2.8〜14日記

2.8月

休日。8時半に起きてリュックにパソコン入れて丸ノ内線に乗って本郷三丁目へ。本郷三丁目とゆえば、そう、名曲珈琲麦! 今日は小説の直しをするために麦に籠ろうと決めていた。角のお気に入りの席で、いつものモーニング。

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食べて、パソコンあけて早速原稿直しに励む。編集者T石さんはすごく丁寧に赤字入れてくれていて、文脈の矛盾や、広げた方がいい箇所とかはここどうゆう気持ちだった?とか、具体的に細かく書いてくれてるので、なるほどこうやって加筆修正ってしていくんか、とたいへん勉強になる。編集者の力ってすごいなあ。4時間ほど粘って、14時半頃麦を出る。図書館に用事があったので吉祥寺まで行って、それから西荻もどって今度はそれいゆ。

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ボウルで出てくるふわふわカフェオレを飲みながら、原稿とにらめっこ二回戦。男前ウェイターO杉さんが髪の毛イメチェンしてパーマを当てていて可愛くなっていた。エクレアをイメージしたそう。斬新! 2時間くらいでそれいゆを出て、本日の業務は終了。久しぶりにどっぷり自分の小説の中に入り込んだけど、なかなか楽しかった。決して楽しい内容ではないんだけど、小説書くのは楽しい時間。でも家ではあんまり集中出来ないから、喫茶店に行ってしまう。まあ、どっちにしても休日は喫茶店にいくんやけど。帰って、夜、はじめて洗濯槽クリーナーで洗濯機の中を掃除した。こないだちらっとみえた洗濯槽が結構カビていて慄いたので。洗濯槽ってちょいちょいクリーナー入れて洗わないかんのやね。

 

2.9火

今日も休み。朝から綺麗になった洗濯機で洗濯して干して、ちょっとそうじして、ひるからパソコン持ってそれいゆへ。ナポリタンたべてお紅茶飲んで、それいゆはあんまりパソコンを歓迎していないので小さくなりながら1時間半だけ原稿に取り組む。どっか堂々とパソコン開ける喫茶店ないかな〜ってたぶんわたしの職場の喫茶店なんやろうけど、今休職中で色々面倒なので、もうファミレスでええか、と諦めて駅前のジョナサンへ。全部の席にコンセントあって、長居しても叱られないし、ドリンクバー豊富やし、ジョナサン最高やん、と今更感動する。でもこのジョナサン、来週閉店しちゃうらしい。なんてこった。ジョナサンで4時間ほど原稿とにらめっこ。だいぶ進んだ。帰って、夜はIKAZUGOKE用のピアノの曲作り。しかしあんまりいいのが出来なくってまた今度にしよっと蓋を閉めた。

 

2.10水

9時に起きて、お風呂入って、コーヒー淹れて、濡れ髪のまま朝の原稿タイム。仕事が15時からの日は朝、原稿タイム出来る、原稿タイムしよう、するぜ!と心に決める。13時頃までやって、ちょっと早めに家を出て、今日は渋谷スクランブルスクエアへ。職場の男子たちに配るバレンタインチョコを買いに行った。バレンタインコーナーすごい人人人。平日昼間やのに、これは密やな。どれがいいのか悩んで30分くらいぐるぐる回って、結局資生堂パーラーの立方体でリボン小包になってるチョコを8つ購入。出勤し、一旦持って帰るのも面倒なので、早速みんなに配る。よろこんでもらえてよかった。しかしわたし、喫茶店の方の職場では、こうゆう行事ごと一切無視してて、バレンタインとかあげない主義やったんやけど、今の駐車場はなんやかんや、みんなのこと好きやし、お世話になってるしな〜と思って、柄にもないことをやってしまった。でもこうゆうちっちゃなプレゼントって、あげる方も気持ちいいもんだね。仕事場では今日もモデルくんに大阪弁講座。モデルくんは完全に変なゾーンに入ってて、なにしとんねん!どないなっとねん!と、連発するので、若干柄が悪くなってて面白い。大阪人のN島さんが、大阪弁は、ノリが大事や! 大阪人は思ったことを全部口に出すねん、ずっとしゃべってる、だからずっと口開いてるねん、とゆってて、確かにそうやな〜、大阪人は口ゆるい。わたしもそうなんやろうか? いややわ! 口ゆるいおばちゃんにはなりとうない!

