10.14〜20日記

10.14月

8時に起きてゴミ出し、シャワー、コーヒー。吐き気なく目覚められて、ほんで朝からコーヒー飲めるだけで幸せに感じる。寝起きから便所でおえおえして、2時間ぐらいぐったりして白湯しか飲めない朝ほど最低なものはない。日記を更新して、出勤まで家で過ごす。ペントハウスも一話だけ見た。次から次にひどい事件が起こって、登場人物みんな感情を爆発させて大人も子供もすぐ取っ組み合いの喧嘩をするのが一周回っておもしろい。これ、韓国の国民性なんやろうか。韓国人ってすぐ暴れるんですかね。くわばらくわばら。午後から出勤。偶然上のフロアで働いておられる知人ミュージシャンZさんが勤務終わりにふらっと遊びに来て、しばしおしゃべり。短い間に衝撃、笑撃話を山盛りぶちまけて帰っていかれた。おもしろすぎる。でも残念ながらここには書けません。三連休最終日なので夜の引きははやくのんびりした業務。しかしぼんやりしてて終業の締め作業をミスって、日付変わってから500メートル全力疾走(坂道あり)×3本する羽目に。よく転ばんかったなあと、我ながら思う。ギリギリ終電に間に合ったのでよかった。しかし急に運動したので酸欠なって、帰りの電車でめちゃくちゃ気持ち悪くなって最悪だった。よぼよぼと帰宅。

 

10.15火

休日。7時に起きて、シャワー、コーヒー、りんご。洗濯回して干して、ちょっと掃除などして、午前中からジム。キックボクシングクラスは久しぶりにわたしひとりだけだったので、スーさんとマンツーマン。スーさんと甘酸っぱい恋バナをしながら、楽しくミットをたくさんしてもらった。12時からモネちゃんが来て、一緒に筋トレ。ベンチプレス久しぶりにやったけど、わたしぐらいだと錘の輪っかなしで棒だけ(20キロある)でも補助ないと持ち上がらない。かけっこバーピージャンプ&腕立てもはしゃぎながらだけど結構きつかった。その後柔術。今日は仕事休みだから柔術も出来る!と思ったけど、誰も来なくてモネちゃんとふたりだった。腕十字と三角絞めの打ち込みをやって、シザースイープという技を習った。足で挟んで相手をひっくり返す技。頭ではわかっても、わたし力無さすぎてなかなかひっくり返せない。楽しい時間を過ごし、14時過ぎにお暇する。西荻に帰って、それいゆで遅めのごはん。

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お紅茶飲んで、ちょっと読書して、お花屋さんでお花を買って、八百屋さんでりんごとプチトマトを買って、あと薬局で細々したものを買い物して帰宅。お花を生けて洗濯物を取り込んで、しばらく畳に寝転んでたら急激に身体がだるくなって起き上がれなくなる。せっかくの休みだから、あれしようこれしようと思ってたのだけどなんもできず、身体も脳みそも完全にフリーズしてしまって、だからと言って眠ってるわけではなくて、生ける屍となっていた。後半ちょっと勿体無い休日を過ごしてしまって反省。

 

10.16水

身体中が筋肉痛! まあそらそう、昨日いっぱい運動したからね。でも吐き気はなかったのでとりあえずホッとして目覚めて、シャワー、コーヒー。午前中、石川清著『津山三十人殺し最終報告書』を読み終わる。

800ページ越えの超分厚い都井睦雄研究本。とにかく著者の熱量が尋常じゃない。過去に出版されている色んな都井睦雄本の、事実と違っている箇所や恐らく著者が勝手に創作したであろう場所などを指摘して、石川さんが徹底的に取材して裏どりして矛盾を突きつけ吊し上げていく様は本当に鬼気迫るというか狂気すら感じる。色々ぼんやりとしか知らなかった睦雄ちゃんについて、初めて知ることが多々あった。睦雄ちゃんは稀代のモテ男のスケコマシで、同年代から母親ほど歳の離れた女性まで、村の女性ほとんどと関係を持ってて、それが結核なのが知れ渡った途端に誰もセックスしてくれなくなったので、睦雄ちゃんは女性にお金を握らせてセックスしてもらってたらしい。セックスにおいての、同意不同意問題は今現在もタイムリーな問題だけど、この当時からあったんやなあ。生き残りの女性は証言で、無理矢理やられましたっていう割に、取材していくと当時その女性は自ら何度も睦雄ちゃんちに出向いていることがわかって、わざわざレイプ魔の家に自分から何度も行くわけないでしょうとなったり、これ、現代にも十分置き換えられるなあと思いながら読んだ。パックマンさん絵の表紙の睦雄ちゃんの肖像画も、色白ぽっちゃりイケメンな容貌が文中に出てくる通りでぴったり。隅々まで気合いの入った一冊でした。午後から出勤。特筆すべきことはなく、淡々と業務し、深夜帰宅。夜はペントハウス

