9.26〜10.2日記

9.26月

7時に起きて、シャワー、コーヒー、日記を更新して、明日のライブでスパパーンと歌う曲をちょっと練習する。12時からジム。ミキ先生のクラスを受ける。わたしは行けなかったけど昨日はジムの飲み会があったそうで、ミキ先生は念願の生バンドカラオケでキョンキョンを歌えてご満悦だったごようす。三次会まであって14時から22時ぐらいまで飲んでたらしい。みんな元気やな〜。ジムから帰って支度して出勤。比較的平和な平日。モデルくんと仲良く働く。モデルくんが突然、細マッチョを目指す!と言って筋トレをはじめる。我が職場にはプッシュアップバーがあって、男性諸君はよく筋トレしている。T先輩の指導のもと、モデルくん頑張って色んな種類の腕立てしてて、でもガリガリやから全然出来てなくてかわいい。23時45分まで働いて帰路。

 

9.27火

7時に起きて、洗濯したり掃除したり家事をして、11時くらいに家を出る。今日は太陽肛門スパパーンのライブでゲストボーカル出演するんだけど、入り時間まで優雅に過ごす。阿佐ヶ谷で降りて、久しぶりにgionのモーニング。

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しばし読書しながら1時間くらいのんびり。後、中央線で中野で降りて、バスで江古田まで。東京きてもう14年目だけど、江古田って初めて降り立った。江古田ちゃんのイメージしかないけど、程よい規模の街で、わりと個人商店が多くて住みやすそう。ちょっと散歩して、調べておいた喫茶店モカへお邪魔する。

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ママさんがひとりで切り盛りしてらして、2階席貸切だった。さっきもモーニング食べたのに、またピザトーストを頼む。結構な量のポテサラついてきておなかいっぱいになる。ピザトーストも分厚い。しばしのんびり読書。

オルハン・パムク著の『無垢の博物館』を読み始めてるんやけど、婚約者のいる30代の男性が歳の離れた10代の少女に手を出すとゆう、まるでバレエのジゼルのような話(今のところ)。しかしジゼルってめちゃくちゃ美しい作品なんやけど、ストーリーは男がクズすぎてかなりひどい話やんな。そろそろ時間なので出て、今夜の会場、江古田バディに15時に入る。かなり広い会場でびっくり?まあ、スパパーンは20人くらいメンバーいるから、これぐらいステージ広くないと厳しいわな。わたしのゲストで歌う『月経』のリハ。メンバー揃ってやるのは初。まあ、なんとかなるやろ。リハ終わって本番まで時間あくけど、楽屋狭いし居場所がないので近くのミスドに避難。またコーヒー飲む。さっきのピザトーストがコーヒーで膨らんでちょっと気持ち悪くなった。17時すぎから演者とお客さん全体で歌う歌の練習をして、なんやかんやで開演。楽屋でダースレイダーさんとご挨拶。実は杉作さんのサミットでご一緒してました、というとあたたかく接してくださって、しばし雑談。宮台真司さんも来て、なんかのきっかけで映画『息衝く』の話になり、わたし音楽してますねん、と言うと、えーっとなって、なんやかんやおふたりと出番までおしゃべりさしてもらった。ふたりとも東大出のインテリ論客だけど、楽屋ではむつかしい話でマウントとったりはしてこない、やさしいおじさんたちでよかった。出番が来てステージに呼ばれ、「月経」を歌う。さすがにあれだけの大バンドやと自分の声の返しが聞こえなくて歌うん激ムズだった。でも間奏でダースレイダーさんのラップが入ってかっこよかった。わたしの歌はどうかはさておき、1曲としてはよかったのではないでしょうか。歌い終わって客席にハケるも、お客さんぱんぱんで300人ぐらいいて居場所がない。入口のとこで小さくなって見守る。めぐるさんのチューリップのアップリケよかったし、討議タイムはみなさん激しめの思想や意思表明をちゃんと噛み砕いて喋ってらっしゃったので頭悪いわたしでもだいたい理解出来た。国葬反対とゆうのが今日のイベントテーマなわけだけど、わたしは色んな意見聞いて考えてみても、やっぱりまあどっちでもいいかなって感じの、ふらふらしたノンポリである。その後曽我部恵一さんのライブ、そして友部正人さんのライブ。友部さんの歌は思春期叔父さんに聞かせてもらって好きだって、名曲「誰も僕の絵は描けないだろう」が生で聞けて感激した。ラストにみんなで「不屈の民」と「平和に生きる権利」とゆう歌を合唱。これも全く民主主義ではない現代の日本社会への訴え的な意味合いで歌われてたわけだけど、わたしは思想云々なしに、ええ曲やな、アツい曲やな、って感じで歌っていた。隣で歌ってたのがスターリンのイヌイジュンさんだったことを、たまたま見に来てた福ちゃんに知らされて、おお、となった。関西弁のやさしいおっさんでした。なんかわたしは、こう、現代の左翼的な運動は一括りにして、かっこよくはないな、と冷めた目で見てしまっていたけど(そのくせ70年代当時の連合赤軍まわりの文化は好き)、ひとりひとりの人は別に嫌じゃなくて、なんか暇なじいさま連中が集団で群れてる感じが苦手なだけやったのかもしれへんな〜と思った。22時半くらいに終演。みなさん張り切って打ち上げに行かれる感じだったけど、やはりあの集団的なノリが苦手なので、わたしはこっそり抜け出して帰路につく。しかし、まんまと西武線間違えて反対方向に乗っていて、焦って引き返し、池袋で今日見に来ていた紅子さんと会ったので、一緒に帰った。危ないところやった。なんか、色々とすごい一日やった。

