12.23~29日記

12.23月
4時起きで朝から普通に労働。特筆すべきことはなし。祝日だと思っていたら、今年から天皇誕生日がなくなって平日になっていた。まあ別にだからといってなにもないけど。12月23日というと思い出があって、小さい頃、バレエを習っていた頃は、毎年洋舞合同祭という一年に一度の大きな舞台があって、それはフェスティバルホールで踊れる一大イベントだった。といってもわたしはちびっこだったし、へたっぴだったのでちょい役なんだけど、それでもおっきな舞台に出れるのはなんかうれしかったのを覚えている。ロビーに並んで先生にお化粧してもらって、衣装を着て、舞台から広い客席を見渡すあの感じはずっと記憶の中に残っていて、12月23日というとなんか毎年それを思い出す。フェスティバルホールって改装したんでしたっけ。真っ赤なビロードのロビーとか建物もかっこよかったんやけど変わっちゃったのかな~。

 

12.24火
4時起きで朝から普通に労働。クリスマスイブやからか、デートと思しきカップル多し。ホワイトチョコパ(ツリーのチョコがてっぺんについている)が朝からよく出た。頭の中で、ずっと足利のラッパーSATORUのMAKAという曲の「サンタは来ないらしい 良い子にしてたのに」というラップが流れていた。毎年のことやけど、チキンもケーキも食べず、何もクリスマスらしいことをせずに過ごした。夕方、不動産屋から電話。申し込みしていた物件の審査が通ったらしい。ということで、来年3月に引っ越します。わたし、ついに5年10カ月住んだ足立区を捨てます! グッバイ足立区!

 

12.25水
4時起きで朝から普通に労働。上がって、夕方から西荻。時間つぶしに大好きな喫茶店それいゆでひとりでケーキを食べて読書。

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していたらN島さんが迎えに来てくれて、それいゆは煙草が吸えないので、どんぐり舎に移動。どんぐり舎でほろ苦ブレンドを飲みながらしばしおしゃべり。N島さんは本当におにいちゃんみたいな存在なので、全然無理しないでたのしくおしゃべり出来るのでたのしい。1時間くらいおしゃべりして、一緒に見晴料理店へ。夜はこちらで9人が集うお食事会。N島さん以外はわたしはほぼはじめましての方々。みんな都会的でおしゃれでかっこいい大人な方々で緊張した。お料理も全部めちゃくちゃおしゃれでお上品で美しくっておいしくって感動。こんな店、足立区には絶対存在しない。穴子とめっちゃ太い牛蒡の蒸したやつとか、ネギと白身魚のグラタンとか、鯛めしとか。みんな日本酒やワインをがぶがぶ飲んでらっしゃった。大人ってかっこいいな。みんな西荻近辺の方々だったので、わたしだけ23時半頃にお暇。西荻の夜を満喫した夜。

 

12.26木
昨日に引き続き、今日も西荻へ。昨日に引き続き、今日もそれいゆへ。大好きなので問題なし。今日はMさんとランチ。ナポリタンを食べながら、たのしく2時間半ほどMさんと話こみ、それいゆを出てお別れし、わたしは新宿へ。3時から珈琲貴族エジンバラでB界の編集者S水さんと打ち合わせ。一度書評でお仕事させていただいてはいたけれどお会いしたことはなかったのではじめましてだったのだけど、お会いしてびっくり、ちょっとはっとするような美青年だった! しかもめちゃんこおしゃれ! フリル(?)がたくさんついた銀色のジャンパーにメタリックの青い靴、に赤いセーター。こんな編集者いるんや! B藝S秋社すごー。しかもお話していたら、地元が同郷の二駅隣やと発覚。今回お渡ししたわたしの小説もめっちゃ丁寧に読み込んでくださっていて、すごく細かく色々ご提案くださった。ありがたい。袋小路に行き詰まっていたところ、ちょっと光が見えてきた。うん、がんばろー。

 

12.27金
4時起きで朝から普通に労働。もう年末なので本当に忙しい。よく働いた。上がって、今日はパソコン持ってきていたので夜は新宿五丁目のカフェアルルへ。おひる食べてなかったのでナポリタンを食べて(わたしは喫茶店ナポリタンばっかり食べている)、

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パソコンを広げて、明後日のきたむらじおの仕込み原稿を書く。1年を振り返ったら、原稿用紙12枚分ほどになった。帰って、早々に寝た。

 

12.28土
6時に目が覚め、洗濯をして干して、8時頃に家を出て、行きつけの名曲珈琲麦へ。今週は6回も喫茶店に行っている計算。(その上、労働も週5で喫茶店)我ながら狂っている。喫茶店滞在時間計算したらたぶん睡眠時間より長いな。麦で、日記を書いて読書。本橋信宏さんの新刊『東京裏23区』を読む。 

東京裏23区

東京裏23区

  • 作者:本橋 信宏
  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2019/12/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 カフェオレをおかわり。麦はおかわりなんと100円。安すぎる。3時間くらい居座り、麦納め出来た。帰ってきて、部屋を片付けようと思うんだけど部屋が寒すぎてこたつから出られずだらだら。結局YouTubeでミルクボーイの動画など見て過ごす。M1で見たときはあんまり好みじゃないと思ったけど、一個ずつ漫才見ると確かにうまいしおもろい。

 

12.29日

4時起きで朝から普通に労働。なんと、職場の更衣室で相次いで盗難事件が発生。財布から万札だけ抜き取られるという手口の事件がここ2週間で4件起きていることが発覚し、職場が騒然。更衣室にはひとりずつちゃんと鍵付きのロッカーがあって、わたしはちゃんと鍵締めているので盗られてないんだけど、4人はみんな鍵締めてなかったそうな。となるとまあ自己責任な部分もあるけど、でもこの10年、こんな事件起きたことがないのでちょっと焦る。しかも女子更衣室なので犯人女子従業員の誰かってことになる。この中に泥棒がいるんやと思いながら一緒に働くというのはなかなかな心境。まじでこういうの勘弁してくれよって思う。変な気持ちで9時間働き、夜は高円寺円盤で、毎年恒例のきたむらじお年間報告会。一切なんの電波にも乗せられないどこにも放送出来ない、1年に1回しかやらないラジオ番組きたむらじお、去年は入院していて出来なかったので二年ぶりでした。今年もなかなかにひどい、あけすけな内容でしたね。こんなところには書けない内容なのではしょります。たくさん差し入れありがとうございました! 

12.16~22日記

12.16月
4時起きで朝から普通に労働。すっかり年末モードで朝からばたばたと忙しい。あくせく働いていたら、可愛い人が来て、見たことあるなと思ったら、M子さんだった! えへへここで働いてるんです~おひさしぶりです~と邂逅のご挨拶。そのほか特筆すべきことはなし。

 

12.17火
朝イチで西荻の不動産屋へ。そう、わたし、ついに引っ越ししようと決意し、とりあえず内見に行くことに。10時に予約して雨の中アパマンショップ。担当はちょっと頼りなさそうな30代のおねえさん。スーモを見て目ぼしをつけていた物件を見たい旨を伝え、他にもいいのあれば見せてほしいとお願いするも、出してくる物件どれもトンチンカンで結局見れたのは最初の一個だけ。でもその一個が気にいったので、もうこれに決めちゃおうと思い、えいやっと申し込むことに。アパマンに戻り、申込書を書いていたら、なんとタッチの差で別の人に申し込まれてしまいましたと言われ、しかしその人は2月いっぱいまでの短期の人らしく、3月からなら入れるからどうですか?と言われ、まあわたしは急いではないから、3月からでもいいのはいい、でも3月忙しくなる予感だから暇な1月2月の間に引っ越したかったのやけど、まあいっか~て感じで、3月からで申し込むことに。13時くらいにアパマンを出て、おなかも減ったので、大好きなそれいゆでおランチ。ナポリタンを食べた。

