5.9〜15日記

5.9月

8時に起きてシャワーしてコーヒーして日記を更新。着替えて支度して、11時からキックボクシングジムへ。到着してストレッチなどしていると、あら?いつもと雰囲気が違う。女性の先生らしき人がいる。と思ったら、なんとピラティスのクラスだった。間違えた。でもせっかくだからピラティスもやってみた。が、わたしはこう、どうにもゆっくした運動が苦手とゆうか、出来るんやけど、イラチなので、悠長にやってられなくて、あ、合わへんな、と思った。身体にはいいんやろうけど。だからたぶんヨガとかも無理。12時からキックボクシングのクラス。はじめて、リーさんとゆう外国人の(たぶんタイとかその辺かな)先生で、このリーさんがめちゃくちゃ面白い人で爆笑。全部カタコトであんまり何ゆってるかわからんねんけどとにかく陽気で、結構キツいことも陽気にやらせるのがうまい。しんどーとか思いながらも笑いながらできてしまうのである意味すごい。何より楽しい。1時に終わって帰って支度して、出勤。N島さんやYさんに、土曜日にあった電波くんとの顛末を聞いてもらう。電波くんよ、わたしを敵にまわすのは間違いやったと後悔するがいい。完全に愛想尽きたので、退勤までひと言も口を聞かなかった。帰宅して夜中に、N島さんに教えてもらったガイアの夜明けTVerで見る。西成に新しく出来た星野リゾートに密着してる番組なんだけど、あまりにうすっぺらく西成の上っ面しか映していなくて腹が立って仕方がなかった。500円ドヤ暮らし清掃員おっちゃんを、星野リゾートの金持ちたちとの対比に使って笑いもんにしていてたいへん不快だった。西成、コロナなってから一回も行けてへん。2週間ぐらいドヤ暮らしバカンスを過ごしたい。

 

5.10火

午前中ジムへ行って、午後から仕事へ。ちょっと早めに渋谷について、行きたい文房具屋さんがミヤシタパークにあるので、はじめてミヤシタパークに行った。ハイタイドって文房具ブランドが好きなんだけど、今まで通販してたのが、直営店がここにだけあるのを知ったので。今年の手帳を今更買った。まだ仕事まで時間あったので、屋上の公園のベンチで日向ぼっこした。久しぶりに太陽浴びると気持ちいい。しかし虚弱体質でインドア派のわたしが、こんな、キックボクシングに通ってお日様浴びてよろこぶ人間になるとはね。T先輩に、なんで打撃なんだ、お前折れるぞ、もっと絞技とかを習えばいいのに、と言われたけど、絞技の方が折れそうじゃない? 極まったらポキンでしょ。まあ、骨粗鬆症の人はほんまはどっちもしたらあかんのやろうけど。仕事は今日はモデルくんとN島さんとだったから楽しく働けた。23時45分まで働いて帰路。

 

5.11水

休日。8時に起きて、10時からアップリンクで映画「ツユクサ」を鑑賞。閉鎖病棟でお世話になった平山秀幸監督の新作で、大好きな小林聡美さんと松重豊さん主演で、これまた大好き平岩紙さんや渋川清彦さんなど、閉鎖病棟チームもたくさん出ておられて、とってもわたし得映画だった。聡美さんと紙さんの掛け合いが最高に楽しくて、本当に素敵な女優さんやなあと改めて思った。見終えて西荻に帰って、支度してキックボクシングジムへ。ミキ先生のクラスを受ける。ミット打ちのときにミキ先生ぽろっと、日記見ましたよ、と言ってくださり、うれしはずかし。後、いつものそれいゆちゃん。ウエイターO杉さんにちょっと相談があって、話聞いてもらう。ちょっと困っていたところ助けていただいた。ありがたい。しばしお紅茶飲んで読書して、その後高円寺の黒猫へ(旧円盤)。田口さんと久しぶりにゆっくりお話して、本の精算して在庫を受け取る。そして一旦帰って着替えて、またしてもジムへ。一日2回もジム行くなんて、て感じやけど、時間さえ合えばどんどん行きたい気持ち。夜は再びリーさんのクラス。なかなかハードだけど笑いながら動きまくってずっと楽しかった。後、急いでそのまま吉祥寺のアップリンクへ。朝に夕にとジムに行き、朝に夕にとアップリンク。映画「孵化ハッチング」を鑑賞。めちゃくちゃどストライクで好みな映画だった。幼い娘に不倫を打ち明け不倫相手の家に連れて行き、娘と不倫相手がうまくいかないと「あなただけは私を幸せにしてくれると思ったのに」と娘に当たる毒母。不倫を父親も知った上で許してることとか、自分と被ること多くてハッとした。ホラーとゆうジャンルで、一応グロい化け物も出てくるけど、いちばん怖いのは毒母のなんとしても幸せを演じ抜くぞとゆうメンタルやなと思った。楽しい休日だった。

 

5.12木

9時から精神科の診察。いつも通り、薬の確認だけして終了。一旦帰って支度してジムへ。今日は会長のクラス。楽しく汗を流して、午後から3回目のワクチン接種予約してるのでちょっと早めに荻窪へ。駅前の喫茶珈里亜。

