1.20〜26日記

1.20月
4時起きで朝から普通に労働。朝から映画監督のSさんがいらっしゃってご挨拶。午後にはこれまた映画監督のFにゃんがいらっしゃってしばしおしゃべり。この職場は最低時給のわりにめちゃんこ忙しいし、今の店長は心がないし、そろそろ辞め時かな~と思うこともあるけど、色んな友人知人に会えるから辞められないな~と思う。そのほか特筆すべきことはなし。帰ってテープ起こしをせねばせねばと思うも、結局だらけてしまってやらず。

 

1.21火
4時起きで朝から普通に労働。すっごく大柄な新人さんと、すっごく小柄なわたしより背の低い可愛い新人さんが入ってきた。小さい方は竹ノ塚生まれ竹ノ塚育ちで現在も竹ノ塚在住とのことでご近所。適度に仲良くしたい。仕事上がって、家に帰るとだらけてしまうので、帰りにベローチェに寄り、パソコン広げてテープ起こし作業。冒頭15分を起こすのに1時間半もかかってしまった。わたしのテープ起こし能力が低すぎるせいでしょうか。途中で対談音声が入っているアイホンの充電が切れてしまったので強制終了。

 

1.22水
今日は、今日こそは、テープ起こしを仕上げる! 朝からパソコンを持って、本郷三丁目の名曲珈琲麦にこもる。お気に入りの席はおっさんが座ってて残念。二番目の席に座る。6番モーニングを食べて、いざ仕事。ノンストップで7時間、ひたすらテープ起こし。途中ピザトースト小とコーヒーをおかわり。なんと文字数2万字! とんだロングインタビューや!  テープ起こしはしんどいけれど、乗ってきたら結構楽しくて、わたしこの作業好きかもしれない。やればやるだけ、目に見えて成果が文字数となって表れていくから気持ちいい。編み物とかの快感と似ている。全尺起こし終えて、麦を出るともう夕方。すごい長時間滞在してしまった。すみませんの気持ちとありがとうございますの気持ち。麦がなかったらわたしは書き物仕事が壊滅的に出来ないことでしょう。

 

1.23木
4時起きで朝から普通に労働。休憩中、今話題の松江哲明さん賀々賢三さんの長尺テープ起こし記事を読む。『童貞をプロデュース。』問題はずっと気になってて、先日アップされた松江さんのnoteも読んで、わたしはこの映画は見れていないのでなんとも言えないんだけれど、一応松江さんとは面識があって、直井さんとは仕事させてもらったこともあって、そして直井さんとは実はわたし揉めたこともあって、直井さん及びスポッテッドについては誠実な印象はないので、あーはいはい、そういう対応するよね~て思ってみていて。松江さんについては、悪い人ではない印象で、というのも、わたし何度か色んな場所でお会いしていて、2年くらい前にニッポン放送でばったり会ったときに、松江さん、わたしを平賀さち枝さんと間違えて「平賀さん」って呼んだんですが、わたし別にそんなこと全然気にしてないんだけど、そのあと、松江さん、わたしの電話番号を誰かから聞いてわざわざ電話してきてくれて「さっきは名前間違えてすみませんでした」って謝ってくれたのである。めっちゃええ人やん。なので悪い印象はない。のだけど、今回の騒動の対応を見ていると、正直、かっこわるいな~の一言。noteの文章と対談の内容の違いにびっくりで、賀々さんが何度も対談上でおっしゃっているけれど、あーこの人は簡単に嘘をつく人や、っていうのが明るみに出てしまいましたね。この騒動については色んな意見があると思うんだけど、わたしが思うに、単純に松江さんは取材対象を選択ミスしたんやと思う。わたしは賀々さんという方については全然知らなかったんやけれど、対談を読んでいるに、めちゃくちゃ頭の切れる聡明な方で、被害者なのに全然自分が被害者であることに酔っていなくてしごく冷静で、言葉の選び方も的確やし、めちゃくちゃ傷ついてるはずなのにこんなに取り乱さずに喋れるって、すごいな~って単純に思った。普通なら怒り狂ってあからさまに糾弾、攻撃体制に入ってしまうであろうに、なのに賀々さんは全くそうではなく、ずっとどうしたらいいかを前向きに冷静に考えていらっしゃって、人間出来てはるなあと思った。そう、松江さんは、このようにかしこい人を選んでしまったことが間違いやったんやと思う。童貞1号は、賀々さんのようによく出来た聡明な人ではなく、パワハラして脱がしてAV女優にフェラチオされても、映画がヒットしてそれなりに持ち上げられたらちやほやされてよろこんじゃう、くらいのおバカさんを選んどいたらよかったんじゃないのかな。なんて思ったけど、わたしは映画を見れてないので何とも言えません。まーなんかでも、こんな騒動があるからか、松江さんプロデュースの新作映画『音楽』をなんとなく見に行く気がしなくなっちゃっている。