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各地の喫茶店ナポリタンばっかり食べているわたしですが、それいゆのナポリタンはガーリックがばっきばきに効いてて目が覚めました。おいしかった。それいゆ、10月から全席禁煙になった模様。いい喫茶店、どんどん禁煙になってくなあ。わたしは煙草吸わないけど、受動喫煙嫌いじゃないので喫茶店で煙草の匂いがしないのはなんか淋しい気持ち。食後にお紅茶を飲んで、午後からは高円寺は唐組のアトリエで大忘年会。唐さんも参加でみんなでごちそうを囲んでにぎやかに飲んで食べて楽しいひととき。劇団員さんの手作り料理がおいしくてアットホームな6時間を堪能。唐さんのお歌も聴けてしあわせだった。劇団っていいなあ、まぶしいなあと思うことひとしおで、でもわたしもちょっとだけでもそこに混じらせていただけているってことがうれしかった。21時頃に片づけをして一次会終了、差し入れで届いたりんごのおすそ分けをいただいた。それから久保井さんと稲荷さんと内野さんと藤井さんと樋口さんで二次会へ、駅前の大将へ移動して飲んだ。演劇の熱い話をさらに2時間。内野さんが実は元暴走族BックEペラーだとお聞きし仰天。おもしろすぎる。人に歴史あり。23時すぎに店を出て、よいお年を~と言い合って帰路。楽しい忘年会だった。

 

12.18水
朝から洗濯して干して、今日は休み。行きつけの喫茶店本郷三丁目の名曲珈琲麦へ。モーニングを食べて、昨日いただいた唐組の来年の春公演の演目の台本を読む。わたしは戯曲を読む能力が皆無なので、台本を読むのに毎度難儀する。今回も一回読んだだけじゃ全然理解出来なくって、まあ時間あるからゆっくり読み込もう。それから飯田さんから昨日届いた今週末のIKAZUGOKEのワンマンのコントのセリフ覚えをやる。セリフ覚えも家でやるより喫茶店の方がはかどる。家やと怠けてYouTubeとか見ちゃうからね。昼過ぎに麦を出て帰宅。帰って、IKAZUGOKE新音源の歌詞カードデータをコピーしにコンビニへ行き、印刷して、家でしばし内職。終わって夜はこたつでTverで『本気のしるし』という深田晃司監督のドラマを鑑賞。これがなかなか気持ち悪くておもしろくて、主人公にいらいらしつつもぶっ続けで最後まで見てしまった。宇野祥平さんがいい味わいを出してらっしゃってうれしい気持ち。

 

12.19木
4時起きで普通に労働。この忙しい年末に、またひとり飛んだ。どうなるねん我が職場。このままでは一年でいちばん忙しい正月を乗り切れる気がしない。仕事上がって、紀伊國屋書店で赤松利市さんの新刊『女童』を購入。

女童

女童

  • 作者:赤松 利市
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2019/12/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

夕方、飯田さんから新たにおもしろい台本が届いて爆笑。

 

12.20金
12時に飯田さんが我が家にやってきて、明日のIKAZUGOKEワンマンの練習。コントのとある箇所でふと飯田さんが「北村さん、ちょっとデーモンになってみて」と言い出し、デーモンなんてやったことないけどやってみたところ、飯田さんがバカウケ、これでいこうとなる。しかし34、5歳の女ふたりが仕事もせんと平日の昼間っからデーモンごっこしてきゃっきゃとふざけてなにやってんねん、わたしたち、中学生かよ、とかいいながら。まあいつものこと。ラップも全曲練習。8曲ぶっ続けに踊ると息も絶え絶え。曲付き紙芝居の練習したり、飯田さんにツアーの思い出話を聞いたりだらだらしゃべったりしていたら日が暮れて、じゃあ明日頑張りましょうとなって飯田さんが帰って行った。

 

12.21土
お風呂入ってデーモンの練習してピアノ練習してデーモンの練習してラップの練習してデーモンの練習してコントの練習してデーモンの練習して着替えて準備。電車で飯田さんと落ちあって、ふたりでいざ横浜日ノ出町へ。電車の車内もこそこそコントのセリフ合わせ。到着し、店主三沢さんにひさしぶりにご挨拶して準備してリハーサル。ラップを通して、諸々確認。試聴室も三沢さんも、何も不安がないので安心してライブが出来る環境。これって実はすごく稀有で、だいたいは会場もPAもなにも信用ならない環境なことが当たり前やからね。本当にありがたい。19時、開場と同時にお客さんがたくさんいらしてくださった。19時半から、まずは飯田さんソロ。飯田さんの卑屈な女と卑屈な男、すごくよかったなあ。ラストがすごく美しくってよかった。芝浜もさすがの飯田節だった。わたしのソロはよぼよぼだった。やっぱり今月のワンマンからまだ不調が続いている。終わりでデーモンコント。デーモン、もっと声張って出来るようになりたい! 来年は! ラップはやりきりました。二部もラップではっちゃけて、ロボ子、しんみり、後家殺し。お賽銭箱にたくさんの投げ銭、みなさま本当にありがとうございました!!!!これで年が越せます。IKAZUGOKEニュー音源『後家殺しEP』もお求めいただいた方、ありがとうございました! 終わって、たのしすぎて横浜のみんなと乾杯しておいしい麻婆豆腐とか食べさしてもらってワイワイおしゃべりしてたらすっかり気が抜けてしまって、間抜けなわたしは履いてきたブーツを楽屋に忘れたまま、衣装の靴で帰ってきてしまいました。バカ! 帰りの電車の中でなんか足が寒いなと思って気づきました。ああー!! 飯田さんと終電で足立区へ帰り、居酒屋で打ち上げ、お賽銭箱のお金を数えて分け分けし、2時半頃解散。充実の一日だった。

 

12.22日

昨夜は寝たの4時頃やったけど何故か7時にぱっちり目が覚めてしまい、今日は労働は休みをとっていたのやけどせっかくやので起きて、パソコンと本持って電車に乗っていきつけの喫茶店麦へ。雨が降りそうでまだ降らない。日曜に麦に来たのははじめて。見たことないウエイターのお兄さんがいた。いつもの角の一人席に着地。ハムエッグトーストのモーニングをキメる。日記を書いて、しばし読書。滞在時間が2時間超えたのでカフェオレを追加で頼んだ。麦のカフェオレはホットでもガラスの容器に長いスプーンで来るのでおもしろい。1時頃に麦を出て帰路。ぽつぽつ雨が降り始めていたけど折り畳み傘出すの面倒だったので傘はささずに歩いた。帰って部屋でテレビをつけたらM-1の敗者復活戦をやってたので見てしまう。あんまりおもしろくなかったけど、和牛だけ群を抜いて面白かった。夜はこたつで読書。

12.9~15日記

12.9月
4時起きで朝から普通に労働。ちょっとした事件アリ。例のメンヘラちゃんが突然理由もなく泣き出し、45分間泣きっぱなしで仕事にならず。なんやねんそれ。別に誰かに怒られたわけでもなく、失敗したわけでもなく、本人も自分でもわけがわからないといっている。まあ、彼女はまだ19歳なので、思春期の多感なお年頃にはありがちなことかもしれません。とはいえ、仕事にならなくなるのは困りもの。厳しい副店長のS水さんに「働けないなら帰れ、そして君は寮に入ってるんだから三日以内に荷物まとめて寮から出ていけ、あと君は未成年だから親御さんに連絡します」と言われ、それだけはやめてください、働きますから許してくださいと懇願し、またそのあと渋々働いていたが。この子は残念ながら可愛げがない子で、性格も悪いし頭も悪いので全然同情する気にならず、わたしも放置。ま、やめるならどうぞって感じ。それが社会や。