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ピザトーストとアイスコーヒー。珈里亜は演出やる気なさそうな感じだけど、料理はちゃんと手が込んでいておいしい。しばし読書して、15時からとあるクリニックでワクチン3回目を打つ。打って全然大丈夫で熱も出ず、はいはい余裕余裕って感じだった(この日は)。その後、吉祥寺図書館に返しに行って、夜はスタバで原稿を書いた。

 

5.13金

8時に起きて、珍しくちゃんと化粧して、10時からそれいゆで編集者G小林さんに来てもらって撮影。モーニングも食べる。

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O杉さんが気を遣ってくださって、おまけにケーキを出してくださった。ステーキをイメージして切ったそう。

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Gさんと話が盛り上がり、だいぶ雑談が多めだったけど、楽しく話してなんやかんや3時間くらい居座ってしまった。でもエッセイ本のお題など色々提案してくださって、早速書きたい話が浮かんだのでありがたい。駅でGさんを見送って、せっかくまだおひるやし、雨やけど取材に行きましょうと思い立って、はるばる綾瀬へ。引っ越し以来来てなかったので2年ぶりか。既に懐かしい。大松も駅前酒場もそのままある。わたしは喫茶シルビアへ。わたしが引っ越してすぐくらいに新しく出来た喫茶店。もともと西新井や梅島にあって、そっちには行ったことあったんやけどまさか綾瀬に出来てるとは! しかし入ると広い店内ガラガラだった。確かに、綾瀬民にはちょっと高いんかな。

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まだおなかはすいてなかったけど、せっかくなのでミックスサンドアイスコーヒー。しばしパソコン開いて、早速今朝Gさんにいただいたお題でエッセイをモリモリ書く。我ながらなかなか攻めたもんが書けたぜ。妙な達成感でシルビアをあとにして、夜は唐組を見に行くつもりが、この辺から熱っぽくなってきて、身体も関節が全身痛く、諦めて帰宅。昨日ジム一回しか行ってへんのに、なんでこんな痛いんやろと思ったら、ああそうやん、昨日ワクチン3回目打ったんやん。これ副反応ですね。1回目2回目は軽かったから油断してたけど、今回めっちゃしんどい。なんなら、コロナ陽性なった療養期間よりしんどい。きっつぅと早めにベッドインしたが、悪夢にうなされまくり、全然ちゃんと眠れなかった。

 

5.14土

2時に目が覚めて、あとちょっと寝れるんだけどもう眠れないので起きる。今日ははじめて仕事が早番なのである。熱は下がったけどまだ身体じゅう痛い。支度して、5時半に家を出て出勤。雨が靴の中に浸水してきて朝からげんなり。こんな時間に電車乗るのは喫茶店ウェイトレス以来やな。6時過ぎにタイムカード切って出勤。今日からの新人おじさんと教育係N島さん、ギリギリにチンパンジーも来てにぎやか。そうそう、チンパンジーで最近おもしろい話があって、チンパンジー平日はもう一個の現場にいるんだけど、そこの休憩室に怪文書を置いていたそうな。メモ書きで、「ママれもん ◎さゆり(38)F色白スケベ △みずき(43)C  ◯せりか(29)D完売 ◯みみ(35)B新人」などと、女性の名前、年齢、カップ数が書いてあり、これ、完全に風俗店調べてのメモ!笑 ◎とか△はなに?品定めですかね? こんな恥ずかしいメモを職場に置いて帰るって! やってくれるわ〜さすがチンパンジー。とゆう出来事があったので、喋っててもママれもんってうっかり言いそうになる。チンパンジー68歳やねんけどなあ。元気なじいさんや。新人の51歳のおじさんはまともな方ぽいのでよかった。16:45に退勤。こんな時間に帰れるって!まだ明るいし! 10時間労働でもこれならいいかな。とはいえ、ジムのクラスには間に合わないし、唐組見に行くにはまだ副反応で身体痛すぎなので諦めて帰った。

 

5.15日

6時に目が覚め、しかも財布を落として預金全部失うとゆう最低な夢で目覚めたので気分は最悪。朝からジムのクラスがあればいいけど、ないので今日もジム行けず。11時半に家出て、出勤。今日もチンパンジーと。チンパンジー今日の名言は「最近はおしっこかけられるのも気持ちいいんだよなあ」でした! ママれもんの女性にかけてもらってるんでしょうか。そんなことはさておき、日曜はやはり忙しく、しかも今日は11時間労働なのでなかなか疲れた。休憩時間に、永田豊隆さんの『妻はサバイバー』を読了。

少し前にウェブで全文上がってたんやけど、これは絶対書籍で欲しかったので読むの我慢していた。すさまじい本だった。過食嘔吐、アルコール依存、OD、リストカット、の果てに40代で認知症になった女性をずっと側で支えてきた新聞記者の旦那さんによる、20年間にわたる筆舌に尽くしがたい壮絶な戦いの記録。すごい非科学的だし気持ち悪い言い方かもしれんけど、精神疾患を癒すのは、薬や医師の診察ではなく、ただ側で支えてくれる人の愛の力やと思う。この女性が生き延びてこられたんは、紛れもなく旦那さんの愛があったからやと思う。心に残った言葉は、「病気が悪いのであって、妻が悪いのではない」とゆう一節。その通りなんよね。そうはいうけど、「このまま死んでくれないかなと思ったこともある」と正直に書いてもおられる。それでも「今までどうもありがとう。これからも共に生きようね」と結ぶラストは涙が出た。