10.9〜15

10.9月
朝から労働。祝日なのですごい混んだ。うすうす気づいてたけど、左手の握力が超なくなっている。これはたぶん先月の病院で薬を減らされたからや。今月は正念場が何個もあるから、こんなからだではいかん。明日の診察でまたバキバキにキッツイやつ処方してもらおう。というかもう9日か! ものすごいやるべきことがあることが発覚。レコ発予約特典の後家新聞の原稿を書きまくった。けどまだある。上にC子せんせいから今週末の合宿の最後の山梨ギャラリートラックスというところで花代さんの展覧会のクロージングパーティでやる「灰色エチュード」の最後に歌う曲の歌詞と鼻歌が送られてくる。これを曲にするというミッションが追加された! これがなかなかむつかしい。焦る。

10.10火
なんか夜もずっとパソコンとにらめっこしてて、朝までずっとずるずるやっていたのであんまり寝れた感がない。眠り薬飲んでも、やることあると思うと寝れない。一応わたし担当分の原稿は仕上げて飯田さんに送信。でもここから飯田さんがレイアウトして入稿してくれるから飯田さんの方がたいへん。入稿とか映像編集とか、メカ系は全部飯田さんが担当してくれています。わたしはパソコンまともに使えるのワードのみなので、なんの役にも立たない。昼から病院。これまたすごい繁盛しており、もう待合室座る席もないんですけど、状態。いつにもましてめちゃんこ待たされて、しかも今まで見たことなかった外人の患者さんが何組もいて、突然のグローバル化にびびるも、おそらくレディ―ガガさま効果だと思われる。いや、他に考えられない。待たされ過ぎて怒って帰っちゃう人もいた。でも、デート現場も目撃した、しかも2カップルも! だいたいこの病気は月イチ通院で、先生の出勤日も曜日がかっちり決まってるので、必然的になんか毎月見かける患者さんが何人かいたりする。聞き耳を立てていたところ、この病気がきっかけで、ここで出会ったおなじ病人同士の模様。そうか、確かにね、病気のしんどさとか、おんなじ病気やとわかりあえたりするんでしょうな。どっちも中年のカップルだったけど、片方のカップルは、たぶん缶コーヒーかなんか飲んでるだけなのやけど「このカフェオレやさしい味!」と、その話題だけで2、30分ラリーしていた。平和やな。わたしはイラチな性格な上に、今日は帰ってやること山盛りやから、ちょっとでも早く診察を終えて検査終えてお注射打って、処方箋もらって、お薬もらって、帰りたい。この病気を見てくれる病院はかなり限られているので、必然的に選択肢が狭められていて、正直この先生が良い先生かわからない。看護婦さんはイイ人が多い。しかし先生の診察はまじで瞬察。めちゃ混みやから仕方ないのかもしれんけど、わたしはもう長いし、症状もそんなかわらずなのでほっといたら「このままでいきましょ。薬もおなじので出しとくから」以上! て感じで10秒くらいで終わらされる。でも今回は前回薬減らしたから症状がひどくなっている旨を説明。一部薬が増えた。眠り薬もさらに増えた。もちろん費用もぐーんと増えて、今月の財政が厳しくなった。帰りが完全にサラリーマンたちの帰宅ラッシュと重なりガッデム。足立区に帰って、ヨーカドーさんの中にあるJTBへ来週のIKAZUGOKE大阪レコ発のぷらっとこだまのチケットを買いに行く。しかしわたし病院で疲れてぼんやりしてたのか、帰りの日にちを間違って取ってしまった。アホすぎる! ガーンと落ち込みながら、喫茶蘭蝶へ。夜は飯田さんと「後家新聞」の巻頭の対談を録った。ライブで予約特典として配る規模だからこそ言えることを声高らかに語り合った。なかなか読み応えのある新聞になりそうですので、ぜひ! どうか関西の方は10月21日難波ベアーズへ、関東の方は11月10日サラヴァ東京へ、ご予約の上お越しください!! 切実です! 詳細は→ 

http://ikazugoke.jimdo.com

10.11水