 

9.28水

今日も仕事は休み。午前中ジムに行き、フリーで和やかになわとび→シャドー→サンドバッグとやって、スー先生にミットやってもらい、ひと汗かいて一旦帰宅。着替えて支度して、今日は久しぶりに唐組の稽古場へ。ちょっとまだ早いので、高円寺のあろうむへ。ママさんまだ入院中だったけど、おっさんが頑張っていた。

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腹ごしらえしてから、稽古場へ。唐組の秋公演『秘密の花園』の通し稽古を見させてもらった。今回は劇中歌がないので、わたしは携わっていなくてほんまにただのイチファンなので、稽古見せてもらえて僥倖だった。稲荷さんが演じられるアキヨシがほんと素晴らしくて、アキヨシ、いちよ、大貫の三角関係が、滑稽で悲しくてとてもよい。この秋、テントで見れるのが本当に楽しみ。稽古終わりに久保井さんと阿佐ヶ谷まで歩き、久しぶりに駒忠で飲んだ。楽しい夜だった。

 

9.29木

7時に起きて、朝からiPad触ってガレージバンドで曲作りしたりして、11時からジム。ゆうま先生のクラスを受ける。ゆうま先生はまだ20代前半と若く、現役MMA選手なんだけど、食生活を聞いてたらほんとにストイックでびっくりした。卵、鶏胸肉、餅。飯は栄養補給としか思ってないとのこと。ゆうま先生は普段はTシャツ着てるからわからんけど試合動画見たらめちゃくちゃ美しい筋肉のつき方してて、あの身体はストイックな日々の賜物なんやなと思った。1時間やって帰宅して、支度して、15時から仕事。モデルくんはペヤング激辛味を食べておなかを下し、途中下車してトイレにこもっていたため遅刻。ちなみに前にも辛ラーメンでおなか壊してたし、でも辛いのすきで食べたくなって食べちゃうらしい。わたしは全く辛いの好きじゃないので、気持ちがわからない。出勤してもトイレでピーピーだったからか、一段と細く白くなってて心配になる。そんなこんなで23時45分まで働いて帰路。

 

