どようは黄金町試聴室でライブ、ピアノではじめて加地さんのお昼寝ピーチャンうたいました。自分の曲にまぜてうたうと際立ってキュートな曲。対バンのグーニーさんも大島さんも横浜の方で、おふたり含めなんか試聴室内、お客さんもみんなこんがりと焼けた健康的な方ばかりやた。そのこんがりな面々と、おわって伊勢佐木町の中華一番てゆうゲットーな中華屋さんへ。見に来てらしたKさんとゆうコントラバス奏者で、面々の中でももっともこんがりチョコレート色のいかついお兄さんから、横浜〜湘南あたりのまじで気合入ったほんもんのガチでナックルズな実話をたんまりと聞かせてもらい興奮!いや、まじで強烈やわ〜、ふるえるわ〜。今まで誌面の中のファンタジーやったから、現場に近い人の声きくとほんま鼻血もん!そいで、ほんまにあっちの世界の住人さんたちは、へ?ナックルズ?マッドマックスて?なに?て感じで、それもちょっとおどろいた。あれ、読者は意外とわたしみたいなヤンキーや不良の世界をただまぶしく眺めているだけのパンピーで、日々身体と命を張って生きておられる現場の人々は、自ら手に取ったりはしいひんのかもね。うむ〜。
にちよは労働、おぼんのせいかあまりこまず。帰り道でっかくてまんまるで赤ら顔のお月さんみながら帰宅。玄関開けた瞬間、扉の角っちょのアルミのところでぶっしゅーっと右手中指を切る。一瞬、ぴゃーっと放物線を描いて血が飛び散る。ぎゃ〜〜〜!ちゅうちゅう吸って止血。しかしぱっくり。あかぎれ用のお薬をべっとり塗って処置。
げつよも労働。おぼん、となめていたらありえへん忙しさで瀕死。旅行中なんか旅行帰りなんか、家族連れやらカップルでトランクひきずってなごやかにパフェたべたりしているホリデーな人々をみて荒む。帰って夜、またがくがくぶるぶるの嫌な予感がして早々にお蒲団。みじかい悪夢にうなされて何回も起きる。JUNKに救われる。笑う。でも途中でまた夢。
きょうも労働。朝6時台はまだ外ちょっと涼しくて、通勤路、遊歩道のとこ浮浪者がきもちそうに等間隔で何人も寝ておる。新宿の朝、ゴミ山の饐えた臭い充満する東南口の駐輪場の前に最近毎朝、派手なワンピース着た浅黒いぶっちょいおばはんがヤンキーすわりで煙草すってるんやけど、眼が据わっててこわい。タイガーさんとおはよう、いつものヤーマンイエーイして新聞もらう。タイガーさんの手すでに汗でびちょびちょやった。みんな働いてる。シャッターあけて蒸す雑居ビルの職場、更衣室で着替えてたらタイツ両足とも穴あいてて、はあってため息したらなんかもう、色々やってられんきもちになて、全身ちから抜けて一気に脳天から崩れ落ちて、どしようもなくくるしい、うまらへんわたしの真ん中にいまあるこのきもちは、これは、恋なんやろう。恋は、とってもしんどいね。