 

10.17木

また猛烈な吐き気で目が覚めて、早朝便所でおえおえする。でもおえおえすだけで何にも出てこず。ぐったりしてたら、今日朝イチ精神科通院の予約が入ってたことを失念してて、30分前にスマホのリマインドが鳴って、急いで準備して、流石に間に合わないかもと思ったので普段乗らない自転車に乗って病院まで走ったら、前輪がパンクしててうそやんっとなり、結局パンクした自転車を押しながら小走りで病院に駆けつけた。診察で吐き気で目覚める旨を一応報告したけど、メンタル的なものなんか内臓的なもんなんかわからんから、とりあえず胃の検査した方がいいとのこと。そらそうか。隣の薬局に処方箋持ってったら90分待ちと言われたので、一旦帰宅。また自転車を押しながら。帰って、押し入れからアコースティックギターを出してきて、2年ぶりに弾いてみる。すぐに指が痛くなってやる気無くす。しかし来月、ボギーさん主催の30人が1本のアコギを回し弾きしながら一曲ずつ歌う企画で、ギターで一曲歌わないとあかんので、そろそろ練習しないといけません。前回は卵のエチュードを練習してなんとか歌ったけど、今回どうしようかな。薬局で睡眠薬&安定剤を1ヶ月分受け取ってから出勤。夕方謎に忙しくて、なんじゃこりゃと思ったら某会員制クラブでパーティがあったらしい。女性はみんなピンヒール履いてて、ふくらはぎお疲れ様ですって思った。わたしは身長151センチのチビだけど、ヒールを履いて大きく見せようってメンタルにはならないから一足もヒールのある靴を持っていない。スニーカーで歩いてても何にもないところで転ぶ鈍臭さなので、ヒールなんか履いたら一瞬で大怪我することが予想されます。深夜まで働き、終電で帰宅。

 

10.18金

今日も吐き気でのお目覚め。でも昨日よりは軽度の吐き気だったので、便所には行かずベッドで悶える。1時間ぐらいベッドで身悶えて、やっと起きる。シャワー、白湯。洗濯したかったけど小雨が降ってるので諦めて、ゆっくり支度して家を出る。今日は休日。ずっと行きたかった古本屋さんに行くべくちょっくら三鷹へ。三鷹に行くときはいつも寄ることにしている喫茶店リスボンさんへ。

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ちょっとずつ色々食べられる日替わりのバスケット。物価高から値上げする喫茶店が多い中、いつまでもお安いままのリスボンさん。コーヒーも合わせてこれで690円て、ちょっと心配になります。おいしくいただき、しばし読書。それから15分くらい歩いて、お目当ての古書りんてん舎さんへ。期待通りの古本屋さんだった。詩や短歌の古本屋さんを歌っておられるけれど海外文学もとても豊富で、しかも綺麗な状態のいい本ばかり置いておられるので素晴らしい。並べ方もちゃんと分類されてて見やすい。吟味して吟味して、3冊選んで購入。雨が降りそうで降らないちょうど良い涼しさの気温だったので、吉祥寺まで歩くことに。ラジオを聴きながら歩こうと思ったら、いつの間にかラジコのシステムが変わってて、タイムフリーが聴けなくなってて、ポッドキャストを聴きながら歩く。最近東大芸人の大島育宙さんにハマっていて、みなみかわとやっている炎上喫煙所っていうポッドキャストがめちゃくちゃおもしろくって、初回から遡って聞いている。わたし散歩ってあんまり好きじゃなかったのだけど、ポッドキャストとか聴きながらやったら歩くのも楽しい。無駄に遠回りしてしまって、吉祥寺まで30分以上かかってしまったけど、まあよしとします。吉祥寺でスタバに入って、iPadで日記を書く書く。2時間ぐらい書いてスタバを出て、中央線で御茶ノ水。今日は夜に唐組の秋公演を見るのがメインイベント。の前に、御茶ノ水の楽器屋さんでギターのピックを買った。楽器屋さんなんて100年ぶりに入ったので緊張した。夕方明大猿楽通りの紅テントで、受付だけ済まして、すぐそばにある喫茶Lというお店へ。紅テントのすぐそばにこんないい喫茶店があったとは。入ると、おじいさんマスターがカウンターで煙草を吸いながらテレビで必殺仕事人を見ておられる。先客は七三分けのお兄さんがパソコン開いて仕事しておられる。パソコン禁止の喫茶店も多いけど、ここはなんでもオッケーぽい。こういうゆるい喫茶店、最高。せっかくなのでフードも頼もうと思い、ホットサンドとアイスコーヒー。