 

12.10火
4時起きで朝から普通に労働。特筆すべきことはなし。仕事終わって夜は映画を見るため渋谷へ。あき時間ひさしぶりにカフェ人間関係へ行って、パソコン広げて週末の円盤ワンマンで配る新聞の原稿を書く。人間関係、ちょうどいい具合に雑然としてて適当な感じが気に入ってるのだけど、今日ひさしぶりに行ったらめちゃくちゃ煙たくってびっくりした。わたし、職場がなかなかのけむけむ具合なので煙耐性は強い方の自信があるのやけど、それでもうっ!ってなる煙たさ。たぶん換気が悪すぎるせいでしょう。原稿書き終えてまだ時間があったので、文化村の上の丸善ジュンク堂へ。ここは雑誌のバックナンバーが充実しているので色々立ち読み。時間になってユーロスペースへ。唐組の稲荷卓央さんが出演されている映画『漫画誕生』を鑑賞。わたしは漫画全般に門外漢なのでちんぶんかんぷんで正直ちょっと退屈してしまったけれど、時代の作り込み方とか美術とか衣装とかすごい凝ってて可愛くてよかった。イッセー尾形と稲荷さんの二人芝居の部分はおもしろかった! あと篠原ともえってめちゃくちゃ美人ですね! 昔の不思議少女の頃の面影はもはや皆無で和服の似合う大人の美人女優になっててびっくりした。終わって映画館を出たらもう11時を回っていて、よぼよぼと帰宅。

 

12.11水
朝から洗濯して干して、午前中からストリップを見に川崎ロック座へ。なんだかんだでストリップ、ひさしぶり。もしかしたら1年ぶりとかかもしれない。今回は大好きなみおり舞さん目当て。12時のオープンから鑑賞。全然知らない踊り子さんたちをぼーっと鑑賞、していたら、2人目のRISAさんという踊り子さんが物語仕立てですごいおもしろかった! まず黒ギャルの女子高生の格好で渋谷のギャルサーでパラパラを踊っていて、バイトをさぼってばかりいたらクビになって、お金がなくなって援交をやることになって、というところまでは、まあありがちの展開。だがここからがすごい。ラブホに入っていざ服を脱いでベッドシーン、というところでなんとRISAさんはみんなの期待を裏切り、男役、サラリーマンのおっさん役に転じて、抱き枕のギャルを犯すんである! えーーーっ! そっち! 小道具も凝ってて、渋谷のビルとか、ハチ公は犬のぬいぐるみとか乗せてたり、おもしろい人やな~、いいものを見た! ちなみにベッドシーンの音楽は鉄板のあゆでした! その後5番手でお目当てのみおり舞さん。バレリーナのみおり舞さんですが、今回は一回目はブロードウェーのショーダンスのような踊り。しかしみおりさんは何を踊っても本当に美しい。どこをどう切り取って見ても美しい。見ていて心が豊かになる。幸せをいただいた気持ち。みおり舞さん終わりで一旦外出券をもらって外出。近くの喫茶店ティールームモリノへ。ナポリタンを食べた。

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レースのカーテンが可愛い、こじんまりしたいい店だった。戻って、二回目、ぼんやりとしらない踊り子さんたちの踊りを流し見る。しかしストリップって踊り子さんによって質も内容も全然違うな~と思う。そして質や内容と、人気は必ずしも比例していないのやなあというのも知ってしまって、如何ともしがたい気持ちになる。まあ、おっさんたちはアイドルみたいなんが好きなんやろうな。みおり舞さんの2回目は、まさかのヒップホップ! みおりさん、ヒップホップまで踊れるんや! 守備範囲広すぎる! ハッピーキラキラパワーをいただいて元気が出た。踊り子さんって、身体を張ってステージからポジティブパワーをお客さんに撒き散らして元気を与える、本当に尊いなあと思う。ストリップ、わたしがいく会場は毎回それなりにお客さん賑わっているし、絶対消えてはいけない文化だと強く思います! お正月はみおり舞さんと武藤つぐみさんが浅草ロック座に乗るから今からたのしみ☆ ストリップを見て、喫茶店に行って、休日を満喫した一日だった。

 

12.12木

4時起きで朝から普通に労働。特筆すべきことはなし。だが、このところ体調がすこぶる悪く、顔面が腫れていて神経がプルプルして喋りにくい、そして手指がずっと痺れている。そしてめちゃくちゃダウナーで動けない。なんとか、命がけで仕事には行っているが、帰ってきたら廃人、身体がだるいのでこたつの中か布団の中でずっとYouTubeを見ている。最近見ているのは懲役太郎という人の動画。この人、たぶん元ヤクザで、前科3犯、過去10年刑務所に入ってたらしく、なので刑務所の中の話とか、ヤクザの事務所の話とか、薬の話とか、裁判の話とかを上げていてたいへんおもしろい。そんなことはいいのだけど、わたしの体調。たぶんやけど、先週から飲みだした薬の副作用なんやけど、顔面の神経とか、痺れとか、結構日常生活困る。この場合、薬の服用をやめた方がいいのか? 先生に聞くにも、次の通院は年明けなんよな~。

 

12.13金
起きても布団から動けず。決死の覚悟で起きて風呂に入り(このお風呂に入るのがものすごくしんどい)、大事なメールの返信をして、今日のワンマンライブの曲順を決める。ここからピアノに向かうまで2時間ほどかかって、ようやくピアノへ。練習するも、えっ! なんか! 全然ピアノが弾けない! もう10年以上弾いてる慣れた曲さえ間違えまくる! どうしちゃったのわたし! 薬の影響が脳にも出てしまってるのか!!!! 最悪なんですけど! 手指も痺れてるから弾きにくいのもあるけど、なんか脳がうまく信号を送れていない感じ! やばい! やばすぎる! 泣きながら練習しまくることの4時間。本当は早めに高円寺行って、ネルケンでコーヒー飲もうと思ってたけどそんな場合じゃない。あーどうしよう。夕方着替えて高円寺、円盤に入ってリハ。円盤が寒すぎて今日はコート着たままライブをすることに。練習してだいぶ取り戻したとはいえ、やっぱりめっちゃ不安定。泣ける。薬こわすぎ。本番、たくさんお客さん来てくださったのに、わたし絶不調でよぼよぼでした。悔しい。完全にラリっていました。顔面が引きつって口が回らず歌がちょっと変だったし、ピアノもへろへろでした。薬本当に怖い。わたしは、お医者さんに言われた通りに、用法用量を守って飲んだだけやのに。なんでこんなことなるんや。悲しく、悔しい気持ちで帰路。

 

12.14土
家にいてもダウナーで沼の底に落ちていくばかりなので、朝から電車乗って本郷三丁目の麦へ。もはや家より落ち着く麦。お気に入りの隅っこの席に着地。ハムエッグトーストのモーニングをキメる。

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日記を書いて、読書。ちょっとうたたね。ひとりで喫茶店でまどろむ時間がいちばん好き。2時頃に店を出て帰宅。帰って、IKAZUGOKEの新譜のジャケット内職にはげむ。youtube見ながら100組完成した。ああしかし相変わらず顔ひきつってるし、手痺れてる。ためしに今日はその新しい薬を抜いてみたのやけど、変化はなし。わたしどうなるんやろ?