 

2.11木

9時に起きて、お風呂入って、コーヒー淹れて、原稿タイム。13時にゆで卵を食べる。最近、突然ゆで卵にハマり、一日3個とか食べている。坂東英二か。もともと喫茶店のモーニングのゆで卵が好きで、わたし生卵は苦手なんやけど、ゆで卵は好きで、しかも塩つけて食べるシンプルなやつが好きで、今、食べていいなら3食ゆで卵でもいいかもしれない。でもコレステロール?とか一応怖いから、3つまでにしている。でも3つでも食べすぎですかね。コーヒーにゆで卵合うねんな〜。で、ゆで卵食べてから仕事へ。今日は祝日らしく、お子様が多い日だった。そのほか特筆すべきことはなし。休憩中の読書は、星野文月さんの『私の証明』。

私の証明

私の証明

  • 作者:星野 文月
  • 発売日: 2019/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

恋人が脳梗塞で倒れた女の子の日記。家族ではないからしばらく音信も不通で会えない日々、会えるようになっても、体にも言葉にも障害が残ってしまっているので、すれ違う日々。今を生きる女の子が素直な言葉で書いた綺麗事じゃない記録。あとがきを読んで、その先に進む選択をしたんだな〜と思って、よかったな〜と思った。

 

2.12金

9時に起きて、もう家で原稿飽きた! 今日は外で原稿したい! しかし今日も15時から仕事。職場のある渋谷にパソコン出来そうな喫茶店は、ない、人間関係なら、まあええか、てことで、12時頃に渋谷に出て、カフェ人間関係へ。コーヒーとスコーンを食べて、パソコン開いてしばし原稿タイム。しかし詰まってしまって途中でノートを開いて、主人公の設定を書き出してみる。何の仕事してて、どんな家に住んでて、どんな暮らししてて、どんな服着てて、何食べてて、とか意外と決めずに書いてたな〜と反省。乗ってきたところでタイムリミット。片付けて職場へ。職場の常連さんの1歳半の赤ちゃんが、いつもママに抱っこかベビーカーに乗ってるんだけど、今日、ママに手を引かれながら、歩いていた! 感動! ちいちゃいアンヨでよちよちと得意げに歩いていた! めちゃくちゃ可愛かったー! 毎日見てると成長を見守ってるような不思議な心地になる。すくすく育ちますように。

 

2.13土

8時半に起きて今日は原稿タイムはなしで、11時に家を出て仕事へ。やさしい北村さんは、チンパンジーにもバレンタインチョコをあげたのです。一応みんなに渡してチンパンジーだけなかったら可哀想と思って。しかしチンパンジー資生堂パーラーはちょっと高級すぎたな〜勿体ない笑 しかしチンパンジーは彼女ふたりもいるからとかゆってあんまりチョコありがたがってくれなかった! さすがやわ。そんなことはさておき、今日はちょっとした事件があり、ばたばた。詳しくは書けません。休憩時間は読書。バレエがモチーフの作品は一応読んどかなあかん使命感があって、芦沢央『カインは言わなかった』読了。

カインは言わなかった

カインは言わなかった

  • 作者:央, 芦沢
  • 発売日: 2019/08/28
  • メディア: 単行本
 

バレエ描写はかなり緻密でしっかり素養のある人じゃないと書けない気がするし、でもバレエだけじゃなくって、人間の嫉妬や恨み辛み、兄弟の憎しみあいなど普遍的なテーマも描いている、よく出来たバレエサスペンスだった。ぐいぐい先が読みたくなる疾走感もよい。楽しい読書だった。帰りしな、新宿駅のホームで地震。シーソーみたいにギシギシと結構長い時間ホームが揺れた。電車止まるの覚悟したけど、総武線はちゃんと動いてくれて帰れた。帰って家の中を見回すも、花瓶とか倒れてるかな〜本棚とか倒壊してるかな〜と思ったけど、全く無事だった。ホッ。しかし東日本大震災の余震が今頃来たとかゆう報道も。こわすぎ。これ以上揺れないでー。

 

2.14日

10時に起きて、シャワー浴びてコーヒー飲みながら原稿タイム。一章増やすことにしたので、人物の設定練りに時間をかける。ちょっと参考資料を読まないとあかんけど、今日は仕事やから図書館行く時間ない。14時に家を出て仕事へ。昨日の事件でN島さんは後処理に追われていてたいへんそう。そしてバレンタインやからか今日は結構忙しかった。あくせく働いていたら、常連さんのすごく感じの良いジュークに乗ったやさしいおねえさんが、リンツのチョコを一粒くれた! 何気ないプレゼントって、心をぽっと温かくするね。今週も週5働いてえらかった!