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おーこのタイプ! 目黒のドゥーのクロックムッシュに似ててとてもおいしかった。早めの晩御飯を食べて、しばしりんてん舎さんで買った本をめくりながら喫茶タイムを満喫。トイレも絶妙にダサくて可愛くて写真撮りたかったけど忘れた。18時半に紅テントへ戻ると雨が。でも雨のテントもまた情緒があってよし。19時から唐組の秋公演『動物園が消える日』を鑑賞。今回は若手をフューチャーしていて、21歳の岩田くんが新夜役。初々しく青々しい青年の役でぴったりだった。もぎりの3人娘は予想通りの野奈ちゃんゆかりちゃん愛ちゃんで、みんなキャラがバチバチに立ってて可愛かった。紅テントの貴公子福本くんは今回はアダルティーな役柄で、ビチっとスーツ着て立ってるだけでかっこいい。エレベーターがゆっくり閉まるシーン、惚れ惚れしちゃった。唐組のお芝居は、唐さんの美しい言葉と役者さんたちの肉体が発するエネルギーを存分に浴びれるので、見終わるといつも元気が出る。終わってテント飲みにお邪魔する。乾電池の戸辺さんが見にきてて、福本くんと戸辺さんの掛け合いがおもしろすぎて爆笑だった。久保井さんともゆっくり話せてよかった。久保井さんがこの戯曲の動物園は唐さんは紅テントのメタファーとして書いてるとおっしゃってて、そう思って物語を反芻すると鳥肌が立った。唐さんは亡くなってしまったけど、みんなの頭の中で唐さんの言葉や物語の灯が消えないでいる限り、唐組は消えない。だからこのタイミングでこの演目を選ばれたのかな。唐組さんは今週末からは鬼子母神さんで公演しておられますので、みなさんぜひ見に行ってください。

 

10.19土

7時に起きるつもりがまた吐き気とだるさで、9時ぐらいまで便所とベッドの往復。なんとか起き出してシャワー浴びて、コーヒーはちょっとでも胃に優しくと思いカフェオレにして飲んだ。午前中トイピアノの練習をしたりギターの練習をしたり日記の続きを書いたりして、午後から出勤。駅まで歩く途中に、ちょっと遠回りして金木犀の木を植えてる家の前を通った。もう結構散ってたけどいい匂い。それなりに忙しく働き、休憩中読書はエリザベス・ストラウト『ああ、ウィリアム!』

先祖を調べられるサブスクを用いて、元夫ウィリアムの母親の祖先を辿る旅をするというちょっと変な設定の物語。先祖を調べられるサブスクってなんじゃそらって感じなんだけど、アメリカにはこんなの本当にあるんだろうか。サブスクにする必要性がわからない。ウィリアムは70代のじいさんで結構な駄目男なんだけど、元妻や子供たちからも愛されていて謎だった。夜、またしても上階で働く知人が遊びに来てしばしおしゃべり。同僚に、あの人誰ですか?と聞かれて答えに困ってしまった。終業まで働き深夜帰宅。昼間は30度あったのに、帰りは極寒で謎の暴風が吹いてて震えながら帰った。家の中でも、暴風のせいで窓にずっと何かがぶつかって変な音がしてて、ホラー映画の何かが起きる前兆みたいで怖かった。

 

10.20日

7時に起きるも身体がしんどくてシャワー浴びたけど髪乾かさないままで机につっぷしていた。9時すぎになんとか起きて、洗濯回して干して、トイピアノの練習するもあんまり集中力が持たず。千原ジュニアYouTube林真須美長男さんの回を見ながら支度して、午後から出勤。急激に寒くなったせいか頭痛がひどくてお薬飲む。今週も体調が心身ともにイマイチだったけどなんとか終わった。次の木曜日は下北沢leteで秋のトイピアノワンマンがありますが、今回予約が少ないです泣 まだまだお席ありますので、切実にご予約お待ちしています。

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