 

12.15日

4時起きで朝から普通に労働。昨日、我が職場のじいじが71歳のお誕生日だったのでプレゼントにワンカップを二本買ってって渡した。好きなものがわかりやすい人はいい。しかしすっかり年末モードで今日は一日中鬼のように忙しかった。どんなけ繁盛するねんこの店。よぼよぼになって帰宅。あー引越ししたい。帰るたびに、もうこの家嫌やってなっている。最近はずっとスマホで物件検索の日々。

12.2~8日記

12.2月
4時起きで朝から普通に労働。頭痛がひどい。このところ毎日頭が痛い。右目がチックのように引きつったりもする。仕事は特筆すべきことはなし。上がって、夜は下北へ。H山監督夫妻、乾電池のA田さんBガルさん、唐組のK井さんI荷さん、女優のY村さんH原さんという豪華なメンバーに混ぜていただき会食。映画界、演劇界のすさまじい話をたくさん聞かせていただいた。印象に残っているのは、「我々は反社会的な活動をやっていると思っている!」とおっしゃっていたこと。そう、なにかと反社がどうこうと取り正される世の中だけれど、そもそも映画も演劇も音楽も小説も、社会への反発からはじまっているのやで! と目が覚めた気持ち。かっこいい先輩方のすごい話がたくさん聞けてよかった。なかでもBガルさんがひょうひょうと変な発言をたくさんなさるので爆笑だった。4時間くらい楽しくのんでお開きに。最後下北の駅の前で記念撮影しようとなり、A田さんが道行く若い女の子を捕まえて写真撮って~と声かけていてびっくり。A田さん、ドラマや映画に多々出演されている有名人なのに! 色々おもしろかった。K井さんとふたりでもう一軒行きましょとなって、如何にも下北って感じの文化的でオシャンティーな雰囲気のバーに行った。偶然にもマスターが小諸出身の方だった。映画『閉鎖病棟』のロケが小諸だったのでお世話になった。下北の夜を堪能し終電間近で帰宅。

 

12.3火
朝から裁判傍聴へ行こうかと思ったけど頭痛いし布団から出られず。ゆっくり起きて、午後からいつもの病院。血液検査して診察、頭痛がひどいむねを伝えて薬を出してもらう。高級お注射をキメる。精神科の診察にも入って眠剤の処方と元気が出る薬の処方もしてもらう。認めたくないけど、わたし、未だにメンヘラである。半日仕事で病院が終わって帰宅。流し台のそうじとトイレそうじだけしたら達成感。あとはこたつでYouTubeみてだらだらしていた。

 

12.4水
4時起きで朝から普通に労働。我が職場にはメンヘラが多く、ひとりはめっちゃメンヘラをアピールしてくるかまってちゃんで、リスカ跡を隠すためにわざわざ不自然なリストバンドみたいなのを年中つけていて、病院の話とかをことあるごとにふってきて、みんなに鬱陶しがられている。が、残念ながらたぶんわたしの方が年季の入ったメンヘラだし飲んでる薬もキツイし、なんなら話もめっちゃ乗れる、が、面倒なので知らんふりをして健全な人ぶっている。わたし、いじわるですかね。しかしメンヘラって多いね。帰って、とある動画をアップロードする作業に悪戦苦闘。4時間くらい頑張ってなんとか成功する。

 

12.5木
いい天気。朝から洗濯。ところで昨日からなんか手の指先がずっとびりびり痺れている。たぶん新しく飲み始めた薬の副作用であろうか? この場合、服用を中止した方がいいのか? でも頭痛は収まってきてるので、できれば飲みたい。ううむ。昼から新宿。もう16年来の、お兄ちゃんのように慕っているN島さんと、喫茶店でお茶した。なんやかんやで会うのは3年ぶりくらいだったので積もる話を6時間くらい。コーヒー2回おかわりして話したくった。N島さんはわたしの結婚も離婚も見送ってくれた人でもあるし、プライベーツをだいたい全部知ってくれてるので、何を話してもずっと楽しくって笑っていた。人生いろいろあるけれど、N島さんはたぶんずっとこれからも会うだろうしこれからもずっと好きだろうなっていう数少ない人のうちのひとり、どんなことがあっても変わらず付き合ってくれそうで本当にお兄ちゃんのよう。暗い気持ちになることが多いけど、こういう存在に支えられているなあとしみじみ思う。これからは3年と空けずときどき会いたいな。しかし出会ったときはわたしまだ女子高生だったのが、もう34歳。はやいもんや。

 

12.6金

4時起きで朝から普通に労働。朝、左小指の爪が割れて流血。ガーン。別に何かにぶつけたとかではなく、自然に割れたので、栄養不足とかそういうやつっぽい。ガーン。最近、栄養を考えてたんぱく質を摂らねばと思いサラダチキンを食べている。セブンのレモン味のサラダチキンがおいしくて二日に一個は食べている。でも、それだけじゃあきませんかね? 帰って、最近はまっている、ユーチューバーのえらてんさんの動画を見ていたら、なんと活動を休止してしまった! というのもここ数日明らかにメンタルを崩壊させていらっしゃって、その壊れていく様を映していて、それが目をはなせなくて見ていたんだけど、やっぱりそうなっちゃったか~って感じでちょっと心配。しかしわたし、YouTubeばっかり見てるな~終わってるな~。

 

12.7土
朝イチで美容院の予約。大っ嫌いな美容院だけど、白髪染めに行かないといけないので、2カ月に一回は行かないといけない。つらい。美容院の何が嫌って、まずどうでもいいBGMがいや、白々しいライティングもいや、勝手にチョイスされるファッション誌もいや。今行ってるとこは全く無駄話はされへんからそこのところはまだましやけど。ホットペッパーで予約したらポイントが溜まってて今回600円だった! やっすー! 美容院を出たら雨。しかも極寒。家帰っても極寒なのでパソコンと本を持って電車。北千住へ出てしばしルミネのブックファーストをうろうろ。北野武の小説が面白くて文藝冬号を買おうか迷う。スタバに移動して日記を書いて読書。スタバ嫌いと思ってたけど机が高くて椅子がフカフカで座り心地はよかった。BGMはアップルミュージックでN島さんに教えてもらったビリー・アイリッシュを聴いている。かっこいい。これでまだ17歳とか脅威すぎる。ゆっくり読んでいた帚木蓬生さんの『臓器農場』を読了。 

臓器農場(新潮文庫)

臓器農場(新潮文庫)

  • 作者:帚木 蓬生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/11/14
  • メディア: Kindle
 

 すさまじい話だった。ジャンルとしては医療サスペンスものなのかもしれないけれど、帚木さんはやっぱり人間のえぐみというか、裏と表の描き方がすばらしいなと思う、あとロマンスを混ぜてくるのも憎い。映画に出させていただいて、帚木さんにはまった。次は何を読もうかな~。

 

12.8日
4時起きで朝から普通に労働。出勤時が本当に寒すぎて去年長野ロケ用に買ったダウンを着て通勤。出勤すると珍しく元支配人現掃除夫のOさんが残っていて、ひさしぶりに顔を見れてうれしかった。あくせく働いているとびっくりなニュースを小耳に挟む。なんと、みんなから嫌われていた厨房のYさんというおじいさんが今日限りで異動になるとのこと! なんという吉報! Yさんというのは、若い女子にだけちやほやしてちょっと年配の女性や男子にはあからさまにいけずするたいへん陰険なじじいでわたしも嫌いだったので、これはうれしい限り。心の中でガッツポーズをキメる。そのほか特筆すべきことはなし。帰りにセブンイレブンで亀吉さんと僕のマリさんのネットプリントを印刷した。