朝から恵比寿で、ばあさま合唱団の練習。終わって渋谷に出て『アウトレイジ最終章』を見に行く。これが全然期待してたのと違うくて、これほんまにアウトレイジなんか!?と疑いたくなってしまうくらい、なんともテンポのゆるいじいさん映画やって拍子抜け。これまでのアウトレイジは、加瀬亮のバッティングセンターの乱とか、中野英雄さんが顔面切られるとか、名シーンがあったから今回もそういうえげつない暴力映画を期待してたけど、ほぼ拳銃しかでてこず。拳銃のバッキューンってわたし、あんまり興奮しない。おもんなかったわ〜と思いつつ、夕方からO野くんとミヤマでお茶して、うどん屋でごはん食べた。O野くんは何事にも辛口で滅多と褒めない。アウトレイジは、O野くんもダメだったって。色んな映画のはなしをした。わたしはあんまりわからんかったのやけど、O野くんはスコセッシの『沈黙』をすごく褒めていて、あれは神様を信じたことがないわたしには全然わからなかたのやけど、O野くんは「あれはやさしさの映画だ!」と語っていた。そういう見方をすると、なるほど〜という気になった。それから、‛こおこ’の話で盛り上がった。こおこ、って、言いますよね? あれ、これって方言? わたしは大阪、O野君は京都出身やから、関西の方言であろう、というところに落ち着いたのやけど、わたし、こおこ、めっちゃ好きで、あ、こおこ、とは漬物のこと、たぶんたくわんのことなのやけど、こおこ、って関西の、おばちゃんおっちゃんは当たり前に使う言葉なのやが、ひらがなで、こおこ、としか書けない発語の言葉で、これって何語? という話で盛り上がり、たぶん、こおこって、お新香的な意味やから、たぶん、香こ、て表記するんちゃう? というところに落ち着いた。そんなんゆってたらこおこ食べたいな〜てなって、東急のレストランフロアにある、蕎麦屋うどん屋?的なところで、お新香を頼んだけど、我らの想う、こおこは入っていなかった。もっとちゃんとした品のいいお新香が出てきてしまった。そらそうか。夜、帰ってやることあったのやけど、左手が動かないからあきらめて、でも眠り薬のんでもあんまり効かず。

10.12木
朝から普通の労働。やっぱりあかん、左手に力が全然入らなくって、ものすごく仕事が難義。お盆もってる手に力が全然入らないから、なんとかテコの原理を利用して仕事していたけど、どんどん力が入らなくなっていって必死のパッチやった。それでもお盆一回ひっくり返した。この状態ではこの仕事はほんとはしたらあかん状態。でも、この病気のこういう症状をいちいち店長やら同僚に説明するのも面倒というか、そんなん言われても「は?」となるだけあろう。なんとかカタワちゃんで仕事終えて、しかし困った。この状態ではピアノは弾けない。帰って、週末の灰色エチュードのテーマを作ろうと思ってたけど、本当に左手うごかず、右手も今日一日左手のぶんも働いてくれてたからか、力が入らない。ピアノ弾けない。オーノー。明日からの山小屋合宿で、わたしはトイピアノを持ってって、最後にみんなで合唱するってなっていたのやけど、これではピアノ弾けそうにもないので、正直にその旨をC子せんせいに連絡。すごく迷惑をおかけすることになってしまった。ごめんなさいの気持ちと、情けない気持ちで自分に落ち込む。あー。

10.12金
早朝(深夜?)3時に起きて、4:45にI島さんが足立区までお迎えにきてくださり、トイピアノと荷物を積んで、そこからC子先生宅と渋谷の集合場所へ回って、はるばる軽井沢の某山小屋へ。C子・花代組プロジェクトの合宿へ参加。温泉地だそうで、おまけに紅葉の綺麗な季節で、車窓からの景色の綺麗さにみんな旅行気分。朝早く(というか深夜)に出たので午前中にはもう軽井沢に到着。お昼は釜飯弁当をみんなで食べて、昼から早速稽古。稽古がはじまるとさっきまでのほっこりムードが急速に消え、早々からピリピリムード。おおう。みなさん、プロ意識というか、それぞれにプライドと圧倒的自信お持ちの活動をされているのやなあというのがわかる。先日O野くんとスコセッシの『沈黙』を例に考えた、迷いはやさしさの現れであり、そしてそれは弱さでもあるということ、自分の弱点をひしひしと感じた。今日は主に曲作り、ハーモニー作りをやった。