10.31月〜11.6日記

10.31月

7時に起きて、シャワー、コーヒー、日記を更新して、12時からキックボクシングジム。あんまり身体が乗らなかったけど1時間やって、帰宅して15時から出勤。今日はハロウィンやからか、渋谷は人が多い。まあ昨日一昨日が土日やったから、今日は平日やし、そこまでじゃないやろ、と思ってたら、やっぱり本番は今日なようで、ゾンビとかアニメコスプレ男とか、花嫁さんとか、変なのがいっぱい来た。なんとか閉店して、最後締め作業している最中に、プラスチック製のボードをうっかり落としてしまい、パリンと割ってしまった。がーん! こんな簡単に割れるんや! アロンアルファとテープでくっつけたけど、元には戻らず。23時45分上がって帰宅して、夜中U-NEXTで映画『ベイビーワルキューレ』を鑑賞。これがめちゃくちゃ最高だった! 可愛いのにめっちゃ強い女の子の殺し屋二人組がばんばん人殺しまくるんやけど、アクションがすごいのは言わずもがな、彼女たちの日常生活をちゃんと描いてるのが素晴らしく、とにかくふたりが愛おしくって、殺し屋映画なのにすごくほっこりした気持ちで見れた。一昨日のクレオパトラが見たくて、1ヶ月だけU-NEXTに入ったんだけど、アマプラやネトフリにない作品がたくさんあってなかなかよい。1ヶ月見まくりたい。

 

11.1火

7時に起きて、右手首が痛くて、いやもうずっと前からやんわりとずっと痛かったんやけど、今日は結構痛くて、なので大事をとってジムは休む。時間があるので早めに出て、仕事前に人間関係。カフェラテ飲みながら2時間ほど原稿直しなどして、15時から出勤。今日は久しぶりにハンサムボーイと会えるのたのしみにしてたのやが、他現場に欠員出てそっちに行っちゃって、今日も会えず。夕方、平本蓮のRIZINの会見を見る。逮捕説まで流れて心配してたけど、どうやら怪我で試合出れるか出れないのか悩んだけど、結局出るみたいで、しかしデスノートならぬディスノートを持ってきてて、書き溜めた朝倉未来の悪口をいっぱい発表するとゆう謎のパフォーマンスをしてて笑った。強い弱いだけじゃなくて、ちゃんと観客を楽しませるとゆう意味では、平本蓮はいちばん頑張ってるよな〜。エンターテイナーや。さすがに昨日の今日なので夜は暇で、のんびり働き23時45分退勤。帰って夜中、U-NEXTでまた阪元裕吾監督の『ある用務員』を鑑賞。『ベイビーワルキューレ』はポップな撮り方だったけど、一転、こちらは暗いトーンのノワールな撮り方で、しかし一貫して殺し屋。登場人物のキャラクターがみんな面白くて、この監督好きやわ〜となった。

 

11.2水

朝から洗濯して掃除して、11時からジムへ。スーさんの日なので機嫌がよい。1時間のクラス受ける。3人しかいなかったのでみっちり練習出来て、ミットも2分4ラウンド、疲れるけどスーさんは盛り上げ上手なのでずっとたのしい。帰ってなんやかんやして、天気もよいのでちょっくら散歩でもしよ、と荻窪方面へ歩きに行く。歩くだけってつまらんくて好きじゃないのやけど、イヤホンで空気階段霜降り明星のラジオを聴きながら歩くと飽きずにたのしく歩ける。今までは如何に少ない運動量で省エネで暮らすかしか考えてなかったのに、キックボクシング始めてからは、進んで運転しようとしている自分にビビる。人間変わるもんやなー。ふらっと知らない街のパン屋に寄って、公園のベンチで食べてたら鳩がよちよち来たのでちょっとわけてあげた。ピクニック気分が味わえてなかなかよかった。あ、知ってる道や、と思ったら中央図書館まで戻ってきてたので、久しぶりに中央図書館。しばらく吉祥寺図書館が改装工事で閉まってて本借りれてなかったから、なんか借りよと思ったけどあんまり品揃えがよくなかった。杉並区は中央図書館やのに品揃えが悪い。武蔵野市の方が図書館はがんばってる感じがする。それでも2冊借りて、またそこから阿佐ヶ谷まで歩いて、gionへ。