11.25〜12.1日記

11.25月

4時起きで朝から普通に労働。昨日、福岡から帰ったばっかりなのに早速4時起きで労働、わたしえらい。しかし労働はつまらない。最近、本当に労働がつまらない。というのはタッグを組む相方が本当に気の合わない子ばかりなせい。まあ、そもそも同僚はみんな19歳~26歳くらいなので、こんな34歳のおばさんと話が合うはずもないのだけど。つまんないな~と思いながら働いていたら、午後、I丸G章さんがいらっしゃった! わーい! とちょっとおしゃべりして一瞬テンションが上がった。ら、同僚から、「え、今の、知り合いなんですか?」と訝しがられる。確かにG章さん見た目はたいへんいかついのだけれど心はとってもやさしいお兄さんなのやで~。そのほか特筆すべきことはなし。

 

11.26火

4時起きで朝から普通に労働。今日もつまらない労働だった。上がって、夜は椿屋珈琲店にてC書房の編集者のY本さんと会う。我が職場の目と鼻の先やけど椿屋は滅多に入らなくて、5年ぶりくらいに入ったけど、コーヒー1000円もするのにすごい繁盛していた。Y本さんに、先日送り付けた小説の感想をいただき、色々アドバイスをいただいた。小説、自分的にはやりきった感があったのだけど、いちからやり直しの提案も飛び出したりして、ちょっと意気消沈。あー小説、むずい。どんよりした気持ちで帰路。

 

11.27水

昼まで寝て、洗濯。雨なので部屋干し。午後からIKAZUGOKEの曲のピアノ録りを一曲やって、パソコンに入れて飯田さんに送信。15時頃に家を出て、いきつけの喫茶店本郷三丁目の麦へ。家から遠いのにわざわざ来てしまう、週に1回は絶対来たくなる麦。いつものピザトースト小とアイスコーヒー。お気に入りの隅の一人席に座って、2時間ほど読書。いつもそっけない感じのママさんと思しき女性が、今日はなんかすごいやさしかった。ついに顔覚えてくれたのかな。17時半頃に出て、丸の内線→銀座線で渋谷。夜はアップリンクで映画『解放区』を鑑賞。西成が舞台という触れ込みだったので期待していたのだけど、前半は東京やし、如何にも自主映画な感じでぐだぐだで、期待外れかな~と思ったけど、後半西成入ってからだんだんやばくなってきて、初めてシャブをキメるシーンをめっちゃアップで映しててびっくりした。かつてここまで露骨にシャブを映した映画があったでしょうか! 劇映画なので全部仕込みなんやけどめっちゃリアルで(いや、シャブキメたことないからしらんけど)、ドキュメンタリーを見ている気にさせられて、この監督正気か?ってなった。一畳のドヤでセックスするシーンもよかった。スクリーンの中で愛しの西成を見ていると、ひさしぶりに西成行きたい欲がぱんぱんになった。1週間くらいドヤに泊まって西成旅したいな~。帰りは渋谷じゃなくて代々木公園駅まで歩いて帰った。昔代々木八幡に住んでたので、このへんの奥渋といわれる区域は生活圏内やったけど、ひさしぶりに来たらお店だいぶ変わってて変な感じ。しかしわたし、よくこんなところに住んでたなあ~と思う。洒落た店しかなくて洒落た人しか歩いてなくて、こんな町、住める気がしない。代々木公園駅から千代田線に乗り、ゴッサムタウン足立区へ帰った。

 

11.28木

4時起きで朝から普通に労働。今日も退屈な労働。退屈やけどずっと忙しく、家でじっとしてると鬱になるので労働があるのはある意味健全でいられる。特筆すべきことはなし。帰りに紀伊國屋書店に寄って、村田沙耶香さんの新刊『変半身』を購入。

変半身(かわりみ) (単行本)

変半身(かわりみ) (単行本)

 

電車で早速読み始める。人間の成り立ちからすべてを疑ってかかる村田節にくらくら。まだ途中だけどすばらしい。帰ってホームページの更新だけ地味にやって早々と寝た。

 

11.29金

4時起きで朝から普通に労働。朝、昔の同僚で、わたしが入った頃大先輩だったのおねえさんRさんがふらっと来店! 5年ぶりくらいに会ってうれしくて抱き合った。立派なビスコ缶のおみやげもくれた。Rさん、映画も見てくれたらしい。未だにわたしのことなんか覚えて気にかけてくれてて、うれしくて泣けた。11時出勤の子が来なくて、なんとまたしても一人ばっくれて飛んでしまった! もう、なんなんや! ばっくれってほんまに嫌い! いい大人がすることか! のでひとり足りなくて誰も休憩いけなくて、わたし休憩いけたの結局15時半。さすがにおなか減りすぎて死んだ。 仕事上がって、夜は池袋の東京芸術劇場で、松井周さん×村田沙耶香さん原案の劇『変半身』を観劇。これは松井さんと村田さんが3年がかりで一緒に設定を練り、小説版を村田さんが執筆されて、演劇版を松井さんが演出という試み。読みかけている小説版とは劇はストーリーは全然違うくて、劇の方は松井さん色全開でうんこ哲学からのイルカ人間、民俗学とかも入ってて土臭いのにSFという壮大なおはなしだった。設定がぶっとびすぎてるので最初なかなか入っていけなかったけど、じわじわ面白みが伝わってきて、すごいかしこそうなことを言ってるようででも見方を変えたらめっちゃ滑稽で、スタイリッシュなのにどっかバカにしてる感じが松井さんやな~て感じでたのしめた。唐組の美仁音ちゃんが、唐組とは全然違うタイプの芝居をしてらしておおおっと思った。音楽や照明や最後の砂の演出がかっこよく、いつもの松井組のスタッフワークさすがと思った。終わってロビーに出たら、わたしのマネージャーのマッキーとばったり会って、一緒に楽屋挨拶へ。松井さんに感想を伝えれてよかった。初日乾杯に誘っていただいたけど、なんかいたたまれない感じになりそうだったのでそおっと退出して帰宅。

 

11.30土

家が寒すぎる。昨夜は足が冷えすぎて、睡眠薬キメて布団に入っても全然眠れなかったので、途中で起き出して『閉鎖病棟』撮影時に綾野剛さんがくださった充電式ゆたんぽを出した。オフデと記名してあるゆたんぽ。思い出が蘇る。11時頃にやっと布団から出て、洗濯。しばらくこたつで日記を書いて、午後から自転車で飯田さんちへ。飯田さんちの愛猫金太が三日前に亡くなってしまい、まずは遺骨にまんまんちゃあんする。

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金太は動物に悉く嫌われるわたしなんかにもなついてくれて、本当に優しい猫だった。またひょっこり押入れから出てきそうな気がして、居なくなったことが信じられない。気を取り直して、今日はIKAZUGOKEレコーディング。5曲をノンストップで歌録りした。なんと優秀なわたしたち、5曲を1時間半くらいで録り終えた!すごい!終わってしばしまったりして、最近わたしがはまっているユーチューブのとある動画(タブーすぎてかけません)を一緒に鑑賞。なんともいえない気持ちになる。自転車で帰宅。夜は録画していたNHKのバレエダンサーの男の子のドキュメンタリーをみた。


