気になる、渡部よ!

どんより陰湿な日記ばっかりはやめよう!

今日はあったかい休日、朝から溜まった洗濯物をどばっと干して、そうじもしてゴミ出しもして、お隣りやら上の住人さんが出払ったのを確認してから、ピアノ弾いて歌ってちょっと実験録音。実験としては、まあ成功とはゆえずかなあ。冬の電子ピアノは鍵盤自体がきんきんに冷えてるので困りものだけど、今日くらいぬくいと無事でした。その後、あれこれ書きものなどをちょっとしてから、自転車で図書館へ予約のを取りに行ってそのまま渋谷へでる。

ユーロスペース渡部篤郎が監督の映画『コトバのない冬』をみにいった。やれ芸人やらタレントやらがバンバン映画を撮りだしてる中、この映画は全然マスコミにちやほやされてなくってわたし存在もしらんかったのやが、先週の木曜、労働先に渡部氏が現れ(たぶん取材か打ち合わせかなんか)、うひょーナマ渡部篤郎やんけーやっぱし俳優さんはかっこええなーなんておもって、その日の夕方、某氏とコーヒーを飲んでいて、そゆえば今日労働先に渡部篤郎が来たんでっせ!と鼻息荒く語ってたら、なんか映画撮ったらしいね、と教えて貰い、某氏はその翌々日くらいには見に行って、よかったよーとおっしゃってたので、水曜やし、休みやし、レディースデーやし、なんて軽い感じで行った、ら、なんとユーロスペースにはそんな甘ったれたレディース割引はなかった!のでまあ、普通にお金を払って会場へ。びっくり、全然お客がいなかった。カップル一組と、独り身のおっさんが二人と、わたし、全部で5人!まだ封切りして3日くらいしか経ってないのに!
だけど内容はすごくよかったです。プロフェッショナルな大人たちが、冷静に無欲に映画を作ったら、こうなるんかなーて感じ。とても静かで、寡黙で、それが自然で、おっきな感動やら衝撃やらは一切なくって、でも見たあと心が平らになる作品やなあとおもいました。こうゆうのって実はすごく大事なことやなあ。最近のわたしの荒んだ心も、ちょっと平らにしてくれました。渡部篤郎、今まで特に興味なかったけど、人間として一気に興味が湧いた。
だけど、キャスト陣は高岡早紀広田レオナ渡辺えり、とか結構豪華やし、勿論渡部篤郎も出てるし、作品自体も地味は地味やけど、いい作品やのになあ。ぜーんぜん盛り上がってなかったなー。やっぱし派手で過剰なな宣伝とかがないとあかんのかなー何事も。もったいないきもち。て余計なお世話かな。

ところで帰りに、トイレから出たら何やらユーロスペースのベンチのところに綺麗な人が座ってて、ぱしゃぱしゃ撮られてて、よく見たら蒼井優やった。なんかの撮影かな〜、あんまりガン見するんも不審者やから、エレベーター待つ間の一瞬だけチラ見したけど、半径5メートルくらいが芝生にみえた、これが本家本元の森ガールなのんか?なんしか美人さんでした。