曲は超むずになったけど、歌うことは苦じゃないなあと思った。18時半くらいまで稽古をして、夕飯はI島さんが稲庭うどんを作ってくださった。おだしをちゃんとカツオで取ってあって、関西とは違うくて色は濃いけどおいしかった。わたしはエビ天もゲソ天も食べられないし、卵もそんな好きじゃないのでひとり、すうどん。でも、わたしはすうどん好きなので問題なし。そのあと、夜はみんなで車で1時間ほどかかる草津温泉へ行った。草津温泉はじめていったのやけど、めっちゃ広い。真ん中に位置する湯畑には硫黄のもと?湯の花というのが石にびっしり張り付いてて、夜はライトアップされている。その色がピンクとかだから、ちょっとエッチなムード。実際、カップル率が高かったし、昔は街娼さんとかも立っていたんだって。納得。そして草津は何よりくっさい(硫黄臭)。しかも驚いたのが、草津は無料で入れる温泉がたっくさんあるところ。でもシャンプーとかはしちゃだめで、湯につかるだけ。温度が全体的に激アツ。わたしは2か所だけで湯だってしまったけど、C子せんせいと花代さんは3か所めも楽しんでおられた。二か所目の温泉の脱衣所で、無駄話から派生した単なるおしゃべりやったのやけどちょっと一触即発な感じの出来事があり、たいへんつらかった。自由な方へ発言へ導こうとしてくれる花代さんと、それは違うよ!反対側から断言されるC子せんせい。真逆の2方向から責められると、ほんとにわたしは「ああもう、生きててすいません」てところまで病んでしまう。ちょっともうこのおふたりとプライベーツな話を共有するのは無理かも、と思った。でも、おふたりは全く悪意もなく自覚もない。だから「さきこちゃん、変なの」と思っておられた様子。でも真逆の2方向から、脱衣所で裸で追いつめられるとほんと怖くて、稽古中も怖かったけど稽古中はそういう緊張感も必要かと思うので納得できるけれど、プライベーツも、となると正直しんどい。合宿中、この瞬間がいちばんきつかった。ところで温泉はわたしの病気にも効くらしく、確かにあそこに1か月とかいて毎日何個も入ったら効くかもね。わたしは何故か、実は今週ずっと左手が麻痺しててほぼカタワ状態やったのやけど、その麻痺というか痺れが温泉後、右側に移動していて焦る。しかも帰りの車、山道なのでぐねんぐねんに1時間ゆられて走るわけだから、めっちゃ酔った。車酔いとかしないと思ってたけど、標高が高いのもあってか、あとずっと低気圧が覆いかぶさってるからか、超グロッキーになる。山小屋はほんとに、道もガタボコでぐねんぐねんで、おまけに三半規管も標高高いせいで完全にやられた。お風呂で折角綺麗になったのに台無しなぐらい、油汗が出た。もうちょっとで夕飯も出るところやった。おうちに着くころにはすっかりくたばって、みなさんが下の階で酔っぱらっておられるところ、わたしはずっと布団に転がって、色んな意味で頭を冷やしていた。なんか暗黒の地獄の高校生時代をちょっと思いだした。長い一日だった。けど明日はもっと長い一日になるでしょう。

10.13土
ひさしぶりにすごくよく寝た。というか木曜の晩は実質1時間しか眠れていなく、そのまま長距離車移動で、稽古もやって、温泉も行って、ごはんも珍しくちゃんとしたものをたくさん食べたので、疲れ果てていたのか、6時間は寝た。朝はI島さんが入れてくれたコーヒーを飲んで、せんべいなどお菓子をちょっとかじり、でもまだ眠くて、稽古かどうかよくわからない時間で、みんなにもうちょっと寝てきなと、というお言葉に甘えて、再び1時間半くらいねた。結局合計8時間弱は寝た。こんなに寝たの、何年ぶりでしょうか。何十年ぶりかも。それくらい、昨日は色んな意味で疲れ果てていた。すごい眠ったからか、両手とも身体の痺れが結構引いている。これはラッキーと思うのは束の間で、だんだん右手が動かんくなってきた。今週はずっと左手が麻痺していたのやけど、やはりそれが完全に右手にうつっている。正直おはしもつのがたいへんつらい。少し稽古をして、やっと全体像が見えてきだす。東京で何度も何度も鬼のエチュードを繰り返してきていた意味がようやく役にたった?