは飯田さんと会いたくてしゃべりたくてたまらんかったので、ひさしぶりにすごく楽しかった! 3〜4時間飲み屋で語らって、またはるばる足立区へふたりで帰りました。
3.13日
月曜にカフェオレをこぼしたままなんやかんやで天気が悪くてずっと洗えずやったじゅうたんを朝から洗ってやっと干す。それから事務的なメールをいくつか送って、某音楽の宿題。今月21日にニッポン放送の「今夜もオトパラ!」にまたまたお邪魔するんやけど、前回はジングルを作って行きましたが、今回はテーマソングを勝手に作っています。ぶじ良い感じのテーマソングが出来て録音し、ディレクターさんと作家さんに送る。あとはレコ発の構成を考えたり、本読んだりカルチャーブロスを読んだりして過ごした。ワクサカソウヘイさんという人の「ファイナルファンタジー、もしくはスッポン」というエッセイが非常におもしろかった! 千石イエス本もおもしろい!
父とは誰か母とは誰か―「イエスの方舟」の生活と思想 (シリーズ〈家族〉 (3))
- 作者: 千石剛賢
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 1986/04
- メディア: 単行本
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