 

1.24金
4時起きで朝から普通に労働。昼すぎ、大御所俳優、K村S一郎さんがいらしてびっくりした。かっこよかったけど、休憩時間にぐぐったら、御年84歳らしい。おじいちゃんには見えなかった。俳優さんてすごいなあ。そのほか特筆すべきことはなし。仕事上がって、夜は対談原稿を仕上げに新宿五丁目のカフェアルルへ。今日は猫ちゃんは寄ってきてくれなかった。

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いつもはナポリタン一筋やけど今日ははじめてオムライスをたべる。薄焼き卵巻きの正統派オムライスでおいしかった。コーヒー飲んで、パソコン広げて原稿。何度も対談を読んで、見出しを付けたり、さすがに2万字は長すぎるので読みやすいように削ったり。隣の席におかまのおじいちゃんふたり組が来て、見た目は完全におじいちゃんやのに、言葉遣いはおばあさんなのでおもしろかった。3時間くらい仕事して帰宅。

 

1.25土
今日も麦へ行きたいところやけど、定期が切れてるのであきらめて、今日はガストへ。隣の席に、ひとりでめっちゃしゃべるおばさんが来る。おばさんは独り言の範疇を飛び出している音量でずっとしゃべってて、しかも「どぅーん」「ばきゅーんばきゅーん」とか擬音語もふんだんで、突然立ち上がって敬礼とかもしてて、なんか、一人芝居の稽古でもしてはるんかな? 確かにわたしも劇をやってる最中とかは日常生活からセリフ覚えのためにちっさい声で唱えてたりしてたので、似たようなものかもしれない。あのおばさんも演劇やってる人かもしれないし。日記を書いて、しばし読書。このところずっと町田康の『告白』を再読している。15年ぶりに読んでもおもしろい。富田林、滝谷不動、水分神社、懐かしい地名が出てくるのもいいし、方言、方言とゆうかもはや町田康くらいの本でしか出てこないであろうこてこての河内弁「去(い)のか」とか「様子して(かっこつけてるの意)」とか、あーなつかしーと思う。母方の祖母はどっぷり河内の人やったので、こうゆう言葉はわたしの中でおばあちゃん語って感じ。 


1.26日

4時に起きて風呂に入り、髪を拭きながらよろよろ歩いていたら椅子の脚で左足を強打。イッターって、まあよくあるやつ、つま先ぶつけたら痛いよねってゆういつものやつにしては痛すぎるぞ!?と思って左足を見ると、薬指が明後日の方向を向いている。え?どうゆうこっちゃねん!  手で戻そうとしても痛くて戻らない。怖い怖い怖いー!   これって折れたの?  わからんけど今日は日曜で病院休みやし、わたしは仕事遅刻するからとりあえず支度して、びっこをひきながら労働へ。立ち仕事やし、広い店内走り回らないといけないのでかなり辛い。お客さんからしても、びっこの店員がいてさぞ気持ち悪かったことでしょう。びっこをひきひき、8時間なんとか働き、よぼよぼになって帰宅。救急でも病院行くべきなのか?  いやそこまで大げさちゃうよね?  びっこやけど歩けるし。帰って患部を見ると真っ青に変色していてびびる。でも明日も仕事休めないからこのまま仕事に行くはめに。1時間早退して帰りには病院にはいく予定。