部屋にありんこがたくさんいて、もうどうしたらええのかわからん。最初は流し台近辺のみやったのが、いまや畳の上までもちょろちょろ這っておる。スプレーしゅっしゅしまくってるけど、全然あかん、畳がぺたぺたするだけ。寝て起きたら明日こそ一匹もおらんくなてますように、と毎日祈って眠ります。

もう一週間たってもたのやが、先週は円盤にてディスクジョッキーをやりました。おたより&おなやみ送って下さったみなみなさま、本当にありがとうございました。深刻でダウナーなおなやみオンパレードでちょっとどないしよかとおもいましたが、初ディスクジョッキー、いや完全なる自己満足ですが、勝手にめちゃたのしかったぜ!他のみなさんはちゃんとレコードとかを持参してかけてらして、わたしだけ完全に趣旨を履き違えてて恥かしーやったけど、おしゃべり意外とたのしく盛り上がりました(自分内で)。しかしほんまにわたし、しゃべればしゃべるほどひどい話しか出てこんくて、鼻息荒く下世話な話ばかりしてすみませんでした!でもブブカはまじで心あたたまるいい雑誌やし、マッドマックスの獄中川柳コーナーはめちゃおもろいんやで!やちさんのカレーもおいしかったし、たのしいイベントやったな〜。ジングルまだ何個か作ってたし、紹介できんかったおたよりもあるから、また機会があったらやりたいです。ま、誰も求めてへんとおもうがな。

そして、土日は山中湖に行っていました。あいにく雨で富士山の麓におりながら一切富士山らしきものは見えへんかったけど、東京の喧騒を離れ、湖のホトリニテ、映画チームとたのしく過ごしました。背中越しに雨露にぬれる綺麗なお庭を感じつつ歌うライブはきもちかったし、映画はなかなか満員御礼でしたな〜!山中湖には野性の白鳥がぷかぷか泳いでいて、パンをあげたらお水にひたしてふやかして食べていた。リアル白鳥の湖なはずの山中湖やけど、正直、本物の白鳥は黒々ぬらっとした水掻きのたくましいアンヨで二足歩行している、ザ・鳥!て感じの結構おっきなケモノで、まじ、ほんまトリやった。まあわたしは鳥全般好きやので一応可愛くおもったけどねん。
打ち上げでは、新鮮な朝採り手づくり野菜を信玄の涙とゆう名のおいしい塩つけていただいたりしながら、男たちの白熱した議論を朝まで堪能。男たちが褒めたり罵ったりしながら取っ組み合っている感じ、わたしはそゆう男同士の友情にとても憧れていて、この夜もそんな熱苦しくも美しい男らの語らいを眺めながら、ええなあ〜とおもいました。しっかし久しぶりに、死んでもこの人とは言葉が通じ合わないであろうと確信でける人とも出会った。地元のお客さん代表のよな形で打ち上げ現場に登場された彼女は、過剰に饒舌でどんな話にもがんがん割り込んでくるのやが、よくよく聞いてるとなあんも中身もポリシーもないどーでもええ話で、それまでみんなが積み上げてきた話題の上に勝手にバケツの水をひっくり返してざばーんと流してしまわれる、元気と自信だけは漲った山梨の女の子であった。上っ面だけのヨイショをしまくったかとおもいきや、いきなし小馬鹿にしてくるし、勝手に他人の煙草をくわえて吹かしはじめて、おまえなめとったらあかんど!とわたしもついつい柄悪くなてしもて、まわりの優しく温和やった男たちもだんだんみるみる豹変して凶暴な発言をしはじめて、色んな人の色んな皮がべろんべろん剥がれだして、ナニコレ!?て感じやったけど、まあくるめてなかなかおもしろ体験やったなー。会場は旅館になっており、わたしもあやめの間とゆうのを取ってくださってて、昔の文豪がカンヅメにきていたよな趣あるお部屋で、お布団もめちゃ可愛くて、でも結局殆どおねんねしなかったのでちょっと勿体なかた。翌朝、まだみなさんおやすみ中やったけど、わたしひとり早いバスとっちゃっていたので、早々に宿を出て東京へ。バス乗り込む寸前におもっきし転んで膝から流血、あほやー。短い滞在やたけど、たのしかった!わたしいわゆる旅は苦手やから、こうゆう機会でもないと来れないし、呼んでくだすったシアターホトリニテチームさん、つないでくだすった仕掛け人加瀬さん、本当にありがとうでしたー。