かな?という感じ。おひるごはんI島さんが炊き込みごはんとお味噌汁を作ってくれた。たいへん美味。昨日からすごく食べている。しかもちゃんとごはんをね。これは健康まっしぐらか?と思ったけど、そう甘くはなく、おなかがぱんぱんに張っていてつらい。お昼のあとも稽古をして、途中、雨が止んだので近くの山道をお散歩。変なきのこや実をみつける。キノコはあまりに綺麗でおいしそうやったので持って帰りたかったけど「キノコだけは絶対ダメ!」とI島さんに言われた。しばらく歩いて、I島さんが小川に自分で掛けた橋などを渡ったりして、再び山小屋に戻る。ちょうど今回、ほんとは合宿からお越しくださるはずだったのやけど、多忙のためいらっしゃれなかったA屋N水さんから、遠隔創作で、すばらしい音声が届く。それをアイホンからラジカセに録音して、すごく良い部分が出来た。A屋さん、ちゃんと一緒に創作したかった(そしたら昨日のきつい場面はなかったであろう)気持ちもあるけれど、遠隔で、声を録音して送ってくださるだけでとてもすばらしく、とにかく声がいい。喋り方も、間も、A屋さんでしかないというか、A屋さんのこれまでの生き方が反映されている感じがするというか、ちょっとこんな人他には絶対いない魅力に満ち溢れていて、それは声だけでもじゅうぶんなのであった。A屋さんの音声により、このエチュードにすごく物語性が現れて、感動した。こういうことか、本物って!という感じ。A屋さんの音声を組み込んで通してみると、すごくいい感じに近づいてきた。そこからも通し練習や、最後のむずかしい歌のパートを練習して、そこから20時までしかやっていないというわりと近場(といっても車で20分)の半出来温泉というところに行った。ここは昔ながらの銭湯形式で、草津のように硫黄臭もなく、温度もぬるめなので気持ちよかった。しかし女湯大繁盛で、我ら4人のほかに何組も来て、最終的には洗い場3つしかない小さい温泉なのやけどすぐに埋まって、湯船もパンパン状態。みんな地元のおばちゃんたちらしい。確かにちょうどいい温度だし、400円で洗い場もあって、一応超ミニミニやけど露天もあって、いいお風呂やった。わたしは行水なので、早々に髪と身体を洗って(昨日の草津は洗い場がない温泉だったので昨夜はどこも洗っていない)、お湯にもちょっとだけ浸かってすぐに出た。でも十分気持ちよかった。帰りにセブンイレブンで、小道具用のボンドとアロンアルファと、電池などを買って、再び山小屋へ。20時すぎに帰って、また稽古。でもこの稽古でやっと固まってきた。昨夜はあんなに不安だったけど、今日の最後の通しはわたし的にはとてもいい感じな気がした。だけどわたし以外、どちらかというと演者というより、いちアーティストという姿勢で参加されていることが多いので、なかなかみなさん、まだ、あーしたいこーしたいが残っている模様。しかし21時頃にI島シェフが今日は超ごちそうを作ってくれていて、ホタテのバター焼き(わたしは食べれず)、なすとピーマンの焼きびたし、しいたけのバター焼き、それから立派なお肉! おいしくてモリモリ食べた。みなさんはワインをあけてらっしゃったけど、わたしは水。そしてさっきの通しの録画をみんなで見ていたら、気になる場所がみなさんまだおありな様子で、ごはんのあと更に夜稽古。結局12時前くらいまでやっていた。みなさんが動きを新たに意見を出し合っていたので、わたしはその場にいてもなにも発言できそうにもないので、こっそり小道具のどんぐりの加工をしていた。わたし、絵心は皆無だから美術全般は苦手やけど、こういう工作は好きかも。はー今日はすごく充実した日やった。昨日もやけど、色々盛りだくさんで、なんかみんな半分ボケてて、一昨日のあのときのエチュードがよかった、あれの感覚でもう一度やれればって盛り上がっておられたけど、でもそれまだ昨日のできごとで(一昨日は東京でまだ労働していた)そう錯覚するくらい、昨日も今日も長い一日やった。こうやって合宿しているとみなさんの性格が浮き彫りになるな〜と思った。