12.1日

4時起き、のはずが1時に目が覚めてしまい、そこから眠れなくてずっと起きていた。7時半から労働。怠け者のわたしが今週、週5で働いている。えらすぎる。16時にあがって、マッハで立川へ。今日は出演させていただいている映画『閉鎖病棟』の上映トークイベントがあるんである。電車の中でマネージャーマッキーと落ち合い、一緒に立川シネマシティ。はじめて降りたった立川、めちゃくちゃ人が多くて都会でびっくりした。エレベーターで平岩紙さんと会い、一緒に控え室へ。監督やプロデューサーのみなさん、坂東龍汰くんとも久しぶりにご挨拶。ポスターとパンフにサインをしつつ、お茶を飲みながら和気藹々。時間になってスクリーンへ。なんと!満席であった!リピーターの方もたくさんいらして、本当にありがたい限り。トークは、わたしはアホ丸出しでしたが、紙さんがいいことをたくさんおっしゃってらして、いい雰囲気であっとゆうまに30分が経った。楽しかった。あー映画って、本当にいいなあ。楽屋に戻って、金鶏百花奨映画祭作品賞受賞のお祝いのシャンパンをみんなで開ける。そう、『閉鎖病棟』は中国のアカデミー賞とゆわれている映画祭で作品賞と、鶴瓶さんが主演男優賞を受賞されたんである!おめでたい!素晴らしい作品に関われて本当にうれしい気持ち。紙さんは撮影の前乗りでこのまま新幹線で大阪入りとのことで、早々とさようなら。紙さん大好きなので淋しい。みんなでちょっと喋ってのち、お開きに。マッキーと中央線で帰った。帰り道中ぼんやりツイッターを見ていたら、トレンドに今日のザ・ノンフィクションの話題が上がってて、32歳の遅咲き美しすぎる女子プロレスラーとのことで、なんと、元同僚の長谷川美子ちゃんが出ていたらしい!長谷川美子ちゃんと働いていたのはもう5.6年くらい前になるんだけど、当時彼女は地下アイドルをやっていて、可愛いしスタイルのいい子だった。けど、まさかプロレスをやるなんて!びっくり!まあ、人生色々あるわね。放送見たかったな〜。

11.18〜24日記

11.18月

月曜やけど今日は労働はやすみ。ゆっくり起きて、カフェオレを淹れて、日記の更新をして、家のことをちょっとやって、おひるから高円寺。今日は劇団唐組のアトリエで秋公演おつかれさま会があるのである。ちょっとはやく高円寺についたので、ふらふら散策してたら、買い出しにきていた久保井さんと升田さんにばったり会う。早稲田通りを抜けて細道をとことこ歩いていたら、自転車の藤井さんとばったりすれ違う。高円寺って感じ。3時にアトリエに行くと、みんなが野菜を切ったりして飲み会の準備をしていた。二階の事務所で藤井さんに、秋公演の音楽を作らせていただいたおギャラをいただいた! うれしい! こうやって手渡しでいただくとありがたみがある。一階にみんなで集まって、乾杯。キャベツの塩しょうがあえ、ジャーマンポテト、かぼちゃとレンコンのソテー、箱馬のテーブルにおいしい手料理が並ぶ。締めには伝説の久保井さん特製アラブ煮が! アラブ煮とはなんぞやといいますと、鶏肉とじゃがいもやにんじんたまねぎやオクラなどがトマトでぐつぐつ煮込んであるスープのような煮物のようなもので、唐組伝統の食べ物。お話で聞くたびにいつか食べたいと思っていたもの。ついに食べられた! おいしいー。すごく好きな味だった! みんなで食べたからなおさらおいしかった。6時間くらいわいわいがやがや飲んだり食べたりして、最後に大入り袋がひとりずつ配られた! ちゃんと北村早樹子様って書いてあってうれしい。しかも唐組の大入り袋は5円じゃなくて500円も入っていた! 太っ腹! 袋を振って中身を出して、みんなで交換する儀式もやった。あーたのしい。みんなで作品をつくって、成功させて、こうやっておつかれさまが出来るって、こんなにたのしいのやなあ。次回のうれしいお話もいただいた。生きててよかった。9時半頃にみんなで片づけをして、事務所を出たら雨。べろべろの久保井さんと千鳥足で駅まで歩いて帰った。たのしい一日だった。

 

11.19火

起きて洗濯して干して、朝から東京地裁へ、今週も裁判傍聴。一件目、殺人。交通トラブルの末、ハイヤーの運転手をタクシー運転手が轢き殺した事件。だったのだけど今日は交通検証で専門的な話ばっかりで全然エモい展開は予想できなかったので早々に退出。二件目、強制わいせつ。被告人は32歳だけど頭髪がうすくて老けているおにいさん。前科6犯の痴漢常習犯。事件当日、被告人はいい子はいないかと小学校の周りを物色していて、狙いを定め、「遊びに行かない?」「身体触らせてよ」などと言い、女の子が首を縦に振ったように見えたからOKサインだと思って胸を触った、とのこと。そんなストレートに触らせてよってゆって、OKすると思うか? 被告人は頭髪のせいで自分は同世代の女性には全然相手にされず、SNSで中学生の子メッセージを送り合ったりしていたら、中学生女子は性に興味があると知ったので、誘ったら乗ってくれると思ったらしい。被告人は過去にも同じ罪で6回捕まっており、いつも小学生中学生に声をかけている。ロリコンの痴漢。ハゲも性癖もあって生きづらいのかもしれへんけど、犯罪は犯罪。でもあんまり反省してる感じではなかったのでまた再犯しそうな感じだった。三件目、準強制性交。被告人はマッチングアプリで出会った女性を食事に誘い、トイレに行った隙にお酒に睡眠薬を入れて飲ませ、意識を失ったところをラブホへ連れ込んで強姦。寝ている隙に女性の財布からお金を抜いたり、クレジットカードで勝手に買い物をしたりなど、その犯行は悪質そのもの。しかも同じ手口で今回だけでも3件立件されていて、たぶんもっとたくさんやってることでしょう。こういう男は即実刑! 執行猶予なし! というのはわたしの意見で判決はまた後日なのでわかりません。3つ見たので満足して、法廷を出て、丸ノ内線本郷三丁目。行きつけの名曲珈琲麦へ。裁判傍聴して、喫茶店で読書というわたしのいつもの休日のコース。安上りな趣味でよかった。3時頃に店を出て、銀行。昨日唐組のギャラをいただいたので、演奏で手伝ってもらった宇波さんへギャラの振り込みを一件。

 

11.20水

4時起きで朝から普通に労働。特筆すべきことはなし。風邪が流行っている。絶対うつりたくない。水飲み予防法を実践しているせいでおしっこばっかり出る。

 

11.21木

4時起きで朝から普通に労働。今日は本業は花屋さんだけど週1だけうちの店に入っているA川さんという女の子とタッグを組んだ。今まであんまりちゃんと話したことなかったけど、日本映画の趣味が似ていて話が弾んだ。色んな映画の話をしたけど『宮本から君へ』はすごかったという話に集結。人手が足りず残業。帰りに図書館へ予約してた本を取りに行って帰宅。考えなきゃいけないことが色々あるのだけど、思考停止してしまってこたつで死亡。夜に起き出して、近所のブックオフを久しぶりにパトロール。久しぶりに来たらブックオフ、大幅値上げしていた!今まで200円とか300円で売ってた文庫が軒並み500円になっている!しかも、最近改装してTSUTAYAと合併したから売り場面積が半分くらいになってて本の数も激減。単行本コーナーはなくなって文庫と新書しか置かなくなったよう。くそー。文庫棚で前から欲しかった吉村昭の『少女架刑』を発掘して購入。