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カウンターでアイスオレ飲みながら1時間くらい読書。のんびり休日を謳歌して、夕方、お花屋さんで紫のお花を色々買って帰宅。お花を生けたりなんやりして、夜はまたジムへ。久しぶりに昼夜2部練。夜はミキ会長のクラスだった。そうゆえばタイ人のビー先生、しばらく見ていない。カタコトで面白い先生だったから好きやったのになー。帰って夜は、またU-NEXTで、阪元裕吾監督の『最強殺し屋伝説国岡』を鑑賞。今度はフェイクドキュメンタリーで、しかしやっぱり殺し屋。国岡さんは京都に暮らすフリーの殺し屋なんだけど、一見どこにでもいそうな弱そうな見た目にしてめちゃくちゃ強くて、なかなかのキャラで最高。周りの殺し屋たちも変なんばっかりで、田中俊介さんも出てたりで、またしても傑作だった。この監督まだ26歳やのに、ほんとに素晴らしいセンス。今後も楽しみやー。

 

11.3木

7時に起きて、なんやかんやして、11時からジム。またまたスーさんと、ゆうま先生の好きな先生コンビだったのでたのしく1時間やって、一旦帰って支度して出勤。電車がめちゃくちゃ混んでて、そや、今日祝日や、となる。祝日なので忙しいかと思ったけど、まあそこまでじゃなく。モデルくんは、明日ワンピースカードが発売日らしくてずっとその話ばっかりでちょっと疲れた。チェンソーマンはわたしも見てるので一応話に入れる。が、いちばんハマってるんはN島さんで、更新されるたびに何十回も見てるらしい。すご。チェンソーマンは戦闘アニメやけど、ちゃんと人物の日常もしっかり描いてるところがいい。阪元監督の映画も、殺し屋の日常がぐっとくるので、日常の描写てほんま大事なんやな〜となる。23時45分まで働いて帰路。ブレイキングダウンは見てないけど、今回わたしの好きなラッパーSATORUがポーランド人に負けたらしい。SATORUは変な喧嘩大会なんか出ずに、ラップだけしとってほしかったな〜。腕力ではなく、言葉の力だけで圧倒出来る人なんやから。

 

11.4金

7時に起きて、朝からラジオのジングルの曲作りをちょっとして、11時からジム。人が多くて、ミットは会員同士で持ち合いだったのだけど、わたしの相方だった主婦のマキさんは体格もよくパンチもキックも強いので、骨粗鬆症の骨にはちょっときつかった。まあ折れはしなかったのでよかった。おひるはそれいゆちゃん。またO杉さんが可愛いケーキをだしてくれた。

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いつもありがとうございます。しばらく読書してゆっくりして、それから池袋へ。今日は夜、鬼子母神さんで唐組の公演『秘密の花園』を見るので、ちょっと早めに行って、池袋の大きいジュンク堂へ。しっかり吟味して、アニー・エルノーを買った。

オートフィクションなので読むの楽しみ。まだちょっと時間あったので、ベローチェで読書し、それから好きな古本屋さん、往来座さんへ寄ってから、夜、鬼子母神さんへ。唐組、コロナで鬼子母神さんでは公演出来てなかったので、ここに紅テントが建ってるの2年ぶりに見て感慨深い。19時開演。今日はたまたま空いてたので最前列かぶりつきで見させていただいた。はじめから、今日は役者さんがすごくたのしそうに芝居してはる感じが感じられて、それぞれキャラクターが生き生きと生きていて、なんだか見ててうれしくなった。唐組の、役者さんたちのボルテージが上がっていって、盛り上がってるときのグルーヴ感ってすごくって、うぉーと見てる方も熱くなる。でも決して勢い任せなわけではなくて、セリフはすごく丁寧に澄んで聴こえていて、改めて、唐さんの書かれる言葉の美しさにうなった。そしてラスト、夜の鬼子母神の暗い森へ消えていく、ボートの帆にもたれかかる藤井さんは、聖母マリアそのものに見えて泣けた。終わって、みなさんの乾杯に混ぜていただくと、なんと夜想の編集長の今野裕一さんがいらっしゃってて感動した。夜想は思春期、教科書のように読んでいた。ベルメールを知ったのも夜想やったし、幻想文学に夢中になったのも夜想のおかげやった。今野さん自身は別にゴシックな出立ちではなく、意外にカジュアルなお召し物で、しかしお話はちゃんと鋭くて、素敵なおじさまでした。他にも、全原さんのアツい芝居への想いなんかが聞けたり、土砂降りのシーンの裏側を見せてもらったり、改めて、唐組のこの、すべてに血が通った、肉と肉をぶつけ合って作っていってる感じが、眩しくて大好きだな〜と思った。なんやかんやで終電近くなって、久保井さんと一緒に帰った。文化的に充実した良き休日だった。

 