わたしはいちばん底辺で、こういうアーティスト集団の中ではああしたい、こうしたい、がない。というみなさんのようにアーティストであるという確固たる自信が皆無なので、演劇に参加するときはいつもそうやけど、極力自意識はもたず、演者として構えていようって感じなのやけど、今回の合宿にきている他3人は全員、アーティストであることをすごく自負していらっしゃるので、ぶつかり合いが当然起きる。でもそういうぶつかり合いにいちいちいびびってしまうわたしがチキン野郎なだけかもしれない。昨日今日で感じたことは、C子せんせいは終始論理的というか、悪く言えば理屈っぽい、脳で考えて作られるタイプで、花代さんは逆で、感性がすべてって感じ。感性と感情で思ったことを全部発言しなさる。自由の花代、理論のC子。という感じ。そこへキャシーの裕子さんは大人に冷静にいまある状況や、ふたりが食い違っていくことを説明してくれつつ、振付や(キャシーさんは振付家)動きの提案をしていて、そう、全員ああしたい、こうしたい、が明確にあられるので、そしてこのプロジェクトは演劇ではなく、パフォーマンスなので、それでいいのかもしれなけど、わたしまでが自分の思いの丈を全部開いていくと本当に収集がつかなくなって、明日に本番というリミットに絶対間に合わないので、わたしは役者に徹しているつもりで、変なことは考えず、ただ、決められたこと(といっても演劇ほどカッチリした決まり事もセリフもない)をこなすのが最善であろうとおもい、本当は役者が本職ではないけれど、役者に徹するように頑張った(つもり)。結構遅くまで、夕飯のあとまで稽古したし、睡眠不足は車酔いの元な気もするので、わたしはそうそうに眠り薬を飲んで寝た。明日はもっと早起きで、この山小屋を出て、車を何時間も走らせて、山梨のギャラリートラックスで本番。どうか、車酔いしませんように。

10.15日
昨日はあんな寝れたのに、今日は2時すぎに目が覚めてしまい、下の階のトイレ灯の前でパソコン出してカチカチお仕事。下の階ではI島さんが寝ているけど、全然起きなくてよかった。でも5時頃にまたちょっと眠くなって小一時間寝た。でも今日は朝はやい出発なので、6時7時にはそれぞれ起きてきだして、準備。どんぐりの小道具の最後の行程、ニス塗りをしたりして、9時半に山小屋を出発し、一路、山梨の方へ。軽井沢から山梨て、近いようで以外と遠く、3時間弱はかかった。山梨のギャラリートラックスというところで、花代さんの展覧会をやっていて、そのクロージングパーティで我らはパホーマンスをやるのである!しかしアートスペースなだけあり、ギャラリートラックス、オシャレ過ぎて、わたしみたいなんがおっていいんか? て感じで終始そわそわだった。付いたら、持ってきたI島さんの昨夜のごちそうたちのお弁当を食べて、着替えて準備。軽く通し練習をしてあっという間に本番。オシャレ空間なだけあって、山梨のとっておきのオシャレ人口集めました!て感じのお客様たちだな〜と思ったけど、あとあと聞くと、東京からいらした花代さんのお友達も多かったらしい。パーテイなので、すごいごちそう、これまたわたしが見たことがないオシャレなお料理が並び、緊張しながらももりもりたべた。とにかく野菜がおいしかった。野菜のおいしさを知った。4時半くらいから我らのパホーマンス。初日にはもう無理かもとおもったけど、本番自体は楽しく出来た。歌のハーモニーもうまくいった。自分発信では絶対やらない、やれない恰好&パホーマンスだったので、なんか不思議な感覚やった。終わった後もパーテイの続き、でもわたしは人見知りなので、知ってる人誰もいないのでわりと所在なく端っこの方で、アートって、アーティストって。。。とか考えていた。この合宿を振り返って、花代さんは本当にアーティストやなあとしみじみ思った。そう思うとわたしはなんなんやろ? となることしきりで、今後の悩みの一つやなあと思った。20時頃にトラックスを出て、高速、意外と渋滞なくするっと走れて、10時半くらいには東京に帰ってきた。たのしかったけど、疲れたなあ。疲れたけど、たいへん勉強になった三日間でした。