11.22金

さむい。起きてもなかなか布団から出られず。9時にようやく布団から這い出し、今日は飯田さんがくるので部屋の片付け。最近、部屋が散らかり放題やったので、片付けるいい機会。掃除機もかけて、正午に飯田さんが来訪。明日のIKAZUGOKE練習をした。その後こたつでおしゃべり。ここ最近のわたしのプライベーツを聞いてもらったりした。夕方飯田さんが帰って行き、明日の福岡遠征の旅仕度。といっても今回は一泊やのでトランクもださずリュックひとつで行くことに。なんやかやリュックはパンパンになった。夜、そういえば今日は一歩も家を出てないと気づき、コンビニへ電気代の支払い、それから薬局へも寄った。雨がしっかりめに降っていたのでそそくさと帰宅。


11.23土

今日も雨で寒い。10時に家を出て、いざ羽田空港駅。浜松町からモノレールに乗る。一年に1回も乗らないけど、モノレールとかゆりかもめとか好き。羽田について、チェックインしてチケットを印刷し、手荷物検査。ものすごく並んでて30分かかった。早めに着いててよかった。搭乗。飛行機も1年に一回も乗らないけど、毎回興奮する。離陸の瞬間はワーっと拍手を送りたい気持ち。今回はLCCじゃなくJALだったのでドリンクがついてきた!コンソメスープを選択。テレビ画面がついてて、映画や番組見放題やったけどあまり気が乗らず、もってきた帚木蓬生さんの『臓器農場』を読む。2時間で福岡空港に到着。地下鉄で博多駅に出て、喫茶店に入る。カフェミエルとゆうお店でホットサンドを食べながら飯田さんと待ち合わせ。f:id:warabisco:20191124104933j:plain

飯田さんと落ち合って、1時間くらいおしゃべりし、4時くらいに出てバスターミナルへ。博多駅、すごくたくさんバスがあって迷う。バスターミナル、めちゃくちゃ人が多くてしかも東京と違って誰も並んでなくて、わらわら群がってる人々がバスが到着するやいなやぶわーっと一気に入り口に雪崩れ込む。こわい。これが福岡スタイルか。なんと群れに乗って乗車。満員であった。柳橋で降りて、今夜の会場ライブハウスUTEROへ。みなさんにご挨拶しつつ、リハ。無事リハも終えて、まだ1時間ほどあったので、飯田さんと近所を散歩。ブルマーシャンとゆう喫茶店に入る。ここがなかなか味わい深くてかわいいお店だった。猫の人形にいた。

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コーヒーは薄かったけどそれもご愛嬌。飯田さんとセリフ合わせをする。1時間して会場にもどり、楽屋でニーハオさんとしばし女子トーク。ニーハオさん、ライブ中は殺気立ってて超かっこいいんだけど、明るいところでみると全員美女さんでうっとりする。しかしトーク内容は主に白髪対策とお風呂何日入らず耐えれるかだった。時間になって開演。まずはオクムラユウスケさん。今日はオクムラさんはバンドセット。すごくかっこよかった!血湧き肉躍る!歌詞に痺れまくる。こんなかっこいい歌うたう人、東京にはいない。続いてニーハオ‼︎わたし音楽きいて踊るとかあんまりないんだけど、ニーハオは踊り狂った。見にきていたちびっこも曲に合わせて自然と体が踊ってて、なんかいい絵だった。明るくてたのしくてすごい元気をもらった。そして我らがIKAZUGOKE。初福岡ライブやったのですが、なんとラップからどっかんどっかんウケてくださってて、福岡のお客さんのあたたかさに感動した。東京やとポカーンとなるときもあるんやけど、福岡のみなさんはしっかり聞いてしっかり受け止めてしっかり反応をくれる。ありがたかった。途中、電子ピアノが誤作動を起こし、ペダル踏んでないので音がつながっていく怪現象に悩まされたのだけど、飯田さんのセリフのすきにピアノのコンセントを抜いて電源を入れなおすというミッションに成功し、事なきを得た。焦ったー。我らのあとはFUCKERさん。「パパ全然歯ないんだよ〜」のうたがすごい好きだった。途中ユカリさんが乱入をしてデュエットするのが、いい夫婦満開で胸きゅんだった。ユカリさんFUCKERさん共鳴くん家族や、オクムラさんあびくん親子をみていると、家族ってすばらしいなーと思って、胸がじんじんして、なんか涙が出そうになるのはなんでだろう。最後まで隅々までたのしいイベントだった。なんと物販で、持ってきたアルバムが完売!うれしー!福岡のみなさん、本当にありがとうございました。終わって、ウエストとゆう24時間営業のうどん屋さんで打ち上げ。もつ鍋もうどんもおいしくて安くてびっくり。こんな店東京にはない。打ち上げでもあびくん共鳴くんがほんと可愛くって、ステキなかっこいいパパママのもとに育つと、可愛いいい子に育つんやな〜と実感。2時くらいに店を出てお開きに。飯田さんと天神までタクシーに乗り、わたしは2000円のゲストハウスへ。おっさんたちのいびきがこだまするなかなかのゲットーハウスだった。睡眠薬をキメても興奮しててなかなか眠れず。


11.24日

ゲストハウスで目覚める朝。睡眠薬ばきばきにキメたのに3時間しか寝れなかった。ベットでだらだら帰り支度。シャワーあびる元気が出ず、はみがきして顔だけ洗って着替える。チェックアウトしたら外は雨。ゲストハウスに傘を借りる。天神駅の方へ歩き、調べていた風街珈琲店とゆう喫茶店でモーニング。

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まあ普通の喫茶店。アイスコーヒーが濃くておいしかった。1時間半くらいアイホンで日記を書く。12時すぎに出て、地下鉄で福岡空港福岡空港は都会にあるから近くて便利やなあ。飛行場につき、チェックインして手荷物検査。搭乗の時間になってもゲートが開かず。なんか準備に時間がかっているとかで20分遅れでの搭乗。天下のANAやのに。飛行機の中では寝た。無事成田について、京成線。しかし京成線30分に一本しか来なくて、ちょうど行ったばっかりで駅で超待った。京成高砂〜金町経由で常磐線。無事に帰宅。一泊だけの旅だったけど、すごく濃厚で楽しい時間だった。ライブは最高だったし打ち上げも楽しく、喫茶店も3件回れたし満足。福岡、また行きたいな。

11.11~17日記

11.11月

4時起きで朝から普通に労働。特筆すべきことはなし。突然の告白ですが、恋人と別れた。

 

11.12火

4時起きで朝から普通に労働。今日は夕方、警察沙汰あり。昼間っからひとりで景気よくビールを何本もあけていたおばちゃんが、夕方会計の際お金を全然持っていなくて、身分証も何も持っていなくて、おばちゃんの言い分では昨夜ホストクラブでボラれて全然お金がないとかゆっていて、それとこれとは話が別、お金が払えないなら警察呼びます、となって結構おおごとに。偶然別のテーブルにおばちゃんの知り合いが座っており、その知り合いにお金を借りる、とかおばちゃんは言い出して、しかしその知り合いは、お金を貸すのを嫌がっており、わたしは途中で帰ったので結末はわからんのだけど、帰り際に見たところ屈強な警官がふたりも来て、おばちゃんを尋問していた。おばちゃんは身なりも小綺麗な感じで全然お金持ってない感じには見えなかったのだけど、色んな人がおるなあ。とりあえず、お金がないのに飲食店に入るにはあきません。まあここだけの話、わたしとしては、ひさしぶりにちょっと事件ぽくなってうきうきしてしまったのは事実。よくないことだけど、学生時代コンビ二で働いていたときも、万引き事件があるたびにうきうきしていた。困った性分です。帰って、小説の推敲。夜、編集さんにエイヤっと送信。