11.5土

7時に起きて、朝ちょっと曲作りして、今日は11時間労働の日なので午前中に支度して出勤。到着するなり、じいさんふたりがカンカンで、なにやらモデルくんが遅刻でまだ来てないとのこと。モデルくんはわりと遅刻が多く、なんかもう罪の意識なく普通に遅刻してくるのでそれはやっぱりよくない。出勤してきて理由をきくと、おばあちゃんに道を聞かれた、という昭和の言い訳のテンプレみたいなこと言ってて、ちなみについ先日も同じ理由を聞いたばっかりなので、あれれ?となる。でも話てると、昨日はモデルくんはワンピースカードの発売日だから始発から繰り出して埼玉方面の販売店をまわりまくって疲れてたと言っていたので、それやん、それで寝坊でしょ、となった。しかし一日中まわったのに結局一枚もゲット出来ずだったらしい。なんかようわからんけど、たいへんな趣味やなあ。今日は11時間労働なので長丁場だけど、モデルくんとおしゃべりしてたら時間はすぎるもんやね。23時45分まで働いて帰路。

 

11.6日

7時に起きて、洗濯して掃除してコーヒー飲んでぼんやりして、昨日るみたんに歌詞を送ってもらったのを元に朝から曲作り。iPadで簡単に多重録音出来るからガレージバンド便利。11時からジム行って1時間やって、帰ってちょっと家のことやってから渋谷に出る。14時半からユーロスペースで山崎樹一郎監督の映画『やまぶき』を鑑賞。予告編で、大好きな金子清文さん主演映画の予告が流れてきて興奮。公開たのしみ。そして『やまぶき』祷キララさんがめちゃくちゃ美人に成長していて、もう22歳なのやな〜低めの声のトーンも素晴らしく、これからが楽しみな女優さん。そして今作は和田光沙さんや西山真来ちゃんも出てて、ふたりがスナックで飲んで踊るシーンがとてもよかった。終わってアフタートークで松浦祐也さんが登壇しておられ、つまんなくなりがちなトークをしっかり笑いとりながら回しててさすがだった。終わって銀座線で浅草に移動。今日はわかみほさんの一人芝居を見に行くんである。田原町で降り、ミスドしばしカフェオレ飲みながら時間潰し読書して会場リトルシアターへ。客席に座っていると、なんと作家の花房観音さんが声をかけてくださり、超久しぶりにお会い出来てうれしかった。花房観音さんには「ちんぺろ」のプルーフも読んでいただいてて、とてもありがたいアドバイスをたくさんくださったり、わたしが入院したときやコロナなったときは救援物資を送ってくださったり、仕事なくなったときは資料整理のバイトまでくださったりと、本当にお世話になりまくってるのです。客席の隣に座り、今の編集者との悩みなんかも聞いていただいたりして、なんかこのタイミングでお会い出来てお話出来て、とても救われた。そしてそして、今日のお芝居は若林美保さんの一人芝居、「贋作一条さゆり」。これが本当に素晴らしかった。わたしの中でわかみほさんは唯一無二の踊り子さんだったんだけど、今日で、めちゃくちゃ素晴らしい役者さんなんやと再認識した。ひとり芝居の中で、わかみほさんは子どもにもなり、30代、40代、50代、おばあさん、と、赤い襦袢一枚で、素舞台の上で、芝居だけですべてをやってのけていて、一条さゆりとゆう実在の伝説のストリッパーの生涯をやりきっていて、本当に一条さゆりが取り憑いているようで震えた。これはわかみほさんにしか出来ない芝居や。最高だった。これは一生やりつづけてほしいと思った。花房観音さんと秋葉原まで一緒に帰って、こんなとこには書けない話で盛り上がり、あー素晴らしい日だった! と、いうところで今日を締めようと思っていたら、我が心のアイドル平本蓮がドミネーターに勝っていた! そう、今日は平本蓮、RIZINで試合だったのです。骨折してると言ってたし、ドミネーターは強いから、負けるんやろな〜と思ってしまっていた、が、帰って試合を見ると、1ラウンドから完全に試合を支配していて、ドミネーターをボコボコにしていた! タックルもしっかり切って、そのままドミネーターを投げつけたりしていて、ちゃんとしっかりMMAしている。最後まで冷静に、相手の嫌なことをついていくクレバーな戦い方をしていた。そう、平本蓮は頭いいんである。KOこそなかったものの、判定フルマークで圧勝。試合後のマイクは例の如く悪態ついてて、それも最高。まじで平本蓮、このままどんどん強くなって、ベルト巻く気がする。まだ若いし。これからが楽しみである。あ〜今日は本当にいい一日だった。