9.30金

7時に起きて、なんやかんやして、11時からジム。前の時間に筋トレクラスがあったからか、いつもより人数が多い。わたしの通ってるのはキックボクシングジムなんやけど、ピラティスとか筋トレのクラスだけ来てる人もいるみたい。わたしは筋トレ好きじゃないし、ピラティスは一回受けたけど、ゆっくり動くのがつまんなくて耐えられなかったのでそれきり受けていない。こう見えてイラチなので、シャキシャキ動く種目しか出来ないみたい。そうゆう意味ではキックボクシングは合っている。1時間やって、ちょっと居残りミットやって帰宅。支度して出勤。今日はおかっぱさんとコンビ。今日はYじいさんがルマンドくれたり、送迎車の運転手のおじちゃんがミルキーをくれたり、色んな人がお菓子くれる日だった。大阪のおばちゃんはよくお菓子くれるけど、東京のおっさんもお菓子くれるね。23時半まで働いて帰路。帰り道に金木犀が咲いていた。小さいつぶつぶのお花、一瞬だけの命、かわいい存在。

 

10.1土

今日から10月。はやすぎ。7時に起きるも、右手首が腫れてて痛い。またかー。病院行くほどじゃないので湿布で対処。朝から今日もガレージバンド曲作りして、11時半に家を出て、まずは吉祥寺図書館へ返却に。それから渋谷に出て、仕事前に人間関係。カフェラテ飲みながらiPadで原稿。2時間くらい書いて出勤。土曜日だけど珍しくN島さんとコンビ。まあまあ忙しいけど、暑さがなくなったのでだいぶ楽になった。しかし寒くなるのも一瞬だから、今のうちにこの快適を噛み締めておかなければ。23時45分まで働いて帰路。夜中、アマプラで映画『護られなかった者たちへ』を見る。瀬々敬久監督の作品は一応見るようにしてるけど、最近の瀬々さんの商業映画は部分部分寒気を感じてしまうなあ。手前で被災したふたりが喋ってて、その奥で下手くそなコンテンポラリーダンサーが踊ってるシーン、何回かあったけど、まるで意味がわからないし、何よりダンサーが下手すぎて可哀想になっちゃった。ちなみにわたしは瀬々敬久監督の『HYSTERIC』は好きな日本映画ベスト5に入るぐらい好きです。

 

10.2日

今日も休日。日曜日に休みだなんて! 最高やん! 7時に起きて、洗濯して掃除して、11時からジムへ。日曜日はおっさんが多いので、後半になってくるとおっさん臭が漂ってきて面白い。1時間やって、帰って着替えて、今野書店へ枡野浩一さんの新刊を買いに行く。枡野浩一さんのエッセイは大好きで何冊か持ってるけど、短歌も好きだけどなかなか短歌や詩集ってどうしても値段のわりに文字数少ないから勿体ない気がするとゆう貧乏根性で今まであんまり買わなかったんやけど(失礼)、枡野浩一さんの今回のは全短歌集だから買いです。

これをそれいゆで読もうと思ってそれいゆ行くも、満席で入れず。さすが日曜日。諦めて、荻窪の珈里亜へ。マスターがひとりでのんびり新聞を読んでいた。よかった。

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ブランチしながら、短歌集をめくる、優雅な日曜日の午後。1時間くらいして、吉祥寺へ移動。アップリンクで『LAMB』を鑑賞。半羊人間の赤ちゃんが産まれる、静かなホラー?なんやけど、静かすぎてほぼ会話なくて、途中うとうとしてしまった。半羊人間アダちゃんの親?の獣人がなかなか怖くてきもくてよかった。映画終わってちょっとお茶でも、と思うも吉祥寺はちょうどいい喫茶店がない、しかも今日は日曜日。どこも混んでいる。ならファミレス。ちょうどココスがあって、混んでたら諦めよと思ったけど運良く入れたので、ドリンクバーでiPad開いて原稿。1時間半くらいやって夕方出る。お花屋さんに行くも、日曜日であんまりお花がなかったので買わずに西荻に戻る。なんか日曜日ってあんまりいいことないなあ。夜、急に思い立ち、キッチンまわりを掃除しまくる。すっきり。夜中、コンビニに中編の原稿を印刷しにいく。近所のファミマは相変わらずやる気ない感じがよき。帰って、明日は午前出勤なので早めに睡眠薬飲んで寝た。