 

11.13水

朝から北千住の保健センターへ。9月に受けた健康診断の結果説明会というやつがあり、去年までは結果が郵送されてきたのに今年はわざわざ取りに行って説明を受けなあかんらしい。受付にいくと、結果のファイルを渡され、ひとりずつ個人面談みたいな感じで結果表を見ながら健康状態についてあれこれ説明された。体内年齢は去年に引き続き今年も安定の19歳! しかし骨密度は70代。そしてわたし、なんの運動もしてないのに脚の筋力だけすごいと褒められた。労働のおかげかな。血液検査では肝臓の数値が高く、でもこれはたぶんいや確実に持病の薬の影響なのでどうしようもないですね~といわれた。食生活についても事細かに聞かれ、お菓子が主食というとそれはいけません、野菜を! とにかく野菜を! と言われた。うん、わかっている。わかってはいるのだけど。。。小一時間ほど説明を聞いて終了。一旦帰宅。家でしばらくだらだらして、昼過ぎに家を出て池袋。グランドシネマサンシャイン白石和彌監督の映画『ひとよ』を鑑賞。安定の白石テイスト、すばらしかったのだけど、佐藤健の役が、わたしのやりかけてること、やろうとしていることと重なりすぎて苦しくなった。育った環境を恨むなら売ってやる、それしかない、それしか出来ない人間の葛藤。田中裕子も松尾茉優も佐藤健もよかった。しょっぱな和田光沙さんが出てきたのもうれしかった。いい映画だった。終わって、1時間ほどベローチェで時間を潰し、夜は個室居酒屋でナックルズの鈴木智彦さんとの対談収録。このシリーズ、大人の事情で半年お休みだったのでひさしぶりに鈴木さんに会った。誌面には載せられませんが、毎回何故かプライベーツの報告をしていて、この半年の色々もご報告。笑っていただけたのでよかった、のだけど後半から謎の頭痛に襲われて内容をあまり覚えていない。23時頃帰宅。

 

11.14木

起きて洗濯して干して、朝から東京地裁へひさびさに裁判傍聴へ。一件目、児童買春。被告人が不出頭で、一瞬で終わってしまって、二件目、「営利誘拐、監禁致傷、拐取者身代金取得、脅迫、恐喝未遂、恐喝」というややこしそうな罪名。被告人は、オンラインゲームで知り合った人々をオフ会と称して家に呼び、そこから同居を持ち掛け、生活費だと言って金銭を要求し、搾り取れるだけ搾り取ってしまいには両親から金を引っ張れと恫喝し、実際に被害者の実家にまで行ってお金を持ってこさせ、時には首を絞めて脅したりもしていて、なかなかハード。被害者は何人もいて、今日はそれらの犯行をずっと近くで見ていた21歳の女の子(この子もオンラインゲームで出会って同居を持ち掛けられたくち)の証人尋問だった。不思議なのが、被告人には妻がおり妻と同居しているにも関わらず、この女の子に付き合おうと申し出て、被告人は妻と、女の子と3人で川の字になって寝ていたらしい。妻よ! いいのかそれで! 女の子曰く、被告人も妻も仕事はしておらず、でも一軒家に住んでいて、たぶんずっとこの手口で恐喝してむしり取ったお金で暮らしていたっぽい。なんか、やり口が北九州監禁殺人事件を彷彿した。昼休みに入って、午後からも裁判は続くようだったけど、昨夜からの頭痛がまた再燃しだしてずきずきしてきたので、法廷を出て、丸ノ内線本郷三丁目。行きつけの名曲珈琲・麦。f:id:warabisco:20191118001922j:plain

ピザトースト小とアイスコーヒーを頼んでのんびり読書。いい休日。15時頃に帰路。帰りにやけどで通っている皮膚科へ。労災の申請書を持って行って、先週10割負担で1万かかった分を返金してもらった。ほっ。しかし病院ってどこも混んでいる。皮膚科にもこんなに人くるんやね。やけどは順調に治りつつあるよう。ほっ。

 

11.15金

4時起きで朝から普通に労働。出勤してびっくり。壁という壁に、すっごいダサい絵がいくつもいくつも展示してある。なんじゃこれ。どうやら我が店、壁をギャラリー貸しするようになったよう。やめてくれー。お店に合った素敵な絵ならいいけど、どれもこれもまじで舐めとんかっていうレベルの信じられないくらいセンスがない絵。創業50年以上の厳かな純喫茶やのに、これはないやろ。全部剥がしたい。同僚もみんな同意見。でも上層部がやるというので仕方がない。テンション駄々下がり。あーどんどん変な店になっていくなあ。時給のこともあるし、もう潮時なのかもしれない。しかし他にわたしなんかが働ける場所が思い当たらない。うーむむむ。そのほか特筆すべきことはなし。

 

11.16土

午前中に家を出て、はるばる二子玉川へ。今日は元同僚のAちゃんとひさしぶりにデート。駅で待ち合わせ、如何にも二子玉って感じのシャレオツなカフェでランチ。しらすの乗ったスパゲッティを食べた。シャレオツカフェなのだけど何故か店内めちゃくちゃハエが多く、ずっと視界を飛び交っていてまるでインドのようであった。食後のコーヒーも飲んでゆっくりおしゃべり。店を出て、しばし二子玉を散歩。Aちゃんと可愛い家具やさんや食器屋さんや雑貨屋さんなんかをウインドウショッピングした。どの店も足立区には絶対ないようなお店で新鮮だった。その後多摩川を超えて、Aちゃんちへ。Aちゃんちには猫ちゃんが3匹いて、猫を撫でながらお茶を飲んで暗くなるまで積もる話をしゃべりまくった。Aちゃんはたいへん人格者で、すごく明るいポジティブパワーを発していて、というとわたしと真逆な感じがするけれど、Aちゃんは反対側の闇をしっかり知った上でのポジティブなので、全然いやな感じがしなくて、話していて元気をもらえる。明るくポジティブにタブーな話が出来るのでたのしい。大きな声では出来ない話なのでお隣さんに聞こえないようにテレビを流してたら、急に沢尻エリカニュースが流れてきてびっくり。6時間くらいしゃべり尽くして、18時半くらいにお暇。たのしい土曜日だった。

 

11.17日

4時起きで朝から普通に労働。昨日はひとり欠勤が出たため、社員もバイトも大半が13時間労働だったらしい。最近本当にブラックぶりがやばい。まあ、わたしは残業せずに帰るけど。定時に上がって、今日は夜は神保町試聴室で、大喜利大会に出場。みんな天才的におもしろく、わたしなんか絶対一回戦敗退やと思っていたらなぜか一回戦で二位になってしまって、二回戦も出るはめに。大喜利って瞬発力やから、みんなすごい数の回答をしてて、わたしはゆっくり考えないと出ないから苦労した。でも普段使わない頭の回路を使うし、頭の体操になった。山田民族さんの回答が衝撃的におもしろくておなか抱えて笑った。あの人なんなんやろー。横浜日ノ出町試聴室のみんなが集結していて、ひさしぶりにみんなと会えてたのしかった。いい大人が、こうやってお金とか自己表現とかじゃなく、純粋に遊んでふざけ合えるって平和でいいなあとしみじみ思った。